こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はメバリング講座をやっていきましょう。
今日のテーマは「メバリング用リールの選び方・実釣から選んだおすすめアイテム」を紹介。
よくある適当に商品をピックアップしただけのおすすめランキングではなく、年間釣行数250以上の私の実釣経験に基づいて使いやすいリールを選抜。
当然全て実費を払って購入し、使用感をチェックしてあるぞ。
これからメバリングに挑戦してみたい方や、ステップアップに適したリールを探している方等の参考になったら嬉しいですね!
文章量としては多めですが、一通り目を通してもらえればメバリングリール選びの基礎が1通り分かるようになっている。
それじゃあ早速、本題へと話を進めていこう。
まるなか
リールのメーカー(ダイワ・シマノの違い)
リールのメーカーは様々だが、正直言って大半の方が日本製のシマノ・またはダイワ製のリールを使っているのが現状。
価格と性能のバランスや信頼性などにおいて無難なのは、圧倒的に国産メーカーのシマノ・ダイワ。
特にこだわりが無ければ、シマノ製・またはダイワ製のリールを選べば一番失敗が少ない。
ダイワ製リールの特徴
まずはダイワ製リールをメバリングに使用するメリットはどこにあるのか?
普段私は各メーカーのリールをどちらも使用しているが、特徴としては
- 軽さを重視したアイテムが多い
- マグシールドが入っている
ざっくり紹介するとこんな感じ。
メバリングのようなライトタックルの釣りでは、軽さを重視したリールは使い勝手がいいね。
また、マグシールドが入っているのが非常に大きな特徴になる。
マグシールドは外部の潮・細かなゴミなどからリールを保護するための構造。
磁性のあるオイルを使用することにより、しっとりした巻き感と耐久性のUPが図られている。
実際に使用してみると、確かにダイワ製のリールは多少潮を被ったり、洗い方が雑になっても潮ガミしにくい印象がある。
シマノ製リールの特徴
一方でシマノ製リールの特徴はというと、
- マグシールドが入っていない
ということに行き着く。
マグシールドはリールの保護に一定の効果があるのは認めるが、粘性のあるオイルを使用していることが欠点にもなりうる。
シマノ製リールはマグシールド入りのダイワ製リールと比較すると、巻きが軽い傾向がある。
メバリングにおいてはかなり重要になるポイントで、特に引き抵抗が軽いルアーを使用する時、リールの巻きは軽い方が圧倒的に使いやすい。
現在は私も巻きの軽さを考慮してどちらかといえば「シマノ製リール」を好んで使用しているのが現状である。
特にハイギアのリールはマグシールド特有の「モッサリ感」が出やすいと感じている。
メバリングに適したリールの種類
メバリングに使うリールの種類だが、大きく分けると「スピニングリールとベイトリール」に分類される。
基本はスピニングリールでOK!
スピニングリールは海釣りでは最も一般的に使われるタイプのリールで、こんな形状をしている。
メバリング初心者の方や、特にこだわりが無ければ圧倒的におすすめなのはスピニングリール。
スピニングリールの方がオールラウンドに対応しやすく、1タックルで色んな釣りが楽しみやすい。
ベイトリール
一方でベイトリールは丸っこいリールで、ブラックバス釣りなんかで使われる機会が多いリールになる。
扱いに慣れてしまえば狭いスポットに狙い撃つのが楽にでき、巻き上げ力が高いのが特徴だ。
正直言ってメバリングにおいては使用するメリットは小さいが、「投げるのが楽しい・ベイトタックルが好き」という方に好んで使われる。
ただし足場が悪くてロッドを自由に振れない場所だったり、風が強い状況下では非常に使いにくく、慣れていないとライントラブルが多発する。
ある程度釣りの経験を積み、「ベイトタックルで楽しく釣りがしたい」と思うようになってから使えばOKだ。
リールの番手・大きさ
メバリングでは小型のルアーを使うが、使用するラインも細いものを使用する。
それに合わせたリールの番手を選ぶことで、快適な釣りが出来るようになるぞ。
2000番を基準に選ぶ
メバリングで使用される大きさは1000番~2500番程度だが、番手選びの簡単な規準としては
- 2000番:最もベーシックでメバリングの基準となるサイズ
- 1000番:小型~中型までの数釣り向き。アジングに使用される機会が多め
- 2500番:磯などで30cmクラス以上のメバルに狙いを絞った使い方に使用する
ざっくり紹介するとこんな感じで、1台のリールで色んな状況に対応するなら「2000番のリール」が目安になる。
困ったときはシマノC2000・ダイワLT2000番を選んでおけば、メバリングにおいては殆どの場合で対応可能だ。
1000番
1000番のリールはメバリングではかなり小さめの大きさで、繊細なアジングで使われることが多い。
主に常夜灯周りなどの開けた場所での数釣り向き。
0.3号や0.4号といった極細のフロロカーボンラインやエステルラインを使用する時に適している。
PEラインを使用した場合は糸巻き量がギリギリ~微妙に足りないことがあるので気を付ける。
2500番
2500番のリールはメバリングには少し大きめの番手。
磯をはじめ、外洋に面したテトラ帯や防波堤などで大型のメバルを狙う時に使用することがある。
合わせるロッドは7フィート後半8フィートクラス、使用するラインはPEラインの0.4号・0.5号以上で使いやすい。
初心者の方というより、玄人向けの釣り方におすすめな大きさだね!
