さてさて、今回はDUOから発売されている小型バイブレーションのインプレッションを。
スピアヘッドリュウキバイブ。
元々は渓流トラウト用に開発された45mmの小型バイブ。これが渓流釣りのみならず、海のライトゲームなんかにもかなり使い易くて良い感じ!
メバリングやメッキ・カマス・セイゴなどを狙う時にも戦力になるはず。
今回は私なりの使用感や使う場面などに付いて紹介していくので、良かったら参考にどうぞ!
それじゃあ早速本題へと話を進めていこう。
スピアヘッドリュウキバイブのスペック・カラーラインナップ
DUOスピアヘッドリュウキのスペックやカラーについて、簡単にまとめていこう。
- 全長:45mm
- 重量:5.3g
- フックサイズ:#12
サイズ・重量感としては一般的な渓流用・ライトゲーム用のバイブレーションといった感じで、ど真ん中のスペック。
カラーラインナップは以下の通り。
DUO スピアヘッドリュウキバイブを「サクッと」インプレ!
まずはスピアヘッドリュウキバイブの使用感について、簡単にインプレッションしておこう。
- 使用するシチュエーション:渓流ならちょっと水深が深い場所など。ライトゲームなら港湾~小規模サーフまで
- ターゲット:渓流~里川のトラウト、20~30cm前後の海の小物釣りに最適
- アクション:ハイピッチで立ち上がりは早い。直進性◎
- 沈下速度・レンジ:オールラウンドに使え小型バイブだが、若干浅い場所向き
ザックリと紹介するとこんな感じかな。リュウキバイブはミノーよりも深いレンジを探ることができ、魚が沈み気味の時に効果を発揮する。
リュウキバイブを使用するシチュエーション
まずはリュウキバイブを使用するシチュエーションについて、簡単に紹介しておこう。
渓流トラウトの場合
渓流域でバイブレーションを使用する場面としては、水深が深い淵狙いや低水温期・放流直後の個体を狙う時におすすめ。
基本的にはミノーなどでは攻めきれないレンジに魚が落ちている時などに強い効果を発揮する。
浅い場所ではレンジが入りすぎて根掛かったり、フックへのダメージが目立つ場面があるので、この辺りは使い分けが重要。
バイブレーションはダウンで入れて一点にステイさせて使ってみたり、ボトムを小突くようにリフトフォールで探るのが個人的には好きかな。
ライトゲームの場合
一方で海のライトゲームでリュウキバイブを使うシチュエーションについて。
リュウキバイブはメバリングやメッキ釣りなど、大体20~30cm前後の魚を狙う時にちょうど良いサイズ感だ。
バイブレーションプラグは日中のデイゲームでリアクションバイトを狙う時や、水深が深い航路や駆け上がりを丁寧に探る時に使い勝手が良い。
ワームで取りこぼした個体が反応する場面も間違いなくあるので、ついついワームに頼りがちな方はバイブレーションやジグを持っておくと攻略の幅が広がる。
リュウキバイブのサイズ・飛距離などを考えると、港湾部や河川の河口周辺、飛距離がそれほど必要ではないサーフや小磯などにも十分対応できる。
キャストして沖を狙うのも良いが、岸壁沿いでリフトフォールさせると根魚の反応も良好!
アクション
次に、スピアヘッドリュウキバイブのアクションについて紹介していこう。
ハイピッチなバイブレーション
リュウキバイブのアクションの質としては、大きくぶるぶると震えるバイブレーションではない。
比較的タイトに・早いピッチで振動するタイプのアクション。
アクションの強さとしては弱すぎず強すぎずで、PEラインを使用すれば穂先にルアーの振動を感じ取ることも比較的容易にできる。
立ち上がり良好!
リュウキバイブの良さとしては、リトリーブやロッド操作をすると素早くバイブレーションを始める立ち上がりの良さ。
キャストした距離を無駄にすることなく細かく誘いが出来るので、ただ巻き以外にもショートピッチのリフトフォールも快適に出来る。
また、スローに巻いても素早くアクションを開始するのでリトリーブ速度の対応幅も十分。
逆に速く巻いてもアクションが破綻することなく、上手く水を流して動いてくれるので表層早引きにも使える。
軽い引き抵抗
バイブレーションの欠点として、水切りが悪いものは「流れのある場所で引き抵抗が大きくなってしまう」ことが挙げられる。
リュウキバイブはヘッド~背中がそれほど大きく水を受ける形状にはなっていない為、多少流れがある時でも軽快に引ける。
このあたりは定番のレンジバイブと似たような使用感で、「引き抵抗は軽いけどしっかりアクションが立ちあがる」設計になっていて使い易い。
沈下速度・レンジ
次に、リュウキバイブの沈下速度やレンジについて紹介していこう。
オールラウンドに使えるが、若干軽めの比重
リュウキバイブは45mmで5.3gというスペック。
特に飛距離にストレスがあるわけではなく、渓流域や港湾部のライトゲーム等ではオールマイティに使える沈下速度設定。
しかし、流れが強めのポイントや水深が深い港のボトム周辺を攻める時など、「もうワンランク比重が大きいバイブレーションが欲しい」場面があるかな。
リュウキバイブは「オールラウンドに使えるけれど、若干軽めのバイブレーション」という位置づけて使用している。
レンジバイブ45との使い分け
超定番で同じサイズの小型バイブレーション、バスデイレンジバイブ45。
ぶっちゃけスピアヘッドリュウキバイブと似た作りをしているが、微妙に比重が違うので使い分けが可能だ。
若干潜らせたいならレンジバイブ
上がリュウキバイブで、下がレンジバイブ。
レンジバイブ45は重量が6.3g。リュウキバイブとは大体1g前後重量が違い、レンジバイブの方が重たい。
使用感の違いについては、「レンジバイブの方がちょっと遠くに飛んでレンジが入る」印象がある。
なので、リュウキバイブを使っていて+α深場を入れたいならレンジバイブと使い分けるのがおすすめ。
逆にレンジバイブを使っていて若干沈下速度を遅くしたければ、リュウキバイブに変えて見たり。
アクションの質自体はどちらも似ているが、微妙な比重の違いを使い分けることでレンジ攻略が快適になるはず。
バスデイ レンジバイブ45ESの使い方・実釣インプレ!【メバル・メッキ・カマス等に】
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