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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はナマズのルアー釣り講座をやっていきましょう。
今日はナマズゲームに使うおすすめルアーのと選び方のコツを紹介していきます。
- おすすめなルアー
- それぞれの実際の使用感・特徴
- ルアー選びの基本・コツ
これらについて理解できるようになっています。
ここで紹介するおすすめルアーについては、全て
- 実費を払って購入する
- 公平な視点で使用感をチェック
- 実際にナマズを釣り、魚の反応を見る
これらを満たしています。
最近よく見かける「おすすめ〇〇選」や「最強ランキング」などは適当にルアーを羅列しただけで、実際には使ってもいないものがほとんどなので要注意。
当メディアは信頼性を確保するため、全て管理人が購入して魚を釣り上げることにこだわっています。
✔管理人の経験・実績
なお、私の経験・実績としては
- 年間釣行数250~300以上
- ナマズゲーム歴は20年以上
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘経験
- 釣具店にて私のタックルインプレや釣り方解説の掲載利用あり
こんな感じで普段から毎日釣りをして生活している釣り好きで、実績や信頼も得ています。
ナマズ釣り初心者におすすめなルアー
まずはナマズのルアー釣り初心者の方にも使いやすい、癖が無くてオールラウンドに使いやすいものを紹介していきます。
まるなか
スミス キャタピークリッカー
- 重量:15.2g
- 飛距離:平均
- アピール力:平均~やや大きめ
キャタピークリッカーは超定番のナマズ用プラグ。
内部にラトルが入っていますが、泳ぎ自体はそこまで大きくないので、程よい大きさのアピール力になっています。
ナマズ用プラグとしてはオールラウンドに使用でき、ナマズのルアー釣り初心者の方にも超おすすめですね!
私自身どのルアーを使うか悩んだ時は、キャタピークリッカーから入ることが一番多いです。
引き抵抗も軽く、ただ巻き・ロッドアクションによるシェイクなど、色んな使い方に対応できます。
スミス キャタピー
- 重量:14.5g
- 飛距離:平均
- アピール力:平均~やや大人しめ
2つめは同じくスミスのキャタピーなんですが、こちらはラトルが入っていないタイプ。
アクション自体は小刻みなスイミングを見せますが、ラトルが入っていないのでアピール力はやや小さめです。
キャタピークリッカーの方が出番としてはやや多めですが、ラトル入りのルアーを使うとナマズが逃げてしまう時など、少しナチュラルなルアーが欲しい時のオールラウンダーとして使っています。
落ち込みに見えているナマズをピンスポットで狙ったりするのも得意なルアーですね!
▼詳しい使用感の解説は【スミスキャタピーインプレッション】を参考にどうぞ。
ディスプラウト ジェフリー
- 重量:14g
- 飛距離:やや優秀
- アピール力:やや大きめ
ジェフリーはキャタピーシリーズと同じくカップ系のルアー。
動きの質としては、ジェフリーの方が若干水押しが強くてアピール力の強さは一枚上手。
スレたナマズが多い場所ならキャタピーメインで、アピール力を重視するならジェフリーという使い分けもおすすめ!
腹にブレードが付いていますが、音はうるさすぎないですね。
バランス良く作られていて、非常に使いやすいルアーですぞ。
ディスプラウト ジョインテッドジェフリー
- 重量:20g
- 飛距離:よく飛ぶ
- アピール力:やや大きめ
ジョインテッドジェフリーは2ピース構造のジョイント系ノイジープラグです。
あえて浮力を抑えた設計になっていて、一般的なナマズルアーよりも飛距離が伸びやすいですね!
これによって離れた場所を丁寧に打ったり、ロングキャストで広範囲を探りたい時に特におすすめ!
