こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はライトショアジギング講座をやっていきましょう。
今日のテーマは、ライトショアジギングに使うおすすめなメタルジグ、選び方の基本を紹介します。
紹介するメタルジグは、管理人である筆者が
- 全て実費を払って購入
- 公平な視点でアクションや使用感をチェック
- 実際に魚を釣って反応を確認
これらを満たしたものになっていて、適当な寄せ集めや、根拠のない謎のランキングではありません。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- シーズン中は毎日のように地磯へ行ってヒラマサを釣っています
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については、釣行記やYouTube・Twitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
動画で徹底解説!
▼ライトショアジギングにおすすめなメタルジグの特徴・実際のヒットシーンを動画で紹介
ライトショアジギング用メタルジグの選び方
まずは、ライトショアジギングに使うメタルジグの選び方について、簡単にまとめておきましょう。
メタルジグの重さ
ライトショアジギングで使うメタルジグですが、目安としてはだいたい30g~50g程度までを使用します。
ざっくりとした重さ選びとしては
- 30g:漁港内や水深があまり深くないサーフなど。ヒラメやタチウオ狙いのメインウェイト
- 40g:そこそこ水深のある堤防や急深なサーフなど
- 50g:外洋に面した流れの効く堤防やサーフ・磯など
私の場合はだいたいこんな感じで考えていますね。
ある程度速いテンポで誘うことが多い青物狙いでは40gほどをメインに。
ヒラメなどをサーフで狙ったり、タチウオなどを狙う時はゆっくり誘える30gクラスの使用頻度が高くなりますね。
色・カラー
メタルジグの色ですが、一番わかりやすいのはベースカラーで分ける方法です。
無難に使うのであれば
- シルバー
- ゴールド
- グロー(ゼブラグロー・スポットグローなど含む)
ボックス内全体で見た時に、これらのカラーを最低各1つずつは用意しておくのが最もシンプルです。
青物狙いの場合はシルバーをメインに。
底物やタチウオを狙う時は、アピール力重視でゴールドやグロー系ジグの使用頻度が高くなります。
正直言ってカラーは好みの部分も大きいので、まずは信頼して使える・釣れそうな気分になれるものを選んでも問題ありません。
素材・比重
メタルジグの素材ですが、基本となるのは鉛素材になります。
アイテムによっては比重が違う素材を使用しているものがあり、
- 亜鉛:軽比重の素材
- 鉛:一般的な素材
- タングステン:高比重素材
ショアジギングで使われるメタルジグの素材としては、こんな感じになります。
オフショア(船)のジギングでは、鉄素材のジグが使われることもありますね。
上はタングステン素材のメタルジグ、下が一般的な鉛素材になります。
同じ重さのアイテムですが、比重によってサイズ感がかなり変化しますね。
基本的には鉛素材のジグで問題ありませんが、シラスなどのかなり小さいベイトフィッシュを偏食している時は高比重なタングステン。
スローな誘いでなければ食ってこないような時や、水深が浅い場所を狙う時は軽比重な亜鉛素材のジグなどもおすすめです。
まるなか
形・形状
メタルジグはアイテムによって形が違います。
形はかなり重要で、特に食い渋った状況下ではちょっとした違いでアタリの数に差が出ることも普通です。
簡単に分けるなら、
- 幅広で平べったいもの:スローな誘いが得意なものが多い。少し活性が低い青物を狙ったり、ヒラメなどの底物狙いなど
- 細身なもの:カタクチイワシやキビナゴなどの細いベイトフィッシュを食っている時。早めの誘いで使ったり、潮が早い状況下など
こんな感じで、平べったいものはジグがしっかりと潮を受けるので、軽い・スローな誘いでもしっかりとジグがヒラヒラと動きます。
