今回は時々お問い合わせをいただくことのある
アジングにおけるワームカラーの選び方について。
これについて、個人的に考えているワームの色のセレクト方法を解説していこうかなと!
正直に言ってしまうと、ルアーのカラーについてはかなり個人の好みなどが影響してくるので
どれが正解でどれが間違い。どのカラーだから釣れる!
というようなことは今までの経験上はあまりないのが正直な所。
あくまでカラーセレクトの際のベースにしていただき、そこから皆さんの好みや実績に合わせて自分なりのアジングワームのカラーセレクトの考え方を作っていただければ嬉しく思うぞ(*^^*)
ワームカラーなんてそんなに関係ないよ!と言われても、初めはやっぱり何か参考にするものが無いと信じて釣りをすることもできないし、釣れない時に迷宮入りしてしまってどんどん出費がかさむばかりになってしまいがち。
私自身何か初めての釣りに挑戦する際は何かしらのアドバイスが欲しいと思いますし、誰でも最初はわからなくて当たり前だよね。
今回はそんなアジングにおけるワームのカラーについて、何か参考になるものがあればいいね(*^^*)
アジング ワームカラー選びの基本!
まずはアジングを楽しむ際におけるルアーのカラーの揃え方について。これを基本に、釣りに迷いが出ない範囲で必要なものを揃えてみよう!
カラーは3色~5色を目安に揃えてみよう
さて、今回はワームを使ってアジングを狙うということですから、基本的には港湾や防波堤などで釣りをすることが多いと思う。
特にメジャーなのは、夜間の常夜灯周辺などでアジングを楽しむというシチュエーションでしょう。
常夜灯周辺のアジングは人間の視界も良いですが、魚からもルアーをしっかり確認できる状況になる。場合によっては同じカラーを使い続けていると反応が悪くなったりすることがあります。
そうなってくると、1色のワームで釣りをするというのは流石に少しカラーの選択肢として寂しい。
私の場合、大体同じワームでカラーを3~5色ほどそろえることが多いかな!
それ以上揃えても釣りに迷いが生じたりしてしまったり、カラーセレクトのキリが無くなってしまうので多くそろえることもしないことが殆ど。
実際にアジングを楽しむ場合、一般的には5色程度揃えておけば大体のシチュエーションにも対応できますし、反応が悪くなった際のカラーローテーションでもカラー不足になるということは少ないように感じる。
ですので初めてアジングに挑戦する方は、まずはこの3~5色でとりあえずワームカラーを揃えてみる。
これを1つの基準にしてアジングに挑戦してみると良いかな。
カラーチョイスはしっかり「差」を出そう
段々アジングの経験を積み、自分のスタイルが確立されてくると
「好みの色」が出てくる。
例えば、クリア系のカラーが好みになってきたら、似たようなカラーであっても若干のラメの色が違ったりするものを揃えたり・・・。
このように自分なりの考えが出てきたのであれば、ルアーの色はある程度偏ってきても悪いものではないと思う。
しかし、初めのうちにこれをやってしまうと手持ちの色が多すぎてしまい、逆に釣りに迷いが出がちだ(-_-;)
そうなると魚が釣れないのをカラーのせいにしてしまったり。そして釣れないスパイラルに入っていくってやつだ。
それを防ぐ為、初めのうちはある程度違った色のルアーを揃えるようにしよう!
例えばこんな感じに揃えてみるとか!
- クリア系→常夜灯周辺などの明るい場所、シラスなどのベイトフィッシュが居る場所で
- グロー系→薄暗い場所や少しアピール力が欲しい時に。
- オレンジ系→オレンジっぽい常夜灯周辺で強い!
- ピンク系→アピール力の色。クリア系などで食わない時、魚が居るのか手早くチェックしたい時
- ラメラメ系→ラメの輝きで反応が変わるか見る。赤ラメはアミやプランクトンパターンに!
