タックルハウス バフェットドラスを徹底インプレ!【超ヘビーシンキングミノー】

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バフェットドラス インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は渓流トラウト用ミノー、タックルハウスバフェットドラスをインプレッション。

タックルハウスの超定番ルアーに「バフェット」がありますが、バフェットドラスは高比重バージョン。

非常に流れに対して強い粘りを見せ、キレのあるダイレクトな操作感が特徴的なミノー。

増水時や強い流れの中での操作性に優れていて、タックルハウスらしい基本性能がしっかり備わったルアーですよ!

  • 特徴・アクションの質
  • 使い方
  • 適したシチュエーション

これらについて紹介していくので、ルアー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 年間釣行数300以上
  • 渓流~船釣りまで、ルアー・フライ・餌と各種の釣りができます
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • 釣具店、メーカーにて私のタックルインプレッションや釣り方の掲載・利用あり

こんな感じで、毎日のように釣行を重ねて生活している釣り好きです。

バフェットドラスのスペック・ラインナップ

バフェットドラス43

  • 全長:43mm
  • 重量:4.5g
  • フックサイズ:#16

私がメインで使っているのが43mmのモデル。

かなり小粒ながら4.5gの重量があり、渓流域~中流域くらいまでは全く問題なく使用できます。

流れに対しても非常に強く、コンパクトな渓流用ミノーとしては抜群の粘りがあります。

バフェットドラス43ディープ

  • 全長:43mm
  • 重量:5.6g
  • フックサイズ:#16

43mmで5.6gという更にヘビーなディープモデル。

深場狙いで使いやすいモデルですが、個人的に必要性を感じていないので使っていません。

スポットで一気にルアーを沈めたり、流れの押しが強い状況下でボトムギリギリを攻めたい時などに向いています。

バフェットドラス46

  • 全長:46mm
  • 重量:6g
  • フックサイズ:#14

46mmの大きい方のドラスですが、重量は6g。

超ヘビーシンキングミノーですね。

中~本流域で小型の虫を偏食するトラウトを狙う時など、小型のルアーを太い流れの中で使いたい時に出番が来ます。

カラーラインナップ

バフェットドラス カラー

出典:タックルハウス バフェットドラス商品紹介ページ

カラーラインナップは上記の通りです。

どれを選んだら良いのかよく分からない時は、

  • チャートヤマメ
  • ピンクヤマメ
  • オレンジヤマメ

これらの背中が見やすいカラーを選ぶのがおすすめ。

バフェットドラスをサクッとインプレ

バフェットドラス 釣果

バフェットドラスの使用感を詳しく解説する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:非常によく飛ぶ!
  • フォール・レンジ:テンションを抜くとスパイラルしやすい。1m+αくらいまでのレンジを引きやすい
  • アクション:小刻みでキレのあるウォブリング・クイックダートアクション
  • 使い方:トゥイッチングやドリフト
  • シチュエーション:かなり高比重なヘビーシンキングミノー。増水時や流れの押しが強いポイントにおすすめ!

ざっくりインプレするとこんな感じですね。

ヘビーシンキングミノーの中でもかなり比重が大きく、抜群のボディバランスで流れの中でもしっかり泳ぎ切るミノー。

状況を選んで使い分けることで、非常に強い効果を発揮しますぞ。

飛距離

バフェットドラスの飛距離ですが、43mmの小さいモデルでもカッ飛びますね。

ショートリップのモデルは比重が軽めに作られていますが、それでも43mmで4.5gの重量を確保。

アンダーハンドやバックハンドキャストでもスパッと飛び、風の影響も受けにくいですね。

この飛びを活かすことで、遠投が必要な里川~食い渋りの中・本流域までカバーすることが可能!

まるなか

小粒ながらかなり高比重で飛距離は抜群!
小規模渓流~開けた場所まで対応できるよ

フォール・レンジ

フロント寄りの重心設計

トラウト用のミノーは後方重心寄りに作られたものが多いですが、バフェットドラスはややフロント寄り。

バフェットドラス フォール 重心

フォール姿勢はやや頭下がりで、テンションを抜くとスパイラルしやすいと感じます。

ラインを緩めすぎなければ水平に近い姿勢をキープ可能。

フォールスピードは高比重なので比較的速く、狙いの棚までスムーズに沈下しますね。

まるなか

水中で頭が微妙に下がることで水つかみが安定!
流れの中でもコントロールを失いにくいよ

レンジ

バフェットドラスのレンジですが、これは使用する流れの強さによってかなり変化します。

私の場合は増水時や水の押しが強いポイントを攻める時に出番が多いんですが、だいたい30cm前後~1m+αくらいまでの深さを探りやすいです。

一般的なヘビーシンキングミノーよりも、少し深めのレンジを探りやすい印象ですね。

バフェットドラスのアクション・動きの質

キレのあるウォブリング

バフェットドラスはアクション重視のフロント寄りの重心設計になっているので、動きに関しては非常に良いですね!