まとめるとこんな感じかな。
▼【理解を深めたい方に】メバリングリールの番手選びの詳細解説はこちら
メバリングリールの番手・サイズ選びを解説。迷わない為の考え方の基礎・使い分け方とは
スプールの深さ・糸巻き量
リールのスプール(ラインを巻き取る場所)には、溝の深さ別でラインナップされている場合がある。
分かりやすく紹介すると、
- シャロースプール(番手表記の中にSの表示):溝が浅く、メバリングを含めたルアーフィッシング向け
- ノーマルスプール(番手表記の中に表示なし・またはDの表示):溝が深く、餌釣りなんかにも使える
このように分類できる。
シャロースプールを基本に選ぶ
メバリング専門に使うのであれば、個人的におすすめなのは「番手表記にSの表示があるシャロースプール」かな。
シャロースプールの方が使うラインをピッタリ巻けるものが多く、下巻き(カサ上げに要らない糸を巻く)をする必要が減るので使い勝手が良い。
メバリングでは太いラインをたくさん巻く機会は少ないので、極端な使い方をしなければ深溝のスプールは必要ない。
※ただし、シャロースプールモデルは沢山ラインを巻いたり・太いラインを巻くと、全て巻き切れないことがあるので注意が必要。
リールのギア比(巻き取りの速さ)
メバリングに限ったことでないが、リールにはギア比というものが設定されている。
このリールはHGという表記があり、ハイギアリールと呼ばれるものになる。
超簡単に紹介すると、
- ノーマルギア:特に記載なし。中間的な巻取りの速さ
- ハイギア:番手表記にHやXH・XGなどの記載あり。巻取りが速い
- ローギア:番手表記にPやPGの記載。巻取りが遅く、パワーギアとも呼ばれる
このように3種類に分類できる。
ノーマルギア
リールの番手表記内にギア比の記載がないものはノーマルギアと呼ばれる。
巻取り速度は中間になり、メバリング初心者の方にはオーソドックスに使えておすすめ。
どれを選んだらいいのか分からない時は、まずはノーマルギアのリールを使ってみよう。
そこから徐々に自分なりのスタイルを作り上げていき、ギア比が違うリールを使ってみると良い。
ハイギアリール
巻取りが速いハイギアリールだが、メバリングでも使用される機会はそこそこ多い。
巻取りが速いことにより
- 糸ふけの回収が速い
- ヒットしたメバルを一気に寄せやすい
- 微妙な引き抵抗の変化で巻きの重さが変化しやすい
これらのメリットがある。
一方で
- ゆっくり巻くのが苦手な場合、誘いが速くなりやすい
- 巻取りが微妙に重たくなりやすい
というデメリットがある。
メバリングにおいてはどちらかというと
- 数よりも型を狙い
- 障害物周りで釣りをすることが多い
- プラグなどを使用し、ロッドアクションを多用
このようなスタイルの方に向いている。
ローギア
ローギアリールは巻取りが遅くなる分、丁寧な釣りをするのが得意だ。
軽いジグヘッドを使ってスローな釣りを展開するのに向いているぞ。
メバリングでは使用頻度はやや少なめで、メバリングよりも軽いルアーを使うことが多いアジングで好んで使用する方が多い結構。
まるなか
ドラグ力
リールにはドラグ(強く引っ張られるとラインが出る機能)が装備されているが、細めのラインを使うメバリングでは繊細なドラグを装備したものの方が使い易い。
メバリングなら大体2kg前後のドラグ力のものを選べばOKだが、基本的にリールのドラグ力・特性はリールの番手(大きさ)によって設定されている。
- 小型のリール:最大ドラグ力は低い(強い負荷には耐えられない)が、微調整がしやすい
- 大型のリール:最大ドラグ力は強いが、微調整が苦手
このように、使うラインの強度などによって違った設定になっている。
