さてさて、今回はアジング・メバリングを始めとしたライトゲーム全般におすすめなリールハンドルを紹介。
ドライブの「エアーステアシリーズ」というカスタムハンドルなんだけど、これが非常に使い易くて私のお気に入り。
海のライトゲームはもちろん、エリア・ネイティブトラウトなんかにもマッチするのでライトな釣り物全般に使える。
最近使用しているカスタムハンドルはエアーステアシリーズがメインになっているのが現状で、軽量・高感度を重視する釣りに最適。
アジングやメバリングなど、軽量ルアーを使う釣りに適したカスタムハンドルを探している方に、アイテム探しの参考になったら嬉しく思う。
ドライブ エアーステアシリーズの特徴・メリット
カスタムハンドルは各社から発売されているが、エアーステアシリーズはどこが良いのか?
私が感じているメリットなどについて紹介していこう。
超軽量!
リールのカスタムを楽しむ方はかなり増えてきているように感じるが、実は注意が必要だったりする。
カスタムパーツは見た目的にもカッコよくなるが、純正パーツよりも重たくなるアイテムも非常に多い。
特に軽量化を重視して作られたリールを使う時、軽さを活かしたいならカスタムハンドルにもこだわった方が良い。
下手にカスタムすることで純正より重たくなってしまっては、本末転倒になりかねない(あえて重たくする場合は別)。
エアーステアシリーズは重量においては超軽量で、純正ハンドルよりも大幅に軽量化が可能なのが嬉しい。
例えば、ダイワの18イグジストの純正ハンドル(40mm)とエアーステア40を比較してみる。
両者のハンドルピッチは同じだが、
純正ハンドルは14.2gの重量。
これに対し、エアーステア40は
10.3g(メーカー公表は10.4g)と、大幅な軽量化ができる。
カスタムハンドルによっては20g以上の重量のアイテムも存在するので、軽さ・感度を重視したい方はしっかり考えて選んだ方が良い。
アイテム毎に形状が違うハンドルノブ
エアーステアシリーズはアイテムによってノブの素材や形状が異なっており、それぞれが使い易いように設計されている。
エアーステア40以外には樹脂製のノブが採用されている。
樹脂製のハンドルノブはは硬くて滑りやすそうな先入観があり、実際に使ってみるまではあまり好んでいなかったというのが正直な所。
しかし、実際に使ってみるとノブに作られた滑り止めの溝や独特な形状により、使い難さは感じられず。
むしろ純正の部よりも手にフィットして硬くて高感度なので、今となってはむしろメリットになっている。
エアーステアシリーズのデメリット
一方でエアーステアシリーズのデメリットは何か?
価格が高い
エアーステアシリーズに限ったことではないが、カスタムパーツは結構高い。
最近は中国製の安価なものも増えてきているが、高性能なハンドルはやっぱり高級だ。
アイテムにもよるが、エアーステアシリーズは大体1万円台中盤~後半くらいの価格になるので、下手するとリール1台購入できる。
なので、必然的にある程度グレードが高いリールと合わせて使うアイテムになる。
リールの重量・性能も重要
エアーステアの軽さ・高感度な特性を活かすためには、ある程度のリールの性能も重要になる。
ハンドルのピッチを変えたり軽量化をしても、重量がある・巻き重りがするリールを使っていては効果が半減される。
エアーステアのラインナップ・使い分け例
最後に、エアーステアのラインナップと私が実践している使い分けを解説。
※エアーステアシリーズはシマノ用・ダイワ用が分かれているので要注意!
エアーステア33:数釣りアジング・エリアトラウト
エアーステアの中でも最もショートピッチの33mmハンドル。
軽量ジグヘッドを使う数釣り系のアジング用として設計されているモデルになる。
おすすめなリールや使い方をまとめておくと、
- リールの番手:1000~2000番のパワーギア
- 釣種:アジング・エリアトラウト
- 使い方:エステルラインを使用した1g前後のジグヘッド・スプーンを使った釣りに最適
エアーステア33の良さは、何と言ってもムラの無いコンパクトなリトリーブが超快適に出来る点。
ハンドルのピッチが短くなるので最初は違和感があるかもしれないが、手に馴染むとこれが非常に使い勝手が良いのよ。
ただし巻き感は若干重たくなるので、パワーギアを採用した1000番~2000番クラスのリール向きだ。
▼エアーステア33のインプレッションはこちら
ドライブ エアーステア33をインプレ!巻き感・使用感を詳しくレビュー【アジング専用ハンドル】
エアーステア38・40:ライトソルト全般・エリアトラウト
エアーステアの38と40だが、アジング・メバリングを始めとしたライトソルトゲーム全般・エリアトラウトのベーシックモデルとして使用できる。
私が使用しているのは40mmの方だが、純正ハンドルとピッチが同じことが多く、軽量化を図りつつも巻き感を変えずに使えるのがメリット。
- リールの番手:1000~2000番のパワーギア・ノーマルギア
- 釣種:ライトソルト全般(アジ・メバル・カマス等)・エリアトラウト
- 使い方:オールラウンド。エステルライン~PEラインを使った釣りまで対応
エアーステア40mmは追加機種になるが、40mmモデルにはシリコンラバー製の薄型ノブが採用されている。
これがピタッと手に吸い付くようにフィットして超使い易い。
硬さも絶妙で、硬すぎず柔らかすぎずで抜群のグリップ力!
エアーステア45:ハイギアリールを使った釣りに最適
ラストはエアーステアの45mm。
最もピッチが長く、巻きが軽くてパワー型のハンドルになる。
- リールの番手:2000番のノーマルギア~ハイギア
- 釣種:ライトゲーム全般・ネイティブトラウト(源流~中流)
- 使い方:ハイギアリールに最も適している。プラグを使った釣り・障害物周りの釣りなどに
ノーマルギアに合わせる場合は巻きの軽さをとにかく重視したい方におすすめで、どちらかといえばハイギアモデルとの相性がいいと感じる。
エアーステア45はPEラインを使った良型狙いのアジング・メバリングをはじめメッキやカマスゲーム等にもちょうど良い。
程よい長さでハイギアリールの巻き重りを上手く消しつつ、広範囲を効率よく探り・魚を素早く寄せるのが快適にできる。
また、ネイティブトラウトにも使い易く、源流域の釣りから6フィート前後のロッドを使用する里川・中流域程度まで対応可能だ。
私がおすすめするエアーステアシリーズの紹介はこんな感じで、超軽量で使い勝手が良い。
軽量・高感度なタックルを使う方に、更なるステップアップアイテムとして良いんじゃないかな!
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