こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は夜の漁港へメバル調査へ行ってみることにしました。
2月ということで、メバルは産卵期が続いていて、産卵前~産卵後の個体が混じって釣れることも多く、全体としてはややサイズが伸びにくいことが多いかなぁ。
今年はまだメバル調査をあまりやっていなかったので、今回はサイズよりも数釣りメインで回ってみることにしました!
果たしてどんな展開になったのか?
連日の極寒・強風
今回の釣行も風が結構強く、風速6mほどの予報です・・・。
連日季節風が強く吹き付ける日が多く、中々釣りやすい日はありませんね。
とりあえず風向きを読み、山で風からプロテクトされるエリアに目星をつけてまわります。
1か所目のポイントに到着しましたが、ライズなどは一切なくてベイトの気配もありません。
このポイントはどちらかというとシーズン初期に実績が高いですが、まだギリギリ釣れるはず。
ルアーは何を使おうか迷いましたが、風が強くて釣りにくそうなのでシンプルにジグヘッドリグで。
困った時の鉄板、ガルプのサンドサーディンで手堅くいっておきましょう!
ジグヘッドは風対策でジャッカルのLGヘッドのタイプTG、1.5gをセットします。
明暗の境を中心に、海藻が生えているスポットなどを探っていきますが、1匹くらいはすぐに釣れるだろうと思っていたものの、予想に反してアタリが全くありません・・・。
風も冷たくてすぐに手足が冷え切ってきました。
一度ネンブツダイのような「プルッ」という弱い反応があっただけで、メバルのようなバイトが無い。
これまでは表層~カウント15くらいまでのレンジを探ってテンポよく流していったんですが、ちょっと狙い方を変えます。
ベイトの気配もこれといって無いし、ボトムに張り付いているパターンが考えられます。
まずはボトムまでのカウントを探りますが、フリー気味の落とし込んでだいたい25くらいですね。
ですので、テンションフォールで20以上しっかりと沈めこみ、デッドスローのただ巻きと巻き落としを使い、ひたすら深いレンジを探るモードに。
スローダウンしてレンジを下げて探り始めると、開始数分で「コッ」という感触とともに抑え込むアタリ!
フッキングはしませんでしたが、あの感触はメバルの可能性が大です。
アタリが出た場所に同じような感じでワームをジワジワと沈めこむと、何投かしたところでまたアタリ。
少し食わせの間を入れてからスイープにフッキングすると、子気味良い引きが。
やはり深いレンジに居ましたね!
少し苦戦しましたが、無事メバルをキャッチしました。
1匹釣れれば何となくのパターンが分かってくるので、ここから先は寒空の下、ひたすらスローな展開で深いレンジをネチネチ探ります。
少しでもワームが浮くと全くアタリが出ないんですが、目の前にワームを滑る込ませるような感じで落とし込んでいくと、居食い系のアタリが出ます。
即アワセするとすっぽ抜けが少し目立ったので、少し待ってからフッキングを入れることで対応できましたね。
しかし、ある程度予想はしていたもののサイズは伸びず、大きいもので20cm弱、このような可愛いサイズも混じりました。
とりあえずパターンを掴んで数釣りはできたので、次のポイントへ移動することにしました!
ベイトの気配でプラッギングにシフト!
次のポイントは、初期~終盤までずっとダラダラと釣れるスポットです。
今シーズン初の調査ですが、今年はメバルが居るかな?
まずは釣り場の様子をチェックしていくと、常夜灯の明暗付近に2cm位の稚魚がポツポツ見えていて、風で良い具合に波もあって釣れそうな気配がありますね。
メバルは凪を釣れと言われますが、実際には荒れていても普通に釣れますし、多少波でザワザワしている方が騙しやすかったりします。
ベイトの気配があるので、ワームではなくプラッギングでチェックしていくことにしました。
ちょうどこんな時のために買っておいた、ジャッカルのアビーソリッド55Sで様子を見てみます。
使い方としては、風を利用してドリフト気味に水面下を流しながらのスローなストップアンドゴー(リフトフォール)ですね。
フワフワさせながらルアーを最小限スイムさせて浮上、その後にドリフトさせながらジワジワと落とし込んで食わせを狙います。
このパターンで明暗の境をランガン気味に釣り歩いていくと、釣り開始10分くらいで初バイト。
ワームを使ったメバリングも楽しいですが、プラグを使った時の「ゴッ」という鋭いバイトも最高です。
合わせを入れると無事ヒットしました。
レギュラーサイズのメバルをキャッチです★
寒いけど最高ですな。
2月~4月頃のマイクロベイトパターンのメバルやセイゴ狙いには、スローシンキングプラグのドリフトが良く効くんですよね。
後は同じようにドリフト気味の誘いとフォールのコンビネーションで釣り歩くと、
可愛いサイズも混じりつつ、鋭いバイトが出てメバルが釣れました。
岸壁沿いの海藻が生えている場所を同じように狙うと、重たい感じのバイトがあり・・・
パンパンに肥えたカサゴが釣れました。
カサゴも稚魚を意識しているようで、水面直下の岸壁沿いに浮いてましたね。
その後もメバルはポツポツ釣れ、カサゴももう1匹釣れて本日の釣行は終了することにしました。
メバルはサイズが全く出ず、釣れた個体は産卵前~産卵後のものが混じっているような感じですね。
これから3月・4月と季節が進むにつれて産卵から回復した元気な個体があちこちに散って餌を活発に追うようになるので、そうなると良型狙いも楽しくなってくるはずです。
去年はデイゲームで尺クラスが釣れるスポットを発見したりしているので、タイミングを見て今年もそれらが通用するかどうかチェックしに行きたいですね!
使用タックル
- ロッド:ダイワ 月下美人EX 68L-T・Q
- リール:シマノ 23ヴァンキッシュC2000SHG
- ライン:ダイワ 月下美人UVF 月下美人デュラヘビー×4+1+Si2 0.3号、サンライン ブラックストリームプラズマ 1.75号
- ルアー:バークレイ サンドサーディン、ジャッカル アビーソリッド55S