一方、強い・早い誘いで使ったり、払い出す潮が強く利いている状況下になると、ジグが暴れすぎて食わなくなることがありますね。
細身のジグはその逆で、スローな誘いではアピール力が少し弱くなりますが、素早い誘いや潮を強く受けてもジグが暴れにくく、魚に違和感を与えにくい特徴がありますね。
重心バランス
メタルジグには、重心バランスが設定されています。
これによってアクションの質や得意な操作方法が変わってくるので、選ぶ時は気をつけます。
ざっくりと分類すると、
- フロントバランス:水平フォールし、ジャーク・巻きを自在に組み合わせて使う。中・上級者向け
- センターバランス:水平フォールする。オールラウンドに使えるメタルジグ
- リアバランス:尻下がりにストンと落ちる。飛距離に優れ、素早いアクションやただ巻きて強い波動を出しやすい
ジグの重心バランス毎の特徴としては、こんな感じになります。
初心者の方の場合は
- 青物・回遊魚を狙う:センターバランスのジグを中心に、リアバランスのジグも揃える
- 底物狙い:平たい形状のセンターバランスのジグ
まずはこんな感じで選んでおけば問題ありません。
底物を狙う時は、フォール中が最大のバイトチャンスになりやすいです。
ですので、ヒラメやロックフィッシュなどを狙うときは、水平姿勢でヒラヒラと沈下する平べったい形のセンターバランスのジグが使いやすいですね。
簡単に特徴を紹介するなら
- 細長いもの:速い誘いや大きめのジャークで使いやすい。主に青物狙い向き
- 平たくて幅が広いもの:ヒラヒラとゆっくり沈み、狭い範囲で丁寧に誘える。低活性な青物や底物狙いなど
このようになります。
青物を狙うのであれば、状況によって細長いものと平たい形状のジグの両方を用意しておくのがおすすめです。
一方でヒラメや根魚を狙うのであれば、平たい形状のジグを用意しておけばだいたい何とかなりますね。
まるなか
ライトショアジギングのフックセッティング
メタルジグのフックセッティングですが、初心者の方や、魚種問わずに狙いたい場合は
- フロント:アシストフック
- リア:トリプルフック
このように、前後にフックをセットした形がおすすめです。
青物を狙う場合など、大きめのジャークや高速アクションを与える時は、リアフックを外してフロントフックのみにした方が使いやすいことも多いですね。
私が青物を場合は
- 釣れる青物のサイズが小さい:口が弱くて身切れしやすいので、フロントにダブルアシスト。もしくは前後にフックをセット
- 中型以上の青物がメイン:フロントにシングルまたはダブルアシストのみ
こんな感じで使い分けています。
前後にフックをセットしてしまうと、口以外にフックが掛かってしまうことがあり、サイズが大きめの青物になるとファイトがかなり大変になることがあります。
また、根掛かりの原因にもなるので、根周りを攻める時や、ある程度魚が大きい時はフロントのアシストフックのみで使うことが多いです。
▼メタルジグのフック選びに関する詳しい解説は【ショアジギング用アシストフック選び・おすすめを徹底解説】を参考にどうぞ。
良くある質問
ジグ選びで釣果は変わるのか?
メタルジグ選びで釣果が変わるのか?という質問を受けますが、これまで私が散々魚を釣ってきた印象としては
- 青物やタチウオなど:状況次第で大きく変わる
- 底物:ジグ選びよりも時間や潮の通り方などが重要
このように考えています。
青物やタチウオなどを狙う時は、微妙なジグのアクションや波動などによって明らかに釣果が変わることがあります(釣れる時はどれでも釣れます)。
一方でヒラメやカサゴ・ハタなどの底物の場合は、正直言ってどのジグを使っても大差なく釣れることが多いですね。
明確な釣果の差が出ることは、かなり少ない印象です。
まるなか
実釣動画
ライトショアジギングでオーソドックスな形状のメジャークラフトのジグパラショート、ややスリムなジグパラセミロングを使い分け、ライトショアジギングで良型青物を釣っていきます。
状況に合わせたメタルジグの使い分けやアクションの参考にしてみてください。
ジグはいくつ買ったら良いのか?
