ヒラメ釣りの時期・シーズンの基本的な流れを徹底解説!

今回は時々お問い合わせをいただくことのあるヒラメ釣りにおける時期・シーズンについて、少し詳しく解説していこうと思う!

サーフのルアー釣りをはじめ人気のターゲットとなっているヒラメですが、基本的には

ほぼ1年中狙うことのできる魚になる。

私まるなか自身、1年中サーフを中心にヒラメ釣りに通い込んでいたこともありますが、実際釣ってみると

冬でも夏でもヒラメはキャッチすることが出来る。

しかし狙うべきポイントであったり、釣れてくるヒラメのサイズなどは時期によって違いが出てくる。だからまったく同じような釣れ方をするわけではない。

また、1年中釣れると言っても釣りづらい季節があるのも事実。

今回はそういった細かいところまで少し掘り下げながら話をしていくから、この機会にヒラメ釣りの時期について少し勉強してみよう!



陸上の気温と海水温は必ずしもリンクしない

早速ヒラメ釣りにおける時期ごとの特徴を紹介していきたいところなんだけど、まずは考え方の前提となることについてだ。

前提:魚の時期については水温変化を第一に考えよう!

魚は水中に住んでいる。だから陸上の気温の変化を受けることは間違いではないんだけど、

それ以上に海流の変化などによる水温変化の影響を大きく受ける。

これをまずは理解しておくことが重要!

例えば、最近暑い日が続いているから海水温も上昇しているだろう・・・。こんな風に考えてしまうと、魚釣りでは失敗することが多々あるのだ(-_-;)

淡水の釣りにおいては比較的陸上の気温変化と水温変化が連動することが多いんだけど、海水温の場合は一概にそれが当てはまるわけではない。

海は各地に海流の流れというものがあって、その影響で海水温が絶えず変化している。

例えばこの記事を書いている2017年の12月ですが、

私の住んでいる静岡県の駿河湾周辺はこれまでずっと高水温が続いていた。

具体的に言うと、12月に入っても海水温的には11月上旬~11月中旬程の水温を維持するくらい。

陸上の冷え込みはとても強く、例年よりも寒いくらいの気温が続いていたのにも関わらずこのような状態だったのだ。

しかしその後、12月中旬頃になると海流の変化があって海水温が一気に下がり始めることに。

結局かなり下がった水温は、例年の1月中旬くらいの水温まで下がっていく事態に・・・・。そうなると、当然釣果の方も段々厳しくなっていくわけで。

このように、海水温と陸上の気温は必ずしもリンクしていないということも考慮する必要があるということ。これは覚えておいた方が良いね!

そこでおすすめなのが、インターネットで毎日海水温の状態をチェックしておくこと!

「住んでいるの地域 + 海水温」

などのキーワードで検索すると、各地域の海水温や例年の平均の海水温などを知ることができてめっちゃ便利だぞ。

これを毎日チェックしていくと、今の水温がどのような状態なのかがわかるから

ヒラメの活性が高そうなのか低そうなのか?

そろそろ釣れ方が変わってきそうなのか、ベイトが回遊してきそうなのか?

等といった事の予想を立てることができるようになってくる。

また、釣果が良かったときや悪かったときの結果とあわせて、海水温の変化も記録しておけば今後の釣行に役立つ事間違いなし!

こういったことを積み重ねていくことが、釣果を安定させるために重要なことになってくるのだ。

ヒラメ釣りの時期・シーズンの基本的な流れ

ここからが本題になるけど、まずは簡単にヒラメ釣りにおける時期の流れを簡単にまとめておく。

ヒラメ釣りの時期・シーズンの簡単な流れ
  • :比較的良型のヒラメが狙いやすい。ただし水温上昇とともに赤潮などが発生しやすい
  • :水温が高くなってくると、小型が多くなってくる。マゴチの活性が高いシーズン
  • :比較的釣果が安定しやすいヒラメ釣り最盛期。序盤は数釣り、終盤はサイズが出るようになってくる
  • :陸上の気温の変化とはズレがあるため、12月~1月上旬くらいは秋のパターンを引きずる地域もある。サイズ狙いになる

春(3月~5月)の時期のヒラメ釣り

まず、春の時期のヒラメ釣りについて少し紹介していこう。ここでの季節はあくまでも陸上の季節をベースに見たものになるから、ご了承を。

この春の時期は陸上の気温上昇にワンテンポ遅れ、徐々に水温が高くなってくるシーズン。

そうなるとヒラメがよく釣れそうな気がするかもしれませんが、この時期は注意が必要だったりする。

個人的には一番嫌いで、狙ってヒラメを釣るのが難しい季節。それが早春のヒラメ釣りという印象かな(-_-;)

春の濁りや赤潮

毎年4月頃になり、水温が上がり始めると発生するのが植物プランクトンや動物プランクトン。

このプランクトンが水温の上昇によって多く発生するとどうなるのか?

