DUEL ハードコア モンスターショット110Sを徹底インプレ!

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モンスターショット110 インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はDUELから発売されている超定番のヘビーシンキングペンシル、モンスターショット110の特徴や使い方などを詳しくインプレしていきます。

モンスターショットシリーズにはサイズ展開がいくつかある中で、110は「ややヘビーな五目釣り対応シンペン」という認識で使っていますね。
ワンサイズ大きい125になるとかなりガチっぽさが出てきて、使用するシチュエーションやタックルを選ぶようになってきますが、110まではヘビータックルを使わなくても扱える範囲内に収まっています。

忖度なしにインプレしていくので、ヘビーシンキングペンシル選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

モンスターショットの動画解説・実釣インプレ

モンスターショットの特徴や基本的な使い方のパターン・実際のヒットシーンなどを下記の動画で紹介してあります。

モンスターショット110のスペック・ラインナップ

モンスターショット110
  • 全長:110mm
  • 重量:50g
  • フック:太軸#2×2

モンスターショット110は、110mmボディに対して50gのウェイトが確保されています。
一般的なヘビーシンキングペンシルよりも更に高比重な設計になっているのが、モンスターショットシリーズの大きな特徴ですね!

この高比重な設定により、シンキングペンシルのフワフワ感・操作感の分かりにくさが苦手という方にも、比較的なじみやすいでしょう。
普段何となくシンペンを避けている方にも、モンスターショットシリーズはおすすめですね!

モンスターショット110を「サクッと」インプレ!

ヒラメ 釣果

モンスターショット110を詳しく紹介する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:文句なし
  • フォール:ウェイトの割には滞空時間の長いフォール
  • レンジ:水面直下~10m以上まで
  • アクション:比較的パワーのあるテールスイング
  • 使い方:トゥイッチ&フォール・ただ巻き・ドリフトなど
  • 適したシチュエーションなど:小型~中型青物狙いメインの五目釣りに。外洋に面した防波堤や磯・サーフなど

ざっくりインプレするとこんな感じですね。

ボリューム感はそれほどありませんが、50gの重量があるので、主に外洋に面したフィールドで使いやすいシンペン。
青物を主体に、中型以上の底物狙いにも対応できますね!

飛距離

モンスターショットシリーズの超高比重設計は、飛距離・飛行姿勢の安定化にもかなり大きく貢献しています。

重心自体はセンター寄りの設計になっていますが、非常に低重心+高比重により、飛行姿勢の安定感はかなり高くなっています。
私の場合、モンスターショット110は足場が悪い磯などで使うことも多いですが、多少手投げになってしまっても空中で姿勢が乱れて失速するようなことが無く、かなり重宝していますね。

実際に私がモンスターショット110をPE1.5号+10フィート中盤のMHクラスのシーバス兼オールラウンドロッドでキャストすると、無風時でだいたい95m~90m台後半の飛距離が平均といった具合です。

メタルジグと比較すれば若干振り抜き感は重たくなりますが、シンペンとしては間違いなくトップクラスの飛距離ですね。

ロッドが比較的低弾性でかなり曲がり込むロッドなので、もう少しパワーのあるロッドでキャストすれば、更に飛距離は伸びると思います。
タックルバランス次第では100mオーバーの飛距離が出せるシンペンですね!

モンスターショット110のアクション・使い方

トゥイッチ&フォール

モンスターショット110 青物

モンスターショット110の使い方ですが、メインで使用しているのが細かいロッドアクション+リーリングの緩急によるトゥイッチによる誘い上げ+フォールのコンビネーションですね。

魚種問わずに使うことができ、青物狙いの場合は表層~中層を。
底物狙いの場合は、着底させてからの誘い上げの後、フォールで再び着底を取り直して使います。

青物を狙う時は、テンポよくモンスターショットを持ち上げていってアピール力・見切られにくさを重視します。
一方、底物狙いの際は誘いが速すぎたり、ボトムから離れると追わなくなることがあるので、テンポを落としてレンジキープを意識した操作をすることが多いです。

誘い方としては、穂先をチョンチョンと30cm~60cmくらい動かして誘いますが、テンポよく・直線的に誘いあげたい時は、ロッドアクションに加えてリーリングに緩急をつけることで、アクションのキレをサポートします。

なお、トゥイッチの回数としてはだいたい4回~10回くらいを目安に、フォールを混ぜることが多いですね。

青物狙いの場合は誘い上げの最中・フォールともにバイトが出ますが、底物狙いではフォール中にバイトが集まりやすいです。

フォール中に一瞬ラインテンションが抜けたり、ラインが揺れるような変化もアタリの可能性が高いです。
怪しいと思ったら、すかさずフッキングを入れた方が良いですね!

