さてさて、今回はライトソルトゲーム用の小型バイブレーション「ぶるぶる」の使い方や使用感をインプレッション!
ぶるぶるはメバリングをはじめ、カマス・メッキ釣りなどで活躍する樹脂とメタルのハイブリッドバイブ。
特に魚が沈んだ時のディープ攻略や、遠投が必要な状況下で使い易いのが特徴的。
ライトゲームではベーシックなワームとは違った波動で探ることができ、ワームに食ってこない魚を反応させることもできる。
ルアーローテーションの幅を広げ、効率よく釣果を上げたい時の一手としておすすめだ。
それじゃあ早速、本題へと話を進めていこう。
NAVER LATE JAPAN ぶるぶるを「サクッと」インプレ!
まずはこのブルブルというルアーの使用感について、ざっくりとインプレッションしていこう。
- 飛距離:高比重ボディでよく飛ぶ!
- 沈下速度:比較的速め
- アクション:ヘッドに水圧を受け、強めのバイブレーションを発生する
- フック:フックレス仕様で販売されている。#14前後を使用
- 使い方:基本的には中層~深場向け。ただ巻きやリフトフォールでOK
ざっくりとぶるぶるの使用感をまとめてみるとこんな感じかな。
ライトゲーム用の小型のバイブレーションは各社から発売されているが、その中でも高比重でよく飛び・良く沈むのが印象的だ。
飛距離
バイブレーションを選ぶ上で重要な要素が飛距離。
広範囲を効率よくサーチする時にバイブレーションはよく使うが、バランスが悪くて飛ばないものもあるからね。
高比重ボディでよく飛ぶ!
ぶるぶるは構造上ヘッド部分にウェイトが集中している。
飛距離に関しては十分伸び、小型のバイブレーションの中ではよく飛ぶ分類に入る。
定番のレンジバイブ45ESなどと比べても飛距離では勝っており、状況によって使い分けができるはず。
メタルジグ程の飛距離は出ないが、オール樹脂素材のバイブレーションとメタルジグの間を埋める感じかな。
多少横風や向かい風が吹いてもストレスが少なく、遠投して深場を探れるのはありがたい。
飛距離に関しては問題なく、合格点かな!
フォールスピード
高比重ボディのぶるぶる、フォールスピードについてインプレしていこう。
速めのフォールでストンと落ちる
ぶるぶるのフォールスピードはバイブレーションの中では比較的速め。
樹脂製のバイブレーションというより、メタルバイブに近い使用感だね。
深場を攻める時はテンションを少し抜いてストンと真下に落として使うこともできるし、テンションフォールでカーブフォールさせても魚の反応は良い感じ。
ただし、向かい風の時や当て潮の時にフリーで落とし込むと、フックがリーダーに絡むことがある。
なので基本的にはテンションフォールを使って行った方がトラブルは少なく、快適に釣りが出来ると感じた。
ぶるぶるのアクション
次はぶるぶるのアクションについて紹介していこう。
柔らかい樹脂の波動
ブルブルはメタル素材と弾力のある樹脂素材のハイブリッドボディが特徴的。
この効果なのかは正直言って分からないが、ワームや一般的な硬い樹脂素材のバイブレーションに食ってこない状況でも、ぶるぶるに変えるとバイトが拾えることがあったり。
人が多くてスレている状況だったり、低活性の魚に対してもバイトが引き出せる場面があるので、上手く他のルアーとローテーションして使ってみると良い。
波動は比較的強め
ぶるぶるはヘッド部分が水を受ける形状になっている。
なので引き抵抗は比較的はっきりとしており、巻いた時に穂先が微妙に入るので使用感は比較的しっかりあるタイプのバイブレーションという印象。
波動の強さも比較的強めで、バイブレーションの振動幅は比較的大き目に感じる。
なので沖のディープエリアに沈んだ魚を効率よく引っ張ってきたり、リアクション気味に食わせる使い方が個人的にはやりやすくて気に入っている。
