こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はアクアウェーブから発売されいてるワーム、スパーク40・50を徹底インプレ。
スパークはいわゆるワインド釣法対応のダート系ワームで、ターゲット問わずに色々狙う五目釣りにおいて、非常に優れた使い勝手の良さがありますよ!
これまで各社様々なダート系ワームを使ってきましたが、状況によってはスパークが一番使いやすいと感じる場面も多いです。
忖度なしにインプレしていくので、ワーム選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 年間釣行数300以上
- 渓流~船釣りまで、ルアー・フライ・餌と各種の釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- 釣具店、メーカーにて私のタックルインプレッションや釣り方の掲載・利用あり
こんな感じで、毎日のように釣行を重ねて生活している釣り好きです。
スパークのスペック・ラインナップ
今回インプレするのは、ライトゲームにおいて使いやすい小型のモデル。
スパーク40
スパーク40は、アジやメバルなどを狙うライトゲームにおいて汎用性が高いサイズ。
40mmという大きさは、だいたい20cm前後のターゲットを広く狙う時、大きすぎず・小さすぎずで使いやすいですね。
ライトワインド五目釣法入門にもおすすめなのが、スパーク40。
スパーク55
スパーク55はライトゲーム用のワームとしては若干大きめなサイズ感。
アベレージサイズのアジやメバルを狙うには少しボリューミーで、カサゴやソイ・小型のハタなどのロックフィッシュや、30cm前後までのブリやカンパチの幼魚やサバなどの青物、中型以上のカマスやメッキに使いやすいですね!
魚種問わずに小型魚を何でも釣るという点では汎用性は下がりますが、口が大きいターゲットを狙う時、アピール力や遠投性能において使いやすいですな。
スパークに合わせるジグヘッド
スパーク40・55に合わせるジグヘッドですが、特にこだわりが無ければ、同社のAWロックヘッドがおすすめ。
スパークに使いやすいワームキーパーが装備されていて、フックサイズも良い感じ。
ダートのキレ味もしっかり出すことができ、ポテンシャルを発揮できますからね。
私がライトゲーム五目釣りにスパークを使う時は、
- スパーク40:AWロックヘッド#6(#8)
- スパーク55:AWロックヘッド#4
フックサイズはこんな風に選んでいます。
スパークを「サクッと」インプレ
スパークの使用感を詳しく解説する間に、私なりのインプレをざっくりまとめておきます。
- 飛距離:比較的優秀だが、少し回転しやすいか
- 耐久性:千切れにくくて優秀!
- アクション:潮をしっかり切り裂くキレのあるワイドなダート
- 使い方:ダートメインに、スローな巻きにも使える
- 適したシチュエーション:オールラウンドに使える。外道が多い状況下で特に効果を発揮しやすい
- ターゲット:アジ・メバル・カサゴ・カマス・メッキなど何でも
簡単にまとめるとこんな感じ。
スパークはワインド釣法用のワームとして必要な要素をしっかり備えており、これはかなり使い勝手が良いですよ!
食わせよりも、ややアピール力・魚を引っ張る力を重視した動きなので、特にテンポよく探りたい場面におすすめ。
飛距離
シンプルな形状で抵抗は小さめ
スパークの飛距離ですが、ボディの空気抵抗が小さいので、特にストレスなくロングキャストできます。
私の場合、遠投が必要な場面では
- スパーク40:ジグヘッド4.5g~5g
- スパーク55:ジグヘッド7g
これくらいの重さを使用しています。
ワーム本体にはリブや細かいパーツは無く、シンプルなツルッとした形状なので、強風下でもそこそこ使いやすいですね。
ワームが曲がると失速しやすい
ワーム自体の抵抗は小さめに作られていますが、素材が硬めに作られているので、少しワームが曲がったり、癖がつくとグルグル回りやすい印象。
グルグル回っても大幅に失速する感じはしませんが、飛距離としてはやはり落ちます。
魚を釣り続けてワームを刺しなおしたり、セットした時にワームが反ったり曲がったりしていると、飛行姿勢が乱れやすくなります。
耐久性など
伸縮性のある高耐久素材採用!
スパークは一般的なワーム素材と違い、ダイワの月下美人シリーズのような伸縮性が非常に高いものを採用しています。
これにより、フグやベラなどの歯がある外道が多い場面でも比較的使いやすく、ワームの消耗はかなり遅いですね。
一般素材のワームと比較すると、数倍以上は持つと思います。
最終的にはボロボロに砕けて使えなくなりますが、この持ちの良さはロッドアクションを多用するワインド釣法において、非常に使いやすい。
私が良く行くフィールドはベラなどが非常に多いので、かなり助かってますよ!
