ショアジギングに使うメタルジグの重心バランス・形状の使い分けとは?【釣果に差が出る】

ショアジギング メタルジグ バランス 形状

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はショアからのキャスティングゲームで使用するメタルジグのバランス・形状についてのお話を。

 

「ショアジギングで使うメタルジグのバランス・形状について、どんな風に考えて使い分けているのか?」という質問を受けたので、この機会に私なりの考えの基礎を紹介。

 

私自身はショアジギングはもちろん、船からの青物狙いやタチウオジギング・スロージギングなどの経験もあり、普段はそれらの考え方もハイブリッドさせてジグを選んでいる。

また、私が住む静岡はサーフのフラットフィッシュゲームが盛んだが、メタルジグオンリーで月100枚以上のヒラメ・マゴチをキャッチしたりと実績も出しており、ジグの釣りはかなり好きだ。

 

ショアジギング初心者の方には役立つ部分もあるはずなので、参考にしてもらえたら嬉しく思う。



ショアジギングで使われるメタルジグの重心バランスとは?

まずはショアジギングに使われるジグのバランスについて、最も基礎となる部分から紹介していこう。

前提:重心バランスによって基本の性質が決まる

メタルジグにはそれぞれ重心バランスというものが設定されており、超簡単に言うなら「ジグのどの部分が一番重たくなっているのか?」というのが重要になる。

メタルジグ 重心バランス

例えば、このメタルジグは左側が頭になるが、テール方向に向かってジグが肉厚になっている。

これは後方重心寄りのメタルジグになり、リアバランスなどと呼ばれる。

 

ジグを購入する時は重心バランスをしっかり選ぶ必要があり、それによってアクションの質や使い勝手が変わる。

重心バランスは3種類

ショアジギング・オフショアジギングともに、メタルジグの重心バランスは3種類に分類できる。

簡単に紹介すると、

  • フロントバランス:ボディ前方に重心がある(マイナー気味な存在)
  • センターバランス:ボディ中心付近に重心がある
  • リアバランス:ボディ後方に重心がある

 

それぞれフロントバランス・センターバランス・リアバランスと呼ばれ、ショアジギングではセンターバランスとリアバランスのメタルジグがメインになることが多い。

中途半端なバランスのジグもかなり多い

以前は比較的はっきりしたバランスのジグが多かったんだけど、最近は若干後方重心寄りのジグが多かったり、中間的なバランスのメタルジグもかなり増えている。

これらの狙いは各バランスのメタルジグの特性を程よくミックスさせることにあり、飛距離とルアーの滞空時間をいい具合にバランスさせたりしている。

センターバランスのメタルジグの特徴

センターバランス メタルジグ

まずはオーソドックスで種類も多く発売されている、センターバランスのメタルジグの特徴から。

センターバランスのメタルジグは青物狙い・底物狙いの両方に対応でき、私自身ショアジギングをする時のベースとしている。

 

この手のジグの主な特徴について紹介していこう。

程よい滑走幅・ダートアクション

センターバランスのメタルジグはロッドアクションを加えると、上下左右にイレギュラーなダートアクションをする。

このダート幅はリアバランスのメタルジグよりもワイドなものが多く、ゆっくりとしたロッド操作でもジグを操作しやすいメリットがある。

 

これによって青物狙いの速いピッチのアクションだけでなく、ヒラメやカサゴ、ハタなどの速い動きに追従できないターゲットにもスローなアクションで誘いを掛けやすい。

水平姿勢のフォール

センターバランス メタルジグ 特徴

センターバランスのメタルジグを使う大きなメリットとして、そのフォール(沈下)アクションがある。

メタルジグの中心付近に重心バランスが設定されているセンターバランス寄りのメタルジグは、海中でフォールさせると水平姿勢で沈下するものが多い。

 

これによってジャークや巻きといった上方向への動きだけでなく、落とし込みによるバイトを誘いやすい。

実際にショアジギングをやってみると、状況によってはフォール中にしか魚がバイトしてこない事も良くあるし、特に遊泳力が弱い底物系の魚はメタルジグのフォールアクションが非常に効果的だ。

リアバランスのメタルジグの特徴

次はリアバランス、後方重心のメタルジグの特徴について紹介していこう。

悪条件に強い

後方重心 メタルジグ

リアバランスのメタルジグはボディ後方が重たくなっている為、キャスト時の飛行姿勢が綺麗に決まりやすい特性がある(画像はジャッカル ビッグバッカージグ)。

これによって横風や向かい風が強い時でも飛距離の低下が発生しにくく、センターバランスのメタルジグでは飛行姿勢が乱れる時でも使い勝手が良い。

 

メタルジグは基本的によく飛ぶルアーだが、センターバランスやフロントバランスで平たい形状をしているメタルジグは風に弱いものもあり、グルグルと回転してしまって飛距離低下が目立ちやすいものもある。

ただ巻きでのテールスイングが大きめ

リアバランスで少し平たい形状をしているメタルジグの多くは、ただ巻きで使ってもブリブリと大き目のアクションで動くものが多い。

重心がリアに寄っているために水押しのパワーが強く、巻きで使っても強いアピール力が発揮される。

 

ただし細身で潮抜けが良いものは殆ど動かないものもあり、このあたりは重心バランス以外のジグの形状によっても異なるけどね。

速めのジャークに対するジグの追従性に優れる

後方重心 メタルジグ アクション

リアバランスのジグをキャストしてロッドアクションを与えた時、速めのピッチのジャークでもジグの動きが破綻しにくいメリットがある。

センターバランスのジグと比較すると、海中での滑走距離が短くなりやすいリアバランスのジグだが、それによって高速アクションにも対応しやすい。

 

