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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は磯でハタを釣ろうと、ハードロックフィッシュゲームの予定で出撃。
釣り場に到着すると、予報では波が1.5mほどのはずだったんですが、2.5mくらいありそうな感じ。
おまけに横寄りの向かい風が10m前後吹き付けています。
磯際にはサラシも出ているので、一旦車まで戻ってタックルをチェンジしてヒラスズキ狙いに変更!
果たしてどんな釣行になったのか?
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7月のシーズン終盤のヒラスズキ
7月に入り、水温が23度くらいになると、春から続いたヒラスズキゲームはもう終盤戦。
良型のヒラスズキは深場に落ちる個体が多くなりますが、梅雨時期は良型が単発で出たりするので侮れません。
特に曇りや雨天時は良型が出やすい印象がありますね。
天気は曇りで雨が降り出しそうな状況、先発はサスケ120裂空で。
このポイントは普段ヒラスズキ狙いで訪れることはありませんが、去年ハタ狙いの最中に軽くヒラスズキを狙ってみたところ、フッコサイズは釣れたので魚自体は居るはず。
しかし、全体的にドン深でヒラスズキを狙うための流れの変化が少なく、ちょっと釣りにくいですね。
サラシ・流れ・沈み岩などの変化が複合するスポットを見つけるまでは磯を歩いていきます。
10分くらいキャストはせずに磯を歩いていくと、3つのサラシからの流れが1点に合流しているピンを発見。
合流点の脇には水面直下まで大岩が沈んでおり、これは釣れそうな予感大!
まずは手前から、1つ1つのサラシの流れにサスケ裂空をドリフト気味に流し込んでいきます。
結構波気立っていてそこそこサラシにも厚みがあり、シーズン中なら間違いなく何匹か出そうなスポット。
しかし、時期が遅い為かヒラスズキのチェイスや反転も無くて魚がそもそも居ない感じが・・・。
3つのサラシをそれぞれ丁寧に狙ってもダメなので、次は沖の合流点+沈み岩周りを狙います。
流れがやや弱いことと、かなり丁寧に探らないともったいないポイントなので、ルアーをエヴォルーツ120SSPにチェンジ。
サスペンド仕様のタイトアクションのミノーに変え、ロングドリフトで水面直下を漂わせます。
波のタイミングを見てルアーをキャストし、30cmくらいレンジを入れたらラインを少し緩めでナチュラルドリフト・・・。
フローティングのミノーだとここで浮き上がってしまうのでテンションを少し掛け続ける必要があるんですが、サスペンドミノーはそれをしなくても良いのが大きなメリットです。
ルアーをジワジワと流し込み、釣れそうな予感を感じたものの、まさかのノーバイト・・・。
この付近で一番良さそうなポイントなので、ここで完全ノーバイトだと撃沈の可能性が高いです。
2投目は少し立ち位置を変え、再びドリフト気味にミノーを流し込みますが、次はあえて横方向から波を少し受けるような感じで、水面直下でミノーを横にスライドさせてみる。
大きめのセットの波でミノーが横に流された時「ズン」という穂先がもたれるようなバイト!
巻き合わせを入れると無事ヒットし、そこそこな重量感があります。
沖合はややオープンですが、手前はかなりゴツゴツしていてラインがスレやすい場所なので、あえて沖で引きをいなします。
本当はハタ狙いでの釣行なので、潮位が少し高く、手前でのやり取りは少し危険です。
沖の方でタイミングを待ち、セットの波が終わった後に少し強引にやり取りし、波の力を使いつつ抜き上げ。
良く肥えた銀色の魚体が磯に横たわりました。
梅雨時期らしい、単発で釣れる良型のヒラスズキをしっかりキャッチできましたね。
4.6kg、長さは70cm台中盤くらいかな。
手前のサラシで小型~中型が1本くらい釣れる予定だったので少し焦りましたが、このサイズが1本釣れれば満足ですね。
その後数投したものの、このヒラスズキは単独行動だったらしく、完全ノーチェイス。
シャローエリアでチヌを追加
最初のポイントで反応が無くなったので、ここから15分くらい磯を歩いたところにある、水深が浅い場所を狙ってみることに。
ハタ狙いの時は水深が浅くて外道地獄になるので狙いませんが、岩がゴロゴロしていた記憶があり、ヒラスズキには良さそうな気もします。
ちょっとだけ険しめの磯場を歩き、狙いのスポットへ到着しました。
風がかなり強い為、遠浅な場所は結構なサラシが出ていますね★
これならヒラスズキが釣れる可能性も結構高そうです。
しかし、潮位が高いので立ち位置が限定される感じで少し釣りにくいかな。
前の方に出られれば少し離れた良さそうなスポットも射程に入ってきますが、この状況では無理。
とりあえず近距離をエヴォルーツ120SSPで丁寧に探ることに。
サラシ+複数の大岩に囲まれたピンを見つけたので、ドリフト気味に流し込んでみる・・・。
見た目的には超釣れそうですが、3投ほど探ってもノーバイト。
流れもかなり効いていて変化も出ているんですが、ベイトの気配が全くないのがダメな原因かな?
次は少し沖合のかけあがりの斜面とサラシが絡む場所を探ります。
右から左にかなり潮が効いていてミノーが流される感触があり、斜面に待機しているヒラスズキが居れば1投で食ってくるはず。
しかし、こちらも反応なしでヤバい感じ。
連日の暑さで魚は深場に落ちてしまったのかな?
次は先ほどよりも一点でミノーを留めることを意識し、斜面の上でミノーを留めてヨタヨタさせてみる。
数秒ほど一点で我慢してとどめておくと、「ゴッ」という抑え込むバイト。
合わせを入れると無事ヒットしましたが、ちょっと地味な感じの下に突っ込む引き。
重量感はそこそこありますが、これはアイツだな。
釣れたのはチヌでした。
リアフックが皮一枚だったので身切れしそうでしたが、何とか抜き上げに耐えてくれましたね!
とりあえず魚がいることは分かったので、このスポットも丁寧に探ったものの、1度掛けられないバイトがあっただけで魚は追加できず・・・。
アタリの感触的にヒラスズキではなく、チヌかマダイっぽかったですね。
この後、ロックフィッシュ用のワームはいくつか持ってきていたのでハタ狙いをやろうか迷いましたが、波でずぶ濡れになっていたし、そこそこ良いサイズのヒラスズキも1本釣れていたのでこれにて撤収です。
かなり水温が高くなってきて初夏のヒラスズキシーズンももう終盤。
真夏になると小型が釣れることはありますが、良型を狙って釣るのは難しくなるので、今回4kgオーバーに会えたのは良かったですね。
秋シーズンは11月くらいから本格化してくるので、それまではハタや青物狙いをメインにやっていきますよ~。
ここにきてようやく青物の気配が出てきていて、5kgクラスのワラサかヒラマサっぽい中規模なボイルも1度目撃しました。
暑さに気を付けつつ、夏の釣りを楽しんでいきましょう!
エヴォルーツシリーズは非常に繊細なアクションが特徴的で、ミノーを自在に操作して食わせたい方におすすめですね。
潮を強く当ててもバタバタ暴れず、タイトな動きをキープできて使いやすいです。
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
- リール:ダイワ 23ソルティガ 5000-XH
- ライン:シマノ ピットブル8+2号+シーガー グランドマックス10号
- ルアー:ブレイズアイ エヴォルーツ120SSP、アイマ サスケ120裂空
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