22ステラと22イグジストを実釣比較。特性の違い・使い分けを解説

22ステラ 22イグジスト

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はシマノの22ステラと22イグジストについてですね。

何名かの方から「ステラとイグジストのどちらを買おうか迷っている」という質問が来たので、この機会に私なりの特性の違いや使い分け方について紹介していきます。

どちらもハイエンドリールで優れた使用感・質感なのは間違いないですが、得意な使い方やフィーリングには違いがあります。

両者を実際に使い比べた上での使い分け・選択について解説していくので、参考にしてもらえたら嬉しく思います。

22ステラと22イグジストの比較ポイント・要点

まずは22ステラと22イグジストを比較する上での主なポイントについて、私なりの要点を紹介します。

  • 重量
  • 慣性の大きさ
  • 巻きの軽さ
  • 負荷に対する強さ

細かく比較すると違いはもっと沢山ありますが、この辺りは使い手の好みや使い方によって適した機種が変わりやすいと感じますね。

重量

重量の差

重量面においては、比べるまでも無く22イグジストが有利ですね。

22ステラはそもそも質感や剛性感を重視した重厚な使用感を求めたリールなので、軽さで言ったらそこまで軽いリールではありません。

両者の重量の違いは実際に持ち比べればすぐに分かるレベルの差があります。

ステラも重量バランスは良いので、実釣時の釣果に影響が出ることはありませんが、「タックルが軽いことによる快適性」という点では明らかにイグジストが有利。

ライトな釣り方にはイグジストで十分

ルアーで狙う魚は色々ありますが、同じ魚を狙うにしても使用するタックルには

  • 軽さ・操作性・感度重視
  • 剛性感やパワー重視

このように、使用するロッドやラインシステムによって使い分けをする場面も多いです。

私の場合、イグジストは軽いルアーを扱ったり、繊細なロッドを使う時に使用することが多く

  • 常夜灯周りのアジングやライトゲーム五目
  • 渓流・エリアトラウト
  • エギング
  • シンペンやミノー・ワームなどを使うライトなシーバス

このような場面では、イグジストの良さを発揮しやすいですね。

22イグジスト アジング

ステラももちろん良いリールですが、「そこまでの重厚感は必要ない」ことが多いので。

軽さを重視したロッドを選んでいるのに重たいリールを使ってしまったら、バランスも良くないですしね。

慣性の大きさの違い

巻き続ける・リールのパワーでルアーを動かすならステラ

ルアーフィッシングといっても釣り方は様々ですよね。

リールを巻く機会が多い釣り方もあれば、リールを小刻みの巻いたり、リールをほとんど巻かずにルアーを漂わせるような釣り方も存在します。

22ステラはローターの重量が重たい為、慣性が大きくなります。

慣性が大きくなるのはデメリットに思えるかもしれませんが、逆に言えば一度動き出すとオートマチックに回るようなフィーリングや、重厚感がメリットになります。

ですので、リールの巻きで重量のあるルアーを動かしたり、水圧が掛かる深場や流れが強い場所でルアーを巻き続けるのが得意。

ショアジギングやバイブレーションを深場で巻く時などは、ステラを使うことが多いです。

トラウト ステラ

トラウトゲームの場合はイグジストのような軽いリールが好きですが、流れが強い場所を釣る時など、それなりの負荷が掛かる時はステラも使いますね。

止める釣りにはイグジスト

一方で抵抗が軽いルアーを使ったり、小刻みなストップやリールを巻かないドリフトのような釣りをするのであれば、イグジストはメリットが大きくなります。

今回の22イグジストではローター重量が更に軽くなり、巻くのをやめた時の「ピタッと止まる」感覚が非常に素晴らしい。

また、重量面でも有利なので、ロッドを保持して一定角度を保つ時にも楽に扱うことができます。

ロッドを微妙に動かしてラインをコントロールしたり、繊細な操作が22イグジストは快適にできるんですよね。

22ステラの場合はハンドルが勝手に回るような感覚があり、実釣時の使用感が微妙に変わってきます(それが良さでもあるんだけどね)。

巻きの軽さ・快適性

動き出せば軽い金属ローターのステラ

巻きの軽さに関して言うと、一度動き出してしまえば快適に巻けるのが22ステラ。

ステラはパワーのあるリールですが、今回のモデルチェンジで旧モデルよりもワンランク巻きの軽さがUPしています。

抵抗が強く掛かってもボディやローターが歪まないので、常に安定して巻き続けられるのはステラの良さですね。

ダイレクトな巻き感とマグシールドのイグジスト

一方でイグジストですが、イグジストの場合はローターとハンドル軸付け根のマグシールドが巻きの軽さに影響していますね。

これに関しては好みもありますが、マグオイルの粘性によって「しっとり・ネバネバ」した巻き心地です。

特にデッドスローでリールを巻きだした時に粘り気を感じやすく、ドライな質感のシマノ製リールとは違いがあります。

この粘り気が気になる時は、マグオイルを抜くチューニングをする方も居ますね。

実際にマグオイルを抜いてみると、スカスカした感じになってフィーリングが大きく変化します。

また、エアドライブローターが軽いので、感度の面は非常に優秀。

ちょっとした変化を感じ取りやすく、ダイレクトな操作感があります。

  • 22ステラ:慣性がやや大きいが、ドライな巻き感と負荷が掛かっても安定して巻きやすい
  • 22イグジスト:ローターが軽くてダイレクトな巻き感があるが、マグシールドが気になる方がいる

