ヒラメ用おすすめワームと選び方の基本を解説!【実釣果で証明】

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ヒラメ ワーム おすすめ

さてさて、今回はヒラメ用ワームの選び方とおすすめアイテムの紹介を。

ヒラメ釣りはかなり人気があるようですが、釣れなくて悩んでいる方が非常に多い。

というか、多すぎますな。

「どんなワームがおすすめなのか?」という質問は今まで何度受けた事か分かりませんが、私なりの考えをこの機会に紹介していく。

ネット上の情報が多すぎて、「誰を信じていいのか分からない」という方がかなり多いようですが、私の実績を始めに挙げておこう。

  • 静岡のサーフでヒラメ・マゴチ合わせて10カ月で300枚以上キャッチしている(ヒラメがメイン)
  • 過去1カ月間、ほぼ毎日釣行してボウズは1度も無し

こんな感じの実績があります。

私よりも釣る人間は当然沢山いると思いますが、一般的なヒラメ釣り師の方よりは沢山釣っているはず。

誰を信じていいのか分からないという方・初心者の方は少し参考にしてみてくださいね。

※普段の釣行については、1部は釣行記として記録を残してあるのでそちらも参考にどうぞ(ヒラメ・マゴチ釣行記一覧へ)



ワームの種類・形状はどんなものを選んだらいいのか?

ヒラメ釣りに使うワームの種類は大きく分けると3つかな。

  1. シャッドテールワーム
  2. グラブ・カーリーテール
  3. ストレート・ピンテールワーム

人によってはもっと細かく分けたりすることがあるかもしれないが、私の場合はこの3種類に分けて考えている。

シャッドテールワーム

ヒラメ シャッドテールワーム

シャッドテールワームは、ワームの後部に水受けのようなものが付いている形状をしている。

このタイプのワームはルアーを引いたり、沈め込んでいく時に魚が泳いでいるようにブルブルと尻尾が動いてヒラメにアピールする。

ワームの中ではアピール力が高く、ヒラメ釣りでは最も人気のあるワームの形状だね。

カーリーテール・グラブ

ヒラメ ワーム グラブ

カーリーテールやグラブと呼ばれるワームも、ヒラメ釣りでは比較的使われる機会が多い。

シャッドテールワームとは違い、くるんと丸まっているような尻尾がワームに装着されている。

この形状のワームも、ルアーを引いたり・落としたりすると尻尾がピロピロ動いて魚にアピールする。

しかし、シャッドテールのようにブルブルといった波動を起こすのではなく、静かに水流を起こすのが特徴だ。

なのでシャッドテールワームよりも「ナチュラルさ」に長けており、自然な波動でヒラメにアピールすると考えると分かりやすい。

ストレート・ピンテールワーム

ヒラメ ストレートワーム

ストレートやピンテールという種類のワームは、この画像のように尻尾に目立つパーツがついていない。

なのでルアーを引いてもワームが大きく動くことは無く、一見すると真っすぐ進んでくるだけのように見える。

しかし、実際には微妙な潮の流れや水流により、尻尾の先が微振動をしている。

これがスレたヒラメに効果的な事があり、釣り人が多かったり・他の釣り人が叩いた後のポイントで1枚を引き出したりすることがある。

引き抵抗が少なく・見た目的にワームが動いている感じがしないので、初心者の方には少し使い難い。

初心者はまずシャッドテールワームを使え!

こんな感じでヒラメ用のワームにはいくつかの種類があるが、初心者の方におすすめなのはシャッドテールワームだ。

ヒラメ シャッドテールワーム

正直言ってしまうとヒラメ釣りはそんなに難しいものではなく、ワームの種類を変えても今まで釣れなかったヒラメが急にバシバシ釣れるようになることはまぁないだろう。

それよりも重要なのは

  • ワームが泳ぐレンジ
  • 潮の通り方を判断する能力
  • 誘いと食わせの間と、それの組み合わせ方

などの要素の組み合わせになる。

ワームの種類をあれこれ揃えすぎて混乱してしまうより、まずはヒラメが食うためのルアー操作・使い方を覚えることを重点的に行うように!

