さてさて、今回は19ヴァンキッシュのカスタム・改造について。
時々「どのパーツが適合するのか?」という質問を受けるので、カスタムの箇所と個人的におすすめなパーツを紹介しておきます。
19ヴァンキッシュはもともと使い易さには優れたリールだが、簡単にパーツを取り付けて改造できる。
どんなパーツが適合するのか、お探しの際の参考にしてみてね!
なお、全て実費を払って購入して実際に使っているものを紹介してあるのでご安心を。
分からない事などがあればお気軽に質問してね。
▼【おすすめ関連記事】新作リールインプレまとめのページ
リールスタンド
19ヴァンキッシュに限らず、スピニングリールのカスタムでは超定番のパーツがリールスタンド。
私の場合、リールスタンドは安くて使えるゴメクサスのものを好んで使用している。
純正品や国内のカスタムメーカーの物よりもはるかに安いし(800円程度!)、パーツの精度なども問題ないのでおすすめ!
シマノ・ダイワ共用のものを選べば19ヴァンキッシュにも適合する。
私の場合はカスタムスプールに合わせてゴールドを使用しているが、無難なのはブラックかな!
色んなカラーがラインナップされているので、好みで選んでみよう。
私の場合、ステラやイグジストにも最近はゴメクサス率が高い(笑)
安くて使えておすすめ!
ハンドルノブ
リールスタンドに続き、お手軽にカスタムできて効果も大きいのがハンドルノブの形状を変える事!
特にショアジギングやサーフの釣りなど負担が掛かる釣りでは、ハンドルノブの形で釣りの快適性が大きく変わる。
ここに関しては私の場合は渓流のトラウトで使用しており、純正のハンドルノブを使用しているのが現状だ。
ラウンドノブ
ショアジギングやサーフの釣りで4000番などを使用するなら、やっぱりラウンドタイプのハンドルノブが抜群に使い易い。
ここでも私が好んで使用しているのがゴメクサス(笑)
だって夢屋のカスタムハンドルより圧倒的に安いし、正直言って使い勝手も変わらないんだから仕方がない。
19ヴァンキッシュに適合するのはシマノAタイプ・ダイワSタイプ共用モデルで、「シャフト無し」を選ぼう。
青物やヒラメ釣りに使うなら、ノブの大きさは38mmを基準に選べばOK。
カラーはお好みでOKだが、やっぱり無難なのはブラック系かな。
アルミ製のラウンドノブがコレ。
EVA素材のノブはコレが適合する。
純正のT型ノブと比較すると、明らかに力が込めやすいので巻きもスムーズに出来て疲れにくくなる。
また、リールの巻きでアクションを付けるのも容易になり、切れのいいルアーアクションを出しやすい。
繊細な釣りにはI型ノブ
そしてアジングやメバリングなど、ちょっと繊細な釣りに使っているのがアルミ製の薄いノブ。
アルミ製でノブが硬質なので、巻きでアタリを取っていく釣りにおすすめだ。
※なお、どの形状のハンドルノブにもベアリングが2個付属してくるが、必ずオイルかグリスを充填して使用する事。
私がサーフの釣りで酷使してきた感じでは、付属のベアリングでもちゃんとグリスアップすればそう簡単に潮ガミしないし、回転もかなりスムーズ。
付属のベアリングの性能はちょっと疑っていたが、予想以上に使えるのでそのまま使用している。
ハンドルの交換は慎重に!
ハンドルノブと合わせ、ハンドルそのものを改造することももちろんできる。
しかし、19ヴァンキッシュに採用されているハンドルはかなり軽量に作られている。
下手に社外ハンドルに交換すると重量増加になることも多く、カスタムする時はちょっと考えた方が良いかもしれない。
軽量なカスタムハンドルを選べば良いが、金属製のハンドルに交換すると明らかに重量が重たくなる場合が多い。
ハンドルの重量は直接的に巻きに影響することになるので、私の場合はそのまま純正で使っているぞ。
社外のハンドルに交換したり、シングルハンドルをダブルハンドルに変える時は重量を気にした方が良いかな!
