さてさて、今回はジャクソンから発売されているライトゲーム用の小型ミノーを紹介。
ピグミーボックス「PYシャローミノー」っていうスローシンキングミノー。
1000円以下で購入できてコスパ良好、それでいて初心者~誰にでも扱いやすいアイテムだ。価格は安くても、フックの質やアクションは上の価格帯のアイテムに引けを取らない。
今回はPYシャローミノーのアクションの特徴など、使用感を詳しくインプレッション!
定速でもしっかり泳ぐミノーを探している方に特におすすめ!
PYシャローミノーのスペック・カラーラインナップ
まずはPYシャローミノーのスペックやカラーについて簡単に紹介。
- 全長:46mm
- 重量:1.8g
- フックサイズ:#14(カルティバST-26)
いわゆるヘビーシンキングではなく、ゆっくりと沈むタイプのミノーになる。
1000円以下で購入できるルアーだが、フックはカルティバ製ST-26を採用していて信頼性は十分!
カラーラインナップについては以下の通り。
ピグミーボックス PYシャローミノーを「サクッと」インプレ!
まずはジャクソンピグミーボックス PYシャローミノーの使い心地や特徴について、簡単にインプレッションしておこう。
- 飛距離:軽量級のミノーなので平均クラス
- アクション:立ち上がり良好・ワイドな泳ぎ!
- レンジ:水面直下~40cm・50cm位まで
- 使い方:デッドスローなただ巻き・強めのトゥイッチングによるダートもこなす
簡単な特徴としては、低速でもしっかり泳ぎ、アクションが比較的大きい事。だから初心者の方でもルアーが泳ぐイメージが作りやすく、信じて使い続けることが出来る。
ピグミーボックス PYシャローミノーの飛距離
まずはPYシャローミノーの飛距離から紹介していこう。
飛びは平均的
PYシャローミノーは1.8gという比較的軽めな重量設定。
飛距離に関しては飛ばないというレベルではないが、1g台の小型ジグヘッドと大して変わらないくらいか。常夜灯周辺の近距離戦だったり、遠投が必要ではない場所で使うのがおすすめだ。
細身で空気抵抗が少ない為、空中でバランスを崩して大きく失速することは無い。
アクション・泳ぎの質
ピグミーボックスシリーズは初心者の方から誰にでも扱いやすく出来ている印象があり、使い勝手は価格以上に良好!
大きめのウォブルロール
PYシャローミノーのアクションは大きく、ユラユラとしたウォブルロールでしっかり泳ぐ印象が強い。
穂先までミノーの動きが比較的伝わりやすく、「ルアーが泳いでいるのかどうか分からない」という状態になり難いので、誰にでも使い易いと感じている。
キビキビとハイピッチで細かく動くというよりは、大き目の動きでゆったり動くタイプのミノー。
スローリトリーブでも立ち上がり良好!
PYシャローミノーは軽い比重+リップがしっかりと水を受けるような形状になっている。
これによってゆっくりとしたただ巻きでもアクションが素早く立ち上がるので、常夜灯周辺のスローな釣りにも十分対応できる。
浮き気味のメバルやセイゴ・カマスなどをスローな巻きで誘えるので、初心者の方でも楽に扱える。
PYシャローミノーのレンジ・泳層
次はPYシャローミノーが使い易いレンジについて。
水面直下~50cm前後まで
PYシャローミノーの沈下速度は遅めに設定されていて、カウントダウンで沈めても深いレンジまで落とし込むのは効率が悪い。
私が使用した場合、目安としては大体水面直下から40cm・50cm位までかな。それ以上深い場所もカウントダウンの長さ次第で探ることはできるが、沈みが遅い分釣りの効率は悪くなる。
だから基本的には浅い場所や魚が浮いた状況で扱いやすいルアーになり、それ以上深い場所を探るにはルアーの使い分けが必要になってくる。
PYシャローミノーは常夜灯周りのライズしている魚や、水面直下に浮いている個体を狙ったりするには十分対応できる。
PYシャローミノーの使い方
ジャクソンピグミーボックス PYシャローミノーの使い方は簡単で、誰にでも楽に扱える。
ただ巻き
カウントダウンで沈め込み、一定速度で巻くだけ!
PYシャローミノーは低速でもしっかりアピールするので、プルプルという引き感が穂先にも伝わってきやすい。
特に表層に浮いているメバルやカマスなどは何もしないただ巻きが一番効くことも多く、スレにくいので使い易い。
風が吹いていて波気だっていたり、ベイトを活発に追っている時は、巻く速度を速くしたり・ストップアンドゴーで緩急をつけて探ると反応が良い事もある。
トゥイッチング
PYミノーはただ巻きでも十分使い易いミノーだが、トゥイッチングした時のダートアクションも思いのほか良い感じ!
アクションの質としては、切れのある動きを見せるというより、若干左右に流れる感じで幅の大きいスライドをする。
ダート幅は比較的大きめなので、素早いロッド操作以外にも「ゆったりとしたトゥイッチングで、しっかりミノーを左右に飛ばす」使い方がおきにいり。
ワームやミノーのただ巻きなどにスレている魚をリアクションバイトで狙う時や、イレギュラーな動きに弱いメッキなどを狙う時はロッドアクションを付けて誘うのもおすすめだ。
他のライトゲーム用ミノーとの使い分け
PYミノーは比較的大きな動きで泳ぐミノーに分類されるが、好みや状況によってはアクションの質が違うミノーと使い分けるのも良い。
DUOテトラワークス トト42S
PYシャローミノーと同じく、コスパに優れた使い易いシンキングミノー。
小粒だが若干ウェイトは重ためなので、安定した飛距離の面ではトト42Sの方が若干上手かな。
アクションの質としては、トト42Sは低速巻きに対するレスポンスは若干劣るが、アクションは「タイトで細かく・早く動く」感じ。
トゥイッチングに対する切れは非常に良く、大きくゆったりとダートするというよりも素早く・飛ぶようにダートする。
「PYシャローミノーでは動きが大きすぎる」と感じる時は、トト42Sなどが個人的にはおすすめかな!
DUOテトラワークストト42Sを実釣インプレ。アクションパターンの把握・使い分けがポイント!
スミス Dコンタクト
Dコンタクトはいわゆるヘビーシンキングミノーで、「より遠投性が必要な時・もう少し深いレンジにルアーを入れたい」時に効果を発揮する。
比重が重たい分スローなただ巻きに対するレスポンスは劣るが、トゥイッチングに対するヒラ打ち・ダートアクションは秀逸!
元々は渓流トラウト用のミノーだが、海のライトゲームでも効果はバッチリ。リアクション的に魚を狙いたい時におすすめ。
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