両者の特徴をまとめるとこんな感じですね。

負荷に対する強さ

ボディはどちらも強い

ステラもイグジストもボディは非常に強く、負荷を掛けても歪みにくくなっています。

ステラは以前から非常に強かったですが、イグジストはモノコックボディが搭載されてから明らかに良くなってます。

以前のザイオンボディのイグジストは、剛性の面では明らかにステラに劣っていて、負荷を掛けるとグニャグニャして使いにくかったです。

22ステラ・22イグジストはどちらもマグネシウムボディを搭載しており、非常に強くなっています。

ローターの違い

一方でローター素材に違いがあり、

  • 22ステラ:マグネシウム・アルミ素材(番手によって違う)
  • 22イグジスト:ザイオン製のローター

ステラは剛性重視の金属ローターを。
イグジストは軽さ重視のザイオン製のエアドライブローターですね。

正直言って、ローターの剛性感についてはステラの方が優秀だと感じますね。

22ステラと22イグジストのローターに負荷を与えてみると、ステラの方が硬くて歪みにくいです。

22ステラ 釣果

慣性の大きさも影響していますが、大きな魚を掛けた時のやり取りにおいては「ステラの方がやや優勢かな」と感じます。

22ステラと22イグジストのその他の違い

巻きの滑らかさ

巻きの滑らかさに関しては、22ステラ・22イグジストどちらも非常にシルキーでムラは無いですね。

巻きの慣性の大きさやマグシールドの有無による巻き感の違いはありますが、巻きの精密さ・滑らかさはどちらも十分。

ドラグ

ドラグに関してですが、22ステラと22イグジストの優劣は非常に付けにくいですね。

シマノ・ダイワの違いとしては

  • シマノ:滑り出しが軽いが、場合によってはドラグが滑りすぎる
  • ダイワ:滑り出しが硬いが、一旦ドラグが出だすと一気に出る

以前はこのような違いが分かりやすいレベルで存在しました。

近年はダイワのドラグがシマノっぽい特性になった印象があり、今回の22イグジストはこれまでのダイワ製リールよりも滑り出しが軽く進化。

一方でステラはドラグワッシャーの耐久性を大幅にUPさせたようなので、明確な優劣は感じませんね。

キャストフィール・ライントラブル関係

ルアーをキャストした時の感覚については、22ステラの超密巻きはやはり素晴らしいですね。

抵抗を感じずにフワフワと飛んでいく感覚は気持ちが良いです。

しかし、私が22ステラを使用したところ、風が強い状況下のトラウトゲームでライントラブルが2回発生。

22ステラ ライントラブル

これまでのシマノ・ダイワ製リールでは、強風時の使用でもライントラブルはほとんど起こりませんでした。

それが1度の釣行で2回もトラブルが発生したところを見ると、密巻きによってトラブルの発生リスクは以前よりも高くなっているのかもしれません。

注目度・予約数の違い

これは地域によって違いがありますが、22ステラと22イグジストの予約の入り方について、地元の釣具屋さんで聞いて見ました。

何となく予想はできていましたが、静岡中部の釣具店では圧倒的にステラが人気で、予約の数は10倍以上違うと言ってましたね。

革新的なダイワに対してシマノは割と手堅いモデルチェンジをすることが多いので、保守的な人が多い静岡の特徴と合わさった結果なのかもしれませんが。

まとめ

最後に、22ステラと22イグジストの特性を考慮した上での使い分けについてまとめておきます。

22ステラが適した場面

22ステラをおすすめするのは

  • マグシールドの巻き重り・粘り気が気になる方
  • 常にリールを巻き続ける
  • 抵抗が重たいルアーを使う
  • リールの巻きでルアーを操作する
  • 負荷を強く掛けた時の安定感が欲しい

このような状況ですね。

青物狙いのショアジギングだったり、引き抵抗が大きい・高比重なルアーを常に巻き続けるような使い方をするなら、私はステラを選びますね。

22イグジストが適した場面

一方で22イグジストは

  • リールを細かく止めたり、小刻みなシェイクなどでルアーを動かす
  • ドリフトやステイなど、リールを巻かない時間が長い釣り方
  • タックルの軽さを重視したい
  • 抵抗が軽いルアーを繊細に操作する

このような状況・使い方におすすめ。

常夜灯周りのライトゲームやバスのライトリグ・トラウト・エギング・繊細なシーバスなどに使うのであれば、ステラよりもメリットが活きるかと。

そうはいっても、最終的には好みの部分も大きいですし、どちらのリールを使ったからと言って釣果が明確に変わることは無いです。

あくまでも目安に考え、最後は自分のフィーリングに合ったものを選べば問題ないですよ!

シマノ(SHIMANO) 22 ステラ C3000MHG 04391

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