こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はヒラメのルアー釣り講座をやっていきましょう。
今日のテーマは、サーフヒラメ・マゴチを狙ったフラットフィッシュゲームにおけるラインセレクト、おすすめのPEラインとショックリーダーを紹介します。
ヒラメ釣りをするシチュエーション毎のラインの太さの選び方や、各社様々なラインを使い比べてきた管理人のおすすめラインを実際の使用感と合わせて解説します。
紹介するアイテムについては
- 全て実費を払って購入する
- 公平な視点で使用感をチェック
- 実際に魚を釣る
これらにこだわっており、よくある適当な寄せ集め記事や根拠のないランキングではありません。
✔管理人の経験・実績
なお、私の経験やヒラメ釣りに関する実績としては
- 年間釣行数250~300以上。基本的に毎日フィールドに立ち続けています
- 静岡県中部地区にてヒラメ・マゴチを月間100枚以上・半年で300枚以上(全てショアからの釣果)
- プロスタッフとしてメーカーから勧誘経験あり
- 釣具店・メーカーにて私のタックルインプレや釣り方解説の利用あり
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については、釣行記やYouTube・Twitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
まるなか
サーフヒラメ釣り用ライン選びの基本!
まずはヒラメ釣りにおける、PEラインとリーダー選びの基本を簡単にまとめておきます。
PEラインの選び方としては、
- 太さ・号数:1号~1.2号が基準
- ラインの撚り数:8本編み
- 糸巻き量・長さ:200m巻き
迷った時は、このようなPEラインを選んでおけばOK。
一方でリーダー選びとしては、
- ラインの素材:フロロカーボンが無難
- 太さ・号数:5号~6号が基準
- 長さ:1ヒロ前後
ショックリーダーはこんな感じで選んでおけば、大きな失敗はありません。
サーフのヒラメ釣り用PEラインの選び方
まずはPEライン選びから紹介していきましょう。
現在のフラットフィッシュゲームでは、ナイロンラインを道糸にすることは非常に少なくなっています。
ほぼ100%のアングラーがPEラインを使っているのが現状で、強度や伸びの少なさでPEラインには圧倒的なアドバンテージが有りますね。
PEラインの太さ・号数の選び方
ラインの太さ・号数は1号または1.2号が基準
細いPEラインをスピニングリールで使用すれば、飛距離が出るメリットがあります。
また、風や潮の影響を受けにくくなるため、着底把握が重要なフラットフィッシュゲームではとても使い勝手が良いですね。
しかし、実際の釣り場にはテトラポッドや沈み根・駆け上がりなどの障害物が存在していることも多いです。
ですので、やたら細いラインを使えば良いというわけではないのが現実です。
ヒラメ釣りを楽しむうえで必要な強度と飛距離などの扱いやすさを考慮すると、1号~1.2号程度のPEラインが使いやすさ・強度のバランスが良いですね。
まるなか
障害物の無い開けたサーフの場合
周囲に障害物がなく、水中も比較的フラットな地形のサーフで釣りをする場合。
このような時は、0.8号ほどのPEラインでも問題はありません。
しかし場合によっては青物が回遊してきたり、釣り人が多くて掛けた魚は速やかに回収しないと隣の方と絡んでしまう可能性などがあります。
ラインがダメージを受ける可能性が低いサーフで使用するのであれば、PEラインは0.8号~1号ほどを選ぶのがおすすめですね。
ラインは細い方が飛距離の面や風などの影響を受けにくいですが、迷った時は強度のあるワンランク太いPEラインを選択しておく方が無難です。
一番大切なのは、ヒットした魚を確実にキャッチできる強度が確保されていることですから。
まるなか
テトラ周りや駆け上がりなど、ある程度の障害物が存在する場合
私のホームグラウンドは静岡サーフと呼ばれるヒラメ釣りの人気スポットですが、テトラポッドが等間隔に入ってる場所が多いです。
また、ほとんどが急深なサーフになるので、少しきつい斜面の駆け上がりがある場所も沢山あります。
こういった釣り場では、根ズレを防ぐために多少強引にやり取りをして魚を寄せてきたり、沖合で魚をある程度浮上させる必要があったりします。
このようなシチュエーションでは、0.8号のPEラインでは若干強度不足を感じやすいですね。
