シマノ 20ヴァンフォードを徹底インプレ。ライバル機種や他のグレードとの違いとは?

20ヴァンフォード インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はシマノのスピニングリールをインプレッション!

 

今日のテーマは「シマノ20ヴァンフォード」の使用感や他機種との違いについて、詳しく紹介。

 

私が購入したのは20ヴァンフォードC2000SHGという機種になり、アジング・メバリングなどを含めたライトゲーム五目釣りと渓流トラウトを視野に入れてのチョイスになる。

今回は普段様々なタックルを使い比べつつ、毎日のように釣行を重ねている私の率直なインプレッションをしていく。

20ヴァンフォード 釣果

なお、20ヴァンフォードを使用してメッキ・カマス・カサゴ・タチウオの釣果を得ることができた。

タックル購入時の参考になるものがあればうれしく思う。

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2019年9月1日

シマノ 20ヴァンフォードの特徴とは?

まずは20ヴァンフォードの特徴について、目立つもの・チェックポイントについて紹介していこう。

CI4+採用のボディ

リールの素材はアイテムにより、樹脂やアルミ・マグネシウムなど様々だ。

今回20ヴァンフォードに使用されているのは、軽量化を強く意識したCI4+(炭素系樹脂)素材になる。

20ヴァンフォード インプレ ボディ

この素材の特性としては、汎用樹脂よりも硬度が高くて軽いこと。

 

一方で金属素材であるアルミやマグネシウムと比較すると、成型が難しくて精度が若干落ちやすい。

また、金属素材のように粘りが無い為、感度には優れるものの巻きの剛性感やしっとり感では一歩劣るとされている(以前メーカーの方に聞いた)。

なのでシマノの上級機種であるステラやヴァンキッシュは金属素材のボディを採用しており、そのあたりで差別化されている(ボディ1部にてCI4+素材も使用)。

 

実際に20ヴァンフォードを使ってみるとすぐにわかるが、この軽さと軽快な回転レスポンスは下位グレードのリールとは全く違った使用感を持っているぞ。

CI4+製ローター

リールの回転する部分であるローターだが、このパーツの重量は巻き心地に大きな影響を与える。

20ヴァンフォード ボディ

20ヴァンフォードではボディと同様に軽量性に優れたCI4+素材を使用しており、巻き出しの軽快感が非常に特徴的になるぞ。

 

ボディとローター共に軽量性を押し出した設計になっており、重量の軽さと軽やかな巻き感を重視したい方におすすめなリールだね。

 

シマノ20ヴァンフォードの特徴はとにかく軽量化されたボディとローター周りが注目ポイントといった感じ。

ここから先はより詳しい使用感についてインプレッションを進めていこう!



シマノ 20ヴァンフォードを「サクッと」インプレ!

詳しいインプレッションをする前に、まずは20ヴァンフォードの使用感をざっくりとまとめてみよう。

  • 重量感:文句なしに軽い!
  • 巻き心地:下位グレードのリールとはかなり差があり、上質感が出てくる
  • ドラグ:上位機種には内部構造で劣るが、必要な性能は十分
  • ライントラブル:ライントラブルは1度もない
  • ハンドル:ハイエンド機種と比較しても遜色なし!
  • おすすめ釣種:ライトゲーム・トラウト・バス・エギングなど

 

私なりに簡単に20ヴァンフォードをインプレッションするとこんな感じかな。

リールの重さ・重量感

20ヴァンフォードの重量感について紹介していこう。

軽量ロッドと組み合わせた時のフィット感は抜群!

19ヴァンキッシュ ヴァンフォード

20ヴァンフォードはヴァンキッシュと同じく、軽量・軽い巻き感を重視して作られた機種になる。

 

私が購入したC2000番は150gの重量になり、アジング・メバリングロッドやトラウトロッドといった「軽量化を強く意識されたロッド」との相性は非常に良い。

 

キャスト時の振り抜き感はもちろんのこと、ロッドアクションでルアーを操作する時・ただ巻きする時・・・・・。

全ての動作においてロッドの軽さや感度が活きやすく、「楽に釣りができる」感覚だね。

 

ヴァンフォードやヴァンキッシュを持った後にステラやツインパワーを持ってみると、僅かではあるが重量感の差は感じ取ることができる。

ヴァンフォードの巻き心地

次はリールを購入する時の非常に気になるポイントである「巻き心地」についてだ。

マイクロモジュールギアⅡの滑らかさが発揮!