適度な引き抵抗と使用感がある

ヒラメ 初心者 シャッドテールワーム

シャッドテールワームをなぜ勧めるかというと、尻尾が水を受ける事によって

  1. ルアーの引き抵抗がある
  2. プルプルとルアーが泳いでいる感触が分かりやすい

という特徴がある。

これによって初心者の方でも集中力を切らさずに釣りを続けやすいし、

潮の流れが変わったりするとルアーの引き抵抗が変わりやすく、潮の変化の判断も比較的容易だ。

まずはシャッドテールワームでヒラメ釣りに慣れていき、その後カーリーテールやストレートワームなどに挑戦していくのがおすすめ!

ワームのサイズ・大きさを選ぼう

ヒラメ釣りに使うワームは、大きさにバリエーションがある。

ヒラメ ワーム 大きさ選び

基本的には3~6インチ位のワームを使用するのが殆どだが、ワームのサイズが変われば使用感も大きく変わるから気を付けよう。

私の場合、ワームの大きさについてはこんな風に考えている。

  • 4インチ未満:ヒラメ用ワームとしては小さめ
  • 4~5インチ:ヒラメ釣りではベーシックなサイズ
  • 5インチ以上:ヒラメ釣りでは大き目

1年を通じてオールマイティーに使うのであれば、ヒラメ用ワームの大きさは4~5インチを選ぶと良い。

特におすすめは4~4.5インチ程が使い易いかな!

小さいワームを使うメリット

ヒラメ釣りで3インチなどの小さいワームを使うメリットは何か?

一般的にはベイトフィッシュ(餌の小魚)が小さい時や、ヒラメの活性が低い時に効果的と言われている。

しかし、小さいワームはそれだけではなく釣りの感覚にも影響を及ぼす。

例に挙げてみると

  1. 同じ重さのジグヘッドを使用した場合、ワームの飛距離が伸びる
  2. 沈むのが早く、着底が分かりやすい
  3. ワームをキビキビと動かしやすい

といったメリットもある。

なので風が強くて釣り難かったり、潮の流れが速い時は普段よりもワンランク小さいワームを使用するのも効果的ってわけだね!

大きいワームを使うメリット

じゃあ逆に大きいワームを使うメリットはどこにあるのか?

ヒラメ釣りでは6インチ~8インチといった大型のワームでも十分魚は釣れる。

むしろ状況によっては小さいワームよりも釣れることもあるけど、ちょっと使い難い事があるので初心者の方にはあまりおすすめしないけどね。

  1. ワームの水中での滞空時間が長くなり、ヒラメにゆっくりアピールできる
  2. ワーム特有のやわらかな波動が出しやすく、自然なアクションが出しやすい

こんな感じで、大きいワーム特有のメリットも存在している。

デメリットとしては、飛距離が出し難い事や風や潮の流れの影響を受けやすい事だね。

おすすめワームカラーとシチュエーション毎の選び方

ワームのカラーについては人によって「○○が一番釣れる!」などと言っていることもあるが、

私が散々ヒラメを釣ってきた感じではそのような顕著な差が出ることは無く、ヒラメがミスバイトして来た時などにカラーを変えるのが有効という位だ。

なので最低2色ほど揃えておき、気に入ったワームが出来たのならそれを3色、4色と手厚く揃えていけばいい。

何よりも、自分が「その状況下で釣れそうだと感じるカラー」を投げる事が重要だ。

基本は目立つカラーをベースに考える

ヒラメワーム おすすめカラー

ヒラメ用ワームを選ぶ時、私がベースにしているのはアピール力がそれなりに強いカラーだ。

具体的にいうと、

  • パールホワイト
  • ピンク系

この2色をメインに使うことが多く、迷った時はこのどちらかのカラーを買っておけば大体何とかなる。

ここにカラーの差を出していくとしたら、

  • 赤金系
  • シルバーラメなど、ベイトフィッシュ系

このようなカラーを足しておけばヒラメ釣りではもう十分すぎるだろう。

仮にこの4色が揃ったとしたら、状況によって自分が釣れそうだと思うカラーを信じて投げ、丁寧に釣っていけばヒラメは必ず釣れる。

この4色の考え方だが、

  • パールホワイト:オールラウンドだが、若干ナチュラルより
  • ピンク系:オールラウンドだが、若干アピール強め
  • 赤金系:濁った時や効力が少ない時
  • ベイトフィッシュ系:澄潮時や日中