ですので、ある程度ラインがダメージを受ける可能性があるサーフでの使用を考慮すると、PEラインの太さは1号~1.2号を基準に考えるのがおすすめです。
1.5号などの太いラインになってしまうと飛距離の低下であったり、風や潮の抵抗が大きくなります。
ヒラメ釣りで使う20g~30g程度のルアーの重さを考慮すると、1.2号程度までが快適に使いやすいですね。
まるなか
テトラ上や障害物が激しい場所でヒラメを狙う
テトラポットの上からの釣りや、駆け上がりの斜面や沈み根が多く入っている場所の場合は、ラインが根ズレする可能性が更に高くなります。
このような場面では、ラインの太さは更にワンランク太くして対応するのもおすすめですね。
テトラポッドの上からの釣りになると、厄介なのが沖に沈んでいる崩れテトラですね。
せっかく魚を寄せてきてもラインがテトラポッドに擦れてしまい、ラインブレイクしてしまったりすることは意外と多いです。
特に外洋に面したテトラポッドの際は波が強く打ち付けるので、魚が波にのまれてラインブレイクやバラシにつながる可能性も高いですね。
このような場所では、より強度のある1.2号を基準に考え、ドラグを出せない場所や抜き上げが必須な場合・青物の回遊が多い時は1.5号程度までを使用します。
波が少し高い時や、テトラ際まで下りられない場所では抜き上げが必要になる場合も多いです。
ラインは十分に強度を持ったものをセレクトするのが重要ですね!
夏~秋の水温が高いシーズンは、青物が回遊してくることも多くなります。
カンパチなどがヒットすると、テトラポッドなどの障害物に向かってかなり強く引き込むので厄介ですね。
こういった状況では強度のある太めのPEラインでないと、せっかく掛けた魚をキャッチすることが難しくなるので気をつけましょう。
まるなか
撚り数:8本撚りのPEラインがおすすめ
PEラインは細い原糸を編み込んで作られています。
主に4本編みと8本編みのPEラインに分かれますが、ヒラメ釣りにおすすめなのは8本編みのPEラインですね。
パッケージに「8やX8」という記載があるものが多いです。
4本編みのPEラインは
- 価格が安い
- 原糸1本あたりが太く、多少雑に扱っても毛羽立ちが発生しにくい
- 表面がザラザラしていて抵抗が大きい
このような特徴があります。
コスパに優れているメリットがありますが、ルアーをキャストした時の飛距離やリールを巻いた時のザラザラ感が気になりやすいです。
一方で8本編みのラインは
- 4本編みのラインよりもやや高級
- 原糸1本が細く、細かく毛羽立ちやすい
- 表面がツルッとしていて抵抗が小さい
このような特徴がありますね。
8本編みのラインの方が表面のキメが細かく、ルアーの遠投性能やリールを巻き取った時の摩擦が少ないです。
現状では、8本編みのラインが1番使用されている種類のPEラインですね!
まるなか
ラインの糸巻き量
ヒラメをサーフから狙った場合、使用するルアーは比較的重量級のものが多いです。
20g前後のジグヘッドにワームをセットしたり、バイブレーションだったりメタルジグだったり・・・。
最近は重たいシンキングペンシルなども人気があり、ヒラメ用ルアーはだいたい20g~30gほどのウェイトがメインになります。
これらのルアーを遠投することを考えた場合、150m巻きではラインが少し短くなっただけで足りなくなってしまうリスクがあります。
ですので、PEラインを選ぶ際は200m巻きを基準に選ぶのがおすすめです。
ヒラメ用のルアーはだいたい50m~100m前後の飛距離になることが多く、200m巻き取っておけば、ラインが足りなくなる心配は少ないです。
まるなか
PEラインのハリ・コシ
PEラインはアイテムによってハリ・コシの強さが違います。
最終的には好みですが、
- 柔らかいライン:ラインがドバッと出にくいが、風などでたるみやすい
- パリッとしたハリが強いライン:ラインがまっすぐになりやすく、ルアーの操作性に優れる。ガイドに絡みにくい
このような特性があります。
初心者の方には、硬くてパリッとしたPEラインは扱いにくいことがあります。
価格・グレード
PEラインは価格が安いから弱いというわけではありません。
パッケージから取り出した状態であれば、価格による強度の差はほとんどありません。
しかし、長時間使い続けた時の劣化速度や、多少ラインが擦れた時の残存強度については高級なPEラインの方が優秀な傾向があります。
ここ一番での信頼性を求めるのであれば、やはり高級なPEラインの方がおすすめですね!
