さてさて、今回はライトゲーム用のジグヘッドの紹介を。
デコイから発売されている「ラウンドマジック」という、オーソドックスな丸形のジグヘッド。
ライトゲーム全般に使えるものなんだけど、これがシンプルでかなり使い勝手が良い。
おそらく現在発売されている小型ジグヘッドの中ではかなり古参のアイテムで、かなり前からお店に並んでいた記憶がある。
私自身ライトゲームを始めて間もないころからお世話になってきたアイテムだが、今現在でも使い続けている。
それじゃあ早速使用感や特徴をインプレッションしていこう!
ラウンドマジックのラインナップ
デコイラウンドマジックのラインナップだが、フックサイズは#8、#6、#4、#3のラインナップ。
ウェイトについては、フックサイズによって展開が変わっている。
あとで紹介するが、私の場合小型・軽量番手は基本的に使わないので使用頻度が高いのは#4、または#3かな。
#3のサイズ感
参考までに、私の中で使用頻度が比較的高い「フックサイズ#3」のラウンドマジックのサイズ感を紹介しておこう。
- レインズ アジミート:#3でもギリギリ使えるが、かなりフックは大き目でおすすめしない
- ダイワ 月下美人ダックフィンシャッド(1.5インチ):若干フックが大き目だが、口が大きい根魚やカマス・セイゴなどには良い感じ
- エコギア グラスミノーS(1-3/4インチ):個人的には好きなバランス
- 一誠 ガメシャッド(2.5インチ):若干小さめ~ちょうど良いバランス
大体こんな感じで、#3のフックだとアジやメバルの数釣りには若干大き目だけど、ライトゲーム全般として考えると使い勝手は良いはず。
デコイ ラウンドマジックを【サクッと】インプレ!
まずはラウンドマジックの使用感・特徴について簡単にインプレッションしておこう。
- 狙うターゲット:カサゴ・ソイ・カマス・メッキ・セイゴなどライトゲーム全般
- 引き抵抗:程よく分かりやすい
- フォール速度:ストンとまっすぐに落ち、操作感は分かりやすい
- フック:非常に刺さりが良く、強度も十分ある
- ワームキーパー:非常に優秀で、キープ力とセットの容易性のバランスが◎
ザックリ紹介するとこんな感じかな。
ラウンドマジックで狙うターゲット
ラウンドマジックの特徴だが、私としては一般的なアジングやメバリングよりも+αで
- ちょっと重ためのヘッドを使いたい
- 若干大き目で強度があるフックが欲しい
このような時にラウンドマジックを投入することが多い。
カサゴやソイ・カマス・メッキ等ライトゲーム全般に対応!
ラウンドマジックはライトゲーム用のジグヘッドなんだけど、上は7gまでのラインナップがある。
実はこのフックサイズとウェイト設定が個人的には非常に気に入っており、2gや3gのジグヘッドでは軽すぎる場面で非常に使い勝手が良い。
一般的な常夜灯周りでアジングやメバリングをするのであれば、大体重たくても2g~3g程度までのヘッドを用意しておけば対応できることが殆ど。
しかし、カサゴやソイをはじめ、カマスやメッキ・セイゴなどを相手にする時は「使用するワームをワンランク大きくしたい」ことも多い。
また、深い場所までしっかりワームを沈めていきたいので、3.5gや5g・7gというウェイトが重宝する。
「一般的なアジング・メバリング用のジグヘッドよりも少し重たいもので、フックもほんの少し大きいやつが欲しい」
こんな時にラウンドマジックが重宝するってわけ!
だから私の場合はフックサイズは「#4または#3」を使うことが多く、小型番手はほとんど使用しない。
引き抵抗・使用感
ラウンドマジックは一般的なラウンドタイプのヘッド形状をしている。
ルアーを引く時の引き抵抗・使用感についてはまずまずといったところで、先がとがった砲弾型や矢じり型のジグヘッドよりは抵抗を感じて使い易い。
なので初心者の方や風が強い状況下でも比較的使い易く、ラウンドタイプのジグヘッドらしく飛距離も安定している。
フォール姿勢・速度
ラウンドマジックはシンプルなラウンドタイプのジグヘッド。
ストンと真っすぐにフォールする
ラウンドタイプのジグヘッドの特徴として、水中を滑るように落ちるのではなく、真下に素早くフォールする特徴がある。
また、潮の流れに対しても比較的ブレにくく、左右に蛇行したり・クルクルと回るスパイラルフォールが発生しにくい。
この特性が岸壁沿いのカサゴやソイを狙う時や、障害物ギリギリを狙う時に都合が良いんだよね。
フォール速度が比較的速いので、着底感度も比較的良い。
だからボトム周辺を探りたい時にも使い易く、根魚以外にも深場狙いのメッキやカマスゲームにも良い感じ!
刺さり抜群のフック
次にラウンドマジックのフックについて少し紹介しておこう。
ロングテーパーの刺さり抜群なフック
ラウンドマジックに使用されているフックだが、非常に鋭くて刺さりも抜群に良い。
針先はストレートポイントで貫通力に優れており、若干角ばった形状で一度しっかりフックアップすればバラシも少ないと感じている。
PEライン対応の強度
刺さりの良さは文句なしだが、軸の太さもちょうど使い易いバランス設定になっている。
もちろん番手にもよるが、ラウンドマジックのフックは弱くてすぐに変形することは無いので、PEラインを使った「ある程度負荷を掛けた釣り」にも十分使える。
カサゴやソイを根周りから引っ張り出したり、40cm以上のカマスやセイゴなどを狙う時でも十分対応できる。
ワームキーパー
ラウンドマジックを使用する理由の1つとして、ワームキーパーの使い易さもある。
ワームの形状が乱れない
ラウンドマジックのワープキーパーは独特な形状をしている。
この鋭いワームキーパーが結構使い易くて、細長いワームや伸縮性のある新素材系のワームでも非常に使い易い。
ワームの形状を乱しにくい形状ながら、必要なキープ力も備わっているので効果もしっかりある。
ワームキーパーがついていないジグヘッドと比べれば、ワームのズレ難さは明らかに変わって来るね!
ラウンドマジックはアジやメバルにももちろん使えるし、豊富なサイズ展開で「カサゴやカマス等を狙った+αのライトゲーム」でもかなり使い易いジグヘッド!
若干大き目のワームを使いたい時や、重ためのジグヘッドが必要な場面で活躍するアイテムなので、良かったら使ってみて欲しい。
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