こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はアジング講座をやっていきましょう。
今日はメタルジグを使ったアジングについて
- アジングに適したおすすめアイテム
- メタルジグの選び方・使い分け
これらを解説していきます。
紹介する内容・アイテムについては、全て管理人の実釣経験・実績に基づいたものになります。
最近ネット上でよく見かける根拠のないランキングや寄せ集めではなく、
- 全て管理人が実費を払って購入
- 公平な視点で使用感をチェック
- 実際に魚を釣り上げる
- アジングに適したものを特性別に選抜
これらにこだわり、膨大な実釣の上に作成。
メーカーの枠を超えてアジングに使いやすいもの・役立つものをピックアップしてあるので、参考にしてもらえたら嬉しいですね!
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行しています)
- 渓流~船釣りまで、ルアー・フライ・餌と、各種の釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- 釣具店、メーカーにて私のタックルインプレッションや釣り方の掲載・利用あり
こんな感じで、毎日のように釣行を重ねて生活している釣り好きです。
アジングでオールラウンドに使えるおすすめメタルジグ
まずはアジングでオールラウンドに使える、汎用性が高いおすすめジグを紹介していきます。
これまで各社ありとあらゆるジグを使ってきましたが、アジング向きなものを特性別にピックアップ。
この中からどれを選んだらいいのか分からない時、管理人のおすすめとしては
- オールラウンド系
- ネコメタル
- ソアレA-ジグ
- プリズナー
- 近距離・スロー系
- 魚子メタル
- 豆タン
- 速い誘い・リアクション系
- ソアレメタルショットTG
- ジグパラマイクロスリム
これらがその中でも割と無難に使いやすいと感じます。
困った時の参考にしてみてくださいね。
※ルアーの画像については、管理人がフックセッティングを変えているものがあります。
イッセイ ネコメタル
- 重量:1.2g、2g、3g、5g、7g、20g・・・
- 重心:フロント/リアバランス(ラインの付け方で変化)
- フック:フロント・リアシングルアシスト
ネコメタルはややスリム+偏平気味のメタルジグで、絶妙なチラチラ感でアクションするメタルジグ。
ラインを前・後どちらに接続するかでアクションの質を調整できます。
私の場合、アジングではリアヘビーのセッティングで使うことが多いですね。
アジングをはじめとしたライトゲーム用ジグとしてかなり信頼をおいていて、シラスなどの小魚系のベイトを演出するのが超得意!
小刻みに誘い上げ、その後のバックスライド気味のフォールで食わせるのが効果的ですよ。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ネコメタル徹底インプレッション】を参考にどうぞ
タックルハウス ショアーズストリーマー
- サイズ:32mm/1.8g、38mm/2.8g
- フック:トリプルフック×1
タックルハウスのショアーズストリーマーはジグとプラグのハイブリッド的なルアー。
簡単操作で扱え、メタルジグが苦手な方やジグ単に近い感覚で使える高比重ルアーを探している方におすすめ!
独特な形状をしていますが、アジ狙いにおいてもハマると超強烈な効果を発揮しますね。
使用感としては、一般的な形状のメタルジグやジグヘッドリグ・ヘビーシンキングペンシルを合わせたような感じ。
デッドスローで巻いた時の高速ローリングアクションは秀逸で、小魚系のベイトを追うアジなどの小型魚に対して非常に強いですよ!
夜釣りでも使いやすく、スローな巻きをメインにシェイク・トゥイッチングにも対応します。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【タックルハウス ショアーズストリーマー徹底インプレッション】を参考にどうぞ
シマノ ソアレA-ジグ(エージグ)
- 重量:2g、3.5g、5g、6.5g
- 重心:フロントバランス
- フック:フロント・リアシングルアシスト
エージグはフロントバランスのメタルジグ。
ただ巻きではナチュラルに動きますが、ロッドアクションを与えるとかなりクイックなターンで移動距離を抑えた誘いが可能。
前後に軽量で刺さりが良いシングルフック搭載なので、そのまま使いやすいのも良いですね!