コスパに優れた安いラインを速いサイクルで交換して使うのも良いですし、高級なラインを大事に使うのも考え方の違いであり、どちらも間違いではありません。
ただし、傷が入っているのに騙し騙し同じラインを使い続けるのは最悪なので、ラインが痛んだ時は惜しまずにカットするべきです。
まるなか
サーフのヒラメ釣り ショックリーダー選び方
次はPEラインに接続するショックリーダー選びを紹介します。
リーダーの素材
基本はフロロカーボンライン
サーフのフラットフィッシュゲームで使用するリーダーの素材について、少し詳しく解説します。
ヒラメ釣りに使うリーダーですが、基本的には硬度が有り、サーフの砂や石で擦れにくいフロロカーボンラインが無難ですね。
フロロカーボンラインは紫外線や吸水による劣化が少なく、比重が大きいので潮なじみも良好です。
ナイロンラインが活きる場面
フロロカーボンではなく、ナイロン製のショックリーダーを使うメリットはどこにあるのでしょうか?
私がナイロンラインをおすすめするのは、
- ヒラメのバラシが目立つ時
- ラインを沈ませたくない時
この2点が主になります。
サーフでは打ち付ける波が厄介です。
波によってラインテンションが抜けたり、逆に急に強い負荷が掛かってバラシにつながる可能性があります。
また、ヒラメやマゴチは口が硬いくせに皮が薄く、口切れが発生しやすいですね。
伸びが少ないリーダーは高感度な釣りには役立ちますが、特に至近距離のやり取りでは衝撃を吸収しきれず、口切れなどによるバラシが発生しやすくなることがあります。
取り込み寸前でのバラシが目立つという方は、リーダー素材をナイロンに変えてみるのもおすすめですね。
ナイロン特有の伸びで魚の引きや波の力を吸収するので魚にも優しく、タックルを保護する効果もあります。
PEラインが衝撃によってブレイクするのを防ぐ効果も期待できますね。
ナイロンリーダーのメリットが活きるもう1つの場面としては、ラインを沈ませたくない時です。
ワームなどを使い、スローな誘いやステイでネチネチとヒラメを釣りたいような時。
このような時は、比重の大きいフロロカーボン製のショックリーダーは使いにくいことがあります。
フロロカーボンラインは重たく、放っておくとラインが海底に這うように沈み込んでしまいます。
それではラインが海底にスレてザラザラになるし、ルアーをリフトしようと思ってもラインが沈んでしまい、ボトムでズル引きしているだけになりやすいですね。
まるなか
ショックリーダーの太さ・号数選び
次はショックリーダーの太さ・号数選びについて、少し詳しく解説します。
ショックリーダーの太さは5号~6号を基準。迷ったら6号!