アクション自体はジョイントボディでヌルヌルとした滑らかさがあり、強すぎないアピール力で食わせ能力とのバランスもちょうど良い感じ。
浮力が低い分ナマズがルアーを弾きにくく、吸い込みが良いのでフッキングも割と安定しています。
▼詳しい使用感の解説は【ディスプラウト ジョインテッドジェフリーインプレッション】を参考にどうぞ。
ジャッカル ポンパドールJr.鯰カスタム
- 重量:18g
- 飛距離:平均
- アピール力:やや大きめ
ナマズ用に使うクローラーベイトを探している方に、最初の1つめとしておすすめなのがポンパドールJr.鯰カスタムですね。
ラトルやテールに装備されたスクリューによってアピール力が高く、濁っている時やナイトゲームなどにも使いやすいですね!
クローラーベイトとしては強すぎないアピール力・サイズ感で使いやすく、引き抵抗の大きさやアクションレスポンスなどのバランスが非常に良くて偏った癖がありません。
カスタムせず、パッケージから取り出した状態で使いやすいのもおすすめポイントですね!
VIVA どんぐりマウス
- 重量:12g
- 飛距離:やや劣る
- アピール力:やや大きめ
どんぐりマウスはコンパクトな一口サイズのクローラーベイト。
主に水路や小規模河川など、ピンスポット狙いがメインの方におすすめしたいクローラーですね。
アクション自体は非常にハイピッチで、金属パーツが擦れるスクラッチ音も激しく、ナマズに強くアピールします。
しかし、サイズ感が小さいので、全体としてのアピールはやや大きめ位の印象です。
アクションの立ち上がりも早いので、狭いスポットでもキッチリ泳がせやすいルアーですね!
また、前後トリプルフックが標準装備になっているので、フッキングも非常に良好です(カエシは潰してね)。
▼詳しい使用感の解説は【VIVA どんぐりマウス徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ナマズ釣りにおすすめなカップ・ジタバグ系ルアー
次はステップアップを目指す方におすすめな、ナマズ釣りで王道となるカップ・ジタバグ系ルアーを紹介します。
ロデオクラフト やわらかプップ
- 重量:19g
- 飛距離:平均
- アピール力:平均
- ソフトボディ採用
やわらかボディのソフト系ルアーを探している方に、私のイチオシがやわらかプップ。
フロッグのような非常にソフトな素材で着水音が非常にマイルドで、スレたナマズを落ちパクで狙ったりする時にかなり強い効果を発揮します。
アクション自体は比較的大きめですが、ラトルなどによるアピールは無いので、全体としてのアピール力は中くらいといった所でしょうか。
私の場合はリアにタコベイトを装着し、見えナマズ狙いやスレた個体を食わせる時に好んで使っているルアーですね!
▼詳しい使用感の解説は【ロデオクラフト やわらかプップインプレッション】を参考にどうぞ。
ジャッカル ナジーバグ
- 重量:16.4g
- 飛距離:平均~やや優秀
- アピール力:平均
- ソフトボディ採用
ジャッカルのナジーバグはヘッドは硬い樹脂素材にソフトボディがハイブリッドさせたナマズ対応ルアー。
ソフトなカップを採用しており、甘いコポコポ音でナチュラルなアピールサウンドが特徴ですね。
やわらかプップよりも着水音は大きめで、アクションもややワイドな特性を持っています。
ヘッドが硬いために水が内部に入りにくく、すぐに浸水しにくいのも使い勝手が良いですね!
やわらかプップとともに、ソフト系ルアーとしては非常に使いやすいおすすめアイテムです!
▼詳しい使用感解説は【ジャッカル ナジーバグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
メガバス バトラクス
- 重量:約17g
- 飛距離:やや優秀
- アピール力:大きめ(音は小さめ)
- ソフトボディ採用
バトラクスは特徴的なテールが装着されているソフト系ルアー。
本体のアクションは非常に立ち上がりが良く、狭いスポットでも確実にアクションが立ち上がります。
アクション自体は大きめですが、金属音などが無いため、スレたナマズにもプレッシャーを与えにくいですね。
状況によってテールのフックシステムを変えて調整すると、フッキング率がアップして更に使い勝手が良くなります。
大きく泳ぎ、スローな巻きでも使いやすいソフト系ルアーを探している方に、かなりおすすめです!
