こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はライトゲーム用のジグヘッドを紹介します。
デコイから発売されているライトワインド対応アイテム、デルタマジック・デルタマジックヘビーをインプレッション。
このデルタマジックシリーズは私がライトワインドゲームでメインに使ってきたジグヘッドの1つ。
2020年の秋~冬にかけて、このジグヘッドだけで200~250匹くらいのメッキやカマスを釣ったと思います。
それくらい使い勝手が良く、信頼しているアイテムですね!
ライトワインド用のジグヘッドとして非常に使いやすいポイントが沢山あるので、アイテム探しの参考にどうぞ。
✔管理人の経験・実績
なお、私の経験やライトゲームに関する実績としては
- 年間釣行数250~300以上
- 専用タックルが発売される前からアジングやメバリングなどのライトゲームの経験あり
- カマス狙いのライトゲームで5か月間ほど連続でボウズ無し
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘経験あり
- 釣具店・メーカーにて私のタックルインプレや釣り方の活用あり
こんな感じで、基本的に毎日様々なジャンルの釣りをして生活していて、実績も残しています。
まるなか
デルタマジック・デルタマジックヘビーのラインナップ
デルタマジックシリーズはフックサイズ・ウェイトによって「ノーマルとヘビー」の2種類があります。
普通のデルタマジックは
- フックサイズ:#8・#6・#4
- 重量:0.6g~2.5g
このようなラインナップ。
一方でヘビーの方は
- フックサイズ:#6・#4・#3
- 重量:3.5g~7g
このように、少し重ためでフックサイズもワンランク大きくなっています。
デルタマジック(ノーマル)・ヘビーの使い分け
普通のデルタマジックとヘビーの使い分けですが、私の場合は
- 普通のデルタマジック:常夜灯周りなど、浅い場所でメバルなどを狙う
- デルタマジックヘビー:カマスやメッキ・カサゴ・小型のハタなど五目釣り
ざっくりとした使い分けはこんな感じですね。
私の出身地である静岡中部の場合はメバルやアジを狙うというより、カマスやメッキといった小型回遊魚狙いのライトゲームがメインです。
ですので、主にデルタマジックヘビーの方を使用しています。
フックサイズ選び
狙うターゲットの種類やその時の状況によって違いはありますが、目安としては
- #8:かなり小さい番手。10cm台のターゲットや食い渋り用
- #6:10cm台後半程度のアジやメバル狙いなど
- #4:20cm前後のターゲット向き
- #3:20cm台前半~中盤以上の魚を狙う。カマスやカサゴ・小型のハタなどにも
だいたいこのような具合で選んでいます。
迷った時は、魚のサイズによって#6~#4ほどを基準に選ぶと良いでしょう。
デルタマジックを「サクッと」インプレ
デルタマジックの使用感について、私なりの印象をざっくりとまとめておきましょう。
- アクション:ダート・巻きの両方使える
- 飛距離:矢じり型ヘッドとしては平均
- 引き抵抗の強さ:操作感はやや大きめ。レンジキープ性能に優れる
- フックの刺さり・強さ:刺さりは抜群、PEラインにも十分対応!
- ワームのズレ易さ:差しやすさとホールド力のバランスが良い
- ターゲット:アジング以外のライトワインド向きか
デルタマジックを簡単にインプレするとこんな感じで、総合的に見て非常にバランスが良くて使いやすいですね。
アクション・使い方
デルタマジックはダート用のヘッドなんだけど、実はそれだけじゃないのが良いところ。
ただ巻きで絶妙なスイミング!
当然ダートアクションで使用することもできますが、ただ巻きで使うとこれまた良い動きをするジグヘッドなんですよね。
ただ巻きで使う時は、私の場合はドリームアップのダート8やジャッカルのキビキビナ~ゴ(デカキビナ~ゴ)などと合わせることが多いです。
細身で若干長さのあるワームでただ巻きをすると、リップレスミノーやシンキングペンシルのようにナチュラルにテールを振ってスイミングを見せます。
これが状況によっては非常に効果的で、ダートだけだと食わせきれない時に助けられることもあります。
※あまりワームを反らせてセットすると、ただ巻きした時に傾きやすくなるので注意します。
▼ライトワインド用のワーム選びについての詳しい解説は【ライトワインド用ワームの選び方・おすすめアイテム徹底解説】を参考にどうぞ。
食い切らない時はダートと巻きのコンビネーションを使う
先ほど紹介したように、デルタマジックはダートで食わせるだけでなく、プラグ的な使い方もできる優れものです。
例えば、ダートアクションでアタリが出ても掛からなかった時や、反応するものの食い切らない時など。
こういう時はただ巻きにスイッチして探ると食ってくることがあり、ワンキャスト内でダートと巻きをコンビネーションさせて探るのも私のおすすめ!