水平姿勢をキープする能力が非常に高く、巻き・ロッドアクションとフォールを組み合わせて使いたい方におすすめです。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ソアレA-ジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ダイワ 月下美人プリズナー
- 重量:1.5g、3g、5g、7g、10g、13g
- 重心:センターバランス
- フック:フロントシングル・リアトリプル
プリズナーは癖のないセンターバランスのジグですが、ボディが偏平していない分やや速めにフォールするのが特徴。
オールラウンドに使えますが、やや速めの誘いを中心に使いたい方におすすめですね。
海中でのヒラヒラ感は程よく控えめでスピード感があるので、派手に動きすぎないことで、見切られにくいメリットがあります。
これまた良く釣れるジグですよ!
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【プリズナー徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ブリーデン バイスライダー
- 重量:4.5g、7g、10g
- 重心バランス:フロント/リアバランス(ラインを接続する方向で変化)、左右非対称
- フック:前後シングル
ネコメタルと同じく、前後を入れ替えることでジグの特性をチェンジして使えるのがバイスライダー。
ネコメタルよりも潮受けが良く、海中でヒラヒラと・少し大きめにアクションします。
ややスローな操作向きのジグで、左右非対称形状によってヒラヒラとしたフォールアクションで誘えますね。
ノーマル仕様だとフックセッティングが微妙なのが少し気になる点かな。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【バイスライダー徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ゼスタ アフターバーナーミニ
- 重量:3g、5g、7g、12g、15g
- 重心:センターバランス
- フック:リアトリプル
アフターバーナーミニはオールラウンド系のジグとしてはスロー寄りの味付け。
平たいボディでゆっくり巻いてもテロテロ動き、フォースピードも遅めです。
しっかり動いてくれるジグを探している方に非常におすすめで、これまで紹介したジグよりも浮き上がりやすく、少し浅い場所を狙う時に特に使いやすい。
ただし、ノーマルではフックがリアのトリプル仕様なので、アジングで使う時はフックセッティングを変えた方が良いかな。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【アフターバーナー徹底インプレッション】を参考にどうぞ
パームス ビットアーツミニチュアダックス
- 重量:0.9g、1.5g、3g、5g、7g、10g、14g
- 重心:リアバランス
- フック:フロントシングルアシスト+リアトリプル
ミニチュアダックスはややリアバランス寄りのコンパクトなメタルジグ。
完全なリアバランスのジグよりもマイルドな味付けで、少しフォールスピードを上げたい時や、連続した誘いでクイックにジグを持ち上げて使いたい時におすすめ!
センターバランスのジグよりもフォールスピードが速くて飛行姿勢も安定している特性を活かして使うと良いですよ。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ミニチュアダックス徹底インプレッション】を参考にどうぞ
DUO テトラワークス テトラジグ
- 重量:1g、1.5g、3g、5g、7g、10g。
- 重心バランス:センターバランス
- フック:フロントシングル・リアトリプル
テトラジグはセンターバランスのオーソドックスに使えるメタルジグ。
癖が無くて汎用性が高いジグなんですが、個人的にお気に入りなのはデッドスローの巻き。
アクションが立ち上がるかどうかの速度でリトリーブすると、絶妙にジグが小刻みに震えてシラスなどのマイクロベイトのような波動を発生。
ただ巻きによるストップアンドゴーだけでも、アジやメバル・サバ・底物などがオートマチックに色んな魚が釣れるジグですね!
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【テトラジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
近距離戦・スローな誘いにおすすめなメタルジグ
ルーディーズ 魚子メタル
- 重量:0.6g、0.8g、1g、1.5g、2g、3g
- 重心:センターバランス
- フック:フロントダブルアシスト
魚子メタルはマイクロサイズのスロー系ジグ。
ワイドなボディでかなり偏平しているので、常夜灯周りや小場所攻略のスペシャリスト。
超小刻みなジャーク&フォールで誘ったり、ただ巻きでジックリとアジを攻めたい時におすすめなジグですね!
