ショアスロー用おすすめメタルジグはコレ!実際に使い比べて特性別に解説

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ショアスロー ジグ おすすめ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はショアスロー講座をやっていきましょう。

今日のテーマはショアスローに使うおすすめメタルジグの紹介、合わせて私なりの選び方のポイントを解説。

良くあるカタログスペックの切り抜きや適当な寄せ集めではなく、普段基本毎日釣りをしている筆者である私が

  • 全て実費を支払って購入
  • 実際の使用感をチェック
  • 釣果を実際に上げ、魚の反応を確認

このステップをクリアしたうえでアイテムを選抜して紹介。

メタルジグは似ているように見えてもそれぞれ特性に違いがあり、こういった実際に使わないとわからない部分についても触れていくので参考になったらうれしく思う。

前置きはこれくらいに、さっそく本題へと話を進めていこう!




ショアスロー用メタルジグのおすすめなカラー選び

まずはジグの選び方から解説していくが、最初のポイントはカラー選びについてだ。

ベースカラーで選ぼう

ショアスロー カラー

メタルジグは1つのアイテムでも似たようなカラーが何色もあったりして購入する時に迷いが生じやすい。

こういう時は背中などの細かいカラーにこだわるとキリがないので、ベースカラーに注目して選ぶとシンプルだ。

とりあえずざっくりと分類するなら

  • シルバー系
  • ゴールド系
  • グロー(夜光)系

この3つのベースカラーに分けて最低でも1色ずつ用意するようにする。

そうすれば無駄な出費は抑えつつも現場での使い分けがスムーズに行いやすくなるぞ。

魚種別の考え方のちょっとした違い

ショアスローは青物のみならず、遊泳力が低い底物系のターゲットも視野に入れて狙うことができる。

この時、狙う魚種によってカラー選びの重要性や傾向が若干変わる。

もちろん個人個人の好みにもよるが、青物を中心とした回遊魚系はカラーによる釣果の差は若干出やすい印象がある。

ショアスロー 根魚 カラー

一方でカサゴやソイ・ハタ・ヒラメなどの底物系の魚を狙う場合は、基本的に目立つ系のカラーを中心に使えば何とかなる場合が多い。

なので底物系の魚を狙う時はグローカラーなど、海中で良く目立ちやすいメタルジグを中心に揃えるのが私の基本パターン。

1つのジグを何色買うべきか?

信頼していてお気に入りのジグならたくさん揃えれば問題ないが、これからショアスローの釣りを始めたい方や新しいアイテムを買う場合はどれくらいジグを買えばいいのだろうか。

私の場合を例に挙げてみると、

  • 特性や使用感が全く分からないジグ:1色
  • ある程度自分の好みに合いそうなジグ:2色~3色
  • 既に信頼しているジグ:3色以上

私の場合はこんな感じで、お試し的に購入するなら1色~多めに買っても3色ほどまでが多い。

重要なのはルアーボックス全体としてカラーがある程度揃っていることになり、1つのアイテムをやたらと沢山買いそろえる必要は全くない。

ショアスロー用メタルジグを揃える時のチェックポイント

今回私がおすすめで紹介していくアイテムだが、使用感・アクションの質によって分類してある。

これによって手持ちにバリエーションが生まれやすくなり、釣り場の状況によっての使い分けがスムーズにやりやすくなるはずだ。

飛距離・沈下速度

ショアスロー用ジグに限ったことではないが、ジグによって飛距離や沈下速度が異なってくる。

メタルジグ 重心設定 選び方

基本的には重心設定による影響が最も大きくなり、

  • フロントバランス:水平状態をキープしやすいが、飛距離が落ちやすい
  • センターバランス:中間的で最もベーシック
  • リアバランス:沈下速度が速いが、飛距離が最も伸びやすい