20ヴァンフォードには「マイクロモジュールギアⅡ」という歯が細かいギアが採用されている。

 

私は19ストラディックなどを含めた色んな機種を使い比べてインプレッションしてきているが、20ヴァンフォードとそれ以下のグレードのリールでは思った以上に巻き心地の差は大きい印象がある。

私が購入した機種以外にも店頭にて色んな番手の巻き感をチェックしてみたが、ストラディックとの巻き心地・滑らかさは思いのほか存在しているぞ。

均一な巻き感

20ヴァンフォードの下位機種に当たる19ストラディックにもマイクロモジュールギアは採用されている。

19ヴァンキッシュ ヴァンフォード

しかし、実際に使用してみると上位機種の巻き心地よりも明らかに劣る部分があり、特にリールを巻いた時の若干のブレというか不均一さが気になったのを覚えている。

 

ギアのグレードの差なのか、ローターの重量・バランスの差なのかはわからないが、使ってみると明らかに巻き心地は劣っていた。

 

これが20ヴァンフォードになると巻き心地がかなり上質になり、ハンドルを回した時のシルキーさやブレの無さは明らかに目立たなくなっている。

私は普段、ステラやイグジスト・ヴァンキッシュなどのハイエンドリールを使う機会も多いが、20ヴァンフォードクラスの巻き心地があれば特に違和感なく実釣に集中できる。

巻き出しの軽さ

20ヴァンフォードの特徴でもある巻き出しの軽さだが、これについても下位機種と比べれば明らかな差がある。

上位機種と比較するとわずかにモサッとした立ち上がりになるが、おそらくほとんどの方は気にならないレベル。

 

一方でマグシールド搭載のダイワ製リールと比較すると、明らかに巻き出しは軽やかになり、マグシールドが苦手という方にも非常におすすめできるリールになっている。

ドラグ

次は20ヴァンフォードのドラグ周りについてインプレッションを進めていこう。

ドラグ音は大きめ

20ヴァンフォード ドラグ

20ヴァンフォードのドラグ音は比較的大きめで、乾いた感じの音質がしっかり聞こえる。

この辺りは最近のシマノ製リールは似たような傾向になっていて、ダイワ製のリールよりも音量は大きめになっている。

ドラグの滑りは平均レベル

ドラグの性能自体については、ライトゲームにて良型メッキやカマス・タチウオなどがヒットしてドラグが出る場面があった。

 

滑らかさとしては必要十分な性能は持っているが、「めちゃめちゃ滑らかなドラグ!」という感じはしない。

 

次に紹介するが、内部構造に関しては簡素化がみられ、上位機種との差別化がされている。

ドラグ内部にベアリング追加不可能

リールカスタムの定番であるベアリングの追加チューンだが、20ヴァンフォードの場合はスプールシャフトへのベアリング追加は可能な構造になっている。

20ヴァンフォード スプール ベアリング

この白いプラスチック製のカラーを金属製のベアリングに交換することで、ドラグが効いた時の無駄な摩擦を軽減することができる。

 

一方でドラグ内部の構造を見てみると

20ヴァンフォード ドラグ ベアリング

構造的にベアリングの追加は不可能になっており、簡易化された構造になっている。

ライントラブル

20ヴァンフォードのラインローラーなどを含めたライントラブル関係について。

ラインの偏りなどは全くなし

20ヴァンフォードC2000SHGにPEライン0.4号を巻いて使用しているが、特に変な偏りなどは発生していない。

20ヴァンフォード ライントラブル

使用するラインの素材や号数によってワッシャーの調整は必要になるが、調整さえしておけばこのようにしっかり・均一にラインが巻き取れる。

この点はシマノのオシュレーション方式は非常に優秀なので、特にトラブルになったことは今まで一度もない。

ラインローラーは1BBのグリス仕様

20ヴァンフォードのラインローラーは1BB仕様になっており、出荷時はグリスが充填されている。

20ヴァンフォード ラインローラー

なので防錆性・耐久性を考慮した仕様になっているので、低負荷の繊細な釣りに使用するなら好みによって粘度を抑えたオイルに差し換えたりするのもおすすめ。

 