こんな風な使い分けを頭の中でイメージして使うようにしている。

そうはいっても、釣果に大きく差は出るような感覚はなく

「釣れそうだというイメージ」を持って使っているのが実際の所。

信じて釣りが出来なければ釣りが雑になるので、当然ヒラメの釣果も落ちる。



【ヘッドとセットで楽に使える】おすすめなヒラメワーム

何となくの選び方が分かったところで、私が実際に使用してみて使い易いと感じたワームを紹介。

当然のことながら全て実釣を行い、全てヒラメをキャッチしているものだ。

間違いなくヒラメは釣れるアイテムばかりなので、信じて投げ倒してほしい。

メジャークラフト 浜王

浜王 ヒラメ 釣果

メジャークラフトから発売されている、ジグヘッドと専用ワームがセットになっている浜王。

もちろんヘッド・ワームの単品でのラインナップもある。

浜王の特徴は非常に飛距離が伸びつつ、浮き上がりの良さ・着底感度・ワームセットの容易さ・コスパが非常にハイレベル!

これといった欠点もなくオールラウンドに使えるので、ヒラメ釣り初心者の方にも最適なワーム。

これからヒラメ釣りをしたい方に、最初の1本としておすすめ!

DUO ビーチウォーカーハウル

ヒラメ ハウル

安定した飛距離で多少の向かい風でもよく飛び、着底の把握なども比較的容易にできるのがハウル。

21gのハウルをキャストしてみると、平均で65m前後の飛距離が出せていて広範囲をサーチできる。

パッケージに入った状態でジグヘッドとワームがセットになっているので、初心者の方のファーストステップとしてとても使い易い。

遠浅なサーフなら14gを、急深サーフなら21gを基準に選ぼう。

水深が10m以上の場所など、深場を探るなら28gがおすすめ。

ダイワ フラットジャンキーロデム

ヒラメ ロデム

このフラットジャンキーロデムもハウルと同じく、ワームとジグヘッドがセットになっているアイテムだ。

ハウルよりも若干飛距離は劣るが、ルアーを結ぶアイが2か所ついているのが特徴。

これによって前方のアイにラインを結ぶと、ハウルよりも浮き上がりが良いので浅いポイントでも釣りがしやすい。

急深サーフならハウル、遠浅の場所ならロデムといった感じでワームを選ぶと、初心者の方にはシンプルで分かりやすい。

ジグヘッドと別売りのおすすめワーム

ワームとジグヘッドを別に用意し、好みの組み合わせで使うことが出来るおすすめワームを紹介。

エコギア パワーシャッド5インチ

ここからは、ジグヘッドとワームが別売りになっているアイテムを紹介。

ヒラメ パワーシャッド5インチ

まずは、何と言ってもヒラメ用ワームの超定番パワーシャッド!

サイズラインナップがいくつかあるが、とりあえず選ぶなら5インチでOK。

ワームのサイズ感をしっかり出したり、ボディの波動を活かしたいならそのままで。
飛距離アップや操作感をダイレクトにしたいなら、頭の部分をカットしてサイズダウンして使えば良い。

ボディマテリアルは結構張りが強く、多少風が吹いていてもワームが曲がりにくくて安定して飛ぶ。

誰にでも使い易く、実績多数のヒラメにおすすめなワーム!

エコギア バルト3.5インチ・4インチ

バルト ヒラメ 釣果

エコギアのバルトはパワーシャッドとの使い分けができるワームですね。

パワーシャッドはテールの強い波動を活かしたただ巻きやリフトフォールなど、ある程度速いテンポでの誘いで特に使いやすいワームです。
一方でバルトは小刻みなロッドアクションを入れた誘い方で使うと、ボディがかなり強烈にロールし、強い明滅を生みます。

ほどよいしなやかさのあるマテリアルを採用しているので、ブリブリ感がありつつも波動は柔らかくなっています。

ヘッドの重さを活かしたダイレクトな操作感が欲しい方や、サイズ問わずに釣りたければ3.5インチを。
ボリュームのあるボディによるアピール力の強さを活かしたいなら4インチがおすすめ。

バルトの詳しいインプレッションはこちら

エコギア バルトエコギアバルトの使い方・徹底インプレ!【ヒラメ・ハタ等に】

バディーワークス フラッグシャッド4インチ

フラッグシャッド 4インチ ヒラメ

パワーシャッドよりもマテリアルは柔らかく、大きなテールアクションでブリブリ動く。

サイズは4インチと5インチがあるが、テールサイズが大きくてソフトな素材なので飛距離が出し難い。

なので使い易さを考えるとおすすめは4インチ。

5インチの方がワームの動きはナチュラルで、ロールが若干強めになる。

バディーワークス フラッグライト

フラッグライト ヒラメ

一般的なシャッドテールワームよりもテールのサイズが小さいフラッグライト。

ブリブリ泳ぐワームだけでなく、ナチュラルなアクションをするルアーを使ってみたい方におすすめだ。

引き抵抗はシャッドテールワームの中では軽めになるが、ストレートワームなどよりはしっかり抵抗感が伝わってくる。

ストレートワームはちょっと使い心地が軽すぎて好きになれない方にも良いね!

