こんにちは、まるなかです。
さてさて、今回はダイワのアジング・メバリング用ワーム「ビームスティックZERO」のインプレを。
ビームスティックZEROは吸い込み抜群の形状をしており、アジングを中心に小型ベイトパターンのメバリングにもおすすめなワーム。
実際に使ってみた所、独特なマテリアルで耐久力に優れていて使い易く、魚の反応も良くて好感触。
特徴・使用感を出来るだけ詳しくインプレしていくので、アジング・メバリング用ワームを探している方の参考になったら嬉しく思う。
早速本題へと話を進めていこう!
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ビームスティックZEROのスペック・カラーラインナップ
まずは簡単にビームスティックZEROのスペックやカラーを紹介しておこう。
- 種類:ピンテールタイプ
- 全長:1.8インチ
- マテリアル:非常に柔らかく、伸びるタイプ
港湾部のアジングやメバリングで使い易いワームになり、伸縮性のある素材で作られているのが特徴的だ。
オーソドックスなストレート・ピンテールタイプのワームなので、アクションはナチュラル系。
カラーラインナップは全10色で、カラーチャートは「ビームスティックZERO商品紹介ページ」を参考にどうぞ。
ビームスティックZEROを「サクッと」インプレ!
ビームスティックZEROの使用感や特徴について、簡単にまとめてみよう。
- シチュエーション:オールラウンドに使えるが、どちらかというとフィネス寄り
- 飛距離:空気抵抗が少なく、良く飛ぶ
- 沈下速度:比較的速め
- 操作感:抵抗感がしっかりあり、操作感がわかりやすい
- アクション:柔らかボディで非常に滑らかに・レスポンス良く動く
- 耐久性:耐久性のあるマテリアルで非常に優れている
ビームスティックZEROをざっくりインプレするとこんな感じで、アジング・メバリング両方に使い易いワームという印象だ。
適したシチュエーション
ビームスティックZEROを使うシチュエーションについて、私なりの考え方を紹介していこう。
数釣り・食い渋りパターンに最適
ビームスティックZEROは1.8インチというサイズ表記だが、ピンテール部が比較的長めに設定されている。
また、ボディー形状もシンプルで細身なストレートタイプでリブも細かくて浅めだ。
全体的なボリューム感は控えめなので、10cm台の数釣りアジング・メバリングにも使い易い。
また、ショートバイトが多発しやすい小型ベイトを偏食している時にも使い易く、フッキングも良好。
超ソフトなマテリアルでアジの吸い込みも良く、非常に使い易いライトゲーム用ワームだと感じている。
月下美人のワームは伸縮性に優れた素材で耐久性も高く、1本のワームで効率よく釣りができるメリットも大きいね。
ビームスティックZEROの飛距離・操作感など
ビームスティックZEROは使い易く設計されたワームだが、飛距離などの使い心地はどんな具合か?
私なりのインプレッションを順番に紹介。
空気抵抗が少なく、よく飛んで「スッ」と沈む
ビームスティックZEROは起伏が少ないボディ形状をしており、細かなパーツもついていない。
これによって飛距離に優れており、ジグヘッドの重さをしっかり活かして遠投ができる。
空気抵抗が大きいリブが深く入ったワームと比較すると明らかにキャストしやすく、特に風が強い状況下でも使い易くて良い感じ。
水中での抵抗も比較的小さく作られているので、沈下速度は速め。
小刻みなキビキビとしたリフトフォールで使ったり、深いレンジまでしっかりとジグヘッドを沈めて探りたい時におすすめだ。
シンプルなストレート形状なので、アジやメバルが小型のシラスなどを食っている時に特に反応が良い印象。
この辺りは餌となるベイトフィッシュの種類やレンジに合わせて使い分けをすると、釣果も伸びて行くはず。
ボディのクビレで操作感が分かりやすい!
ビームスティックZEROの特徴でもある、ボディに設けられたクビレ。
この部分が水を受けることにより、ルアーの操作感が大きくなるらしい。
あまり期待していなかったというのが正直なところだが、実際に使ってみると思いのほかその効果は大きかった。
ロッドを細かく操作するリフトフォールの時はもちろん、ただ巻きの時でも穂先にジグヘッド+ワームの重さが乗りやすいのは明らか。
ビームスティックZEROは、軽いルアーを操作するのが苦手な方にも比較的使い易いワームになっているが、操作感がしっかり分かりやすい上に飛距離が犠牲になっていないのがありがたい。
アクション
ビームスティックZEROは、数あるアジング・メバリングワームの中でもかなり柔らかいマテリアルを使用している。
これによって軽いロッド操作やわずかな潮の流れにもワームが反応し、柔らかいアクションが簡単に出せる。
中央付近にセットされたクビレにより、小さめのロッドアクションでもワームがしっかり動く。
テールアクションは細かく・震えるようにアクションするのが特徴的かな。
一方でただ巻きで使ってもテール部が微妙に水を受け、細かく振動するようなアクションをする。
ピンテール系のシンプルな形状のワームの中では、比較的しっかり動くタイプのワームという印象がある。
ワームのマテリアル・耐久性
ビームスティックZEROのワーム素材について、特徴を簡単に紹介しておこう。
超ソフトでしなやかな素材
ダイワのライトゲーム用ワームは伸縮性に優れたマテリアルを使用しているが、ビームスティックZEROはソフトタイプの素材になる。
実際に同社のビームスティック(2.2インチ)と比較してみるとこんな感じで、ビームスティックZEROの方が圧倒的に柔らかいのが分かるはずだ。
他社の一般的なワーム素材と比較すると柔らかさの差は非常に大きく、食い渋った魚の吸い込みは非常に良好。
一方で水を切り裂いてアクションさせるのは苦手になるので、トリッキーなイレギュラーアクションを演出する時は硬めのワームを使う方が良い。
※月下美人のワームは一般的なワーム素材のアイテムと混ぜて保管すると、ワームが溶けることがあるので要注意!
非常に千切れにくく、手返し良好
超ソフトながら千切れにくいマテリアルを採用しているビームスティックZERO。
こんな風に伸ばしても千切れず、伸縮性が抜群。
特に手返し良く釣りたい数釣りアジングで使い易く、1本のワームを長く使えるのはありがたい。
千切れやすいワームの数倍以上の耐久力があり、針を外す動作を丁寧にやればそう簡単に壊れることは無い。
ただしセットしやすさは一般的なワームよりも劣るので、可能であれば家でワームをセットしておいた方が楽。
他のワームとの使い分け
今回紹介したビームスティックZEROは比較的沈下速度が速いワームになる。
表層をネチネチ誘ったり・スローフォールで探りたい時は、もう少し水受けが良いワームと使い分けるのがおすすめ。
アジングビーム極み
例えば、同じくダイワの月下美人シリーズに「アジングビーム」というワームがある。
アジングビームはリブが深めに入っており、ビームスティックZEROよりも水受けが良いワーム。
これによって同じジグヘッドを使った時はフォール速度がゆっくりになる特性があり、表層攻略やプランクトン・アミパターンなどに役立つ。
私のおすすめは強烈な味と匂いがついた「アジングビーム極み」で、使い分けてみると攻略の幅が広がるはず。
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