▼詳しい使用感の解説は【メガバス バトラクスインプレッション】を参考にどうぞ。
スミス キャタピーソフト
- 重量:20g
- 飛距離:よく飛ぶ
- アピール力:やや小さめ
- ソフトボディ採用
キャタピーソフトも柔らか素材のナマズルアーですが、ボディは少し硬めです。
20gの重量と丸っこいボディによってキャスタビリティーはかなり優秀、ストレスなく遠距離までルアーを届けられます。
アクション自体はやや大人しめで、通常のプラスチックボディのキャタピーよりも動きは小さめです。
状況によってはルアーの動きが小さいと感じることがあり、こういう時はロッドを軽くシェイクしながらリーリングして対応すると良いですね。
ボディは独特なザラつきがあり、ナマズのバイトを弾きにくいように感じています。
仮にフッキングミスしても、追い食いを狙いやすいのもメリットですね!
▼詳しい使用感の解説は【スミス キャタピーソフトインプレッション】を参考にどうぞ。
ティムコ スイングビート62
- 重量:14g
- 飛距離:平均
- アピール力:大きめ
ティムコのスイングビートはブレード付きのカップ系ルアーですね。
アクション自体は大きめで元気よく水を掻き、ラトル音と腹に装備されたブレードによってアピール力は強いです。
サイズ感はそこまで大きくないですが、濁った時や障害物の奥のナマズにルアーを気付かせたい時などにも使いやすいです。
オーソドックスな形状のカップ系ルアーで、やや強めのアピール力を発揮するものを探している方におすすめなアイテム。
アクションは非常に良いんですが、カップが薄くて変形しやすいことがちょっと気になる点ですね。
ザクトクラフト ザグナ
- 重量:17g
- 飛距離:よく飛ぶ
- アピール力:かなり大きめ
ザクナはずんぐりした形状が特徴のカップ系ルアー。
特徴は非常に大きなアピール力で、ラトル入りのモデルはかなりの音量を誇ります。
強い水押しと音によってナマズに対してルアーの存在感をハッキリ認知させやすいので、増水+濁り水の時やナイトゲームで好んで使っています。
強いアピール力でしっかり動くカップ系ルアーを探している方におすすめ!
▼詳しい使用感の解説は【ザクトクラフト ザグナインプレッション】を参考にどうぞ。
ジャッカル ヒゲダンサー
- 重量:16g
- 飛距離:平均~やや優秀
- アピール力:やや大きめ
ジャッカルのヒゲダンサーはジョイントボディのカップ系ルアーですね。
カコカコというジョイントサウンドが加わる分、オーソドックスな形状のキャタピーよりもアピール力はやや大きめですが、音量的にはそこまで大きくは無いです。
大きめな金属カップを採用しているので、アクションの立ち上がりも優秀。このルアーもオールラウンドに使いやすいですね!
▼詳しい使用感の解説は【ジャッカル ヒゲダンサーインプレッション】を参考にどうぞ。
オフィスユーカリ ぽち
- 重量:18g
- 飛距離:よく飛ぶ
- アピール力:平均~やや大きめ
オフィスユーカリのぽちは、独特な形状の大型カップが特徴のルアーですね。
後方寄りの重心設定で、キャスティングもスムーズにできます。
このルアーは非常にレスポンスが良いハイピッチロールと、泳ぎだしの速さを活かして使うのがポイント!
狭いスポットでもキッチリルアーのアクションを立ち上げやすく、ロッドをチョンチョンと動かすとクイックでワイドなテーブルターンを見せます。
これによってナマズに対して狭いスポットでもキッチリルアーをアピールしやすく、ルアーが流されてしまうような場面でも使いやすいですね。
また、カップ系ルアーの中では足場が高い場所でもしっかり水を掴みやすく作られていますよ!