これからライトショアジギングを始める初心者の方の場合ですが、私のおすすめとしては
- センターバランスのやや平たい形状のメタルジグ
- センターバランスの細身のメタルジグ
- リアバランスのメタルジグ
- タングステン素材のメタルジグ
このような形のジグを用意しておけば、最初のスタートとしては何とかなると思います(1つずつからでも大丈夫です)。
カラーはうまくバラけるように、あまり似たようなものばかりにしないようにします。
後は実釣してみて、反応が良かったジグや、もっと違う使用感のジグが欲しくなった時に少しずつ買い足していけばOKです。
いきなり沢山揃える必要はありませんからね。
普通のライトショアジギング用とショアスロー用ジグの違い
ショアスロー用のメタルジグとの違いについてですが、ショアスロー用の設計のものは
- 左右非対称形状になっている
- より平たく・エッジが鋭い
このような特徴をもったメタルジグが多くなっています。
ショアスロー用のアイテムは、フォール中のジグがよりヒラヒラと・イレギュラーに動きやすかったり、狭い範囲での小刻みなジャークに対応しやすいものが多いですね。
しかし、ショアスロー用ジグというのは、あくまで人間が区別しているだけです。
実際には、ショアスロー用ジグでなくても、同じような使い方に対応できるものは沢山あります。
- ショアスロー用ジグはスローな操作でしか使えない
- 普通のライトショアジギング用メタルジグではショアスローはできない
このように考える必要は全くありません。
慣れてくれば、ジグの形状を見ただけでどんな使い方に向いているかはだいたいイメージできるようになってきます。
ライトショアジギング初心者の方におすすめなメタルジグ
まずは、初心者の方にもおすすめな偏った癖が無くてオールラウンドに使いやすいものを紹介していきます。
メジャークラフト ジグパラショート
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平
- アピール力:平均
ジグパラショートは、魚種問わずに狙う五目狙いのライトショアジギングで非常に汎用性が高いメタルジグ。
やや偏平したボディはただ巻きや軽いジャークでヒラヒラとしっかり動き、アクションを与えるのが苦手な初心者の方にも比較的楽に操作できます。
簡単な操作で色んな魚を狙いたい方へ、ジグパラショートはかなりおすすめなジグですね!
▼詳しい使用感解説は【ジグパラショート徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
オーナー 撃投ジグ
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平→尻下がりのフォール
- アピール力:平均~やや強め
オーナーの撃投ジグは、センターバランスのオーソドックスな形状のライトショアジギング対応のメタルジグですね。
撃投ジグは、他のセンターバランスのジグと比較すると、フォールがややスピーディーになっています。
深場攻略においてもレンジキープが容易になっていて、ボトム周辺を攻めたい時にも使いやすいジグですね!
魚種問わず使えますが、私としては青物狙いで特に使いやすい印象です。
▼詳しい使用感解説は【撃投ジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ZEAKE Rサーディン
- 素材:鉛
- 重心:センターやや後方寄り
- フォール:水平
- アピール力:強め
ZEAKEのRサーディンは、やや後方寄りの重心設定が特徴の、偏平したボディ形状のメタルジグです。
若干後方寄りのバランスになっているので、無風・追い風の時は飛距離の安定感もかなり良好ですね。
一方、ピラピラした形をしているので、横風には弱めです。
アクションはヒラヒラ感が強くてやや大きめに動く性質があり、低速~中速の巻きやゆったりしたロッド操作で柔らかなアクションを発生させます。
一方で払い出す潮が強く効いているような状況では、ジグが大きく動きすぎてしまって少し使いにくいことがあります。
▼詳しい使用感解説は【Rサーディン徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
DUO ドラッグメタルキャスト
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平
- アピール力:平均
ドラッグメタルキャストは、やや小粒で丸っこい形状のセンターバランスのジグですね。
安定した飛距離とアクションの大きさで偏った癖が無く、魚種問わずにオールマイティに使えるおすすめジグ。
巻き・ジャーク共に使えますが、ジャークする時はやや小刻みなロッドアクションに向いている印象があります。
パッケージから取り出してそのまま使えるので、ライトショアジギング初心者の方にも使い勝手が良いですね!