基本的にメバリングで良く使う2000番前後のリールを選んでおけば、細いラインに適したドラグ設定になっているのであまり気にする必要はなし。
ただし、リールの価格が上がるほどドラグの出方がスムーズになり、より細いラインを使ってギリギリのやり取りをする事が可能になる。
ハンドルの種類
アイテムによってはハンドルの種類にバリエーションがある。
シングルハンドル
メバリングで一般的なのはシングルハンドルのスピニングリール。
シングルハンドルはオールラウンドに使用でき、ルアーの種類やシチュエーションを問わずに対応しやすい。
初心者の方で迷った時は、シングルハンドルを選ぶのが無難かな!
ダブルハンドル
ダブルハンドルはハンドルノブが2個付いた形状をしている。
重心が安定することにより一定速度でリールを巻くのが得意で、ブレが無くなるメリットがある。
一方でリールの自重が大きくなるし、実釣には不要と感じる方も多いので使われる頻度は少なめだ。
基本的には軽量ジグヘッドのただ巻きに使われる機会が多いが、ダブルハンドルが好きでなければあえて選ぶ必要は無いかな。
リールのコスパ・グレードの目安
メバリングに使うリールの価格の選び方だが、当然高級なリールほど細かな使用感などで優れているのは間違いない。
しかし予算は限りがある場合は殆どなので、性能とコスパのバランスを見てアイテム選びをする必要がある。
初心者の方
メバリング初心者の方の場合、目安としては実売価格7000円~1万円台前半くらいを予算の目安にするのがおすすめ。
あまり安すぎるリールはライントラブルが多発したり、使い込むと性能が劣化しやすいので気を付けよう。
最近は技術がかなり進化してきており、低価格~中価格帯のリールの進化は特に凄いものがあるぞ。
だいたい1万円前後のリールを購入しておけば、実釣に必要な基本性能が備わったアイテムが購入できる。
中級者の方
ある程度他の釣りの経験がある方や、これまでにメバリングの経験があってステップアップしたい方の場合。
予算の目安は実売価格1万円台後半~3万円クラスが目安かな。
このグレードのリールになると、ハイエンドリールとは細かな使用感の違いはあっても釣果への影響は殆どないといえる。
細かい部分での快適性を求めるならハイエンドリールを使用すればOKだが、単に魚を釣るだけなら2万円前後のリールで十分だと感じている。
上級者の方
上級者の方や、タックルにこだわりたい方はハイエンドリールを使うのも良い。
価格としては実売で4万円前後以上が目安。
正直言って最近のリールは高性能すぎて「魚を釣るには必要ないレベル」までこだわって作られている。
しかしハイエンドリールになると耐久性も高くなるし、細かな巻きのノイズなどが無くなるので、より釣りに集中できるのは間違いない。
ハイエンドリールを使ったからといって釣れる魚の数が劇的に変わることはないが、信頼や快適な使用感を求めるのであれば使ってみる価値はある。
まるなか
メバリング用リールの選び方応用編
次はメバリングに使うリール選びの応用編について、少し紹介しておこう。
初心者の方は、ここまでこだわる必要は正直言って無いので、無視しても構わないかな。
ローターの素材
リールにはローター(糸を巻くために開店する部分)というパーツがあり、リールによってその素材が変わってくる。
簡単に紹介すると、
- 樹脂ローター:最も安価でコスパ重視
- 炭素系樹脂素材:非常に軽くて感度・軽快さに優れている(CI4+・ザイオンなど)
- 金属製ローター:強度に優れるが多少重たくなる
ローターの素材によってこのような特徴がある。
ある程度高級なリールになってくると、ローター素材が炭素系樹脂のものと金属製のものに分かれてくる。
両者の簡単な違いとしては、