ドライブ エアーステアシリーズ
カスタムハンドルの中では非常に軽く、19ヴァンキッシュの軽量さを活かすことが出来るのがドライブのエアーステア。
アジングや海のライトゲーム、トラウトなどに使用する1000番~2000番クラスに最適なハンドル。
実際に私も使用しているが、使い勝手も良くてドレスアップもできておすすめ!
ラインナップがいくつかあるが、
- 33mm:1g前後のジグヘッドリグを使用したアジング(ローギアリール向き)
- 38mm:ライトゲーム、エリアトラウトのオールラウンド(ローギアリール向き)
- 45mm:ハイギアリールを使ったライトゲーム、エリア・ネイティブトラウトなど
こんな感じで選べば基本はOK。
▼【おすすめ記事】ドライブエアーステアシリーズを実釣インプレ!
アジング・メバリング用リールハンドルに!エアーステアシリーズの使用感・使い分けを解説
ラインローラー
最近のシマノのスピニングリールは、ラインローラーのベアリングが防水パッキンと一体型になっている構造をしている。
これがダメというわけじゃないんだけど、どうしても繊細な釣りをする時にラインローラーの回転が重かったり、ベアリングがダメになるとラインローラー一式を交換するので高くつきやすい。
そこで、こだわり派の方はラインローラーを2BB仕様にするのがおすすめ。
私の19ヴァンキッシュも実はラインローラーのカスタムを行っており、回転性能重視の物に変えて使っている。
番手毎におすすめのアイテムが別にあるので、この機会に紹介しておこう。
IOSファクトリー インパクト
球状模様が入っていて高級感があってカッコイイ、IOSファクトリーのインパクト。
アジングやトラウト等、大体2500番位までの比較的小型の番手にマッチする回転性能重視のカスタムラインローラー。
19ヴァンキッシュのブラックとゴールドのラインローラーが非常にマッチしていていい感じ♪
回転性能は申し分なく、ラインスラッグが出やすい渓流のトラウトなどで使ってもライントラブルは全く無し。
※ただし注意点があり、純正のラインローラーネジを使ってインパクトを取り付けると、重量バランスが崩れてリール回転時のブレがかなり大きくなる。
使用する時は必ず「インパクトに付属している銀色のネジ」を使って取り付けるように!
MTCW ラインローラー零改
もう1つのおすすめラインローラーがMTCWのラインローラー零改。
こちらは主に2500番以上の中型~の機種にマッチするラインローラーになる。
エギングやシーバス、サーフの釣りなどに19ヴァンキッシュを使っている方のカスタムにおすすめだ。
カラーはちょっと見にくいけれどチタンの焼き色(レインボーっぽい感じ)。
私はサーフ用の18ステラに使用しているが、2BB仕様のラインローラーの方がベアリングの交換が楽にできるので気に入っている。
回転性能を上げるだけでなく、純正ラインローラーだとすぐに固着してしまう方や、シャリシャリという異音が出やすい方にも良いね!
スプール
19ヴァンキッシュからはステラシリーズと同様のロングストローク仕様になったため、旧モデルとの互換性はない。
その代わり18ステラのスプールとは互換性があるので取り付けが可能になっている。
また、夢屋からはカスタムスプールが発売されていて、私の19ヴァンキッシュはトラウト用のものを装着してある。
ブラックが基調になっているヴァンキッシュだが、スプールが変わると結構印象も大きく変わるからカスタムも楽しい。
私が使用しているカーディフカラーの他に、赤のセフィアカラーもあってカッコよさげ!
19ヴァンキッシュカスタムまとめ!
ざっくりと私の19ヴァンキッシュのカスタムを紹介するとこんな感じ。
お手頃価格で出来るものも結構沢山あるし、こだわる方向けなちょっと高級系のカスタムパーツもある。
リールのカスタムはやってみると結構楽しいし、使い易さも好みに応じてUP出来る。
興味がある方はやってみてね!
それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!
▼【おすすめ関連記事】新作リールインプレまとめのページ