センターバランスのジグを速いピッチのアクションで操作すると、ジグがロッド操作について来れなくなってロッドに重さが乗らなくなったり、ジグの動きがメチャクチャになることがある。

場合によってはフックがすぐに絡んでしまったりと、ロッドアクションで大きく動くセンターバランスのジグが万能というわけでもない。

潮が速い状況でも使いやすい

リアバランスのジグは、尻下がりの姿勢で素早くフォールするものも多い。

これによってスローなフォールでバイトを誘うのは難しくなるが、逆に言うと着底把握や潮が速く流れる状況でも「釣り人のコントロール下」にジグを制御して使いやすい。

 

深場狙いだったり、潮が速い時は細長い形状のリアバランスのメタルジグを使うと潮抜けが良く、快適に釣りができる。

ジグの形状・潮抜けを考える

ショアジギングでは、ジグの重心バランスに合わせて「形状・潮抜けの具合」というのも意識して選ぶと攻略の幅が広がるはずだ。

前提:ジグは大きく動きすぎても魚は釣れない

メタルジグはただ巻きやジャークした時、大きく動いた方が良く釣れそうに感じるかもしれない。

しかしこれは大きな間違いであり、状況によっては殆ど動かないジグの方が良く釣れたり、大きく動きすぎるルアーを明らかに魚が嫌う場面が存在している。

 

これに大きく影響を与えるのがジグ本体の形・潮抜けの具合になる。

平べったい形状のメタルジグ

平たい形状 メタルジグ

最近よく見かけるのが、比較的平たい形状のメタルジグ。

これらは潮抜けではなく「潮受け」が良く、スローなアクションでも良く動くように設計されているものが多い。

 

だからルアーをアクションさせるのが苦手な初心者の方でも簡単にジグを動かすことができ、ただ巻きでも勝手に魚を誘ってくれる。

しかし、さっき紹介したように潮の流れが速かったりするとジグがバタバタと水中で大きく動きすぎてしまい、動きのコントロールができなくなっていることがあるから要注意だ。

肉厚・スリム形状のメタルジグ

細身のメタルジグ

ジグのボディに厚みがあったり、細身で潮抜けが良いメタルジグにもメリットがある。

スローなアクションでは大きくジグが動きにくいが、潮が速い時や払い出す潮に乗せて使ってもジグの動きが制御しやすい。

また、ジグ自体のアクションが微波動なものになるので魚への違和感を与えにくい。

 

これによってジグが変に暴れすぎないことによって魚のバイトが明らかに多い場面も存在しており、特に小型のベイトフィッシュを偏食している青物を狙ったりする時に顕著な差が出やすい。



青物・回遊魚狙いにおけるメタルジグセレクト

実際に私がショアジギングをする際、メタルジグの重心バランスの選び方・選ぶ割合などを紹介しておこう。

まずは、青物・回遊魚といった遊泳力があるターゲットの場合から。

センターバランス7・リアバランス3くらい

青物 ショアジギング

青物を狙うショアジギングの場合、私の実態としてはセンターバランスのジグが6割~7割くらいかな。

 

私の場合は魚種問わずにあまり強くジグをジャークしたり、速い速度でのアクションを使う機会が少ない。

なので基本的には弱いロッドアクションでも大きく動き、水平姿勢のフォールでゆっくり食わせやすいセンターバランスのメタルジグがメインだ。

 

あお、センターバランスのジグはショアスロー用ではない「若干平べったい系のジグ」をメインに使い、リアバランスのものは「少し細身のもの」が好きだね。

リアバランスのジグを投入する場面

青物狙いであってもセンターバランスのジグで様子を見ることが多い私のショアジギングだが、リアバランスにチェンジするのはどんな時か?

例を挙げると、

  • 水深15m~20m以上など、深場狙い
  • 速めのアクション誘いたい時
  • 風が強い・潮が速い時
  • 素早いフォールを使い、ジグを長く見せたくない時

 

このような場面でリアバランスのジグを投入することが多い。

超簡単に言えばセンターバランスのジグでは「底取りが難しい・フックが絡む・魚の反応がない時」などに使えば問題なく、最初は難しく考える必要はない。

ヒラメやカサゴなどの「底物」を狙う時のジグセレクト

一方で底物を狙うショアジギングの時は、どんな風にジグのバランスを選ぶのか?

8割~9割はセンターバランスのジグ

底物 メタルジグ 選び方

底物狙いのショアジギングの場合は、基本的にはスローなワンピッチジャークやただ巻きとフォールを組み合わせて誘うことが多い。

遊泳力が低いターゲットに対してはいかに狭い範囲で誘いを掛け、スローなフォールで食わせるかがカギだと考えている。

 

なのでメインで使用するのはセンターバランスのメタルジグで、リアバランスのアイテムは殆ど使用しない。

かなり向かい風が強い時や急深のポイントでリアバランスのジグを使うことはあるが、ボックス内に最低限用意しておくくらいだね。

 

底物狙いのショアジギングの場合はセンターバランスのジグを中心に、センター後方寄りのジグを抑え程度に揃えれば十分で、完全な後方重心のジグは無くても問題ないと感じている。

使用するジグの形状については、センターバランス・リアバランスともに平たい形状のジグを使うことが多い(ショアスロー用である必要は特に感じていない)。

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