合わせるPEラインの号数により、ショックリーダの太さもベストなセッティングは多少変わってきます。
しかし、ショックリーダーの太さでヒラメの釣果が変わるかと言えば、正直言って関係ないことがほとんどです。
まずは必要な強度をしっかり確保することを優先します。
極端に太すぎなければまったく問題なくヒラメやマゴチは釣れるので、ヒヤヒヤしながらやり取りする必要がある細いリーダーを使う必要は全くありません。
- PEライン0.8号:ショックリーダーは4号~5号
- PEライン1.0号:ショックリーダーは5号~6号
- PEライン1.2号:ショックリーダーは6号~7号
- PEライン1.5号:7号~8号
基本的にはメインラインの号数に合わせてリーダーを決めますが、私の場合はこれくらいを目安に選ぶことが多いです。
開けた障害物の無いサーフの場合
ラインがダメージを受ける可能性が少ないサーフの場合、私は5号ほどのリーダーを使うことが多いですね。
ヒラメには鋭い歯があるので、ルアーが歯に擦れた時の切れにくさを考えると最低でも4号。
できれば5号くらいの太さがあった方が安心です。
テトラポッドや駆け上がりなどが存在する場合
テトラポッドの周辺や駆け上がりなど、ある程度障害物が存在しているサーフでで釣りをする時。
この時はワンランク強度を上げ、6号ほどのリーダーを基準に使っています。
状況によっては、魚がテトラ方向へ走って行ってしまったりすることもあります。
このような時は強引にやり取りをして魚を引っ張り出したり、ある程度ラインが傷になることもあるので、4号などのリーダーでは強度が足りなくなることもあります。
6号ほどのリーダーになると、多少ラインが擦れても簡単には切れにくくなり、それなりに強引なやり取りも可能になります。
テトラの上や障害物が激しい場所を狙う場合
テトラ帯や激しい根回りでヒラメを狙う時は、最低でもリーダーは6号程度。
状況によっては8号程度までの号数を使用します。
10号程度の太いラインになってくると、ノットの締め込みが面倒になってきます。
また、ラインの硬さが気になりやすいので、私の場合は太くても8号までですね。
太いリーダーを使いたくても硬さが気になるという時は、フロロカーボンラインではなく、しなやかなナイロンリーダーを選ぶのがおすすめです。
まるなか
ラインの硬さ
リーダー用のラインは同じ素材であっても硬さに違いがあります。
基本的に硬いラインの方が扱いにくくなりますが、
- 傷が深く入りにくい
- 伸びが少ない
このような特性があります。
感度を求めるなら硬めのリーダーを選び、衝撃吸収性やノットの組みやすさを重視するなら柔らかめのリーダーがおすすめです。
ヒラメ釣り初心者におすすめなコスパ系PEライン
最後に、実際に私が使い比べた中でおすすめなラインを選抜して紹介しておきます。
まずはメインラインに使うPEラインから。
シマノ ピットブル8+
- 価格:やや安い
- 編数:8本編み
- 硬さ:硬め
シマノのピットブル8+は、比較的低価格でコスパが良く、割とパリッとしていて硬めな質感になっています。
直線強度が非常に高く、伸びも少ないので、ルアーの操作感やアタリがダイレクトに伝わります。
劣化にさえ注意すれば非常に強いラインで、私は磯のヒラスズキや青物狙いでよく使っていますね。
気になる点としては、中価格帯以上のラインと比較すると、耐久性がやや劣ること。
色が抜けてきて少しカサついてくると、細かく毛羽立ってきてライン強度が低下しやすい印象です。
色が抜けてきたり少しカサつきが出てきたら、早めにラインをカットして使うことで強度低下を防ぎ、快適に使えます。
▼詳しい使用感の解説は【シマノ ピットブル8+徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ダイワ UVFソルティガデュラセンサー8+Si2
- 価格:安い
- 編数:8本編み
- 硬さ:やや硬め
ダイワのデュラセンサーシリーズは耐摩耗性に優れたラインになっているのが特徴で、根ズレに強いコーティングが施されています。
ハリはやや強めですが極端に硬くなく、ヒラメ釣り初心者の方にもおすすめです。
コーティングが残っていれば多少根ズレしても耐えてくれる粘りがあり、価格の割に耐久性も悪くありませんね!
▼詳しい使用感の解説は【ダイワ ソルティガデュラセンサー8徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
メジャークラフト 弾丸ブレイドX(クロス) X8
- 価格:やや安い
- 編数:8本編み
- 硬さ:硬め(号数による違いあり)
メジャークラフトの弾丸ブレイドX8は表面がツルッとしたコーティングが施されていて、糸滑りが非常に良いラインになっています。
飛距離が非常に安定しており、数パーセント程度の飛距離の伸びを感じます。
1号を使用した感じでは割と硬さがあり、パリッとしたラインに仕上がっています。
色落ちなどの劣化にも比較的強く、価格を考えたら十分な使い勝手の良さがあります。
▼詳しい使用感の解説は【メジャークラフト 弾丸ブレイドクロスX8徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ゴーセン ルーツPEX8
- 価格:安い
- 編数:8本編み
- 硬さ:柔らかめ
ルーツPEX8はしなやか系のコスパに優れたPEラインで、リールへの馴染みが非常に良いのが特徴です。
また、色落ちなどの劣化に対して非常に強く、初期の使用感が非常に長く続くのもこのラインの良さですね!