▼詳しい使用感の解説は【オフィスユーカリ ぽちインプレッション】を参考にどうぞ。
VIVAでんぐりガエル鯰SP
- 重量:16g
- 飛距離:やや優秀
- アピール力:大きめ
でんぐりガエル鯰SPは腹にブレード、リアにスクリュー搭載のカップ系ルアー。
リアにはナマズ用の広角のダブルフックが標準装備されています。
アピール力は大きめで、大きめでゆったりした動き+シャラシャラというスクリュー音でナマズを誘います。
アクションが大きい反面、流れに対する対応力はやや低めなので、止水域や流れが緩い河川に向いていますね。
少し強く流れを受けると回転したり、水面直下に潜りやすい傾向があります。
バスデイ 闇鯰スナイパー9号
- 重量:15g
- 飛距離:平均~やや優秀
- アピール力:やや大きめ
闇鯰スナイパーは、ブレードがヒットする金属製のシャフトがボディに搭載されているのが特徴的なナマズ対応ルアー。
ラトル+ブレードがヒットする音によるアピール力は大きめですが、ルアー本体のアクションは程よい強さにまとまっています。
小刻みでキレ良く動くので、シェイキングによるピンスポット狙いも得意です。
素早いアクション+アピール力がやや大きめのカップ系ルアーを探している方におすすめなルアーですね!
ZEAKE JBフロッシュ
- 重量:20g
- 飛距離:よく飛ぶ
- アピール力:かなり小さめ
- ソフトボディ採用
JBフロッシュはフロッグにカップ+腹にブレードが装着されたルアー。
ボディはフロッグとしてはやや硬めですね。
フェザー付きのトリプルフックが同梱されているので、ナマズゲームではリアにフックを使うのがおすすめです(カエシは潰してね)。
アクション自体は正直言って微妙な感じで、動きがモッサリしていてただ巻きだと動きが悪いです。
なのでロッド操作を与えながら動かした方が使いやすくて釣れそうな気がしますが、実際に使ってみるとほとんど動かなくてもナマズは良い感じに釣れますね(笑)
アクションレスポンスの悪さから好みがかなりはっきり分かれるルアーだと思いますが、ソフト素材なのでナマズがスレている状況にも対応しやすいです。
スミス キャタピーJr
- 重量:10.5g
- 飛距離:平均よりやや劣る
- アピール力:やや小さめ
キャタピーJrはオリジナルのダウンサイジングバージョンですね。
小粒で1口サイズなので、近距離に見えているナマズや水深が浅くてプレッシャーが掛かりやすい状況下におすすめです。
一方で障害物の奥や水が濁っている状況下など、ナマズを引っ張り出す能力は下がるので私の使用頻度はかなり低めです。
スピニングタックルでナマズを狙う方や、近距離戦メインの方向きのルアーですな。
ナマズ釣りにおすすめなクローラー・バド系ルアーなど
定番のカップ系ルアー以外のナマズ対応アイテムを紹介していきましょう。
ダイワ ポコクロ
- 重量:20g
- 飛距離:平均
- アピール力:平均~やや大人しめ
- ソフトボディ採用
ポコクロはウレタン素材を使用したソフトなクローラーベイト。
ボディはそこそこ反発力があります。
クローラーベイトとしてはアクションは控えめで、アピール力はやや小さいです。
高い足場に対する対応力は優れているので、足場が高くてややナマズがスレているような状況下におすすめ!
ややアピール力を抑えたナチュラルな羽根モノ・クローラーを探している方に最適。
▼詳しい使用感の解説は【ダイワ ポコクロインプレッション】を参考にどうぞ。
ダイワ デカピーナッツ Ⅱ SSR ブレードチューン
- 重量:16g
- 飛距離:優秀
- アピール力:やや大人しめ
デカピーナッツはもともとはブラックバス用のサーフェイスクランク(潜らないクランクベイト)で、ブレード・プロップ付きのモデルがあります。
ナマズ対応モデルになっていますが、アクションは大人しめで激しく泳ぐルアーではありません。
流れの中でもバランスを崩しにくく、ツルッとしたボディで重量の割によく飛ぶルアーですよ!