こんな風にお互いが被りにくいカラーセレクトをすることで、釣りに余計な迷いが出にくくなるぞ。
オールラウンドに使えるカラー
常夜灯周辺などの視界が開けている場所や、少しくらいローライトの場所などでも広くアジングに使えるワームのカラーをまずは紹介していきます。
①グロー系のカラー
光を照射すると蓄光し、発光するのがグローと呼ばれるカラーになる。
基本的には白系のグローが一般的ですが、ピンクグローやチャートグローなども存在している。
暗い場所でアジングをする際に魚にしっかりワームの存在感を認識させるように使うこともできますが、常夜灯周辺の場所であってもグローが効果的になってアタリが良く出るということも結構あるぞ!
アジングワームを揃えるなら、1つはグローカラーのワームは用意しておいて損はないと思う(*^^*)
初めての場所でいきなり投げてアジの反応を探すという方法でも良いですし、ある程度実績のある場所であれば
まずはグロー以外の発光しないカラーのワームから釣っていき、反応が無かったり悪くなってきたときにグローに交換して投げるのも良い。
アジに限らず、グローカラーというのは魚に対するアピールは強くても逆に魚がスレやすくてルアーを見切りやすくなる時がありますからね!
いきなりグローを投げてしまうより、ナチュラルなカラーから入っていって反応が悪くなった時にグローでアジの目先を変えてあげる・・・・。
個人的に常夜灯周辺でアジングをする際にはこんな感じで使うことが多いかな。
また、グローの光らせ方を強くするのか弱くするのかで魚の反応が変わることもあるので注意。強く光ればいいというわけでも無くて、うっすら弱く発光するくらいの方がアジの反応が良いという時もある。
このあたりは色々試してみると面白いと思います。
②ピンク・チャート系のカラー
グローとは違い、ワーム自体は発光しないものの水中で良く目立つカラーであるピンクやチャート。
ワームの存在はしっかり出したくてもグローカラーを嫌がる。
そんな時に使う場面に来ることが多くて、暗い場所から常夜灯周辺のアジングまで広く使うことのできるオールマイティーなアピール系のカラーだね!
ピンクとチャートを比べると、よりアピールが強いのがチャートで少しナチュラルなのがピンク。
そんな位置づけをしているのですが、どちらもそろえておく必要は必ずしもなく
ピンクかチャート、場合によっては発光しないノングローのホワイトなどの中から1つ、とりあえず持っておけばまずは良いかな。
アジングにも効果的ですし、メバリングにおいてもピンクやチャートなどの目立つカラーはとても効果的!
アジングに挑戦する際は、1つくらいは良く目立つカラーを持っておくと良いですよ。
常夜灯周辺のアジングにおすすめなカラー
続いて、最もポピュラーな常夜灯周辺でアジングを楽しむ際、私が良く使うカラーとその使い分けの基本的な部分を紹介していくぞ。
常夜灯周辺でアジングを楽しむ時、活性が高かったり魚が大きい時はそれほどシビアではない場合もありますが、時々特定の種類の餌を偏食していたりするとカラーの差が出ることもあるような気がする。
このあたりを踏まえて必要なワームカラーを揃えておきたいですね!
①クリア系のカラー
単にクリア系と言っても、クリアチャートやクリアピンクなどといった様々な透明なカラーのワームが発売されていると思います。
あまり細かく意識しすぎてしまうとよくわからなくなってしまうと思いますので、まず揃える際は
ベーシックな色の付いていない透明なクリア!
これをベースにワームカラーを揃えれば大丈夫。
後はラメが入っている入っていないなどがあるんですが、夜の常夜灯周辺でアジングをするのであれば
ラメなしか、ラメのカラーはシルバーやゴールド系などを基本に考えれば良いと思う。
ラメの色にまであまり細かくこだわると、お金がいくらあっても足らんくなるぞ(-_-;)
個人的には銀色や虹色に輝くものが好きなどで、そういった感じのカラーを好んで使用している。
透明なカラーのワームは常夜灯周辺の夜のアジングでも
特に白や若干青っぽいようなライトの場所でワームの色が水に良くなじむ。
こういった白系の常夜灯周辺ではまずはクリア系のワームから釣りをしてみて、アジの反応を見ていくことが多いかな!