硬いラインが苦手な方におすすめなPEラインになっています。
▼詳しい使用感の解説は【ゴーセン ルーツPEX8徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ヒラメ釣り中・上級者におすすめな中価格帯PEライン
よつあみ エックスブレイドアップグレードX8ペンタグラム
- 価格:中価格帯
- 編数:8本
- 硬さ:やや硬め
よつあみの超定番ラインがアップグレードX8ペンタグラムです。
やや硬めのハリ・コシがありますが、程よい感じで使いやすいですね。
コスパ系PEラインよりも劣化に強く、それなりの価格で信頼して使えるPEラインを探している方におすすめな1品です。
▼詳しい使用感の解説は【よつあみ アップグレードX8ペンタグラム徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
バリバス アバニジギング10×10 マックスパワーPEX8
- 価格:中価格帯
- 編数:8本編み
- 硬さ:しなやか
バリバスのジギングマックスパワーPEX8は比較的しなやかにできているPEラインですね。
一見するとこれといった特徴のない中級グレードのアイテムに思えますが、非常に劣化に強くて使用感が変わりにくいです。
アップグレードX8ペンタグラムよりも柔らかくて馴染みが良いラインなので、しなやか系PEラインが好きな方にマッチするはずです。
▼詳しい使用感の解説は【バリバス アバニ10×10マックスパワーPEX8徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
上級者におすすめなハイエンドPEライン
よつあみ エックスブレイド ジグマンウルトラX8
- 価格:高級
- 編数:8本
- 硬さ:普通~やや硬めくらい
PEライン製造メーカーとして1番有名なよつあみのハイエンドPEラインです。
価格は高級ですが、耐久性・耐摩耗性に関しては間違いなくトップクラスに強いですね。
私自身価格を考えずに強いラインが欲しい時は、このラインをチョイスすることが多いです。
モデルチェンジ前はしなやか系のラインでしたが、リニューアルによって程よいハリ・コシが手に入って更に使いやすくなりましたね!
▼詳しい使用感の解説は【よつあみ ジグマンウルトラX8徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
サンライン ソルティメイトPEジガーULT8
- 価格:高級
- 編数:8本編み
- 硬さ:硬め
サンラインのハイエンドPEラインがPEジガーULT8です。
摩耗に対する強さはジグマンウルトラX8に劣る感じはしますが、このラインの良さは表面の滑らかさですね。
表面が非常にツルッとしており、ルアーの飛距離がトップクラスに伸びます。
しっかりしたハリ・コシがあるのでリールからの糸抜けも良く、遠投性を重視したい方にもおすすめですね。
▼詳しい使用感の解説は【サンライン PEジガーULT8徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
おすすめショックリーダー
最後に私がこれまで使ってきた中でおすすめなリーダーを素材・使用感別に選抜しておきます。
ヤマトヨテグス 耐摩耗ショックリーダー
- 素材:ナイロン
- 硬さ:非常にしなやか
しなやかなナイロンリーダーを探している方におすすめなのが、耐摩耗ショックリーダーです。
一般的なナイロンラインよりも根ズレに対して強くなっており、ラインが擦れやすいサーフのヒラメ釣りにもバッチリ対応します。
若干ラインの色が白くなっていますが、ラインのカラーはヒラメ釣りでは関係ないので、釣果への影響は全く感じません。
DUEL ハードコアパワーリーダーCN
- 素材:カーボナイロン(ナイロンとフロロカーボンのハイブリッド)
- 硬さ:ナイロンより硬く・フロロよりもしなやか
ハードコアパワーリーダーCNはナイロンとフロロカーボンラインの複合素材で、両方の特性を併せ持っています。
ナイロンよりも劣化に強く、フロロカーボンラインよりも柔らかいので使いやすさも十分です。
比重はナイロンラインと同じなので、軽くて程よく伸びのあるリーダーを探している方におすすめ!