答えはシンプルで、水質が悪化して濁りが発生することが良くある・・・

この時期の海は緑色っぽい濁りが発生したり、場合によっては赤潮になることもある。他にも、水面に大量の泡が発生してなかなか消えないということも。

この位はまだかなり序の口で、酷い時は沖合までひたすら泡が発生したり。プランクトンによる濁りや泡が発生すると、ヒラメの釣果は著しく下がる傾向があるから要注意!

この時期のヒラメ釣りはm水温が最も下がる冬場よりも釣果を上げる事が難しいこともよくある。

しかしこのような濁りは、5月くらいになって本格的に水温が上昇し始めると回復に向かってくることが多い。

雨や時化による濁りなどとは違い、プランクトンの発生による濁りが出ると水中の酸素濃度などが下がるためなのか、かなり魚の活性が低くなって釣れなくなるから気をつけよう。

この春先の濁りが出た時は、タフコンディションを覚悟して釣りに臨んだ方が良いかも。

比較的大型が狙え、マゴチの接岸が始まる

この春の時期のヒラメは、産卵絡みの大型の個体が狙えることも多い。

もちろんソゲなどの小型も釣れてはくるけど、60cm以上の良型が比較的多く接岸してくる。

イワシなどの回遊によっては、ワラサなどの青物が混じることも地域によってはあるかな。

私が住んでいる静岡の場合、釣果が上昇してくるのは

水温の上昇が安定してきて濁りの発生が落ち着いてくる、大体5月以降になることが多い傾向がある。

この位の時期になると、春のヒラメ釣りが本番を迎えるといった感じかな!

また春の濁りが発生していても、濁りが1時的に沖に流れて去っていた時などに一気に魚の活性が上がることもあるからね。そして、5月のGWくらいになって水温上昇が進んでいくと、静岡周辺などの場合はマゴチの接岸が本格的に始まってくる。

イワシの回遊も増えてきて、春本番の季節とともに水の中もにぎやかになってくるぞ。

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夏(6月~8月)の時期のヒラメ釣り

その後、気温の上昇とともに水温がますます上昇し、20度前後になる地域も出てくる。

この位の水温になるとヒラメの動きもかなり活発になっていて、ボトムをネチネチと誘うよりもある程度ボトムから離れた場所をスイムさせたり、若干探るスピードを上げて探ってみると効率の良い釣りが展開できる。

また6月くらいまでは良型のヒラメがまだまだ狙えることが多く、大型のヒラメの釣果も出やすいのが特徴。

大型のヒラメは梅雨入り後しばらく位までは狙えることも多いんだけど、7月くらいになって水温の上昇が著しくなってくると数が減少してくる傾向がある。水温で言えば、大体22~23度を超えたあたりかな?

そして梅雨明け位からは、小型のソゲ~40cm級くらいまでのサイズのヒラメが多くなってくる。実際の魚の数としてはそこまで極端に減るということはなく、釣れるサイズが若干落ちるという傾向があるように感じ。

この時期は意外とヒラメの数釣りができることが多いんだけど、釣っても釣っても40cm程までの個体ばかりであったり、酷い時は20cm程のソゲが連発して釣れることもある。

ヒラメよりもマゴチが高活性

そしてこの時期はマゴチのハイシーズンに当たる。

この真夏の頃のマゴチは数匹の群れになっていることが多く、1匹釣れると連発で釣れることも良くあるね!

良く肥えている大型のマゴチは引きもかなり強くて楽しめるし、食べてもヒラメ以上に美味しいという方も多い。中型までのヒラメを狙うよりも、よりボトムに近い場所を探ってマゴチを狙ってみると面白いかもしれない。

夏のヒラメは不味いのか?

