こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はマリアから発売されているポップクイーンF105をインプレしていきます。
ポップクイーンシリーズはライトゲーム用~大型青物対応モデルまである中で、105はちょうど真ん中のサイズ。
シーバスロッドやヒラメロッド・ライトな青物ロッドなどで使いやすく、防波堤やサーフ・ちょっとした磯などで少し成長してきた青物を狙う時におすすめですよ!
忖度なしにインプレしていくので、ポッパー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
ポップクイーンF105のスペック
- 全長:105mm
- 重量:25g
- フック:#2
ポップクイーンF105は、重量は25gと、ミディアム~ミディアムヘビークラスのシーバスタックルなどでちょうど使いやすくなっています。
フックも標準で強度のある太軸の#2が搭載されているので、ライトタックルを使った青物狙いにバッチリ対応できますよ!
ライトショアジギングなどを楽しむタックルで、気持ちよく使えるポッパーですな。
ポップクイーンF105を「サクッと」インプレ!
ポップクイーンf105の使用感や使い方などについて、まずは簡単にまとめておきます。
- 飛距離:優秀
- 浮き姿勢:垂直に近い斜め浮き
- アクション:しっかりとした浮力があり、マイルドさと水押し・アピール力のバランスが良い
- 使い方:ワンテンポのポッピング・ダイビングなど
- 適したシチュエーションなど:だいたい1kg+α~3kg台程度までの青物にちょうど良い。防波堤やサーフ・ちょっとした磯など、オールラウンドに対応
ざっくりインプレするとこんな感じですね。
ポップクイーンF105は、青物専用のヘビータックルでなくてもしっかり使うことができます。
身近なフィールドで少し大きくなってきた青物を狙う時におすすめですね!
飛距離
やや後方寄りの重心バランス
ポップクイーンシリーズの良さの1つが、安定した飛距離にあります。
今回インプレしているポップクイーンF105は、やや後方寄りの重心設計になっています。
ウェイト配置はこんな感じで、ボディ後端とまではいきませんが、リアフック寄りの場所に筒状のウエイトが入っています。
一番大きいポップクイーンF160よりもセンター寄りですが、F130よりも後方寄りですね。
この後方寄りの重心バランス+シンプルな筒形形状のボディにより、重心移動システムは入っていませんが、遠投性能は十分です。
外洋に面したフィールドでも十分使えるポッパーですな。
実際の飛距離
実際に私がポップクイーンF105をPE1.5号+10フィート後半のシーバス兼オールラウンドロッドでキャストすると、無風時でだいたい60m台前半ほどですね。
空中での飛行姿勢は比較的安定していて、多少風を受けても激しく回転しにくく、フワーッと飛んで遠投ができますよ!
浮き姿勢
ポップクイーンはアイテムによって重心バランスが違っていて、F105はやや後方寄り。
完全な縦浮きとまではいきませんが、尻下がりで垂直に近い浮き姿勢ですね。
やや丸っこいショート気味のボディで、浮力には比較的余裕があり、すぐに浮き上がってくれます。
ポップクイーンF105のアクション・使い方
ショート~普通のジャーク
ポップクイーン105は、潮絡みが安定していて、操作感はそれほど大きくありません。
アクションエラーも比較的発生しにくいので、ポッパーを使うのに慣れていない方でも使い勝手がいいと感じますね。
基本はロッドを下向きに煽り、ポッピングさせて使いますが、ショート~ややゆったりめのジャークまでしっかり対応します。
その時によって魚の反応が良い誘いが変わるので、アクションのピッチを色々変えてみて、その時に合ったものを探すのが重要ですね。
カップ形状はこんな感じで、やや小さめで縦長な形状。
レスポンスが良いポッパーなので、穂先がしなやかなタイプのロッドでも楽に操作でき、強くアクションさせ過ぎなければエラーも起こりにくく、ある程度のアピール力の調整が可能です。
なお、ポッピングサウンドは「コポン」「チュポン」というようなやや控えめな音量ですが、やや低めで細かいスプラッシュと相まって、ポッパーとして必要なアピール力はしっかり確保できています。
大音量の重低音を響かせるポッパーよりも細かく誘ったり、テクニカルな使い方への追従性に優れていますよ!
ですので、魚がいるのに少し食いが悪い時など、誘いを工夫しないと食いきらない時にもおすすめなポッパーです。
ダイビング・リトリーブ
ポップクイーンF105は、ダイビングアクションで誘うことも可能です。
ロッドを大きく・少しゆったりめにジャークしたり、ジャーク後にリーリングを入れることで、水面直下ギリギリをスイミングさせることができますね。
ダイビング中は細かい泡をヘッドに抱きつつ、ユラユラッと優しくテールスイングする感じで動きます。
キビキビ感はあまりありませんが、シンキングペンシルのようにスイムするので、食わせ能力は比較的高い印象です。
ショートジャークなどで魚にしっかりとルアーを見せておき、ダイビングにスイッチして食わせるコンビネーションも高実績ですよ!
ポップクイーンF105をリトリーブでダイビングさせ、110cmオーバーの良型シイラをキャッチしました。
キビキビ動くアクションとはまた違った良さがあり、ナチュラルな動きがポップクイーンシリーズの特徴ですよ!
適したシチュエーションなど
狙う魚の大きさなど
ポップクイーンF105は、少し大きく成長した小型青物~中型青物狙いでちょうど使いやすいです。
魚のサイズとしては、だいたい1kg台~3kg台程度の魚を釣る時にちょうど良い感じで、長さで言うと40cm台そこそこ~60cm台くらいのブリやカンパチ・ヒラマサなどにおすすめです。
その他、サイズ的にシーバスやヒラスズキ・シイラなどにも対応できますね。
程よいアピール力がありつつ、アクション自体は繊細さがあり、食わせ能力とのバランスが良いです。
マズメの時間を過ぎたデイゲームや、少し潮が緩い時間帯でも実績を出しているポッパーですよ!
タックルバランス
ポップクイーンF105を使用するタックルですが、重量は25gと、それほどヘビーではありません。
私の場合は、M~MHクラス程度のシーバス兼青物対応のオールラウンドロッドで使うことが多いですね。
ラインはPE1号~2号程度までで使いやすい印象です。
まとめ!
今回はマリアのポップクイーンF105のインプレをしました。
- 25gの重量で、小型青物やシーバス・ヒラメ・ヒラスズキなどを狙うタックルで使いやすい
- やや後方寄りの重心+筒形ボディで遠投性能は優秀
- 青物用ポッパーとしては、平均~やや控えめくらいのアピール力。エラーは少なく、誰にでも操作しやすい
- ショート~ややゆったりめのポッピングや、ダイビングアクションのコンビネーションで使うのがおすすめ
要点をまとめるとこんな感じですね。
防波堤やサーフ・ちょっとした磯などの外洋系のフィールドまでカバーしつつ、ヘビータックルでなくても使いやすいのがポップクイーンF105の良いところです。
楽に動かせるポッパーでコスパも割と優秀なので、トッププラグを使った青物ゲーム初心者の方にもおすすめですよ!
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