簡単に紹介するとこのように分類できる。

ショアスローの釣りはジグのレンジ(泳層)コントロールが非常に重要になってくる。

フォールスピードが遅いジグの方がスローにネチネチ誘いを掛けやすいが、水深が深い場所では浮き上がりすぎてしまう。

一方で沈下速度が速いジグは水深が深い場所でも使いやすいが、浅い場所でスローに誘うのが苦手になることが多い。

アクションの大きさ・キレ

ショアスロー用のメタルジグは平たい形状をしており、潮を受けてイレギュラーに動きやすい性質がある。

この動きの大きさはアイテムによって違いがあるが、動きが大きいほど魚へのアピール力は大きくなる。

しかし、魚の活性が低い状況では魚に違和感を与えたり、イレギュラーな動きによってミスバイトが多発することがある。

特に遊泳力が低い底物は活性が低いとミスバイトが増えやすいことがあり、こういう時は動きが大人しいジグにチェンジするとフッキングが改善されることが良くある。

ショアスロー初心者の方におすすめなメタルジグセレクト

ここから先は、実際に私が使ってみておすすめできると感じているショアスロー用メタルジグを紹介していくが、

  1. 中間的なアピール力のジグ
  2. 若干おとなしめなメタルジグ
  3. アピール力強めなメタルジグ
  4. 飛距離抜群なメタルジグ
  5. 青物狙いにおすすめなメタルジグ(番外編)

このような分類でおすすめアイテムを絞ってある。

これからしっかりショアスローに釣りに挑戦したい方は、各特性のジグをまんべんなく各1~2個程度でも良いので揃えてみて、そこから自分の好みやスタイルを見つけていくと良い。

特に青物狙いの場合はジグチョイスによって魚の反応が大きく変わることも多いので、ある程度のバリエーションを用意しておいた方が良いだろう。

一方、底物狙いの場合はジグのチョイスやカラーうんぬんより、ポイント選びや魚の活性・ジグのレンジコントロールなどが重要になる。

なので底物狙いがメインという方は、汎用性を考えて

  1. 中間的なアピール力のジグ
  2. 抜群な飛距離のメタルジグ

この辺りに絞って揃えるだけでも良いかな。




アピール力「中」のショアスロー用おすすめメタルジグ

まず最初はほど良いアピール力が特徴となる、オールラウンドに使えるアイテムから紹介していこう。

Duo ドラッグメタルキャストスロー

ドラッグメタルキャスト スロー

Duoのドラッグメタルキャストスローはかなりオーソドックスなショアスロー用メタルジグ。

コンパクトなボディと丸みを帯びた左右非対称の形状をしており、変な癖が無くてオールラウンドに使える。

ドラッグメタルキャスト スロー インプレ

飛距離・フォールスピード・アクションの大きさといった使い勝手においてもちょうど中間的な存在だ。

なので魚種問わず使いやすく、これからショアスローを始めたい方にもおすすめなジグだね!

▼【より詳しい解説記事】ドラッグメタルキャストスローのインプレッションはこちら

ショアスロー メタルジグ 違いDUO ドラッグメタルキャストスローの使い方・実釣インプレッション!

ハヤブサ ジャックアイグロッキー

ジャックアイ グロッキー

ジャックアイグロッキーはオーソドックスなセンターバランス・左右非対称形状のメタルジグ。
アピール力も程よく使いやすいが、ドラッグメタルキャストスローよりも動きはややおとなしめでコントロールしやすいタイプ。

ジャックアイグロッキー 釣果

フックにフラッシャーが付いている為、アクションが暴れすぎないようにできている。
潮が払い出している時など、ジグがバタバタと暴れてしまうのが嫌な方に特におすすめ!

▼【より詳しい解説記事】ジャックアイグロッキーのインプレッションはこちら

スーパーライトショアジギング メタルジグ 形状 底物ハヤブサ ジャックアイグロッキーをインプレ。コントロールしやすいショアスロー用メタルジグ!