良く言われることなんだけど、夏のヒラメは脂が乗っていなくて旨くない。

私は仕事上毎日のようにヒラメを見ていて捌いたりしていますが、これは正直地域による差が非常に大きいと感じる。私の住む静岡は黒潮の影響を受けやすく、比較的水温が高いんですね。

そうなると、簡単にいってしまえば

浅い場所にいるヒラメは比較的1年中脂が薄く、季節による変化は小さい。

脂の有る無いは個体差によるところの方が大きい。というのが正直な印象だ。一方、東北地方や千葉県など、親潮の影響を受ける場所のヒラメになると

夏よりも冬のヒラメの方が身が厚く、脂の乗りも明らかに違ってくる。また、水温が低い深い場所にいるヒラメは1年中脂が乗っている傾向があるかな!

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秋(9月~11月)の時期のヒラメ釣り

秋と言えばヒラメの本格シーズン。この秋の時期になると魚影も1年で1番濃く、初心者の方の入門にもおすすめの季節になる!

秋シーズンの開幕の目安は、8月下旬周辺の最高水温から下がり始めた時がキーポイントになることが多い。

年によっては9月になっても水温が下がらないこともあるから、このあたりは常に海水温のチェックをしておくのがおすすめ。

特に近年は夏の暑さが長期間に続くことが多くなってきていて、ヒラメ釣りはもちろん他の魚種の釣れる時期がズレてきている印象があるかな。

静岡を例に挙げると、水温が20度を少し超えるくらいにまで下がってくると、今まで小型のヒラメばかりだった釣り場に徐々に良型のヒラメが接岸してくるようになる。

この20度前後の水温というのがヒラメ釣りには比較的狙いやすい水温とされているようで、比較的早い動きのルアー等にもヒラメが反応しやすい傾向があると感じる。

その後水温が下がり続けても16~17度前後になるまでは比較的数も型も狙いやすく、おすすめのヒラメシーズンが続くぞ!

青物など、多彩なターゲットが同時に狙える

この時期は場所にもよるが、イワシの接岸とともにカンパチやワカナゴ~イナダなどの青物も多く回遊し、ヒラメを狙いつつも様々なターゲットを狙うことができる時期でもある。

ヒラメの活性も高いけど、状況次第では青物が回遊してきてポイントを占拠されてしまうことも(笑)

こういった時は青物狙いにそのままシフトするのもおすすめ。メタルジグやウエイトのあるシンキングペンシルなどを常備しておくと、急な青物の接岸にも対応できるね(*^^*)

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冬(12月~2月)の時期のヒラメ釣り

ここからは地域によってはオフシーズンに突入する場所もあるが、関東以南の太平洋側の地域などはまだまだヒラメ釣りが楽しめることも多い。

陸上では寒さが厳しくなる季節にはなるが、静岡の場合は大体1月上旬くらいまではまだ海水温は比較的高く、ヒラメは十分狙うことができるといった感じ。

ここ最近は日本各地で海水温の上昇が目立つこともあり、ヒラメシーズンは年明けからも続くことが増えてきている印象がある。

静岡の場合は1月中旬くらいまでは秋のシーズンの延長といった感じで、

ワラサやブリ、サワラなどの青物の回遊が続くことも年を追うごとに増えてきているような気がするし、実際ヒラメも活性は意外と高くて結構釣れる。

この時期の特徴としては、大体水温が16度を切ってくるくらいになると徐々にヒラメの活性が下がってくる印象がある。そして1月中旬くらいになってきて水温がより一層低くなると、かなり活性が低下してきて釣果も低下傾向になる。

低活性のヒラメを狙うのであれば、狙うレンジをよりボトムに近い場所に落として探ってみたり、巻きを中心とした横の動きでヒラメを誘うよりも

上下の動きを多く混ぜ、ヒラメの目の前にルアーを落とすイメージで釣りをすると反応が出やすい。

私の場合は1年中メタルジグで釣りをしているけど、

この時期はフォール時の着底寸前や着底後の巻き出しの瞬間にアタリが集中することが多く、ルアーを引いている途中に当たってくるということは少なくなる傾向がある。

他の時期以上に丁寧に、スローにボトム周辺を探ってみると良いかな(*^^*)

低水温時は河口周辺を狙う

水温が特に低くなってくる1月~2月の季節だけど、この頃になると強いのが河口周りのポイント!

正確な理由は良くわからないんだけど、季節的にチアユの回遊が始まることなどが影響しているのかもしれない。

この時期は河口の周辺に大型のヒラメが集結することも多く、風が強い日が多いのが欠点ではあるけど朝夕を中心に大型のヒラメが狙えるようになる。

そうはいってもソゲなどの小型がいなくなるかと言えばそういうわけでもなく、タイミングによっては小型のヒラメが連発することもあるかな。

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