こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はナマズ釣り基礎講座をやっていきましょう。
今日のテーマはナマズ釣りにおけるポイントの選び方について、私の実釣経験を基に解説していきます。
「ナマズ釣りに出かけているものの、ナマズが全く釣れないっ!」
という問い合わせも何度か受けましたので、普段私が考えていることや時期・時間毎の狙い方なんかも絡めて説明していきます。
ナマズ釣りは日中のデイゲームでも狙えますし、夜間のナイトゲームでも狙えてお手軽なルアーフィッシングのターゲットですね。
しかし、狙うべきポイントが分からなければ釣果は安定しませんし、良く釣る方との差は確実に出ます。
✔管理人の経験・実績
なお、私の経験・実績としては
- 年間釣行数250~300以上
- ナマズゲーム歴は20年以上
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘経験
- 釣具店にて私のタックルインプレや釣り方解説の掲載利用あり
こんな感じで、基本的に毎日釣りをして生活している釣り好きです。
ナマズゲームに関して言うと、私の場合はシーズン中の5月~8月位に釣行することがほとんどです。
この期間内であれば、シーズン通じてボウズになることは滅多なことではありません。
ナマズ釣りのポイント選びの基本
まずはナマズを釣る時のポイント選びで覚えておきたい基礎・基本を紹介していきましょう。
- ナマズは変化に着く魚
- 昼のデイゲームは「影」になっているポイントを重点的に狙う
- 夜のナイトゲームは障害物の影以外にも、餌を食いに出てきたナマズも狙う
まず基本となる要点はこんな感じでしょうか。
ナマズが潜むポイントは「変化」のある場所
これはナマズに限ったことではないですが、狙ってナマズが釣れるようになりたければ「釣り場の変化」をしっかり見極められるようになる必要があります。
写真の中央付近にナマズが見えるのが分かりますかね?
このポイントは、水路の合流点とブッシュ(草)の影が合わさっている複合ポイントです。
ナマズ釣りの代表的なポイントである河川を例にあげると、
- 瀬・淵・反転流などの流れ方や水深が変わる場所
- 落ち込み・合流点などの新鮮な水が提供される場所
- 沈んだ岩・倒木・草・橋の下・トンネルなどの障害物の影
このように、何かしらの変化があるポイントはナマズが潜みやすくなります。
時々開けている何もない場所でじっとしている見えナマズを発見することもありますが、割合としては少ないですね。
狙い通りにナマズが釣れるようになる為には、まずはちょっとした変化を見つけます。
そしてその変化の周りを重点的に狙っていく癖をつけるのが大切ですね!
まるなか
日中は影を狙う
ナマズは、基本的には夜行性の魚になります。
ですので日中は岩や草など、何かしらの障害物の影に潜んでいることが多くなります。
もちろん開けた場所にいるナマズもいるにはいますが、そういった個体は捕食スイッチがオフになっていてルアーを投げても無反応だったり、逃げていったり・・・・。
逆に障害物の周辺に潜んでいる個体は、日中でもルアーを目の前に通せば目を覚まして豪快にルアーにバイトしてくることも多いです。
特に人が多くてスレているポイントほど、釣れやすい個体は障害物の奥に隠れている可能性が高くなりますね。
▼昼のデイゲームでによるナマズ釣りの基本・コツを知りたい方は【デイゲームのナマズ釣り徹底解説】を参考にどうぞ。
夜間はオープンエリアもポイント
日が沈んで暗くなってくると、水草や岩陰などに隠れていたナマズたちが餌を求めて開けた場所に出てくるようになります。
ナマズ釣りは日中でも釣れますが、より効率的に釣りをしたり、エキサイティングなトップウォーターゲームを楽しむとなると、ナイトゲームの方がイージーになりやすいです。
夜間のナマズも岸際や障害物の影でも釣れるには釣れますが、開けた流れの当たる場所に出てくる傾向がありますね。
日中に様子見をしてもナマズが居そうもない流れの当たるポイントや流心なども、夜間になるとナマズの反応が出ることは普通にあります。
まるなか
▼夜・ナイトゲームのナマズ釣りについてより深く知りたい方は【夜・ナイトゲームのナマズ釣り徹底解説】を参考にどうぞ
程よい増水・濁りはナマズの活性をアップさせる
雨による増水などや濁りは、ナマズにとっては都合がいい状況になりやすいです。
特に昼のデイゲームでナマズを狙う場合は、濁りによって活性が上がりやすいですね。
ナイトゲームの場合も良い方向に作用することが多いですが、デイゲームほどではない印象です。
まるなか
ナマズ釣りにおける期待度「大」のポイント
ここから先は、ナマズ釣りで代表的なポイントと攻め方のコツなどを紹介していきます。
川の合流点
複数の川が合流する地点は流れの変化があり、合流している流心付近は深く掘れていたりすることも多いです。
逆にサンドバーといって、堆積した土砂が溜まって浅瀬が広がっていることもあります。
こういった水の流れや水深の変化のあるポイントは、ナマズ狙いでは昼夜問わず1級ポイントになります。
河川の合流点は他のポイントよりも優先的に打つのもおすすめで、ナマズ釣りでは超有望。
狙い方としては、2つの川の流心が交わる地点や駆け上がりの周辺・岸沿いなどは特に要チェックですね。
また、合流点は小魚などの餌が溜まりやすいポイントになります。
夜間を中心に、ナマズのボイルを見かけることも多い場所になりますね。
水路、排水溝の流れ込み
水量がほんの僅かであっても、水路・排水が河川に流れ込んでいる場所はナマズが非常に集まりやすいので見逃さない事!