ただ巻き

2つめはただ巻きですが、使用頻度としては少し低めですね。

私の場合、ただ巻きはボイルしているのに中々食わないサワラ狙いの時や、ボトムのかけあがりの斜面などの地形変化に着く底物を狙う時に使うことが比較的多いです。

モンスターショットの良いところは、高比重でアクションにパワーがあり、ただ巻きで使った時に手元に伝わる抵抗感が強いこと。
ヘビーシンキングペンシルの中でも比較的波動が強く、潮をすり抜けるというより、潮をしっかり受けてテールを強めに振ってくれます。
左右への蛇行幅は狭めなので、S字を描くように動くシンペンを探している方には少し使いにくいと思います。

シンキングペンシル特有のフワフワ感により、ルアーの動きがイメージできない方にも、モンスターショットは比較的なじみやすいですね!

オオニベ

かなり風が強い中、モンスターショット110をボトム付近でスローに巻いてオオニベをキャッチ。
高比重な為、悪条件下でも安定した使用感がありますね!

ドリフト

モンスターショットはシンキングペンシルなので、横風や横方向の潮の流れを味方にしやすいというメリットがあります。

これはトッププラグやメタルジグには無いメリットになり、悪条件とされる横方向の流れをうまく利用することで、バイトに持ち込むことが可能なんですね。

基本的には横の流れに対してクロス~ダウン気味にキャストし、モンスターショットを横方向にスライドさせつつ、トゥイッチ&フォールやただ巻きでドリフトさせながら操作します。

ドリフトは魚の活性が低くて中々口を使わない状況におすすめで、流れに対して上流を向いている魚に対し、モンスター所とを口元に流し込むようなイメージで操作します。

ドリフトは案外青物にも良く効きますし、底物にも効果的です。
トッププラグやメタルジグが使いにくい横風・横方向の潮の流れがある時に試してみてください。

モンスターショット110のフック

モンスターショット110には、青物を意識した太軸の#2のフックが搭載されています。
ヒラメなどを底物を狙うとなると、使い方によってはオーバースペックなのでワンランク細軸に替えるのもおすすめですね。

刺さりを重視するのであれば、オーナーのSTX45やBKKのFangs62の#2が使いやすいと思います。

モンスターショット110に適したタックル

モンスターショット110に適したタックルとしては、PEラインは1.5号~2号クラスを中心に、1.2号~3号くらいまでで使いやすい印象です。

50gの重量があるので、ロッドに関してはシーバスロッドなどのオールラウンド系のロッドを使う時はMH~Hクラスがおすすめです。
その他、青物用のややライトなショアジギング・プラッギングタックルでも問題なく扱うことができます。

遠投性能を重視するなら、やや強めで反発力に少し余裕のあるロッドの方がフルキャストしやすいです。

適したシチュエーションなど

オオモンハタ

私がモンスターショット110を使う場面としては、

  • 青物:2kg~3kg前後のブリやカンパチの幼魚・サワラなど
  • ヒラメ:急深サーフや強風時
  • オオニベ:主に外洋サーフ
  • ロックフィッシュ:磯の1kg前後以上のハタやクエ

このようなターゲット・状況で使うことが多いですね。

メインとしては青物狙いになり、少し大きく成長したブリやカンパチをはじめ、居るのに食わないサワラなどにも効果的なプラグですよ!
その他、水深が深い急深サーフや湾内・悪条件下で良型ヒラメを狙ったり、オオニベなどにもちょうど使いやすいですね。

まとめ!

青物 モンスターショット

今回はDUELのハードコアモンスターショット110のインプレをしました。

  • 110mm50gのかなりヘビーウェイトのシンキングペンシル
  • 青物用のガチタックルでも使えるギリギリのウェイト
  • 軽めのロッドアクション&フォールの組み合わせをメインに、ただ巻きや風・潮の流れを利用したドリフトで使うのもおすすめ!
  • 2kg~3kg前後の青物狙いをメインに、フラットフィッシュやロックフィッシュゲームにも対応

要点をまとめるとこんな感じですね。

青物をメインに、ヘビーウェイトのルアーが必要な状況下での底物狙いにも対応できる五目釣り対応のシンペンです。
程よいサイズ感は使い勝手が良く、中型魚~大型魚狙いの中間を埋めることができるルアーですよ!

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