デプス デスアダー6インチ(5インチ)

デスアダー ヒラメ

一見すると、全く動かないように見えるピンテールワームがデスアダー。

デスアダーの良さを最大限に活かすなら、おすすめは6インチか8インチ。

しかし、初心者の方には飛距離が出し難かったり、フッキングが難しい部分があるので入門としては5インチでもOK。

キモはとにかく必要以上に動かさない事!

ただ真っすぐ泳いでいるように見えて、実はデスアダーのテールってプルプルと微波動で動いている。

スレたヒラメや低活性のヒラメを攻略する時に効果的な事があるので、ステップアップとして覚えておくと良い。

エコギア カタクチミノー4インチ

カタクチミノー

カタクチミノーはいわゆるフィネス系のヒラメ・マゴチ釣り入門にも使いやすいアイテム。
シャッドテールワームなど、動くワームでヒラメ釣りの基本を覚えてからのステップアップにおすすめだ。

食わせ能力は次に紹介するミドルアッパーにやや劣るものの、ワームの耐久力などの使い勝手はこちらの方が上かな。

ただ巻きを中心に、下手に動かさないことでワームが自発的にフラフラっと動いてアピールするぞ!

▼【関連記事】カタクチミノーのインプレッションはこちら

ストレートワームエコギア カタクチミノーを徹底インプレ【スレたヒラメ・ロックフィッシュに】

ダイワ ミドルアッパー3.5インチ

ミドルアッパー ヒラメ

ミドルアッパーはシンプルなストレートワームで、控えめなボリュームと超ナチュラルなアクションが特徴になる。

耐久力は低めだが、小場所や人が多くてスレたヒラメを狙う時に強い効果を発揮するアイテム。

食わせ能力をとにかく重視したい場面で使ってほしい。

操作感が分かりにくいので、ヒラメ・マゴチ釣り入門というよりも、中級者以上の方におすすめなワームだね!



初心者におすすめなジグヘッド

ワームとジグヘッドがバラ売りの物は、自分でジグヘッドを選ばなければならない。

例え同じ重さのジグヘッドであっても、形状が変わると使用感もかなり変わるので侮ってはいけない。

状況に応じて使い易いものを選ぶことで、ヒラメの釣果は確実に変わってくる。

ダイワ フラットジャンキージグヘッドSS

ダイワ フラットジャンキージグヘッドSS

安定した飛距離と着底感度、浮き上がりの良さのバランスがめっちゃ良くて使いやすい!

遠浅のサーフから急深サーフまでオールラウンドに使え、私の使用頻度も一番高いアイテム。

とりあえずどんなジグヘッドを選んだらいいのか分からない方は、フラットジャンキージグヘッドSSがおすすめ。

バディーワークス 45ヘッド

45ヘッド ヒラメ

数あるジグヘッドの中でも縦方向の誘いが得意なジグヘッド。

着水するとストンと素早く沈み、リールを巻くと急な角度で浮き上がってくれる。

この特性を利用すると、急深サーフでのリフトフォールの釣りで非常に使い易い!

小刻みなリフトとフォールでヒラメのバイトチャンスを多く作ることが出来る。

他にもヒラメ用ジグヘッドは沢山!

ここで紹介するのは、ベーシックなジグヘッドだけに絞っておいた。

実際にはもっとたくさんのアイテムがあるが、詳しい紹介は別に記事があるのでそちらを参考にどうぞ。

ジグヘッドのカラーはどれでも良い

時々質問を受けるのがジグヘッドのカラーだ。

ヒラメ ジグヘッド カラー

ぶっちゃけ言ってジグヘッドのカラーで釣果に差が出たと感じた事は今まで1度もなく、カラーはどれでもOK。

私の場合は色付きのものと無塗装のものがあり、無塗装の方が安い時は迷わず無塗装のジグヘッドを買っている。

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