水深がある程度確保されているポイントですと、日中でもナマズの姿が目視できたりすることもあります。
たとえ水深が30cm程度の場所であっても、日中は魚影が見えなかったとしても夜になるとどこからともなくナマズが集まってきたりします。
排水が流れ込んでいる真下の泡が立つような場所に、ピタッと寄り添うようにナマズが付いていることも良くあります。
なので流れ込みを狙う時はかなり丁寧に、泡が出ている場所などもタイトに狙うようにしましょう。
ちなみにこの画像のポイントも非常に水深が浅いですが、静かにのぞき込んでみたらナマズが3匹程いましたからね!
水門
水門の周りは流れに変化が出るうえ、ナマズが潜みやすい暗闇が形成されるポイントです。
特に、雨が降って増水して濁った水が入ってきているような時は破壊力がアップするポイント!
こういった場所は小規模な場所も多いですが、ナマズがいれば活性の高い個体であることが多いです。
数キャスト以内の勝負になることも多いので、ササっと探ってみて釣れなければすぐに移動した方がテンポが良い釣りができるかな。
大きな水門でなければ時間を掛けずに探った方が良いですね。
まるなか
橋の下、橋脚周辺など
主に日中のデイゲームでナマズが潜んでいることの多いポイントですね。
橋の下でも橋脚などがある場合は、その周辺もキッチリ狙います。
橋脚の周辺は流れに変化が出るので、餌となる小魚が集まりやすいですよ。
また、橋脚が無いような場所であれば、橋の下の岸沿いが1級ポイントになることが良くあります。
橋の下の岸沿いは意外と見落としがちなので、取りこぼしが無いようにキッチリ狙いましょう。
意外と見落としがちですが、偏光サングラスを掛けて覗いてみるとナマズがジッとステイしていることが有りますよ(*^^*)
水路
ジャンプすれば反対側に渡れてしまうような細い水路にもナマズは潜んでいます。
こういった場所のナマズはスレていないことが多いです。
魚さえいる場所を見つけてしまえば攻略はイージーだったりするので、ポイント探索する価値はかなり高いですね。
雨で濁りが入っている時や夜間であれば、開けたオープンウォーターにもナマズは出てきます。
しかし日中の場合は、このような水路の中でもトンネル状になっていて暗闇が形成されている場所が激熱です。
落ち込みや流れ込みが重なっているような場所であれば、釣果の期待もよりアップしますね!
こういうトンネル状の場所は日中のナマズが群れになって溜まっていることもあり、1級ポイントを見つけられると連発することもあります。
ナマズ釣りにおける期待度「中」のポイント
続いて期待度は若干下がりますが、他の要素が絡んでいたりするとより有望になってくるポイントを紹介していきましょう。
また、釣り人が多くてプレシャーが掛かっているような釣り場の場合は、ナマズが1級ポイントから離れていることが有るので要注意!
釣れそうなポイントを周っていっても魚の気配が無いような時は、何気ない見逃しがちな小場所にナマズは潜んでいたりしますからね。
草の影
水草が生えている場所は、ナマズの潜んでいる確率は非常に高いです。
ですがポイントが広大すぎてしまい、狙いが定められないということも良くあるのが欠点ですね(-_-;)
そういった時は、流れ込みや駆け上がりが絡んでいるような場所など、他の要素が絡んでいるような場所を集中してテンポよく打っていくのがおすすめです。
また、水草の生え方がまばらになっていたり、一部がえぐれてポケット状になっていたりするところもナマズの付いている可能性は高くなりやすいですね。
障害物の影は、夜間よりも日中にナマズが隠れていることが多い傾向が有ります。
デイゲームの場合は太陽の角度を計算し、日影になっている場所がより広がっている場所を重点的に攻めるのがおすすめです。
このような影になっているスポット打ちは、デイナマゲームの鉄板な攻め方ですね!
