こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も内湾へライトゲーム五目へ。
テーマとしては、メッキをメインに接岸状態を見つつ、状況に合わせて小型青物や根魚を狙う感じで!
去年はそろそろ良型メッキが釣れ始めたはずなんですが、果たしてどんな展開になったのか?
急深な根周りをランガン!
今回はかなり久々のポイントを狙ってみることにしました。
ここへ来たのは10か月ぶりくらいかな?
全く様子が分かりませんが、去年は良型のメッキが割と早い時期に釣れたんですよね。
家から結構遠い場所なのであまり行く気がしなかったんですが、毎回同じような場所で釣りをしても飽きますし。
車をかなり走らせてポイントに到着しましたが、ここは沖合が水深25m~30mくらいあるようなかなり急深な地形をしています。
手前は結構きつい斜面が続いていて、岸から30mくらいまでが浅くなっています。
手前のシャローは水深3mもないくらいで、結構浅いです。
この斜面の周りにメッキが集まるはずなんですが、果たしてどうかな?
先発は活性が高い魚を効率よく探すのが得意な、ジャッカルのライザーベイト004をチョイス。
シャローエリアなうえ、所々に大きめのゴツゴツした岩が沈んでいるので、トッププラグが使いやすいポイントなんですよね。
ライザーベイトを沖の斜面の上にキャストし、斜面~手前の浅い場所を探ってみます。
去年は9月から20cm台中盤~後半くらいのメッキが釣れたので、ついつい期待してしまいます。
しかし、釣り開始20分くらいは全く反応が無く、ひたすらランガンしていきます・・・。
今年はやはり海中の季節進行が遅いのか、青物も始まりが遅かったんですよね。
メッキはダメかなぁと思いつつライザーベイトを流していくと、前触れもなく突然「ボシュッ」とバイト!
巻き合わせを入れると結構良い引きで、何となくメッキぽいような気もします。
期待しながら寄せてくると、見えてきたのは平たい銀色の魚。
一瞬メッキのようにも見えましたが、釣れたのはショゴでしたね。
本命ではありませんが、ショゴもサブターゲットなので釣れて良かったです。
ショゴは群れていなかったのか連発することは無く、再びランガンを再開します。
少し歩いてワンド状になっている場所をチェックすることにしましたが、ライザーベイトを引くと何やら下の方で反応が。
よく見ると小さめのメッキで、だいたい15cm位かな?
ライザーベイトだと食いきらない感じなので、レンジを下げて探ってみます。
ジャクソンのメテオーラを入れてみましょう。
カウントダウンで沈めてから高速トゥイッチで誘いを掛けると、狙い通りにメッキがチェイス!
「これは釣れそうだな」という予感を感じた瞬間、別の場所から大きめの個体が猛スピードでアタックしてきて強烈なバイト。
合わせを入れるとドラグがジリジリ出されました。
強めの突込みを何度か耐えて上がってきたのは・・・
サイズアップしたショゴでしたね。
30cmそこそこあるので、ライトタックルだとかなり楽しいサイズ。
狙いと違う魚が釣れてしまいましたが、気を取り直してメッキ狙いを再開・・・。
しかし、メッキは散ってしまったのか、先ほど反応が出たあたりを探ったものの再びチェイスは無くて釣り上げるのは無理でした。
群れが小さいのかよくわかりませんが、去年と比べると魚が少ないですね。
ギリギリのファイトで良型ロックフィッシュを連続キャッチ!