このパターンでこれまでかなり良い思いをしており、単なるダート用ジグヘッドではないのがデルタマジックですな。
操作感や特徴
レンジキープ性能に優れる
デルタマジックのヘッドはやや左右に張り出した形状をしている。
これによってダートアクションを与えた時に若干浮き上がりにくく、レンジキープしやすい特性があります。
メッキやカマス等の小型回遊魚を少し早めのテンポのアクションで探りたい時や、少し深い場所で根魚を狙ったりする時に使い勝手がいいですね。
逆に常夜灯周りの浮いている魚を狙ったり、縦方向に持ちあげてフォールで食わせたい時はもう少し細身のヘッドの方が使いやすいこともあります。
また、張り出したヘッドによって操作感も比較的わかりやすく、穂先にヘッドの重さを感じ取ってアクションさせやすいのも嬉しいポイントです。
フック強度のバランス
デルタマジックシリーズのフックは、細軸すぎずでちょうど使い勝手がいいです。
PEラインを使用した少し強めの使い方や根魚狙いにも対応しやすく、多少無理してもフックが耐えてくれます。
それでいて針先はストレートで貫通力が高く、スパッと刺さる鋭さも兼ね備えています。
ワームキーパーが優秀!
ライトワインド用ジグヘッドにはワームキーパーが付いていないものも多いですし、装備されていてもいろんな形があります。
デルタマジックシリーズは細身で鋭い「マジックキーパー」が採用されています。
実際に使ってみると分かるんですが、これが実に使いやすいんですよね。
基本的に、キーパーが付いていないジグヘッドを使う場合、ライトワインドでは瞬間接着剤を使う必要があります。
しかしこのジグヘッドの場合は、一部のズレやすいワームを除けば、接着剤で固定しなくても実用に耐えるズレ難さを確保することが可能です。
また、ワームキーパーが大きいヘッドは、伸縮性のあるワームをセットするのが超大変なことがあります。
デルタマジックの場合はそのような心配は無く、ダイワの月下美人シリーズのようなフックが刺しにくいアイテムでも使いやすいですよ!
細かい点ですが、ワームのズレ難さと刺しやすさのバランスがちょうどいいのもデルタマジックのおすすめポイントです。
大径アイでセットが楽
ラウンドマジックシリーズはアイが少し大きめに設計されています。
これも実釣時にかなり使いやすく、手がかじかんでいたり・視界が悪いナイトゲームでもスナップをセットするのが楽にできます。
ジグヘッドによってはスナップがギリギリ通るくらいのアイテムもあって、使い比べてみると快適さが全然違います。
アシストフック装着可能
デルタマジックシリーズはヘッド下部にアイが設置されています。
ここにフックを追加で装着することが可能になっています。
ただし追加でフックを付けると、潮の抵抗が大きくなります。
これによって若干ダート幅が狭くなるので、私の場合はよほどのことが無い限りアシストフックは使用していません。
また、ボトムを狙う際は根掛かりの原因になることがあるので注意します。
まるなか
デルタマジックが適したターゲット
最後に、デルタマジックを使うのに適した魚・ターゲットについて紹介していきましょう。
アジ狙いには若干不向きか
ライトワインドでアジを狙うのであれば、私の場合はデルタマジックをメインで使うことはないですね。
アジ狙い場合は、もう少し針先が外を向いたジグヘッドの方が使いやすい印象です。
なのでメバルなどをはじめ、セイゴやカマス・メッキ・カサゴ・ソイ・小型のハタなどを狙うのにおすすめです。
もちろんアジングに使えないことはないので、個人個人の好みの差も大きいですが。
デルタマジックシリーズはフックの強度は比較的強いので、30cm前後のメッキや40cm以上のカマス・その他ヒラメやオオニベの幼魚などを掛けても問題なく使えています。
ライトワインドでよく使う0.3号~0.4号前後のPEラインであれば、ラインの強さを活かしたやり取りができますね!
まとめ!
今回はライトワインド用のジグヘッド、デコイデルタマジックのインプレッションをしました。
デルタマジックは使いやすい機能が備わっていて、非常に使い勝手が良くておすすめですね!
ライトワインドで使えるオールラウンドなアイテムを探している方に、使ってもらいたいアイテムです。
▼ライトワインドに使うロッドやリール・ワームなどのタックル選びの基本や基礎知識を知りたい方は【ライトワインド初心者講座】を参考にしてみて下さい。
全て管理人の実釣経験をもとに、実釣から選んだおすすめアイテムや基礎基本を解説します。
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