▼詳しい使用感解説は【ドラッグメタルキャスト徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
リトルジャック メタルアディクト02
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:平均
メタルアディクト02は、偏平気味のボディ形状が特徴のリアルなメタルジグです。
ややマイナーなメーカーのメタルジグですが、非常に良い働きをしてくれます。
個人的には、見た目的なリアル感はどうでも良いというのが正直なところですが、アクションの質・バランスが非常に良好なアイテムです。
強すぎないヒラヒラ感でスイミングし、ジャークに対する追従性やフォールアクションも強すぎず弱すぎずで、泳がせてみると釣れそうな気分になれます。
実際に魚の反応も非常に良く、青物・底物問わず万能に対応できますね!
▼詳しい使用感解説は【メタルアディクト02徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ハヤブサ ジャックアイマキマキ
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:ブレード付きメタルジグとしては平均
ジャックアイマキマキは、最近増えてきているブレード付きのメタルジグですね。
基本的にはただ巻きやストップアンドゴー・軽めのジャークなど、巻きや弱めのロッドアクションを与える使い方に適しています。
ライトショアジギング初心者の方でも簡単操作で扱いやすく、普通のジグに食ってこない状況下などで思わぬパワーを発揮することもありますね!
ジャックアイマキマキはブレード付きメタルジグの中でも抜群のボディバランスと使用感を持ち、飛距離・フォール姿勢・アピール力などのバランスが非常に優秀。
ブレード付きジグでどれを選んだら良いのか分からない時は、まずはこのジグを使ってみるのがおすすめですね!
▼詳しい使用感解説は【ジャックアイマキマキ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ダイワ TGベイト
- 素材:タングステン
- 重心:センターバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:平均
TGベイトはタングステン素材のメタルジグの超定番で、古くからラインナップがあります。
タングステン素材のジグとして超定番で、シラスや小型のキビナゴなどを偏食するカツオ類やサバ・アジなどに特に強いですね!
ナブラが出ているのに、ジグを通すと完全にスルーされてしまうような状況でコンパクトシルエットのジグは非常に強いですよ!
▼詳しい使用感解説は【TGベイト徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
青物狙いにおすすめなメタルジグ
オーナー 投技ジグ
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:平均~やや大人しめ
投技ジグは、かなり細身のシルエットが特徴のセンターバランスのメタルジグですね。
引き抵抗が非常に軽くなっていて、潮が速い状況下や高速巻きなどを混ぜて使う時にも、バランスを崩しにくくて使いやすいアイテムです。
スリム系メタルジグ入門用アイテムとしてもおすすめです。
▼詳しい使用感解説は【投技ジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ジャクソン メタルエフェクトステイフォール
- 素材:鉛
- 重心:センター後方寄り
- フォール:水平フォール
- アピール力:やや控えめ(スリム系の割にはしっかり動く)
ジャクソンのメタルエフェクトは、やや後方寄りの重心設計のメタルジグです。
投技ジグとともに、ライトショアジギング対応のスリム系ジグとしてかなりバランスが良く、使いやすいアイテムですね。
メタルエフェクトの方が若干アピール力が高く、浮き上がりやすい印象があります。
ボディ側面がくぼんだ形状になっているので、潮をしっかり受けてアクションします。
青物・底物問わず使えますが、スリムな潮抜けが良い形状を活かすのであれば、個人的にはやや青物狙いの方が使いやすいと感じていますね。
▼詳しい使用感解説は【メタルエフェクト徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
オーナー 撃投ジグレベル
- 素材:鉛
- 重心:フロントバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:巻きによるアクションはやや控えめだが、ジャークでワイドに動く
オーナーの撃投ジグレベルはフロント寄りの重心設定のメタルジグ。
センター・リアバランスのジグと比較すると、綺麗に投げるのにコツがいりますが、私が青物を狙う時に一番使用頻度が高いといっても過言ではないジグですね。
ロッドアクションを与えた時にそこそこワイドな滑走を見せ、イレギュラーにヒラヒラしながら滞空時間が長いフォールを見せますね。
ゆったりめのロングジャークや高速巻きのコンビネーションでかなり使いやすく、特にカンパチなどを狙う時に動きの変化で見切らせずに食わせるのが得意なジグですよ!