デッドスローには不向き
ぶるぶるのアクションはスローから立ち上がるが、かなり遅い速度で使用すると左右に倒れやすい性質がある。
そうなるとルアーが曲がって泳いでいくので、この場合はアクションのスピードを少し上げて調整するように。
だからデッドスローで探りたい時は、他のバイブレーションと使分けた方が良いかな。
多少傾いてアクションさせても魚は釣れたが、トレースコースを計算しにくいし使い難さがある。
直進性がもう少し高かったら言うことなしって感じ。
私の場合、デッドスローで探るならDUOのビビやリュウキバイブ・バスデイのレンジバイブなどとローテーションさせて使用している。
フックセッティング
ぶるぶるはデフォルトの状態ではフックがついていない。
なので自分でフックを取り付ける必要があるが、私の場合は#14をメインに使用している。
特にこだわりが無くてフッキング重視なら、おすすめはST-26の#14かな。
もう少し強度を出したいのであれば、STX-38で。
20cm後半のメバルやメッキ・35cm以上のカマスがメインになって来るなら、フックは強度重視の方が良い。
ぶるぶるの使い方
私なりのぶるぶるの使い方の基本パターンを紹介しておこう。
中層~底付近を探るのに良い
ぶるぶるは比較的高比重な為、表層付近をスローに探るのにはあまり適していない。
基本的には中層~ボトム付近を探るのに使い易いので、ボトムまで一旦沈めて使うのがおすすめ。
もちろん状況によってはカウントダウンで中層をメインに探る事もあるが、特に使い勝手が良いのは深場攻めなので。
ただ巻き
最もベーシックで誰にでも簡単・なおかつ普通に魚が釣れるのがただ巻き。
基本的には1秒にハンドル一回転前後の巻きで使用することが多い。
初心者の方は、まずはぶるぶるの波動を感じ取れる最低限の速度でリールを巻き続ければ大体何とかなる。
さっき紹介したように、巻き速度が遅すぎるとぶるぶるは左右に傾いて曲がってきてしまうので要注意。
なお、水深がだいたい5m以上あるような場所を探る時は、ただ巻きを続けると上に上昇しやすい。
深場を丁寧に攻めるのであれば、リールのハンドルを5回~10回くらい回したらテンションフォールでボトムまで沈めなおし、またただ巻き・・・・。
この繰り返しで深いレンジを探るようにすると良い。
リフトフォール
縦方向へのアクションを少し意識して使うのがリフトフォール。
私の場合、ぶるぶるをリフトフォールで使う時は大体ハンドル2回~5回転くらいリフトしてレンジを上げていく。
その後テンションフォールでレンジを入れなおす。
リフトの幅は大きく行う必要はなく、ダラダラとリールの巻きの緩急でリフトするだけでも十分釣れる。
ちょっとハッキリとアクションさせたい時は、リーリングの緩急を大きくしたり・ロッドを20cm~30cm位素早く煽ってみる。
状況によってキビキビ動いたほうが釣れることもあるし、逆にダラダラとナチュラルなアクションの方が釣れる時もあるので色々試してみる事。
どちらかというと、広範囲をテンポよく探るならただ巻きをメインに。低活性の魚をリアクションバイトで狙う時は、緩急をしっかりつけたリフトフォールを使うことが多いかな。
この辺りはお好みで、色んな使い方を試してみよう。
NAVER LATE JAPANのぶるぶるのインプレッションを紹介するとこんな感じかな。
樹脂とメタルのハイブリッドボディが特徴的なブルブル。よく飛んで良く沈み、アクションの波動は強め。
メバリングやカマス・メッキゲーム等ライトゲーム全般で使用できるが、特に中層~深場狙いのルアーをお探しの方におすすめ!
ただ巻くだけでも十分釣れるので、気になる方は試してみてね。
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