ダイワ サムライジグシリーズの特性・適した使い方を実釣比較で解説!

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ダイワ サムライジグ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はダイワのショアジギング用メタルジグ「サムライジグ」シリーズを実際に使ってみた使用感を基に、特性などを紹介。

サムライジグ 青物 釣果

サムライジグはアイテムによって違った形状をしており、適した使い方やターゲットなどが微妙に異なってくる。

このあたりの詳しい使用感について、実際に各種アイテムを購入・釣果を上げての印象を基に、私なりの印象を解説。

 

ダイワのサムライジグシリーズの選び方など、購入時の役に立ててもらえたら嬉しく思う。

※書くルアーのより詳しい使用感については別に記事があり、リンクをそれぞれ貼っておくので参考にどうぞ。

サムライジグ

サムライジグ

まずはもっともベーシックでオールマイティに使える「サムライジグ」から。

簡単に特徴をまとめておこう。

  • 重量ラインナップ:7g~130g
  • 重心設定:センターバランス
  • 飛距離:平均~若干劣る
  • アクション:低速でもヒラヒラと動き、滑らかなテールスイング
  • フォール:水平姿勢でロールを伴う
  • 狙えるターゲット:青物~ヒラメ・ハタなどオールマイティ

 

サムライジグのラインナップ・基本的な特徴を紹介するとこんな感じかな。

なお、サムライジグにはフックセッティングやカラーラインナップが違うマダイ・タチウオ・サゴシチューンがある。

青物・底物問わず使えるオールマイティー系ジグ

サムライジグはセンターバランスで若干平たい形状をしているのが特徴になる。

若干風に弱くて飛行姿勢が乱れやすい特徴はあるが、アクション自体は非常に良い。

 

低速で巻いてもヒラヒラっと滑らかに動き出し、ジャークに対するレスポンスも良好だ。

フォール中はヒラヒラと小刻みにロールしながら落ちていくので、フォールバイトも十分狙うことができる。

低速~中速の誘いをメインに、時々早巻きを混ぜた緩急をつけた誘いにも対応できるジグだね。

スロー~ハイピッチまで対応できる第一投目に使えるジグ

サムライジグ 釣果

サムライジグは魚種問わず、様々な誘いに対応できる特性がある。

なので釣り場に着いての第一投目に使うジグとしても最適で、このジグを中心に潮の具合や誘い方によってジグをローテーション使い方がおすすめだ。

▼ダイワ サムライジグの詳しいインプレッションはこちら

サムライジグダイワ サムライジグをインプレ。レスポンス良好なアクションのオールラウンド系メタルジグ!

サムライジグ スロー

サムライジグ スロー

サムライジグよりもコンパクトなボディが特徴のサムライジグスロー。

アクションの質はかなり異なっており、全く違った特性を持っている。

  • 重量ラインナップ:20g、30g、40g、50g、60g
  • 重心設定:若干後方寄りの重心バランス
  • 飛距離:カッ飛び!
  • アクション:ただ巻きでは強めのテールスイング、ジャークを入れるとキレのあるクイックな動き
  • フォール:スロー系ジグの中では若干速めにフォール。水平姿勢でイレギュラーなスライドが入る
  • 狙えるターゲット:青物~ヒラメ・ハタなどオールマイティ

 

コンパクトボディのサムライジグスローだが、最大の特徴はその圧倒的な飛距離かな。

数あるショアジギング用メタルジグの中でもかなり飛距離に優れており、20gで90m以上の飛距離を安定して確保できている。

深場狙いやピッチを速めた誘いにも対応しやすい

サムライジグスローはショアスロー系のメタルジグになるが、ボディに厚みがあるのでフォール速度が多少早めに設定されている印象だ。

その優れた飛距離とともに、深場までジグをスムーズに入れやすい特性があるので、深い場所をネチネチと探りたい場面などにも効果を発揮しやすい。

 

また、浅い場所を探る場合であっても一般的なショアスロー用ジグよりもはやめのピッチの誘いに対応しやすい為、テンポを上げた小刻みなジャークにもジグが追従しやすい。

 

ノーマルのサムライジグよりも

  • 飛距離が欲しい時
  • 小刻みなジャークを多用したい
  • 小型のベイトを捕食している時など、コンパクトなジグを使いたい

 

 

このような時にサムライジグスローが効果を発揮するはずだ。

▼ダイワ サムライジグスローの詳しいインプレッションはこちら

サムライジグ スローダイワ サムライジグスローをインプレ。超小粒で速めの誘いにも対応できるショアスロー系ジグ!