ザクトクラフト TバドType-N
- 重量:20g
- 飛距離:平均~やや優秀
- アピール力:大きめ
Tバドは可愛い形をしたルアーで、オープンエリアのただ巻き向きです。
リールを巻くと、「カコンカコン」というブレードサウンドを奏ながらブリブリと泳ぎます。
音量自体はそこまで大きくは無いですが、ウォブリングによる波動が強く、カップ系やクローラーベイトに反応しなかったナマズを浮上させる効果がある不思議なルアーですね。
広いオープンエリアを巻きでテンポよく探りたい時や、若干水深が深くてナマズを下から引っ張り上げたい時に使うのが私のおすすめ!
どうしても釣りたい・ボウズ逃れ向けのおすすめワーム・スピナーベイト
ここから先で紹介するのはトッププラグではなく、沈めて使うワームやスピナーベイトです。
ナマズがどうしても釣れない時など、トッププラグだけでは攻略できない時に使ってみて下さい。
デプス Bカスタム
ナマズはブラックバスよりもサイズが大きいことが多く、スピナーベイトを選ぶ時はワイヤーが強いものを選ぶようにします。
Bカスタムは強度重視の設計になっているので、ナマズ釣りでもかなり使いやすいです。
水深が深い場所や大場所をテンポよく探りたい時におすすめです。
デプス デスアダー5インチ
デスアダーはシンプルなピンテールワームで、ナマズが見えている時などに効果的ですね。
ナマズ釣りに使うのであれば、1.8g~3.5gほどの軽いシンカーを使ったライトテキサスリグがおすすめです。
スレているナマズでも目の前をズル引きすれば高確率で釣れます。
ゲーリー ハーフスレンダーグラブ
ゲーリーのハーフスレンダーグラブは絶妙に細長いボディでナマズ釣りにちょうどいいサイズ感ですね。
デスアダーよりもアピール力が高いので、少し水が濁った時や見えないナマズを巻きで釣りたい時にもおすすめです。
使い方は同じくテキサスリグがおすすめで、3.5g~7gほどのシンカーを合わせて使うとちょうど良いです。
まるなか
自分に合ったルアーを選ぶことは超重要だよ!
ナマズ釣りに使うルアーの種類・特徴
ナマズ釣りに使うルアーの種類について、簡単に解説していきましょう。
トップウォーター
水面に浮く性質があり、アクションさせても沈まないのがトップウォーターですね。
ナマズゲームでは王道のルアーで、専用アイテムも沢山発売されています。
ナマズ釣りは、水面を割ってルアーを追う姿を見るのが楽しいので、沈むルアーを使ってまで狙わないという考え方をする釣り師も多いですね。
ナマズがルアーに食いつく瞬間を見たい方、楽しく釣りたい方におすすめです。
スピナーベイト・ワームなど
ナマズのルアー釣りでは水面に浮くトップウォータープラグを使う方が多いですが、ナマズ自体は獰猛なので他のルアーでも全く問題なく使えます。
使いやすいものとしては、
- スピナーベイト・スプーン:ただ巻くだけでOK。広い範囲からナマズを探したい時に
- ワーム:見えているナマズが居るのに食わない時など、食わせ能力に優れる
こんな感じで、スピナーベイトやスプーン・ワームなどがナマズゲームには使いやすいですね。
ナマズ釣りにおすすめなトップウォータープラグの種類
まずはナマズをルアーで狙う時にどんな種類のルアーを使ったら良いのか?