超コンパクトサイズで、アジ以外にも色んな魚が釣れますぞ。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【魚子メタル徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ダイワ 月下美人豆タン
- 重量:1.5g、2g
- 重心:センターバランス
- フック:リアダブルアシスト
豆タンはタングステン素材を採用した、かなり小粒なスプーンのようなメタルジグ。
高比重なタングステン素材でよく飛びますが、かなり薄型なのでレスポンスも抜群。
スローに巻いてもかなりワイドに、速いピッチでヒラヒラ動いてスイミングしますね!
ただ巻きやシェイクをメインに使いたい方におすすめですよ。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【豆タン徹底インプレッション】を参考にどうぞ
メジャークラフト ナノアジメタル
- 重量:0.6g、0.8g、1g、1.2g、1,5g、2g、3g、5g
- 重心:ややフロント寄り
- フック:フロントシングルアシスト
ナノアジメタルは超コンパクトな左右非対称ボディが特徴的なメタルジグ。
厚みのあるスロー系ジグといった具合で、薄っぺらいジグよりもアクションは控えめ。
小刻みなシェイクに近い誘いとフォールを組み合わせて使うのがおすすめですね!
かなりコンパクトなボディなので、豆アジでもフッキングに持ち込みやすいです。
風にも強いジグですが、スローにアクションさせた時のレスポンス・ヒラヒラ感は薄型のジグに比べると少し劣ります。
良く動くジグを探している方には少し合わない可能性がありますね。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ナノアジメタル徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ルーディーズ 魚子メタルひらり
- 重量:1g、1.5g、2g、2.5g、3g
- 重心:センターバランス
- フック:リアダブルアシスト
魚子メタルひらりはボディが折れ曲がったスプーン型のメタルルアー。
豆タンよりも若干レスポンスは劣りますが、動きはナチュラル。
ただ巻きでヒラヒラとしっかり動き、ややバックスライド気味のフォールで食わせます。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【魚子メタルひらり徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ジャングルジム ジャコイチ
- 重量:1g、1.5g、2g
- 重心:フロントバランス
- フック:フロントダブルアシスト
ジャコイチはフロント寄りのバランスのマイクロサイズのメタルジグ。
アクションは控えめで、派手に動くジグだとアピール力が強い時におすすめです。
ロッドアクションを与えると、クイックなターンで移動距離を少なく誘えます。
一方で早巻きしてもジグがバタバタ暴れにくいので、速めの巻きを組み合わせた誘い方にも対応しやすいですよ!
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ジャコイチ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ジャッカル ナノドロップ
- 重量:0.8g、1g、1.5g
- 重心:フロントバランス
- フック:フロントシングルアシスト
ナノドロップはフックに取り付けられたラバーが最大の特徴。
ジグ本体の動きとともに、このラバーがユラユラと揺れてアピールし、フッキング率はかなり安定している印象です。
かなり偏平したボディで潮受けは良く、スローに巻いてもしっかり動いてくれますね。
ジグ本体ではなくフックを確実に食わせるコンセプトのルアーで、ただ巻きメインで使いたい方におすすめ!
