ショアジギングで飛距離が欲しい時のおすすめメタルジグはコレ!実釣比較で選びぬき

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ショアジギング 飛距離 おすすめ メタルジグ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は恒例のショアジギング講座をやっていきましょう。

今日のテーマは「飛距離が欲しい状況下でおすすめなメタルジグ」を選抜して紹介!

ここで紹介する「よく飛ぶジグ」は全て私が購入してアクションの質や飛距離をチェックし、実際に魚を釣った上で選んだものになる。

なのでメーカーのうたい文句などの切り抜きではなく、実際に投げ比べた中でも私自身が楽に飛ばせたもの。

メタルジグは飛距離がすべてではないけど、状況によっては飛距離が重要になることも当然ある。

キャスティングが苦手で飛距離がイマイチ伸びない方や、狙いたいスポットが遠い釣り場で使いやすいアイテムを探している方の参考になったらうれしく思う。

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飛距離に優れたショアジギング用メタルジグの選び方の基本

飛距離に優れたメタルジグを紹介していく前に、飛距離とアクション・使い方の関係について少し紹介しておこう。

飛距離と重心バランス

アクションは後回しで、とにかく飛距離に特化させたいのであれば後方重心・リアバランス設計のメタルジグを選ぶのが手っ取り早い。

メタルジグ 飛距離 重心

見分け方としては「ジグの後方付近に厚みがあるボディ形状のもの」と覚えておくとシンプルだ。

後方重心のメタルジグはキャストした時にジグの飛行姿勢が安定しやすく、グルグル回りにくいので多少ミスキャストしても飛距離低下が目立ちにくい。

ジグの形状

メタルジグ 形状 飛距離

重心バランスとともにメタルジグのボディ形状にも注目しておきたい。

市販のメタルジグは大きく分けると

  1. 平たくて薄い形状のもの
  2. 細身でスリムな形状のもの
  3. ボディに厚みがあるもの

このような3つの種類に分類できることが多い。

どちらのジグも風が弱い状況下だったり上手にキャストする技術があれば、そこまで大きく飛び具合は変わらないことが多い。

しかし、1の「平たくて薄い形状のジグ」は横風を受けたりすると飛距離低下が目立ちやすく、安定してロングキャストするのが難しくなりがちだ。

平たい形状のジグは飛距離よりも低速の誘いにおけるアクションの立ちあがりを優先したものが多く、風や潮の影響を大きく受けやすい特性を持つ。

飛距離とメタルジグのアクションのバランスを考慮する

とにかく飛距離を重視するなら、「後方重心+スリム形状、またはボディに厚みがあるジグ」を選べば手っ取り早い。

しかし実際はそう簡単にもいかず、飛距離とアクションのバランスを見てジグを選ぶことになる。

センターバランスのジグとうまく使い分けよう

リアバランスのジグは飛距離に優れているが、

  • ジグをアクションさせた時の滑走時間が短い
  • ただ巻きすると強めのテールスイングを発生させる
  • ジャークで使う時は主に中速~ハイピッチアクション向け

このような特性がある為、スロージャークで魚にジグをしっかり見せたい時・海中で大きくジグを飛ばしたい時に使い勝手が少し悪くなりやすい。

センターバランス リアバランス

また、状況によっては波動が弱いジグの方が魚の反応が集中することもあるので、センターバランスのメタルジグとの使い分けを行いたい。

なのでとにかく飛距離を優先させたい時とジグのアクション・使い方も考慮したい時では、使いやすいアイテムチョイスは変わってくるってわけ。

今回紹介するおすすめなジグはそのあたりの使用感についても触れつつ紹介していくので、参考にしてもらえたら幸いだ。

飛距離を特に重視したい場面のショアジギングにおすすめなメタルジグ

まずは、飛距離の優先度が特に高い状況下でのショアジギングにおすすめなメタルジグを選抜して紹介していこう。

オーナー 撃投ジグエアロ

撃投ジグ エアロ

撃投ジグエアロはリアバランスのメタルジグで、非常に安定した飛距離を誇る若干ロング系のメタルジグ。

ただ巻きではやや強めのテールスイングを見せ、ジャークで使う時はどちらかというとテンポを上げたハイピッチ向け。

また、フォールに入る時は非常に鋭いスライドを見せるぞ。

撃投ジグエアロ 釣果

主に青物狙いのショアジギングにおすすめで、安定した飛距離とキレのあるアクションが特徴だね!