サムライジグ スロードロップ

サムライジグ スロードロップ

サムライジグスローに似た形状だが、若干丸みを帯びているのが特徴的なスロードロップ。

このジグのラインナップ・特性を簡単に紹介すると、

  • 重量ラインナップ:7g、10g、13g、16g
  • 重心設定:センターバランス
  • 飛距離:カッ飛び!
  • アクション:小刻みなジャークでクイックに動く
  • フォール:水平姿勢でフォール。スライド・ローリングは弱め
  • 狙えるターゲット:主に根魚など、ボトム系の魚を狙うのにおすすめ

 

サムライジグスロードロップも非常にカッ飛びなメタルジグで、16gのモデルで80m以上のロングキャストができている。

主にボトムを叩く釣り方に特化したタイプのジグという印象がある。

小刻みなジャークでボトム系の魚狙いにおすすめ

サムライジグスローよりもライトウェイトがラインナップになっているサムライジグスロードロップ。

 

アクションの質としてはサムライジグよりも動きがおとなしく、遊泳力が低いターゲットに対して狭い範囲で誘いを掛けるのに向いていると感じる。

 

基本的には穂先を20cm~30cm程度チョンチョンと小刻みに動かすワンピッチ、1/2ピッチジャーク&フォールで使うのがおすすめだ。

だいたい2回~5回くらい連続でジグを小刻みに動かし、フォールで着底を取って誘いを繰り返す使い方にマッチしている。

ただ巻きでもテールをユラユラとナチュラルに振ってアピールするが、速度が遅すぎたり、速すぎるとうまく動かないので巻きよりもロッド操作で使った方が良い。

サムライジグスロードロップ 釣果 ハタ

ウルトラライト~スーパーライトショアジギングで狙うカサゴやハタ、ソイなどの根魚狙いを中心に、回遊魚狙いであっても活性が低くて魚がボトムに張り付いている状況で使いたいジグだね。

▼ダイワ サムライジグスロードロップの詳しいインプレッションはこちら

サムライジグ スロードロップダイワ サムライジグ スロードロップをインプレ。超コンパクト!根魚に最適なショアスロー系ジグ

サムライジグ 暴れん棒侍

暴れん棒侍

ラストはスリムなシルエットのボディにブレードが装着されているサムライジグ暴れん棒侍。

使用感を簡単にまとめると、

  • 重量ラインナップ:20g、30g、40g、50g
  • 重心設定:リア重心
  • 飛距離:平均以下
  • アクション:ボディは殆ど動かず、テールのブレードアクションで誘う
  • フォール:水平姿勢でかなり遅め
  • 狙えるターゲット:青物~ヒラメ・ハタなどオールマイティ

 

サムライジグ暴れん棒侍は、ブレード系メタルジグの中でもただ巻きでの使いやすさに特化しているアイテムという印象がある。

ロッドアクションを与えて操作するというより、軽くテンションを掛けて落とし込み、ただ巻きとフォールを繰り返して使うシンプルな使い方に適したルアーだね。

風に弱く、引き抵抗が大きい

暴れん棒侍 釣果

正直言うと、私としては暴れん棒侍はあまり好きなルアーではない。

 

理由は主に2点になり、1つ目が飛距離の不安定さ。

ブレード系メタルジグの中では、暴れん棒侍は比較的ブレードサイズが大きく、空気抵抗を受けやすいと感じている。

実際にキャストしてみると、よく飛ぶブレード系ルアーの「ジャックアイマキマキ」や「メタルマル」などと比較すると、明らかに飛ばない。

 

風が吹くとその差がより顕著になり、暴れん棒侍はグルグルと空中で回転しやすく、飛距離の低下がより目立ちやすいんだよね。

 

また、リーリングでアクションを与えた時の引き抵抗がかなり大きく、若干強めのロッドを使わないと使いにくいことがある。

 

この2点が少し気になるため、私としてはブレード系のメタルジグは他のアイテムの方が使いやすい印象だ。

当然この辺りは好みの差があるので、引き抵抗が大きいブレード系ジグを探している方などには使いやすいアイテムになるだろう。

▼ダイワ サムライジグ暴れん棒侍の詳しいインプレッションはこちら

暴れん棒侍ダイワ サムライジグ暴れん棒侍をインプレ。気になる点を含めて使用感を詳しく紹介!

 

 

サムライジグ各アイテムの使用感や適した使い方を簡単に紹介すると、だいたいこんな感じかな。

ジグは形状によって特性がかなり違うので、自分のスタイルや狙うターゲットに合わせたチョイスで使いやすさは大きく変わる。

ジグの特性を活かすためにも、自分が必要とする要素を備えたアイテムをしっかり見定めて使いたいですな。

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