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ナノドロップ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ジャクソン ギャロップベイビー
- 重量:3g、5g、7g、10g
- 重心:センターバランス
- フック:フロントシングル・リアトリプル
ギャロップベイビーはフォールアクションが特徴的なメタルジグ。
水平姿勢のフォールで沈下しますが、フォール中のイレギュラーなスライドやローリングでアジを見切らせにくくなっています。
軽くアクションを与えて滑走させてからフォールさせると、超高速ローリングを見せることがあり、非常に強いアピール力があります。
ただ巻きでもヒラヒラ動きますが、小刻みなロッドアクションを組み合わせて使うのに向いています。
他の近距離戦・スローな誘い対応のジグよりも重ためのラインナップなので、中層~深場狙いにおすすめ。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ギャロップベイビー徹底インプレッション】を参考にどうぞ
素早い誘い・リアクションバイト狙いにおすすめなジグ
シマノ ソアレメタルショットTG
- 重量:3g、5g、7g、10g、14g、16g、24g、32g、40g
- 重心:フロントバランス
- フック:フロントシングル
メタルショットTGは高比重タングステン素材の超コンパクトなジグ。
フォールスピードは最高クラスに速く、スローな動きをアジが見切ってしまう時におすすめ。
マイクロベイトを追って激しくライズしている時や、日中のボトムに沈んだアジを無理やりリアクションバイトで食わせたい時に使ってみてください。
パターンにハマるとめちゃ強い効果を発揮するジグですが、ゆっくりただ巻きしてもほとんど動きません。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【メタルショットTG徹底インプレッション】を参考にどうぞ
メジャークラフト ジグパラマイクロスリム
- 重量:1.5g、3g、5g、7g、10g、15g
- 重心:センターバランス
- フック
- 1.5g:フロントアシスト
- 3g・5g:リアトリプル
- その他:フロントシングル・リアトリプル
スリム系ジグ入門におすすめなのが、ジグパラマイクロスリム。
センターバランスで癖が無いジグで、ロッドアクションを与えると大きく動きます。
メタルショットTGほど極端な特性ではありませんが、このジグもシラスやキビナゴ・コウナゴなどの細身のベイトを追っているアジに効果的。
細長いジグなので前後にフックを付けるのがおすすめですが、大きく動かしすぎるとリアフックがラインを拾いやすいです。
小刻みでスピーディーな誘い&フォールが良く効きます。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ジグパラマイクロスリム徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ジャッカル チビメタタイプⅠ
- 重量:3g・5g・7g・10g・14g
- 重心:リアバランス
- フック:フロント・リアシングルアシスト
チビメタタイプⅠはリア重心のスリムジグ。
ジグパラマイクロスリムよりもアクションが直線的でフォールが速いです。
水平フォールで食わせるジグではなく、ジグを素早く・直線的に持ち上げて誘うのが得意。
主にマズメの時間帯の高活性なアジを狙うのにおすすめ!
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【チビメタタイプⅠ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ZEAKE Gスラッシャー
- 重量:6g、10g,15g、20g、30g、40g、60g
- 重心:リアバランス
- フック:小型番手はリアトリプル
Gスラッシャーは6gからのラインナップなので、ある程度遠投したい場面におすすめなスリム系ジグ。
アクションは非常にナチュラルで、大きく動くジグではないので癖があります。
高速巻きや小刻みなシェイクを入れた巻きで食わせるのが得意で、フォールはバックスライド気味に入ります。
このジグもマズメの時間やベイトを積極的に追い掛け回している時におすすめですね。
かなり動きが大人しいジグなので、好き嫌いは分かれやすいと思います。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【Gスラッシャー徹底インプレッション】を参考にどうぞ
パームス ビットアーツS.Sジグ
- 重量:3g、5g、7g
- 重心:リアバランス
- フック:リアシングル(ファー付き)
S.Sジグはフックに取り付けられたファーが特徴的な軽比重素材のメタルジグ。
アジがシラスやキビナゴ・コウナゴなど、細身のベイトを水面付近で捕食しているパターンにおすすめ!
水面直下を通すのが得意で、シェイクしながら水面を引いたり、ファーの浮力・軽比重素材の浮き上がりの良さを活かして使ってみてください。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【パームス ビットアーツS.Sジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ダイワ 月下美人プリズナーTGデカアジ・デカメバルスペック
- 重量:7g・10g・13g
- 重心:センターバランス
- フック:フロントダブルアシスト
プリズナーTGはかなり強波動なタングステン素材のメタルジグ。
高比重素材でフォールは速めですが、偏平したボディによってかなり強烈な波動を発生。
アピール力重視で広範囲から魚を探し出すのにおすすめで、主に防波堤や磯から良型アジやカマス・メッキなどを狙う時におすすめ。
小場所狙いでは使いにくいジグなので、特性を把握した上で購入すると良いですね。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【プリズナーTGデカアジ・デカメバルスペック徹底インプレッション】を参考にどうぞ
ブレード付きおすすめジグ
ブレード付きのジグは、ただ巻きをメインに使う方におすすめ。
メインで使うことは少ないので、いきなり揃える必要はありません。
通常のジグよりもジャークやフォールのイレギュラーアクションが出にくくなりますが、集魚力が強いです。
マグバイト ちりめんジグ
- 重量:1g、2g、3g
- 重心:センターやや後方寄り
- フック:フロントダブルアシスト
ちりめんジグはマイクロサイズのブレード付きメタルジグ。
ボディはほとんど動かず、極小ブレードの波動でアジにアピールします。
ブレードジグとしては弱めのアピール力なので、常夜灯周りなどの小場所でも使いやすいですね!
