こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は伊豆半島の釣り場解説をやっていきましょう。
今日紹介するのは伊東市の富戸港ですね。
富戸港は非常に小規模な漁港で、岩礁帯に囲まれているのでフカセ釣りや石物・底物釣りを中心に楽しめるポイントになっています。
釣れる魚や釣り場の様子・水深・地形などを詳しく解説していくので、今後釣行する際の参考にしてもらえたら嬉しく思います。
※釣り場は場合によって立ち入り禁止などになっていることがあります。その際は現地の表示に従って行動してください。
紹介する内容は取材当時のものになります。
富戸港で釣れる魚
- キス
- アジ・キビナゴ・イワシなどの小型回遊魚
- クロダイ
- メジナ
- ブダイ
- イシダイ
- カワハギ
- カサゴ
- メバル
- ハタ
- アオリイカ
- ヤリイカ
おすすめターゲット・釣り方
クロダイ・メジナのフカセ釣り
富戸港は磯場に作られた漁港なので、フカセ釣りで人気があります。
釣り場は狭いのでキャパはあまりないですが、冬~春にかけて平日でもフカセ師を見かけます。
取材時も1人、磯場から竿を振っていましたね。
カサゴなどのロックフィッシュゲーム
富戸港はカサゴなどの根魚釣りに適していて、餌・ルアー釣りで釣果が望めます。
岸壁沿いや沖のかけあがりの斜面などを丁寧に探るのがおすすめです。
小規模なポイントなので、長時間粘るよりもランガンして広範囲を釣り歩くと良いですね。
その他、サビキやカゴ釣りでアジなどの回遊魚釣りも楽しめます。
アオリイカ禁漁期について
富戸港周辺は4月1日~9月30日まで、アオリイカ釣りは禁止です。
出典:いとう漁協
富戸港のポイント
- 漁協下磯
- 白灯堤防先端
- 白灯堤防中間
今回は上記のポイントに分けて紹介していきます。
漁協下磯
奥に見えるのは白灯堤防で、西側は磯になっています。
道路から磯に降りることができ、1人~2人程度竿を出すことができます。
この日は北寄りの場所にメジナ狙いの方が1名いました。
メジナ以外にもクロダイ・ブダイ・イシダイなども狙えます。
水深・地形
漁協下の空いた磯から沖に向かって魚探掛けを行いました。
沖合35mほどの地点で水深は8.5m前後になっています。
底質は砂泥底の場所に根が点在するような感じで、中層にポツポツと中型魚の反応が出ていました。
岸沿いに寄ってくるとゴツゴツした岩礁帯に変化し、かけあがりが形成されていることが分かります。
岸際の浅い場所にはカタクチかキビナゴと思われる小型のベイトフィッシュが周ってきていて、魚探にも濃い反応が出ています。
白灯堤防付け根~中間
白灯堤防は富戸港の東側の防波堤で、外側は石積みになっています。
堤防の東側はゴロタ浜・磯になっています。
スロープはダイバーが海に入る場所になっています。
漁港側にはスロープがあり、秋にかけて小型魚がやってきたり。
水質は良く、海底までスケスケです。
水深・地形
白灯堤防の中間地点から外洋に向かって魚探掛けを行いました。
岸から35mほどの地点で水深は5.5mほど。
底質はゴツゴツとしていて岩礁帯にになっています。
海藻も多く生えています。
沖から徐々に浅くなっていきますが、何か所かかけあがりになっていて、やや明確な斜面が形成されていますね。
根魚やカワハギなどを狙うのに適した地形です。
白灯堤防先端
次は白灯堤防の先端ですね。
堤防の中ほどを越えると岸壁沿いの石積みは無くなり、先端部にはテトラが入っています。
堤防の先端から外洋向きの眺めです。
潮通しは良く、外洋の影響を受けます。
なお、先端のテトラ帯は立ち入り禁止になっていて、フェンスが設置されています。
水深・地形
白灯堤防のフェンスの手前ギリギリから外洋側に向かって魚探掛けを行いました。
岸から35mほどの地点で水深は8mほどに落ち込んでいます。
沖合は石混じりの差出底のような感じで、手前に入ると岩礁帯になっています。
ベイトの反応が沖のちょっとした斜面と岸沿いに出ていますね。
投げ釣りの際は根掛かりに注意が必要で、吹き流し仕掛けよりも胴付き仕掛けの方が良いかもしれません。
周辺施設
- 駐車場:有料駐車場あり。漁港周りに駐車スペースはほぼ無し
- トイレ:あり
漁港の奥にトイレがあります。
ダイビングの方が利用する有料駐車場が港へ入る道路にあります。
漁港の周りは道が非常に細いので、適当に駐車するのは絶対にNGです。
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