オーシャンルーラー ガンガンジグスロー

ガンガンジグスローガンガンジグスローはドラッグメタルキャストやジャックアイグロッキーと比較し、やや強めのアピール力が特徴のメタルジグ。

ガンガンジグスロー 釣果

極端に大きく動くわけではないが、ヒラヒラ感がより強調されているのでゆったりとしたジャークや巻きで使うと良い。
しっかり動く割には操作感は軽くて楽に動かせるぞ。

▼【より詳しい解説記事】ガンガンジグスローのインプレッションはこちら

ガンガンジグスローオーシャンルーラー ガンガンジグスローをインプレ。軽快な操作感が特徴のハイアピール型ジグ

若干アピール力が「弱め」なショアスロー用おすすめメタルジグ

次に紹介するのは、ショアスロー用メタルジグとしてはアクションが若干おとなしめなアイテム。

少し潮が速い状況下や、活性が低い魚に対して無駄にアピールしたくない場面で使いやすいぞ。

オーナー 投次郎

オーナー 投次郎

オーナーの投次郎はコンパクトでフロント寄りの重心バランスのメタルジグ。

本来フロント寄りのバランスのメタルジグは飛距離低下が発生しやすいが、小粒な形状によって飛距離低下は目立たない。

比較的イレギュラー感が小さいアクションだが、海中で水平姿勢をキープしやすいので誰が使ってもバイトチャンスを作りやすいのがありがたい。

ただ巻きでは比較的ナチュラルに動き、ジャーク・フォール時はかなり滞空時間が長くて程よく動くアイテムだ(イレギュラー感はそこまで大きくない)。

投次郎 釣果

早巻きを混ぜて使うのもおすすめで、高速リトリーブでもアクションが大きく乱れにくく、スロージャークで食ってこない青物にリアクションバイトさせることも可能だ。

ナチュラルなスイミングを見せるショアスロー系ジグを探している方にイチオシのアイテムかな!

▼【より詳しい解説記事】投次郎のインプレッションはこちら

オーナー 投次郎オーナー投次郎をインプレ。青物狙い~底物狙いまで対応のショアスロー対応ジグ!

メジャークラフト ジグパラスロー

メジャークラフト ジグパラスロー インプレ

ジグパラスローは若干後方寄りの重心設定なメタルジグ。

極端な後方重心ではないので抜群な飛距離とまではいかないが、平べったい形状のセンターバランスのショアスロー用ジグよりも風による飛距離低下は目立ちにくい。

ジグパラ スロー ヒラメ 釣果

ただ巻きではしっかり動くが、ジャーク・フォール時のアクションは比較的ナチュラルでイレギュラー感は大きくない。

▼【より詳しい解説記事】ジグパラスローのインプレッションはこちら

メジャークラフト ジグパラスロー インプレメジャークラフト ジグパラスローの使い方・実釣インプレ!

アピール力強めなおすすめメタルジグ

次に紹介するのはイレギュラー感がかなり強く、強烈なフラッシングでハイアピールなメタルジグだ。

ジャクソン ギャロップアシストスローフォール

ギャロップ スローフォール

ジャクソンのギャロップアシストスローフォールは、ショアスロー用メタルジグの中でも強い波動を出す印象がある。

ただ巻きでは時々イレギュラーに乱れながら強くフラッシングを発生する。

一方でフォール中はロールしながら不規則なスライドアクションを見せるぞ。

ギャロップ スローフォール マゴチ 釣果

ショアスロー用メタルジグの中でもかなりアピール力が強い印象がある。

大きく動いてイレギュラーに動くメタルジグを探している方におすすめなアイテムだね!

▼【より詳しい解説記事】ギャロップアシストスローフォールのインプレッションはこちら

ゴールド ルアージャクソンギャロップアシストスローフォールをインプレ。ハイアピールなショアスロー系ジグ!