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撃投ジグエアロオーナー 撃投ジグエアロをインプレ。使い方・アクションの質を詳しく解説!

メジャークラフト ジグパラジェット

ジグパラジェット

撃投ジグエアロと同じく、スリム形状でリアバランスのジグパラジェット。

このジグも良く飛ぶアイテムだが、アクションのキレ自体は撃投ジグエアロの方が上かな。

ジグパラジェット 釣果

なジグパラジェットの方が若干マイルドな使い勝手で、ショアジギング初心者の方には癖が無くて使いやすいかもしれない。

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ジャッカル ビッグバッカージグ

ビッグバッカージグ

ジャッカルのビッグバッカージグはコンパクトシルエットのリア重心仕様のメタルジグ。

撃投ジグエアロやジグパラジェットよりもクイックなアクションが得意で、小刻みなジャークやただ巻きでのかなり強いテールスイングが魅力的なアイテム。

ビッグバッカージグ シイラ

細身のロングジグよりも短い距離の誘いにも反応してくれるので、青物はもちろんのことヒラメやハタなど底物狙いにも使いやすい。

巻きで使うとかなり強い波動を発するので、手元に伝わる操作感もかなり大きめのジグだね!

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DUO ドラッグメタルキャストTG

ドラッグメタルキャストTG

3つ目は高比重タングステン素材を使用したメタルジグ。

タングステンジグは他にもあるけど、ドラッグメタルキャストTGはその中でも非常に飛距離に優れたモデルになる。

ショアジギング対応の他のタングステンジグと比較すると、厚みがある超コンパクトボディで悪条件だろうがぶっ飛ぶ。

ドラッグメタルキャストTG マゴチ 釣果

ボディの比重・形状から滞空時間は短めになるので、連続的なジャークや巻きで使いやすい。

ゆったりとしたアクションには対応しにくいので、使い方や使用者の好みで使いやすい・使いにくいは少し分かれやすいかな。

風が強い状況下のショアジギングではタングステン素材のメタルジグは強い武器になるね。

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飛距離と自在な誘いを両立したい時におすすめなメタルジグ

次はリア重心のジグよりも飛距離は多少劣るものの、全体としてはよく飛びつつもジャークやフォール・巻きといった様々な使い方に対応しやすいジグを紹介。

リアバランスのジグでは食わせきれない時や、自由自在にアクションを与えて食わせていきたい時におすすめだ。

オーナー 投技ジグ

投技ジグ

オーナーの投技ジグはオーソドックスなセンターバランスながら、非常に細身のシルエットで空気抵抗が小さいのが特徴でよく飛ぶ。

左右非対称のセンターバランス形状なのでヒラヒラとした程よく動く水平フォールが使え、ジャークに対してもいい感じに反応して海中をダートする。

投技ジグ 釣果

ただ巻きでは程よくウォブンロールでスイミングするが、アクション自体は若干おとなしめで潮抜けが良い。

なので巻き速度も超高速巻きまで対応でき、自在にアクションを組み合わせて食わせる楽しさがあるジグだね!

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DUO ドラッグメタルキャスト

ドラッグメタルキャスト

投技ジグとは対照的な形状で、ショートボディで若干ずんぐりしているドラッグメタルキャスト。

ドラッグメタルキャストは若干扁平ぎみのボディながらバランスが良く、コンパクトボディなので飛距離も優秀!

ただ巻きでは程よいテールスイングでアクションが立ち上がり、ジャークさせるとクイックに反応する分滑走距離は短め。

なので投技ジグとは対照的な使用感を持っており、クイックなジャークで使うならドラッグメタルキャストの方が使いやすい。

逆に大きめのジャークでジグを海中でワイドに飛ばすときは投技ジグの方が優れており、好みや使い方で選び分けると良い。

ドラッグメタルキャスト 釣果

個人的には魚種問わずにオールラウンドに使いやすいのがドラッグメタルキャスト。

投技ジグはどちらかというと青物狙い向けという印象がある。

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オーシャンルーラー ガンガンジグショット

ガンガンジグ

ガンガンジグは若干コンパクトな形状で厚みがあるセンターバランスのメタルジグ。

オールマイティーなセンターバランス系のジグではこのジグも良く飛び、フィールド・魚種問わずに対応できるね!