使用頻度が非常に高いトップウォータープラグについて、少し掘り下げて紹介していきます。
カップ系(ジッターバグ)
「ジッターバグ」という古くからの定番の代表される、ルアーの前方に金属製やプラスチック製のカップが付いているタイプのルアー。
ナマズ釣りでは最もベーシックな形状のルアーで、使い易さやアピール力のバランスが良いですね。
特徴としては、引き抵抗が比較的軽く、扱いが簡単でロッドアクションに対して軽快に動くこと。
まるなか
羽モノ・クローラーベイト
ボディの左右に取り付けられた可動式のパーツが特徴的な、羽モノやクローラーと呼ばれるルアー。
カップ系ルアーとともにナマズゲームでは定番の存在です。
特徴は水つかみが良く、足場が高い場所でもキッチリ泳がせやすいこと。
一方で弱点としては、羽根にゴミが引っ掛かりやすいことですね。
水草などのそばを探るとなると、羽根にゴミが掛かってしまってうまく泳がないことがあります。
サーフェイスクランク・バド
サーフェイスクランクやバドと呼ばれるルアー。
リップが付いているルアーはアクションさせると潜るものが多いですが、これらは浮力が強いために水面付近を泳ぐ特性があります。
他の種類のナマズ用ルアーと比較すると、引き抵抗が大きくてブルブルと強力な波動を出すのが特徴ですね。
ルアーが泳いでいる感触が分かりやすいです。
ダーター
上の2つの種類のルアーと比較すると出番は少なめですが、型にハマると強い効果を発揮するのがダーターと呼ばれるルアー。
顎が突き出たような形状をしているものが多いです。
ダーターは水面を泳がせて使うこともできますが、ロッドを下向きに煽ると水面直下にダイブさせることができます。
基本的にはカップ系やクローラーベイトを通してもナマズが表層まで出てこないなど、捕食スイッチが入りきらない状況下で効果的な場面が多いですね。
まるなか
ルアーの重さ・大きさ
ナマズ釣りに使いやすいルアーの重さ(大きさ)ですが、基本的には14g(1/2oz)程度を目安に選ぶのがおすすめです。
小さくて軽いルアーはアピール力が小さく、遠投性も低いので、場合によってはデメリットが目立ちやすいです。
10g以下は軽め、20g以上は重ため位に考えておくと、シンプルに選ぶことができるはずですよ!
ルアーの音
ナマズゲームで使うルアーで釣果を分ける重要な要素が「音」です。
場合によっては音でナマズの反応が明らかに変わることがあるので、甘く見ない方が良いですぞ。
基本的には
- アピール力「大」:かなりうるさいもの。ナイトゲームや濁りがキツイ時に
- アピール力「中」:オールラウンドに使える
- アピール力「小」:音が静かなもの。水が綺麗な場所や、ルアーを見て逃げるナマズが多い時
こんな感じで使い分けをしています。
ラトルやブレードが着いたものを選ぶ
とりあえずこれからナマズゲームに挑戦するのであれば、ルアーの音量・アピール力は「平均~やや大きめ位」のルアーを中心に選ぶのが私のおすすめ。
ナマズ釣りをやってみると分かるんですが、ナマズって基本的に目がめっちゃ悪く、ルアーが少し離れた場所を通ってしまうと完全無視することも多いです。
まるなか
プレッシャーが高い時・スレたナマズが多い時
基本的にナマズはプレッシャーが掛かっていなければ、ガチャガチャうるさい音が鳴るルアーだけでバンバン反応してくれます。
しかし、実際には釣り人に叩かれていたりしてルアーを見切ってきたり、おびえて逃げ出す個体もいます。
こういう時はルアーの音などが邪魔になることがあるので、アピール力が小さいルアーが効果を発揮しやすいですね。
私の場合は
- ラトルやブレードなど、無駄なパーツが付いていないもの
- 柔らかい素材のルアー
このようなルアーを選ぶことが多くなります。
実際に使い比べてみると、普通の硬いプラスチック素材のルアーだとギリギリで見切ってくるのに、ソフト素材のルアーだとしっかりバイトしてくるような状況もあります。