- 炭素系樹脂素材:リールの巻き出しが軽く、軽快でサラッとした巻き心地
- 金属製ローター:重厚感があり、しっとりとした巻き心地
こんな感じで使用感に差が出てくる。
正直言ってどちらが優れていると優劣は付けにくいが、
- 軽いジグヘッドなどを使った数釣り系のメバリング:軽量な炭素系樹脂素材のローター搭載のリール
- 型狙いや重厚感がある使い心地を求める:金属製のローター搭載のリール
こんな感じで選び分けてみると良い。
ボディ素材
ローターと同じくリールのボディも素材がいくつかあり、これも「樹脂素材・炭素系樹脂素材・金属素材」の3つに分類される。
基本的な特徴はローターと同じような感じだが、
- 炭素系樹脂ボディ:とにかく軽さに優れており、腐食にも強い
- 金属ボディ:ボディの剛性感が高く、負荷を掛けてもスムーズにリールが巻きやすい。精度も高め
このような特性がある。
個人的にボディ素材に関しては、どちらかというと金属製のものの方がしっくりくる感じはあるね。
リールによっては「ローター:軽量な炭素系樹脂+ボディ:剛性重視の金属ボディ」といったアイテムもあり、リールは素材の特徴を上手く使い分けて作られている。
まるなか
メバリングに使うリールの選び方はこんな感じで、ここからは実釣比較から選んだおすすめアイテムをレベル別に紹介していこう!
メバリング初心者・コスパ重視の方におすすめなリール
まずは、比較的低予算でメバリングを始めたい方におすすめなリールから紹介。
ダイワ 18レガリスLT2000S
1万円以下でリールを揃え、これからちょっと本格的にメバリングに挑戦してみたいということであれば、私の一番おすすめなのはダイワの18レガリスLT。
私自身このリールを使ってメバリングをはじめとしたライトソルトゲームに使ってみたが、予想以上に使えるリールという印象。
私はハイエンドリールを使うことも多いが、負荷が比較的少ないメバリングだったらレガリスでも全然使えるレベル。
メバリング初心者の方にイチオシのリールだね!
ダイワ18レガリスLTをインプレ!コスパ抜群・本格的な釣り入門にも最適な1台
シマノ 21アルテグラC2000S
シマノのアルテグラはだいたい1万円台前半くらいで購入できる、コスパに優れたスピニングリールの超定番。
ダイワ製リールと比べると、マイクロモジュールギアというきめ細かいギアが搭載されており、巻きが均一でシルキーな使用感が特徴になる。
特に軽いジグヘッドを多用する方は、シマノ製の巻きの軽さがメリットになりやすい傾向がある。
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シマノ21アルテグラを徹底インプレッション!進化したコスパ優秀リールの特徴とは?
シマノ 22ソアレBBC2000SSPG・HG
ソアレBBは1万円台前半~中盤ほどで購入できるライトゲーム専用リール。
アルテグラをベースに作られているが、ローギアモデルのラインナップがあり、ドラグの効き具合も専用チューンになっています。
コスパを考えれば十分すぎる基本性能があり、アジング・メバリング初心者の方に超おすすめなモデル!
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ダイワ 21フリームスLT2000S
メバリング初心者の方に最もおすすめなのはレガリスだが、次点に来るのは同じくダイワのフリームス。
レガリスよりもグレードが高く、1万円台前半くらいで購入できる。
基本性能はレガリスでも備わっているが、耐久性があってガタの少ないハンドルなど、細かな点ではフリームスの方が上を行く感じ。
アルテグラには巻きの滑らかさでは劣る反面、リールの軽さは一枚上手。
タックルの重量を第一に考える方におすすめ!