▼詳しい使用感の解説は【DUEL ハードコアパワーリーダーCN徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ダイワ 船ハリス200FX
- 素材:フロロカーボン
- 硬さ:かなりしなやか
ダイワの船ハリス200FXは、かなりしなやかで扱いやすいタイプのフロロカーボンラインですね。
もとは船の餌釣り用で、200m巻きで非常にコスパが良く、消耗を気にせずガンガン使いたい方におすすめ!
スプールが大きいので、使い終わった空のスプールに巻き替えて釣り場に持っていくと良いです。
扱いやすさが非常に優れているので、初心者の方にも使いやすいラインですね!
クレハ シーガーグランドマックスFX
- 素材:フロロカーボン
- 硬さ:しなやか
フロロカーボンリーダーでどれを選んだら良いのか分からない方におすすめなのが、グランドマックスFXですね。
フロロ素材としては扱いやすい硬さになっており、強度に関してはトップクラスに強いです。
オールラウンドに使えるリーダーで、上級者の方まで誰にても信頼して使用できます。
クレハ シーガーグランドマックス
- 素材:フロロカーボン
- 硬さ:硬め
赤のグランドマックスは伸びを少なくした硬度重視の設計になっていて、硬くて伸びが少ないリーダーを探している方におすすめです。
パリッとした硬さがあるラインになっており、初期伸度が非常に少ないです。
主にヒラメ釣り中・上級者の方におすすめなラインですね!
▼詳しい使用感の解説は【グランドマックスの強度を比較してみた】を参考にどうぞ。
よつあみ エックスブレイド FCアブソーバースリム&ストロング
- 素材:フロロカーボン
- 硬さ:ややしなやか
よつあみのFCアブソーバースリム&ストロングもグランドマックスシリーズに負けない強さがあるリーダー用ラインです。
使用感としてはややしなやかといった具合で、赤の硬いグランドマックスとグランドマックスFXの間くらいのハリ・コシに感じます。
サンライン ブラックストリームプラズマ
- 素材:フロロカーボン
- 硬さ:かなりしなやか
ラストはサンラインのブラックストリームプラズマですね。
フロロカーボンラインとしては最高クラスにしなやかで、非常に潮なじみが良くて扱いやすいのが特徴的です。
しなやかな分伸びがあり、表面に特殊処理が施されていて傷が深く入りにくくなっています。
フロロカーボンラインを使いたいけど、硬いラインが苦手という方におすすめですね!
▼詳しい使用感の解説は【ブラックストリームプラズマ徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
まとめ!
今回はヒラメのルアー釣りに使うライン選びについて、必要な基礎知識とおすすめラインを詳しく解説しました。
これくらい覚えておけば、ヒラメ釣り初心者の方には十分な知識・考え方が習得できるはずです。
とりあえず困った時は、
- PEライン:8本編みの1号~1.2号を200m巻く
- リーダー:フロロカーボンライン6号を1ヒロほど確保
こんな感じのラインシステムを組んでおけば、オールラウンドに使えるはずです。
今回の解説を参考にしてもらえたら嬉しく思います。
月間100枚以上のフラットフィッシュを釣り上げた実績に基づき、ヒラメ釣りの基本を解説します。
ヒラメ釣りに使うロッドの選び方・管理人が使用しているおすすめ機種を特性とともに解説します。
各社様々なグレードのリールを実際に使い比べ、ヒラメ釣りに使いやすい機種を紹介します。
こんにちは、いつも勉強させてもらってます。
さて、ちまたでは小型青物が賑わいを見せておりますが、そんな自分も小型青物しか釣れない初心者ルアーマンです。
質問なのですが、釣行を重ねるとPEがささくれてくると思いますが、まるなかさんは何回の釣行でPEとリーダーの結びなおしをおこないますか?
自分はPE1号で20〜30gのジグを投げてますが、2回くらいの釣行が限度なのかなと思っているのですが。。
こんにちは、まるなかです。
そうですね~。私の場合は1回の釣行が30分も無い時もありますが、休日なんかに何時間か釣行するのであれば毎回結び変えはしますね!
実際には2釣行に1回くらいの結び変えでも問題は無いと思いますから、このあたりは使う場所の根や駆け上がりの入り方によって考えれば問題ないと思いますよ!
根などがきつい場所であれば、毎回結び変えが無難ですね。
[…] PEが主流です(R) […]