バフェットドラス リップ

ただ巻きではややハイピッチなウォブリング中心のアクション。

高比重ながらキビキビと動き、重量の割にモッサリ感は目立ちません。

ロールアクションは控えめで、穂先にルアーの波動が軽快に伝わってきます。

クイックダート

ロッドアクションを与えて操作すると、かなりキビキビとしたキレのあるダートアクションを見せます。

ダートアクションは左右に流れるタイプでなく、クイックな首振り+ダートといった感じ。

レスポンス&アクションの安定性は非常に高く、強い流れの中をダウンで探ってもルアーが飛び出したり、バランスを崩しにくく安定した使用感。

狙いのピンスポットで思い通りに操作するのも容易にでき、タックルハウスらしい基本に忠実な使いやすいルアーになっていますぞ!

バフェットドラス 釣果

荒瀬の中の沈み岩の周辺を探って尺イワナをキャッチ。

バフェットドラスは流れの中でもコントロールを失いにくく、狙い通りに動かしやすいです。

注意点

バフェットドラスを扱う上での注意点ですが、特にロッドアクションを与えてクイックな動きを出したい時は、ある程度反発力が強めのロッドを使うのがおすすめ。

しなやかで曲がりすぎるロッドを使ってしまうと、ルアーの自重に穂先~ベリーが負けてしまい、キレがない微妙な動きになりやすいです。

ロッドが弱いと、その場で微妙なヒラ打ちをするだけになりがち。

超ヘビーシンキング設定のバフェットドラスを自由自在に操作するのであれば、ルアーをしっかり弾けるだけの強さを持ったロッドを使った方が良いです。

バフェットドラスの使い方

トゥイッチング

トゥイッチングは釣り上がりでテンポよくサーチする時に出番が多くなりますね。

バフェットドラスはクイックなアクションが特徴的なので、ロッド操作は若干強め&速めのテンポで動かすのが好きです。

だいたい2回~4回ほどクイックダートさせ、ポーズを入れて食わせの間を与えるのが基本のパターン。

ロングポーズは使わず、1~2カウントほどの「間」が基準ですね。

ドリフト

2つめは流れを利用したドリフトですね。

強い流れを受けても非常にバランスを崩しにくいミノーなので、ガンガン流れが効く瀬を釣るのも得意です。

荒瀬

このようなポイントを攻める時であっても、バランスを崩さずにしっかり使えるのがバフェットドラス。

ドリフトの場合は

  • テンションを弱めた流し込み
  • テンションを掛けたウォブリングアクション
  • 1~2回程度のトゥイッチング

これらをコンビネーションさせ、流れの中に定位するトラウトの前にミノーを流し込んで食わせます。

基本としては、テンションを少し緩めてミノーを流し、狙いのスポットに入ったらテンションを掛けてウォブリング、またはトゥイッチによるダートアクションで誘いを掛けて使います。

43mmの超コンパクトなサイズであってもキッチリ泳ぎ切ってくれるので、食い渋りにもかなり強いミノーですよ!

まるなか

流化してくる虫を偏食するトラウトなど、食い渋りにも強い効果を発揮!

適したシチュエーションなど

バフェットドラスはオールラウンドに使えるミノーとしては考えていません。

増水時やかなり流れが強いポイントを攻める時におすすめで、「高比重・流れに対する強さ」を活かせる場面でこそ効果を発揮します。

汎用性を求めるのであれば、だいたい50mmクラスで4.5g前後のミノーを選ぶのがおすすめです。

▼ヘビーシンキングミノーについてより詳しく知りたい方は【渓流用ヘビーシンキングミノーのおすすめ・使い分けのコツ解説】を。

渓流用ミノー選びの基本や、初心者の方にも使いやすいものについては【渓流用ミノー選び・おすすめアイテム徹底解説】を参考にどうぞ。

まとめ!

イワナ

今回はタックルハウスバフェットドラスのインプレをしました。

  • ヘビーシンキングミノーの中でもかなり高比重
  • 流れに強く、増水時や瀬を狙う時でもキッチリ泳ぎ切る
  • キレのあるアクションでクイックに動く
  • ロッドは反発力がしっかりあるものを選ぶのがおすすめ

要点をまとめるとこんな感じですね。

1つでオールラウンドに使えるミノーではありませんが、状況に合わせて使うことで強い効果を発揮しますよ!

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