▼詳しい使用感解説は【撃投ジグレベル徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
メジャークラフト ジグパラセミロング
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:やや控えめ
ジグパラセミロングは、やや細身のメタルジグになります。
非常に人気のあるジグパラショートと比較するとマイナーですが、潮を受けてもジグが暴れにくく、絶妙にナチュラルなアクションになっているのが非常に大きな特徴です。
ゆったりとした大きめのジャークや、中~高速巻きをコンビネーションさせて使うのにおすすめで、平たい形状のジグだとバタバタと強く動きすぎてしまう時に強いですね!
▼詳しい使用感解説は【ジグパラセミロングインプレッション】を参考にどうぞ。
一誠 ネコメタル
- 素材:鉛
- 重心:フロントバランス/リアバランス
- フォール:水平フォール/バックスライドフォール
- アピール力:平均クラス
一誠のネコメタルは、前後のアイのどちらにラインをセットするかで重心バランスを使い分けられるメタルジグ。
魚種問わずに使えますが、私の場合はフロントヘビーセッティングで青物を狙うのが特にお気に入り。
フロントヘビーセッティングでテンションを抜くようなジャークをすると、「ギュンッ」と身をひるがえすようなキレのあるアクションを発生させます。
この動きがブリやカンパチなどによく効く印象があり、撃投ジグレベルのようなジャーク&高速巻きのコンビネーションで使うことが多いです。
ライトゲーム用の極小サイズはアジやメッキ狙いで実績が高く、ネコメタルシリーズは良く釣れるお気に入りのジグの1つですな。
▼詳しい使用感解説は【ネコメタル徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ダイワ ショアスパルタンダーティンジグ
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平フォール
- アピール力:やや控えめ
ダーティンジグは、ジグ表面のくぼみが特徴的なメタルジグ。
このくぼみによって潮抜けが良く、深場狙いや払い出す潮が効いている場面でも操作感が重くなりにくく、快適に使いやすくなっています。
巻きやフォール時のアピール力は控えめですが、ロッドアクションを与えた時のスライド幅はやや広く、緩急をつけた誘いや大きめのジャークにおすすめ。
潮が良く効くちょっとした磯や防波堤のライトショアジギングにおすすめですよ!
▼詳しい使用感解説は【ショアスパルタンダーティンジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
飛距離が欲しい状況下におすすめなメタルジグ
向かい風の状況下など、飛距離を優先したい時の青物狙いで使いやすいメタルジグを紹介します。
オーナー 撃投ジグエアロ
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:
- アピール力:平均クラス
撃投ジグエアロは、リアバランスの飛距離・ハイピッチの誘い向けのメタルジグ。
ストンと素早く沈み、巻きで使うとブルブルと強めのテールスイングを発生させます。
ジャークに対しては直線的に持ち上がるような動きを見せ、中速~ハイピッチの誘い上げにおすすめです。
文句なしのカッ飛びジグで、飛距離を優先したい時に使うリアバランスのジグとして非常におすすめ。
▼詳しい使用感解説は【撃投ジグエアロ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
シマノ コルトスナイパーイワシロケット
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:尻下がり
- アピール力:やや控えめ
イワシロケットは撃投ジグエアロに似た形状のリアバランスのメタルジグ。
このジグもカッ飛びですが、アクションはややナチュラルで波動は少し控えめですね。
塗装強度が低く、砂利のサーフや磯で使うとすぐにジグがボロボロになってしまうのが難点。
耐久性はエアロの方が明らかに高いので、綺麗に使いたい方はウレタンコートが必須です。
実釣性能自体は十分高く、潮が走っている場面や深場狙いもスムーズにできるジグですよ!