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ダイワ21フリームスを徹底インプレ!公平な視点で使用感・特徴を解説
ダイワ 20レブロスLT
レガリスの下のグレードのリールがレブロス。
レガリスとの価格差はだいたい2000円前後と、結構微妙な違いになる。
このリールもメバリング初心者の方におすすめで、ライトゲームに必要な基本性能は備わっている。
しかし両方を使ってみた印象としては、ハンドルノブの構造や素材・使用感を比較すると「コスパが良いのはレガリス」だと感じている。
個人的には予算がギリギリでなければレガリスの方がおすすめかな。
ダイワ18レガリスLTをインプレ!コスパ抜群・本格的な釣り入門にも最適な1台
メバリング中級者・におすすめなリール
初心者・コスパ重視の方におすすめなリールよりも少しグレードが上がり、より軽さや耐久性に磨きが掛かってくる実売価格2万円前後のリール。
メバリング中級者の方や、初心者の方でも「ある程度良いものを買って大切に使いたい」時におすすめなグレードになってくる。
シマノ 20ヴァンフォードC2000S
2万円台前半で購入できる機種で最もおすすめなのが、シマノの20ヴァンフォード。
マグシールドが入っているダイワ製のリールよりも巻き感が軽く、サラッとしていて非常に使いやすい。
下位グレードにストラディックというリールもあるが、
- 巻きの軽さ
- 巻きムラ・ブレの小ささ
という点においてはヴァンフォードの方が一枚上手。
メバリングに使えるコスパと性能のバランスが良い中級クラスのリールを探している方に、私のイチオシアイテム!
シマノのヴァンフォードやヴァンキッシュは非常に巻き出しが軽く、「巻きが重いからハイギアリールが嫌い」という方にもおすすめ。
ハイギアモデルでも巻き重りが非常に小さく、軽快に使えるのはありがたいね。
実際に私はハイギアモデルをライトゲーム五目釣りにて使用している。
シマノ 20ヴァンフォードを徹底インプレ。ライバル機種や他のグレードとの違いとは?
ダイワ 21カルディアFC LT2000S
2万円前後のダイワ製リールでおすすめなのは、ダイワの21カルディア。
この価格帯は一番激戦区のグレードにもなるが、軽さとドラグ性能・カスタムの拡張性などを考えるとバランスが良いリールだね。
モデルチェンジによって非常に軽くなり、ドラグもかなりスムーズで粘りがある。PEラインのみならず、極細のエステルラインも普通に使えておすすめ。
ただしマグシールドが入っていないシマノ製リールと比較すると、巻きが若干重たいのが人によっては気になるかな。
それでも今回のモデルチェンジで巻きが軽くなり、剛性感もかなりアップしてかなり進化したリール。
軽い巻き感を重視するならヴァンフォードの方がおすすめなので、今回は2番手候補に選んだ。
▼ダイワ 21カルディアのインプレッションはこちら
ダイワ21カルディアを徹底インプレッション!ぶっちゃけた使用感・他機種との違いは?
シマノ 23ストラディックC2000S
カルディアのライバル機種が、シマノのストラディック。
ストラディックも良いリールなんだけど、ヴァンフォードよりも巻き心地が微妙に劣ってカルディアよりも少し重ため。
ヴァンフォードやカルディアよりも剛性に重点を置いて作られたリールで、負荷が掛かっても力強く巻き取れるのが特徴だ。
価格・剛性・重量のバランスが非常に良好なアイテムだね!
一般的メバリングではそこまでリールの剛性は必要ないことが多いので、ヴァンフォード・カルディアの方がおすすめ度としては上かな。
中級者~上級者におすすめなアッパーミドルクラス
ハイエンドリールには手が出ないけど、性能はできるだけ良いリールが欲しい。
そんな方におすすめなのが、実売価格3万円前後のリールになってくる。
ダイワ 20ルビアス FC LT2000
実売価格3万円前後のリールでおすすめを選ぶなら、第一候補はダイワのルビアス。
超軽量+モノコックボディ採用なので、カチッとした剛性感もあるリールだね。
メバリングリールに求める要素はかなり高い次元で備わっているが、マグシールド採用による微妙な巻きの重さが少し気になる方がいるかもしれない。
その場合はグレードを落としてもヴァンフォードの方がおすすめで、もしくは少し重さを我慢してツインパワーという選択性も入ってくる。
ダイワ20ルビアスLTを実釣インプレ。大幅進化を遂げたリールの率直な使用感とは?
シマノ 20ツインパワー C2000S
ツインパワーは軽さ重視というより、金属製のローター・ボディを採用した「剛性とのバランス」を考えて作られたアイテム。
数釣りメインのメバリングには重量が重たくなるが、巻きのしっとり感と安心感は非常に優れている。
主に型狙いのメバリングだったり、リールの耐久性・剛性感を重視したい方におすすめだね。
ルビアスよりも重量は重たくなるが、巻き感自体はマグシールドが入っていないので少し軽い感じがする。
シマノ 20ツインパワーをインプレ!タフな剛性感と軽快な巻き心地が両立。使用感を解説!