ただし、フックがフロントオンリーなので、ブレードへのバイトが集中すると、フッキングが悪くなることがあります。
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【ちりめんジグ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
メジャークラフト マキジグマイクロ
- 重量:3g、5g、7g、10g、15g
- 重心:リアバランス
- フック:リアトリプル
マキジグマイクロはやや厚みのボディが特徴的で、よく飛んで程よい波動の強さのブレード付きメタルジグ。
スローに巻くとブレードアクションのみですが、速度を上げるとボディが小刻みに揺れます。
リアにフックがついているので、フッキングが安定しており、スイベルが錆・固着に強くて使い勝手が良いですよ!
▼より詳しい使用感・使い方の解説は【マキジグマイクロ徹底インプレッション】を参考にどうぞ
アジングに使うメタルジグの重さ
まずはアジングに使うメタルジグの重さの選び方についてですね。
私なりの基本となる使い分け方としては、
- ~2g程度まで:漁港内の常夜灯周りや近距離戦用
- 3g~5g:オールラウンド
- 7g~:防波堤などの遠投重視の場面や潮が速い時、かなり深場狙いなど
こんな感じで考えています。
メタルジグの良さは、遠投性とリアクションバイトを狙える独特なアクションにあると考えています。
ですので、初心者の方は軽すぎるものより、最低でも2g前後を。
ある程度遠投したり、中層~ボトム付近をキッチリ狙うのであれば、3g~5g程度のものから練習するのがおすすめ。
ある程度重たいジグの方がワームやプラグとは違った誘い方・攻め方が可能になり、ルアーの使い分けがシンプルにできるからです。
メタルジグの形状
メタルジグは、形状によって得意な使い方が変わってきます。
正直言って釣れる時はどれでも釣れますが、状況によってはアタリの数がそもそも大きく変わってきたり、使い方を間違えるとフックが絡んだりして使いにくさが目立ちます。
平たくてワイドな形状のジグ
ジグが平たくて幅のあるものは、潮をしっかり受ける特性を持ちます。
これにより、
- スローに巻いてもヒラヒラと大きく動く
- ロッド操作を与えると海中でピラピラと舞うようにアクション
- フォールスピードが遅く、アジにじっくりとジグを見せられる
このような特性を持ったものが多いです。
これらはスローに・移動距離を抑えて誘うのが得意なジグですね。
常夜灯周りや障害物周りに居つくアジを狙ったり、低活性な個体に対してゆっくりとジグを見せて食わせる時によく使います。
スリムなジグ
一方で細身のシルエットのメタルジグはで、対極の特性を持ちます。
- スローに巻いても泳ぎにくいが、早巻きしてもバランスを崩しにくい
- ロッドアクションを与えると、スピード感のある動きでアクション
- フォールスピードが速め
このような特性のものが多く、素早い誘いや反射食い(リアクションバイト)狙いで効果を発揮しやすいです。
主に朝・夕マズメの回遊性が高いアジを狙ったり、ベイトフィッシュを追い回してライズしているような状況下でよく使います。
メタルジグの色・カラー
ジグのカラーですが、正直言ってジグの形状などと比較すると、優先度は低いです。
細かくこだわりすぎるとキリが無くなるので、ある程度割り切って考えたり、自分が釣れそうだと思うものを優先的に揃えてもOK。
シルバー系が基本
メタルジグのカラーはベースカラーで考えると分かりやすいです。
私が状況問わずにアジングでよく使っているのが、シルバー系のカラー。
特に無難に・オールラウンドに使いやすいのは、ブルピンやピンクシルバーなど、シルバー系のベースカラーに少し目立つカラーが混じったもの。