まるなか
ルアーの色・カラー
ナマズ用ルアーのカラー選びについて、簡単に紹介しておきます。
おすすめカラー
私がナマズ釣りでよく使う色は3種類ですね。
- 黒:白っぽい濁りの時やデイゲームに
- 白:茶色っぽい濁りの時や暗闇を攻めるナイトゲーム。ピンクやチャートでもOK
- クリア:活性がやや低い場面
こんな感じで使い分けていて、中でも先発で使うことが多いのは黒・白といった、ナマズからも人間からも見やすいカラーになります。
見やすいルアーを使うことで
- ナマズがルアーをしっかり発見しやすい
- 狙った場所に投げやすい
- どこをルアーが泳いでいるのかしっかり分かる
このような大きなメリットがあります。
まるなか
ルアーのチューニング・カスタム
ナマズ用のルアーは自分でチューニングしたり、パッケージから取り出した状態で既にチューニングしてあるものも多いです。
捕食が下手なナマズを狙う時は、ルアーをカスタムすることで明らかに釣果が変わります。
まるなか
場合によってはフッキング・キャッチ率にかなり大きく影響するよ
視認性UP
ルアーの見やすさはナイトゲームで効果を発揮します。
そこで、視認性をアップさせるチューニングがおすすめ。
人間から見ると狙った場所に投げやすくなりますし、ナマズからもルアーの位置を把握しやすくなります。
こんな風にルアーの背中にグローシールを貼っておくと、いちいちケミホタルを使う必要性は無くなります。
色んなシールを使い比べてみましたが、私のおすすめはゼスタのウルトラグローシール。
このシールをハサミでカットして背中に貼り付けて使えば、ヘッドライトを照射することで視認性が大幅にUPしますね!
まるなか
見やすいルアーを使うことは、釣果に良い影響を与えるよ
▼ナマズ用ルアーの色・カラー選びについて、より詳しく知りたい方は【ナマズ用ルアーの色・カラー選び解説】を参考にどうぞ。
フックセッティング
ナマズ釣りに挑戦してみると、バイトがあるのに掛からなかったり、バラしてしまったりして中々釣れないことがあります。
こういう時はフックセッティングがかなり重要なので、基本的な部分は覚えておいた方が良いですね。
トリプルフックとダブルフック
ナマズ釣りで使うプラグにはトリプルフックとダブルフックが良く使われます。
フックの使い分けによってフッキング率が変化するので、釣り場の状況によって使い分けができるようになりましょう。
- トリプルフック:フッキングは良いが、草などに引っ掛かりやすい
- ダブルフック:若干フッキングは悪くなるが、根掛かりしにくい
このような特徴があり、狙う釣り場の特徴によって使い分けます。
フックの大きさ
次はフックの大きさ選びです。
- 大きいフック:激しく出るバイトに強い
- 小さいフック:ルアーの後方をついばむような弱い食い方に強い
簡単に分類するとこんな感じで、ナマズの出方によってフックサイズを変えることでフッキング率が大きく変わることもありますね。
私の場合、地元のナマズはスレている個体が多いので、標準装備のフックよりも少し小さいものに交換し、タコベイトなどをつけてカスタムして使ったりしますね。
ちょっとした工夫で釣果に差が出るので、甘く見ない方が良いですよ!
ルアーとフックの距離(スプリットリング連結)
ルアーとフック(針先)の距離は実はかなり重要です。
ナマズ用ルアーはスプリットリングを連結したり、ルアーから針先を離すように調整してあるものも。
このようなフックセッティングはフッキング率上昇を狙ったもので、特にナマズが真下から食いあげてくる場面で差が出やすいです。
まるなか
▼ナマズルアーのカスタムについては【ナマズ用ルアーの改造・チューニングの基本解説】を参考にしてみてください。
改造の狙いや基本の手順などを解説してあります。
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