メバリング上級者におすすめなハイエンドリール
ラストはこだわりの上級者におすすめなハイエンドリールを紹介!
シマノ 23ヴァンキッシュC2000S
シマノの軽量化を重視したシリーズのリールの最上級がヴァンキッシュ。
非常に巻き出しが軽い上、ハイギアモデルでも巻き重りが非常に少なくて高バランスのリールに仕上がっている。
細かな質感ではイグジストやステラに劣る部分はあるが、釣果に影響が出るレベルではない。
巻きの軽さはマグシールド入りのダイワのリールや剛性重視のステラよりも優れており、軽い巻き感を重視したい方にはバンキッシュがマッチしているだろう。
イグジストやステラよりも価格的にはお手頃なので、その分ロッドやカスタムパーツにお金を掛けるのもおすすめ!
ダイワ 23エアリティ LT2000S-P
ダイワのエアリティは超軽量・高剛性なマグネシウム製モノコックボディ採用のリール。
軽やかな操作性があり、それでいて負荷を掛けた時の使用感にもかなり優れいるのが特徴だ。
マグシールド入りの為、シマノのヴァンキッシュよりもやや巻き出しにねっとり感があるが、負荷を掛け合た時の快適性はエアリティの方がやや上か。
上質な巻き感・剛性感・軽さをバランスよく備えたメバリング用リールを探している方におすすめ!
ダイワ 22イグジストLT2000S-P
ダイワのフラッグシップリールがイグジストで、モデルチェンジによって質感がアップしたのが印象的。
以前から軽いリールではあったが、巻きの滑らかさや耐久性で劣る部分があったのが正直なところ。
しかし、イグジストにモノコックボディが搭載されてからは軽さと共に強さ・剛性感も備わってきて、まさにハイエンドリールにふさわしい仕上がり。
ヴァンキッシュよりも価格が高価な分、おすすめ2番手という位置づけにした。
▼シマノ22イグジストのインプレッションはこちら
シマノ ステラC2000S
昔からしっとりとした巻き感・剛性重視のボディで高耐久なリールという位置づけのステラ。
軽さの面ではヴァンキッシュやイグジストに劣るが、実際に使い比べた印象としてはローターやボディ・ギアなどの剛性感は間違いなく一番だね。
負荷を掛ける使い方を続けてもガタが非常に少なく、初期の使用感の継続という面ではやはりステラはトップに君臨すると感じている。
メバリングでは小型のルアーを使った繊細な釣り方が多いので、あえてヴァンキッシュやイグジストを上に置いた。
一方で障害物周りを強引なやりとりで寄せたり、大型メバルに狙いを絞った使い方をするなら個人的に一番おすすめはステラだね!
私もリールはシマノかダイワばっかりですが、以前少しだけ購入を検討したのがアブガルシアです。
周りにカゴ釣りをする人が多く、両軸カゴ釣り=アブという図式で、初心者の私はスピニングでもアブはアリなのかな?と思ってました。
価格とスペックで比べるとシマノダイワよりベアリングも多い構成だったりするし。軽さの面では明らかに劣るけど、樹脂製替えスプールがオマケで付いてたり・・・結局購入には至りませんでしたが。
一個だけオクマってメーカーの安い8000番スピニングをブッコミ用で購入、ハンドルを逆転しようとするとガチャンとする?子供時代の記憶を蘇らせました。でも普通にヒラメやマゴチ、そして数え切れないほどのウツボとダイナンウミヘビと格闘出来ましたけどね!元から「そうなる」と判ってたので高級リールでウツボと格闘したくないので安いの買ったんですけど(笑)
まるなかさんはアブのスピニングって使った事ありますか?どうでした?
こんにちは、まるなかです。
オクマは正直言って・・・ですね笑
アブのスピニングはレボシリーズが出たときに使ったことがありますが、悪くはないけど良くもないですね。
ハンドルの軸がセンターから微妙にズレていたのが気になった思い出があります。
最近の感じだと、中価格帯まではダイワの進化がかなり目立つ印象がありますね!
やはり、スピニングリールはシマノかダイワでしょうね!