ガンガンジグショット 釣果

オーソドックスで魚種問わずに使えるメタルジグの中では、ただ巻きにおけるアクションは若干おとなしめだ。

ジャークさせた時の滑走幅は平均的で使いやすく、フォール中はロールとイレギュラーなスライドが入って強くフラッシングする。

使い方次第でヒラメなどの底物狙いにも対応できるし、程よい潮抜けで高速巻きまで使える隠れた万能ジグという印象。

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リトルジャック メタルアディクト05

メタルアディクト05

メタルアディクト05はマイナー気味なメタルジグ。

かなり細身のセンターバランスのメタルジグで、空気抵抗が極端に小さいのでリアバランスのジグに匹敵する飛距離を見せるぞ。

メタルアディクト05 青物 釣果

ただ巻きにおけるアクションはかなり控えめだが、その分超高速巻きでもアクションが破綻しにくいメリットがある。

また、ジャークアクションを与えると海中をかなり鋭くかっ飛ばすことができ、水平姿勢のナチュラルなフォールもバランスが良い。

認知度は少し低めだが、実際に使ってみると非常によく考えて作られているメタルジグでかなり使いやすい!

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ZEAKE Fサーディン

ZEAKE Fサーディン インプレ

Fサーディンは若干後方に重心の置いたセンター後方バランスの小粒なメタルジグ。
ボディには程よい厚みがあり、ピラピラしたセンターバランスのジグよりも明らかに飛距離が伸ばしやすいですね!

主に小刻みでクイックなジャークで使いやすく、イレギュラーでキレのある素早いアクションを出すのが得意なジグ。

Fサーディン 釣果 ヒラメ

青物はもちろん、細かなロッド操作で誘えばヒラメやマゴチなどの底物も十分狙える。

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飛距離とスロー系のアクションをバランスさせたおすすめメタルジグ

次に紹介するのは、ヒラメなどの底物狙いや低活性な沈んだ青物狙いで使いやすいよく飛ぶメタルジグだ。

バスデイ バンジーショット

バンジーショット

バスデイのバンジーショットはヌルヌルと柔らかく動き、スローなただ巻きやリフトフォールで使いやすいメタルジグ。

後方重心の厚みがあるボディ形状で非常に良く飛び、悪条件下でもカッ飛ぶ。

バンジーショット 釣果

一方で引き抵抗が大きめでヌメーッとした使用感なのでジャークさせて使う時は巻き重りが少し気になりやすい。

主にただ巻きや最小限のロッドアクションで使いたい方におすすめなジグだね。

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バンジーショットバスデイバンジーショットの使い方・インプレ。カッ飛び&ただ巻きでもしっかり泳ぐメタルジグ!

ZEAKE Sビット

Sビット

Sビットはショアスロー用のメタルジグだが、かなり極端な後方重心設計のアイテム。

コンパクトでツルッとしたボディ形状で飛距離は優秀、スローな巻きでも大きくテールを振ってスプーンのように動く。

Sビット ヒラメ

後方重心ながら水平気味の姿勢でヒラヒラフォールするので、落とし込みでバイトも十分拾えるぞ。

バンジーショットよりもアクションは少し大きめで、小刻みなジャークなどを使いたい方にはSビットがおすすめかな!

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SビットZEAKE Sビットの使い方・実釣インプレッション!【青物・ヒラメ何でも対応】

ダイワ サムライジグスロー

サムライジグ スロー

3つ目の飛距離抜群なスロー系アクションにおすすめなメタルジグは、ダイワのサムライジグスロー。

このジグもコンパクトボディ+肉厚設計のリアバランスなのでめちゃ飛ぶ。

サムライジグスロー 釣果

バンジーショットやSビットとのアクションの違いとしては、アクションの柔らかさよりもキレ・イレギュラー感が強調されている点。

なのでヒラヒラとナチュラルに動かして使うよりも、小刻みで緩急をつけたジャークやストップアンドゴーなどで使うのがおすすめ。

イレギュラーなフラッシングや、クイックなアクションを活かしたい時に使いやすいジグだね。

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サムライジグ スローダイワ サムライジグスローをインプレ。超小粒で速めの誘いにも対応できるショアスロー系ジグ!

▼ライトショアジギング用メタルジグの選び方の基本・コツや使いやすいおすすめジグを知りたい方は【ライトショアジギング用メタルジグ選び・おすすめアイテム徹底解説!】を参考にどうぞ。

全て管理人が実際に使い比べ、公平な視点で使いやすいアイテムを選抜してあります。

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