護岸沿い
開けていてナマズの隠れる場所がぱっと見で少ないようなフィールドの場合は、特に岸壁沿いが好ポイントになりやすいです。
画像のように、岸壁沿いがえぐれていたりするところはより可能性が高い場所になりますね。
また、流れ込みなどの要素が絡んでくると1級ポイントになることも良くあります。
開けた川でデイゲームをする時は、岸壁沿いを中心にサイトフィッシングで釣っていくと効率の良いナマズ釣りができます。
まるなか
増水時~増水後・産卵期のナマズ釣りのポイント選びに注意!
ナマズ釣りをしていると、
- どういうわけかナマズがいない!
- いつもはナマズが居るのに、どういうわけか全くナマズが居なくなった・・・・
なんていうことがあります。
こういった時に多いのが、まとまった雨が降って増水している最中や増水後の水量が落ち着いてきたタイミングだったりします。
また、産卵期にナマズ釣りを楽しむ場合も同じようなことになりやすいですね。
水量が増えた釣り場でナマズを狙うには
ナマズは増水したり、産卵期が近づいてくると、河川の本流よりも水路などの細い流れに入り込みやすい傾向があります。
雨が降って増水しているような時は、本流でナマズ釣りを行ってもさっぱり釣れないことは案外よくあります。
一方で普段は魚が居ないような細いドブで釣りをしたら入れ食いになったり。
特に産卵期(だいたい4月中旬~6月位)の増水したタイミングになると、ナマズが一斉に細い水路などに集結しやすくなります。
こういった状況下になると、河川の本流からナマズの姿がパタッと消えたりすることもありますね。
特に産卵期の増水している状況下で釣りをする時は、小規模な河川や水路などの見落としがちな小場所もキッチリ狙うのがおすすめです。
産卵期のナマズは、このようなメダカなどが居そうな細い水路に群れになって集結していることもあります。
こういうナマズの行動パターンを知っておくと、状況に合わせたポイント選びができるようになってきますね!
ちなみにこの写真は小さい水路なんですが、中央付近が少し掘れています。
写真では見えませんが、ナマズが2匹仲良く泳いでいました。
こういう小さいポイントは、雨が降って増水したりすると「ホットスポット」になりやすいですね。
ナマズ釣りのポイント・場所選びまとめ
普段私がナマズを狙う時、ポイントを選ぶ際に意識している基本としてはざっとこんな感じになります。
日中なのか夜間なのかによって狙う場所は少し変わってきますし、濁りが入って増水しているかどうかでナマズが大きく移動したりすることも良くあります。
今回紹介したことを参考に、釣果アップにつなげてもらえたら嬉しいですね!
ナマズ釣りに必要な基礎知識や、タックル選びについて知りたい方は【ナマズ釣り初心者講座】を参考にどうぞ。
より詳しい解説や、実際に私が使っているおすすめアイテム解説記事の紹介などもあり、ナマズ釣り全般を深く知ることができます。
全て筆者の経験・実績に基づいており、釣果アップやアイテム選びの役に立ててもらえたら幸いです。
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▼ナマズが釣れる場所の探し方の基本・コツについて知りたい方は【ナマズの釣り場開拓徹底解説】を参考にどうぞ。
これまでひたすらポイント開拓を行ってきた私なりのコツを紹介します。
こんばんは!
いつも楽しく記事読ませて頂いております(^。^)
今回の記事とは関係ないのですが、
お使いのワールドシャウラのカスタムロッド
(レッドタイプとブルータイプが混ざっている?)
はご自身でカスタムされたのですか?
また、通常のワールドシャウラとは違うのでしょうか?
質問ばかりですいません、、、
今後も楽しく記事読ませて頂きます!
こんにちは、まるなかです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
使用しているワールドシャウラはガイドセッティングなどを変更してあるので、自分でカスタムしたものになります(*^^*)
鋭い突っ込みありがとうございます!(笑)
お返事ありがとうございます。
今後機会があればそのセッティングの記事も是非読まして頂きたいです笑
これからも応援しています(^。^)
ジギング用にバーチカル&PEライン対応のセッティングに変えてある感じですね。バットも改造してジギング用のロンググリップも自作して持っているんですが、今年になってシマノに真似されましたね(笑)
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