飛距離抜群なショアスロー用おすすめメタルジグ

風が強い状況下や沖の離れた場所に地形変化がある場所など、ロングキャストしたい場面で使いやすいショアスロー用メタルジグを紹介していこう。

ZEAKE Sビット

Sビット

ZEAKEのSビットはメタルジグというよりスプーンに近い形状をしている。

一見すると奇抜な形で敬遠する方もいると思うが、実際に使ってみると非常にヒラヒラとしたワイドな動きで使い勝手がいい。

私の場合は20gのモデルでも90m以上のロングキャストが容易にできており、30g以上のモデルは100m以上の遠投が可能だ。

Sビット 釣果

後方重心ながら水平姿勢のヒラヒラフォールを見せ、スローに引いてもワイドにユラユラッと動くアクションが特徴的だね!

▼【より詳しい解説記事】Sビットのインプレッションはこちら

SビットZEAKE Sビットの使い方・実釣インプレッション!【青物・ヒラメ何でも対応】

ダイワ サムライジグスロー

サムライジグ スロー

サムライジグスローは若干後方寄りの重心設定なショアスロー用メタルジグ。

Sビットと同様

ショアスロー用メタルジグの中では抜群な飛距離が特徴的。

私は20gのモデルをスーパーライトショアスローに使用しているが、90m中盤ほどの飛距離を見せる。

サムライジグ スロー 釣果 青物

Sビットよりもアクションは若干イレギュラー感が強く、フォールスピードもショアスロー用ジグの中では速めの設定。

なので飛距離が欲しい場面だけでなく、深場狙いやテンポを上げた誘いにも最適。スローピッチの誘いの中に高速巻きやジャカ巻きを入れた使い方も可能だ。

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サムライジグ スローダイワ サムライジグスローをインプレ。超小粒で速めの誘いにも対応できるショアスロー系ジグ!

番外編:特定の状況に効果を発揮するジグ

ラストはショアスロー用ではないが、状況によっては強い効果を発揮したり優れた使いやすさを持つジグを紹介。

初心者の方が揃える必要はないが、攻略のバリエーションを広げたい時に役立つはずだ。

オーナー 投技ジグ

投技ジグ

オーナーの投技ジグは細身でセンターバランス設定のメタルジグで、青物狙いの時にローテーションさせることがある。

こういう細身のジグはショアスローには適さないと感じるかもしれないが、非常に優れたレスポンスでスロー的な使い方にも十分対応できる。

よくあるコンパクト形状のジグとは違い、ジャーク時に海中を大きく滑走する性質がある。

これによってコンパクトジグにありがちなクイックなアクションを見切っている青物狙いに有効で、若干ゆったりめのスロージャークと早巻きのコンビネーションで使うと面白い。

投技ジグ 青物 釣果

青物狙いの場合は投技ジグような海中で大きく動くジグに反応が集中することがあるので、ショアスローの釣りにおいても最低限で良いのでボックスに忍ばせておくと良い。

水平姿勢のローリングを伴うフォールアクションを持ち、ジャーク・巻き・フォールといった様々な使い方に対応できる。

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投技ジグオーナー投技ジグをインプレ。センターバランスで良く動く!操作するのが楽しいスリム系ジグ

メジャークラフト ジグパラTG

ジグパラTG インプレ

ショアスロー用ジグは潮受けが良い特性があり、深場攻略が難しい場面がある。

こういう時に意外と使いやすいのがタングステン製のジグパラTGで、このジグはタングステン製のメタルジグの中ではレスポンスが良好で良く動く特性を持っている。

ジグパラTG 釣果

私の場合は爆風時や潮が走っている状況の深場狙いで使用することが多く、マイクロベイトを偏食している青物やサイズが小さい底物狙いで効果を発揮しやすい。

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ジグパラTGメジャークラフト ジグパラTG(タングステン)の使い方・実釣インプレ!

ショアスローにおすすめなメタルジグの紹介はこんな感じで、いきなりジグをたくさん買う必要ない。

まずは特性別にアイテムを最低限揃えるところから始めてみて、使いやすいもの・何となく釣れそうな気がするものを徐々に厚く揃えてみよう。

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