セットしやすさは抜群だが
スパークの良さは、ワームのセットしやすさにもあります。
伸縮性が高い高耐久素材を使用したワームは、まっすぐ針を刺すのが難しいです。
しかし、スパークはワームの内部にフックを通すための穴があらかじめ通っているので、初心者の方でもスムーズに・綺麗にセットしやすいです。
しかし、使い続けていくと、ワームに穴が開いている分、フックの軸との密着性が低くてズレやすくなることがあるので要注意。
パッケージにはズレ防止のゴム製のキーパーが付属しているので、使った方が良いでしょう。
しかし、ワームキーパーがついてないジグヘッドを使う時や、ゴム製のキーパーを使うのが面倒な方の場合は、一旦ワームがズレ始めると、直してもまたすぐにズレます。
このような特性も考慮すると、ジグヘッドは同社のAWロックヘッド+付属のズレ防止のゴムをセットして使うのが無難ですな。
ワームに同梱されているズレ防止のゴムキーパー。
非常に小さくて現場でセットするのは大変なので、家であらかじめ用意しておくのがおすすめ。
まるなか
ワームがズレてしまう時は、付属のゴムを使おう
スパークのアクション・動きの質
スパークは硬めの伸縮性のある素材を使用しており、AWロックヘッドを合わせることで、簡単にダートアクションが出せます。
ダート幅は比較的広めに作られていて、左右へワイドな滑走をします。
軽めのロッド操作でも簡単にダートするので、初心者の方でも動かしやすいと感じます。
浮き上がりやすさについては、若干浮き上がりが早く、縦方向に誘い上げるのも得意ですね。
なお、ダート幅を広く・強調したい時はワームを少し反らせるくらいにセットすると良いです。
一方、ダートと巻きのコンビネーションで誘う時は、反らせてセットすると、巻いた時にバランスを崩しやすいので、まっすぐになるように針に刺します。
ワームが針に対して丸まってしまうと、ダートしにくくなるので要注意!
まるなか
スパークの使い方
ダートアクション
スパークの使い方ですが、最も基本となるのがロッドアクションによるダートですね。
水の抵抗を受けにくいボディなので、アクションを与えた時に割と浮上しやすく、フォールと組み合わせて食わせを間を確保すると良いです。
回遊魚を狙う時は、少し速めのピッチで誘い上げ、活性を上げて追わせるのが効果的なことも多いですね!
私の場合は
- 任意のレンジまで沈める
- ロッドアクションを2回~4回ほど与え、ワームを徐々に上昇させる
- テンションフォール
この繰り返しが基本ですね。
活性が低い時は、ワームを上昇させた後にスローなロッドアクションを2~3回ほど入れ、一定層をキープするダートを混ぜて使うこともあります。
アクションのピッチで魚の反応が変わることも良くあるので、素早く・大きくダートさせれば良いというわけではないです。
ダート・巻きのコンビネーション
スパークは巻きで使うことも可能です。
速く巻くとバランスを崩しやすいんですが、スロー~中速では、軽くユラユラとテールを振ってスイミングします(合わせるジグヘッドにもよる)。
ダート後にただ巻きにスイッチして誘いを掛けるのも私のおすすめな誘い方で、動かしすぎると見切られてしまう時に効果を発揮しますよ!
巻きを合わせて使う時は、
- ダートアクション:ロッドアクションを連続で2回~3回くらい
- 巻き:ハンドル5回転前後
状況によって変わりますが、これくらいのバランスで使うのが基本でしょうかね。
巻きの後は、フォールを入れるのもおすすめです。
ダートで寄せ、その後のただ巻きでアジをキャッチ★
まるなか
レンジを下げればボトムワインドにもしっかり対応!
表層~中層でワームを動かせば、回遊魚などが釣れますが、これと同じことを海底付近でやれば、カサゴやハタなどの底物類が釣れるようになります。
基本としては、フォールの度に着底させればOKです。
また、活性が低いカマスやメッキ・カンパチの幼魚などもボトムスレスレに落ちていることがよくあるので、回遊魚狙いの時もボトムワインドはかなり有効ですよ!
表層~中層狙いに固執することなく、少し重たいジグヘッドを使って深い場所も狙ってみると、思わぬ釣果が出せます。
適したシチュエーションなど
どちらかというと中~高活性時向き
スパークが適したシチュエーションですが、私の中では
- マズメの時間の回遊性が高い個体狙い
- ランガンでテンポよく魚を探したい時
- ベラなどの外道が多い時
主にこのような状況下において、特に使いやすいと感じますね。
オールラウンドに使えるワームですが、柔らかい素材のワームと比較すると、ダート時のワームのしなやかさだったり、巻きで使った時のナチュラルなスイミングアクションという点では少し劣ります。
初心者の方はそこまで細かく気にしなくても全く問題ありませんが、よりこだわっていくなら、特性が違うワームとのローテーションで、より釣果は伸びますね、
魚種問わず、なんでも釣れる!
これまで私がスパークで釣ってきた魚としては、
- 回遊魚系:アジ・ブリ・カンパチ・サバ・カマスなど
- 底物系:メバル・カサゴ・オオモンハタ・キジハタ・クエ・マゴチ・フエフキなど
- その他:ネンブツダイ・ベラ・フグ・メジナなど
こんな感じで、魚種問わずに何でもターゲットになります。
特に狙うターゲットを絞ることなく、五目釣りに対応します。
まとめ!
今回はアクアウェーブのスパークのインプレをしました。
- 高耐久素材で千切れにくい!
- フックホールが空いていて、初心者の方でも楽に・綺麗にセットできる
- 軽い操作感で左右にしっかりダート
- 魚種問わず、回遊魚~底物狙いまで五目釣りに対応
要点をまとめるとこんな感じで、ダート系ワームとして非常にバランスが良く、これは使い勝手が良いアイテムですよ!
困った時の第1投目にもおすすめできるワームになってます。
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