その後はこれといった魚は釣れず、粘っても効率が悪いので少し移動することにしました。
今度は少し沖側の突堤周りを狙うことにしました。
ここも沖合はかなり急深で、タイミングが合うとメーターオーバーのシイラなどが回遊してきます。
手前は岩礁帯で水深が浅く、沖合40mくらいの地点から一気に深く落ち込む地形です。
手前のシャローエリアは所々に根が水面に出ていて、ここもメッキやショゴ・小型のロックフィッシュが釣れます。
今度は少しレンジを下げてボトムを狙ってみようということで、デュアルビームに替えます。
ジグヘッドはデルタマジック5gを使います。
まずは少しボトムが深く掘れている場所をボトムワインドで狙い、次は浅い場所をライザーベイトで流すプランで行ってみましょう。
ボトムにワームを着底させ根掛からないようにスローピッチのダート&フォールで探っていきます。
ランガン気味に釣り歩いていくとすぐにアタリがあり、変な横走りする引きが。
引き自体は結構強いですが、青物っぽさはありません。
ワクワクしながら上げてくると
いつも釣れるやつではなく、ちょっと細身の変なオジサンでした。
ヨメヒメジという魚らしいです。
普段釣れるオジサン(ヒメジ)とは少し違ったので、ちょっと嬉しかったですね。
この深く掘れたスポットに可能性を感じつつ探っていくと、今度は抑え込む系のアタリが。
合わせを入れると重量感のある突込みで、これはロックフィッシュの感触です。
今度はキジハタが釣れましたね★
手前の岩礁帯の影に隠れていたようです。
ここからはしばらく小型のロックフィッシュの食いが活発になり
カサゴ・キジハタをポツポツと追加できましたね。
結構良いペースで釣れて満足したので、少し歩いて小移動します。
次は、潮が当る遠浅なスポットをライザーベイト004で流してみることにしました。
1投目でいきなり「バシャッ」と魚が出たんですが、エソっぽかったですね。
その後はしばらくアタリがありませんでしたが、沈み根の際をライザーベイトで探っていると、
突然「ボコン」と強烈なバイト。
結構良いサイズの魚だということは分かりましたが、フッキングを入れるとかなり強い引き込み。
少し大きめのショゴかと思いましたが、ショゴにしては重量感があり、違う種類の引き。
ドラグが出されますが、この感じはラインを出すと根ズレして切られるタイプの魚の予感が・・・。
ロッドを立ててかなり強引にやり取りすると、運よく根ズレすることなく危険個所をクリアできました。
地を這うような引きにも思えるし、これは何だ?
最後まで気を抜かずに寄せてくると、上がってきたのは茶色い魚。
これは完全にやらかしたやつです。
おまけにもう1匹、結構良いサイズの魚が追尾してきているのがちらっと見えました。
タイミングを見て抜き上げをおこない、無事キャッチ成功!
やったりました。
トップでスジアラをキャッチしました。
チニング用のライトゲームロッドだったので、バットまでブチ曲がりでヤバかったですね。
サイズは45くらいはありますね。
こりゃあよく引くわけだ。
先日も磯でスジアラを釣っているし、この時期が良く釣れるタイミングなのかな?
この1匹で十分おなか一杯になりましたが、そういえばもう1匹結構良いサイズの魚がスジアラにチェイスしてきていたんですよね。
ライザーベイトで探るとロストした時のダメージがデカいので、デュアルビームに戻して探ってみましょう。
根掛からないギリギリのレンジまでワームを沈め、数回ほど連続でダート・・・。
その後テンションフォールでジワジワ沈めこむと、穂先に「ズン」という重み!
すかさず合わせを入れると無事ヒットしましたが、これまた中々良い引きです。
先ほどのスジアラほどの引きはありませんが、少しでも油断するとラインが切られるやつ。
今度もドラグを滑らせつつ強引にやり取りし、リーダーが擦れる前に寄せることに成功しました。
「もしかしてまたスジアラかな?」とも思いましたが、釣れたのは
まぁまぁサイズのオオモンハタでした。
43とかそれくらいですね。結構肥えていて1kgはあります。
磯で釣るオオモンハタとしてはそこまで大きくは無いですが、お手軽な堤防で釣るには十分な良型です。
釣り再開後1投目で釣れたし、さっきチェイスしてきた魚に違いないと思います。
「もしかしてまた釣れるかな?」なんて思ったりしましたが、その後はスジアラや良いサイズのオオモンハタは釣れませんでした。
かわりにレギュラーサイズのチビモンハタは健在でしたね。
スジアラもオオモンハタも中層に浮いて回遊する習性が強い根魚ですが、一緒に行動していたのかな?
こればかりは謎ですね。
結局今回はこんな感じで、本命のメッキはチェイスのみで釣れず、ショゴやロックフィッシュが色々釣れて面白かったですね。
ライトゲームロッドで根周りからスジアラを釣り上げるのは中々ギリギリな感じでした。
ちょうど運よくいい方向に走ってくれましたが、基本的には根ズレしてキャッチできないでしょうね。
珍しい体験もできたし、大満足です。
使用タックル
- ロッド:ジャクソン オーシャンゲートLGMIX 74L-K ST
- リール:シマノ 22ステラC3000XG
- ライン:シマノ ピットブル4 0.6号、サンライン ブラックストリームプラズマ3号
- ルアー:ジャッカル ライザーベイト004、ダイワ 月下美人デュアルビーム