以前のようなラインローラーとベアリングが一体となった形状ではなくなり、パーツ交換のコストやメンテナンス性は向上したね。



ハンドル回り

次は20ヴァンフォードのハンドル回りについて紹介していこう。

ガタの無い金属製ハンドル装備

20ヴァンフォード ハンドル

最近はもはや主流になっているが、20ヴァンフォードにも折り畳み機能が無い金属製のハンドルが装着されている。

 

使用感は非常に良く、ハイエンドリールに使用されているものと比較しても性能の差は感じないレベルで巻き感・剛性感共に良好だ。

ハンドルノブベアリングは標準で2個装備

20ヴァンフォードは嬉しいことに、ハンドルノブ内には標準で2個のベアリングが装備されている。

これによってベアリングの追加チューンは不要になっている。

 

しかし、このハンドルノブのグリスが意外と厄介な存在。

ハンドルノブの回転が少し重かったので分解したところ、溢れんばかりのグリスが入っていたので脱脂&注油しなおした。

 

軽い回転性能を重視するならオイルを入れるのもおすすめで、これによってハンドルノブの回転を軽くすることができるぞ。

シマノAタイプノブ対応品に交換可能

20ヴァンフォードのハンドルノブはAタイプになっており、これに適合するハンドルノブに交換することができる。

実際に私のヴァンフォードは非常に優れたフィット感を持つ「ドライブ シリコンフィットノブ」に交換して使っている。

20ヴァンフォード ハンドルノブ

このノブは超薄型の柔らかさ・密着性に優れたシリコン素材のI型ノブになり、アジングやメバリング・トラウトゲーム・バスのライトリグなど繊細な釣り物に非常におすすめ!

 

このノブは微調整用に3枚の厚さ違いのワッシャーが入っており、ガタも限りなくゼロに近づけて使用できるのがありがたい。

20ヴァンフォードがおすすめな釣種・ターゲットなど

20ヴァンフォードを実際に使ってみて、おすすめな釣種について紹介していこう。

主にアジングやトラウトなど、負荷が軽い釣り向け

20ヴァンフォードはCI4+素材を使用した超軽量リールになっている。

巻き出しの軽さも非常に優れており、アジングやメバリングなどをはじめとした

  • 軽いルアー・仕掛けを繊細に扱う釣り
  • 巻き出しの軽さによる巻き感度

 

これらが重要視される釣り物に適しており、私としてはエギングやバスのライトリグ、港湾シーバスくらいまでの印象がある。

ショアジギングなど、高負荷の釣りには耐久力・剛性感を求める

人によって考え方は違うが、私としてはサーフの釣りやショアジギングなどに使用するリールを考えるのであれば、正直言ってヴァンフォードは購入しない。

20ヴァンフォード ショアジギング

ある程度重量や引き抵抗があるルアーを操作するには、リールの巻き出しの軽さよりも重厚感・巻き上げ力の方が釣りの快適性を大きく左右するからだ。

 

20g程度のジグを使うスーパーライトショアジギングくらいまでなら20ヴァンフォードでも良いと思うが、それでも私だったらツインパワーやセルテート、または金属ボディの19ストラディックを選ぶかな。

ライバル機種との違い

最後に、20ヴァンフォードのライバル機種との使用感の違いについて紹介しておこう。

19ストラディックとの違い

ヴァンフォード ストラディック

19ストラディックと20ヴァンフォードはどちらを購入しようか迷う方は多いだろう。

 