またクリア系のカラーは餌に近いナチュラル感がありつつも、光が当たると乱反射をするので思いのほか魚へのアピール力がある。
だからアピール力は程よくありつつ、ナチュラルさも併せ持つ。クリアカラーについてはこんな感じで考えているぞ。
②オキアミ系のカラー
アジングではメジャーなレインズのワームでいうと、グローオキアミパワーなどと呼ばれるような、若干くすんだオレンジ色をしているような半透明のカラー。
透明感の高いクリア系と並び、夜の常夜灯周辺のアジングではかなり多用することの多いオールラウンドカラーだ。
クリア系のワームと比べてオレンジ色の光の常夜灯周辺ではとても自然に水にワームがなじむので
オレンジ色の常夜灯周辺のエース定期存在。
アジに限らず、色々なフィッシュイーターはオレンジ系の常夜灯周辺は魚の反応が良い事も多いので出番は結構多いかな!
ジャッカルからはこのオキアミ系のオレンジ系のワームにツブツブのグローが入ったカラーなんかも発売されている。
これらはアミやプランクトンなどを捕食しているアジに良いと言われているようですが、そうでなくてもよく釣れるので気に入って使用しています(*^^*)
赤ラメ系のカラー
ラメの色にはこだわりだしたらキリが無いですが、アジングを楽しむ際に遭遇するのが
アミやプランクトンなどの極小ベイトを捕食しているアジ。
これらが結構厄介で、シルエットが大きいワームで食わせるには少し難しくなる時が多い。
こういう時に良く効くと言われているのが
赤をはじめとした赤やピンク、紫などのラメが入ったワーム。
アジが水面付近の何かを捕食しているけど、餌が小さくて見えないような時や、静かにモワっと波紋が広がるライズ。
このような時は、シラスなどの遊泳力のある餌ではなくて
遊泳力が低くて泳ぐのが遅いプランクトンやアミなどどいった、小さなエビのようなものを捕食しているパターンの時があるのだ。
こんな時に使ってみると良いと言われているのが、赤っぽいラメが入ったワームってわけね。
赤系のラメに他のラメが混ざっているようなものもありますが、基本的にはクリアベースに赤ラメが入っていればいいと思いますよ(*^^*)
この赤ラメも1つ持っておいて、他のカラーに食ってこないけどアジは居る・・・・・。
そんな状況下でカラーローテーションの1つに加えてもらえればいいと思いますよ!
アジングにおける色のセレクトまとめ!
今回はアジングにおける、ワームのカラー選びの基本的な考え方について少し紹介をさせていただきました。
普段アジングを楽しむ際、意識しているのは大体こんな感じかな(*^^*)
これはあくまで私がアジングを楽しむ際の考え方ですが、普段釣りに出かけて釣行する際にはこの位ワームカラーを揃えておく。そうすれば大体どのような状況下でもアジングが楽しめると思うぞ!
似たような系統のカラーを細かくそろえるより、ある程度カラー毎に役割を決めてあげて違う系統のカラーをまんべんなくそろえた方が良いと思いますよ!
まず基本は
グロー、ピンクなどの目立つ色、クリア、オキアミ、赤ラメ。
この5色くらいからワームを揃えてみてまずは実際の釣り場に足を運んでみる。そして足りないものがあれば買い足しても良いですからね。そうすれば余計なものを買いそろえる必要もなく、シンプルな考え方でアジングを楽しむことができるはずです。
釣りがうまくなるには細かい道具の使い分けが重要に思われがちですが、本当に上手な人は余計な道具は使わないし仕掛けもシンプル。
今回紹介させていただいたカラーを基に、アジングに挑戦してみてくださいね。
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