▼詳しい使用感解説は【コルトスナイパーイワシロケット徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
メジャークラフト ジグパラジェット
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:尻下がりでバックスライド気味
- アピール力:やや強め
ジグパラジェットはスリムな形状のリアバランスのメタルジグですね。
空気抵抗が小さく、非常に安定した飛距離を見せます。
主に青物狙いで使いやすいメタルジグになります。
早めのテンポのジャークに対する追従性が高く、スピーディーに上昇するアクションを演出しやすいですね。
巻きで使用すると、やや強めのテールを振ってスイミングします。
センターバランスのジグよりも直線的なアクションで誘いを掛けたい時や、テンポよく広範囲を探りたい時におすすめです。
▼詳しい使用感解説は【ジグパラジェット徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ジャッカル ビッグバッカージグ
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:尻下がりの素早いフォール
- アピール力:かなり強い
ビッグバッカージグは、ややコンパクトな後方重心設定のメタルジグです。
アクションの質はやや極端で、巻きで使用すると、かなり強烈なテールスイングで強く魚にアピールします。
ルアーの操作感を穂先でしっかり把握したい方におすすめです。
ロッドアクションによるジャークで使用する場合は、沈むのが早いので早めのテンポの誘いに向いています。
なお、ジャークで誘う時は青物向きですが、強烈な波動を活かした巻きで使用すれば、底物狙いにも対応できます。
▼詳しい使用感解説は【ビッグバッカージグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
低活性・底物狙いにおすすめなメタルジグ
ラストに紹介するのは、比較的スローな誘いで活性が落ちた青物を丁寧に探ったり、ヒラメやハタなどの底物狙いで活躍するライトショアジギングにおすすめなジグ。
アイマ ガン吉
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:水平
- アピール力:強め
アイマのガン吉は、ややリア寄りの重心バランスが特徴的なメタルジグ。
後方に重心がある分、センターバランスのジグよりも飛行姿勢の安定性が高く、初心者の方でも楽にロングキャストしやすくなっています。
また、アクションを与えた時にレスポンス良く、力強く動くので、操作感を失いにくいジグですね!
五目釣りに使えますが、潮受けが良いジグなので、激しく操作したり、払い出す潮に当てるとジグが暴れやすくいので、スローな操作向けのおすすめジグ。
▼詳しい使用感解説は【ガン吉徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ダイワ サムライジグR
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平
- アピール力:やや強め
サムライジグRはジグパラショートと似ている五目釣り対応のメタルジグ。
アクションが非常に柔らかくて良い感じなんですが、以前は風に弱くて遠投性能が低いという欠点がありました。
モデルチェンジで「R」という名前がつき、重心を若干リア寄りにしたことで投げやすさがUP。
風が吹く状況や、ロッドがしっかり振り抜けないような釣り場でも使いやすくなりましたね!
このジグも簡単な操作でしっかり動かせるので、青物以外の五目釣りにバッチリ対応できます。
▼詳しい使用感解説は【サムライジグR徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ゼスタ アフターバーナー
- 素材:鉛
- 重心:センターバランス
- フォール:水平
- アピール力:やや強め
ゼスタのアフターバーナーは、この手のセンターバランスの五目釣り対応ジグとしてはかなり古参のアイテム。
ライトゲーム用の極小サイズからラインナップがあり、スロー~中速のアクションで使った時のヒラヒラ感は抜群です!
一方でかなり偏平したボディ形状をしており、横風が吹くとかなり失速して飛ばなくなるのが難点ですね。
▼詳しい使用感解説は【アフターバーナー徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
オーナー 撃投ジグウルトラスロー
- 素材:鉛
- 重心:フロントバランス
- フォール:水平
- アピール力:やや強め
撃投ジグウルトラスローは、その名の通りショアスロー専用設計のメタルジグ。
スローピッチの細かい誘いにおすすめで、移動距離を抑えてジグをネチネチと誘い続けることができます。
活性が落ちて底付近に固まっている青物をジックリ狙ったり、ヒラメやハタなどの底物狙いに最適ですね。
潮受けがかなり良いので、強く操作したり、払い出す潮が強いと少しジグが大きく暴れやすいです。
▼詳しい使用感解説は【撃投ジグウルトラスロー徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ZEAKE Sビット
- 素材:鉛
- 重心:リアバランス
- フォール:水平
- アピール力:やや強め
ZEAKEのSビットは、スプーンのような少し変った形状のショアスロー用メタルジグ。
このジグの良さは、スロー系ジグの欠点となりやすい飛距離の不安定さを克服していること!
リア寄りのバランスでかっ飛ばせるんですが、水平フォールでユラユラ沈下するので五目釣りに対応できます。
ただ巻きでもヒラヒラとワイドに動くので、初心者の方にも使いやすいスロー系ジグですね。
▼詳しい使用感解説は【Sビット徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
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