これらはデイ・ナイトゲーム問わずにどんな状況でも安定して釣果を出しやすく、当たり外れの差が小さいように感じます。
迷った時の参考にしてみてください。
使い分け
シルバー系のカラーを基本に使っていますが、その他よく使うのがゴールド・グローの2つですね。
- シルバー:オールラウンド
- ゴールド:若干濁っている時や、まだ暗さが目立つマズメの時間帯
- グロー:ナイトゲームやリアクションバイト狙い・濁っている時など
簡単な使い分け方はこんな感じ。
私の場合、これらのカラーを使う割合は
- シルバーベース:6
- ゴールド:2
- グロー:2
だいたいこれくらいで、困った時・どれを選ぼうか迷った時は、とりあえずシルバー系で何とかしちゃってます。
なお、グロー系のカラーはボディ全体がグローのものより、しましま模様のゼブラーカラーやグローのラインが入ったものなど「一部にグローが入っているもの」の方が極端すぎず、使いやすいです。
メタルジグの素材
メタルジグはアイテムによって素材が違います。
基本的には鉛素材ですが、高比重なもの・低比重なものも存在。
- 鉛:オーソドックスな素材で中間的な比重
- タングステン:TGという記載があることが多い。高比重で高価。飛距離・沈下速度に優れる
- 亜鉛など:低比重。表層をスローに引きたい時
特性の違いはこんな感じですが、使用頻度としては、鉛→タングステン→亜鉛の順です。
鉛を中心に最低限タングステン素材のジグを持っておけば、基本的には何とかなります。
これらは全て3gクラスのメタルジグですが、素材の違いによって大きさが全く違いますよね。
大きさが変われば潮の受け方も異なり、使用感も大きく変わってきます。
フックセッティング
メタルジグを使ったアジングでは、実はフックセッティングがかなり重要だったりします。
アジはブリやカンパチなどの青物と比較すると、口が小さくて吸い込みが弱く、フックセッティングでフッキング率に差が出やすいと感じます。
フロントアシスト+リアシングル(トリプル)
基本となるフックセッティングですが、前後にフックをつけるパターンが無難に使いやすいですね。
私が良く使っているのは、フロント・リアともに軽量なシングルフックのアシスト。
フックが軽い方がアジの口に吸い込まれやすく、針掛かりが安定する印象です。
使い方にもよりますが、アジはリアフックにフッキングすることが結構多いです。
フロントアシストまたはリアのみ
フロントまたはリアフックのみのフックセッティングですが、主に2g程度までのマイクロサイズのジグで使用します。
超小型のジグは前後にフックをつけると絡みやすいですしね。
- フロントフックのみ:ジグをジャークしたり、フォールさせたりして誘いたい時
- リアフックのみ:ただ巻きメインで誘ったり、テンションを掛けたフォールを使う時
フロントまたはリアのどちらにフックをつけるのかは、こんな感じで考えています。
フッキングが悪い時の一手
アジをメタルジグで釣り続けてみると分かりますが、状況によっては後方からのバイトが圧倒的多数になることがあります。
アタリが有ってもフッキングに中々持ち込めないが、リアにフックを付けられない・付けたくない時もありますよね。
こういう時は、フロントのアシストフックを通常よりも長めにしたものを使うのが効果的になることがあります。
基本的にアシストフックはジグの中央付近からやや前方にフックポイントを持ってきますが、あえてジグの後方まで伸ばすことで、後方からのついばむバイトに対応しやすくなります。
状況によっては、このフックセッティングでフッキング率が大きく上昇しますよ!
まるなか
ここから先はシチュエーション別におすすめなメタルジグを紹介していくよ
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