大きな違いとしては

  1. リールの巻き心地(滑らかさ・巻き出しの軽さ)
  2. 重量

 

こんな感じになり、個人的に重量以上に気になるのは巻き心地の差かな。

20ヴァンフォードの方が巻き心地(滑らかさ・ブレの小ささ・巻きの軽さ)においては明らかに優れており、特にライトゲームやトラウトなど軽量なリグを繊細に使うなら20ヴァンフォードを強くおすすめする。

 

一方で剛性感に関しては大差なく、むしろアルミボディ採用の19ストラディックの方が、ライトショアジギングなどに使うなら適したリールといえるかもしれない。

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シマノ 19ストラディック

シマノ 19ストラディックを実釣インプレッション!【いいたい事言います】

2019年8月20日

19ヴァンキッシュとの違い

ヴァンフォード ヴァンキッシュ

一方でクイックレスポンス系のハイエンドとなる19ヴァンキッシュとの差について。

私のヴァンキッシュは既に1年ライトゲームやトラウトゲームで酷使しており、巻き感などは多少劣化しているのが現状である。

 

今の現状で19ヴァンキッシュと20ヴァンフォードを比較してみると、

  • 巻き心地:劣化したヴァンキッシュとほぼ同じくらいの滑らかさ
  • 巻きの軽さ:ヴァンキッシュの方が上手
  • 重量の差:2000番では大差ない

 

こんな感じで、さすがに19ヴァンキッシュには巻き感などの性能面で敵うことはない。

 

また、ヴァンキッシュの方が金属素材のマグネシウム合金ボディを採用しており、剛性の面ではやはり上になる。

 

しかし、ライトゲームなどに使用するならこの差は「大きく目立つレベルのものではない」ので、コスパの面では圧倒的に20ヴァンフォードの方が上になるね。

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レイジーソリッド 使い方

シマノ 19ヴァンキッシュを実釣インプレッション!

2019年3月8日

20ツインパワーとの違い

ヴァンフォード ツインパワー

20ツインパワーは軽さよりも剛性感が重視されたシリーズになり、使用感はかなり差がある。

サラッとした軽い質感の20ヴァンフォードに対し、ツインパワーの方は初動の軽さは目立たないもののシルキーで落ち着いた巻き心地がある。

 

なのでショアジギングなど負荷を掛ける釣りには、予算を考慮しなければ圧倒的にツインパワーの方がおすすめだ。

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20ツインパワー インプレ

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2020年3月15日

20ルビアスのとの違い

20ルビアス ヴァンフォード

20ルビアスはダイワ製のライバル機種になるが、巻き感についてはかなり違った味付けになっている。

 

20ルビアスはモノコックボディとマグシールドが採用されており、

  • 巻きのカッチリ感
  • しっとり、粘りのある巻き心地

 

この点においては20ヴァンフォードよりも上に感じる。

 

一方でマグシールド特有の粘り気のある巻き心地になっているので、特にハイギアモデルを使用した時の巻き出しのモッサリ感についてはヴァンフォードの方が軽くて軽快。

マグシールド特有の何となく重たい巻き感が嫌いな方は、ヴァンフォードの方が使いやすいはず。

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2020年1月30日

 

20ヴァンフォードのインプレッションはこんな感じで、軽さを求める釣りにおいて今後ベーシックな存在になるアイテムだろう。

非常に軽快な巻き感とコスパのバランスは非常に良く、ハイエンドリールと比較しても釣れる魚の数は変わらないレベルの性能を持っているリールだね!

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2019年9月1日

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3 件のコメント

  • 渓流で使用するリールを探しています
    コスパが良さそうな
    バンフォードかストラディック を考えていますが決めかねています
    予算もないので、もっといいのが出るならば
    来年購入する事も視野に入れています
    アドバイスよろしくお願いします
    ちなみちスピナーをよく使います
    現在使用しているものはレブロスです

    • ヴァンフォードでもストラディックでも、釣果は変わらないですね。
      ただし、巻き出しの軽さは明らかに違いますが。

      予算を抑えたいのであれば、私ならストラディックを買います。

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