こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は少し風波が出そうなので磯へヒラスズキ釣行。
5月に入ってから、どういうわけが全体的に魚が薄くなってきている傾向があり、ヒラスズキも一時よりも全然釣れなくなってきていますね・・・。
良さそうなスポットなのにチェイスすらないような状態が普通な感じで、ポイント選択をかなり吟味しないと撃沈も普通にあり得るような釣れ具合になっています。
水温や水質によるものなのかは分かりませんが、ベイトフィッシュも少ないし、かなり不調な状態であることは間違いないですね。
苦戦が予想されるヒラスズキ釣行ですが、果たしてどんな展開に?
激流&荒れやすいスポットでヒラスズキの反応アリ
そんな感じの厳しい状態が最近は当たり前なので、今回は少しでも釣れる可能性が高くなりそうな激流エリア+沖からキツイ斜面が形成されている波気立ちやすいエリアを狙うことに。
山を越えてポイントへ到着すると、思ったよりもザバザバしていてサラシは十分。
しかし、波のピッチが細かくてまとまりが無く、釣りにくそうですね。
完全にずぶ濡れになるパターンですが、ササっと準備して釣り開始。
何となくリップ付きのミノーで探った方が手っ取り早く釣れそうな気がしたので、定番のサイレントアサシン120Fフラッシュブーストをチョイス。
以前購入してヒラスズキやチヌを良い感じに釣っていたんですが、インプレする前にロストするという痛恨の思い出が・・・。
再び買い直したので、また活躍してもらいましょう。
まずはポイントの様子を見て狙うスポットを絞り込んでいくわけですが、このポイントは狙い目のピンが3か所ほどありますね。
良く釣れる時なら、多少サラシが薄かったり、適当にリールをグリグリ巻く釣り方でも釣れますが、最近の傾向的に適当な釣りをやっても中々釣れないのは明白。
無駄打ちはせず、ミノーをピンに流し込んで食わせていきます。
まずはエントリーポイントのすぐ近くに払い出し+かけあがりが絡むスポットがあったので、サイレントアサシンを流し込みます。
ラインテンションの具合はかなり良い感じで、流れが効いていて釣れそうな感じ。
流れに乗せつつ、払い出しが形成されている場所でミノーを誘導して一点で留めておくと、1投目でいきなりバイト。
合わせを入れると中々の重量感で、エラ洗いしたのは4.5kg~5kg弱ほどありそうな良型。
いきなり1投目でヒットしたので幸先が良いですが、問題はここから。
かなり荒れていてランディングが困難なので、足場を移動しながらズリ上げポイントへ誘導。
強引な強いやり取りといなすやり取りをうまく使い分けつつ、ランディング体制に入ろうかと思った矢先、最後のエラ洗いで「ポロッ」とルアーが外れてフックアウト・・・。
皮一枚の掛かり方だったので少し嫌な予感はしましたが、これはちょっと悔しいですね。
見た目的にはかなり良い感じの複合スポットなので、良い時なら数匹程度連続で釣れそうですが、やはり魚影が薄いのか、付近を丁寧に狙ってもその後は反応無し。
少し歩いて次のポイント候補へ行き、岩に囲まれた払い出しが効くスポットを狙います。
ポケット状に水深が深く掘れている場所に流れの変化が絡むところが良さそうなので、同じようにサイレントアサシン120Fをドリフト。
すると、今度も1投目でヒットしましたが、さっきよりも軽い引き。
サイズは大きくないですが、コンディションが良い本命をキャッチ。
とりあえずボウズ逃れができたので良しとしておきましょう。
すぐにリリースして次を狙っていくと、隣接しているスポットで1本同じようなサイズを追加し、その他2本掛けたもののバラシ。
見た感じ全部サイズが小さいようで、大型が少ないのかな?
このポイントはこんな感じで、次の場所へ少し大きく移動することに。
激流エリアでイサキ連発!
次にやってきたのもかなり流れが効くエリア。
かなり歩いてポイントへ着きましたが、沖の方は川のように潮が流れています。
激流の時の方が良く釣れる場所なので、何かしら釣れそうな感じがしますね。
サラシもそこそこ出ているので、ヒラスズキも十分期待できそう。
ここもサイレントアサシン120Fで様子を見ていきますが、払い出しが強く効くスポットで数秒程度ジックリと流れに留めておくと「ゴンッ」と速いアタリ。
合わせを入れると多少引きはありますが、ヒラスズキほどのパワーは無い。
何が釣れたかと思いつつ巻き上げてくると
丸々肥えた良いサイズのイサキが釣れました。
1kgくらいありそうです。
初夏~晩秋までイサキは磯から釣れるんですが、梅雨明けくらいまでが一番脂がのって美味いんですよね。
普段釣った魚はほとんど持ち帰りませんが、イサキはちょうどサイズ的に調理しやすいですし、かなり美味しいので割と持って帰ることが多いです。
その後、少し奥の方に歩いていってドリフトメインに釣り歩くと
ヒラスズキも釣れます。
しかし、一瞬フックアップして外れるパターンが頻発。
サラシが薄くなってきてバイトしてくるのが見えるんですが、サイズは小さいのが多かったですね。
そんなこんなでバラシが目立つ中ヒラスズキを3本追加し、最初のイサキポイントへ戻ります。
とりあえずヒラスズキが釣りたかったのでランガンしましたが、イサキは群れていることが多いので、丁寧に狙えばまだ釣れるはずです。
少し荒れが収まってきたので、ここはリップレスのサスケ120裂波にローテーション。
テンションの微調整でうまくロールさせつつ、払い出しの周りを丁寧に探るとバイト。
これまた良い具合に肥えた美味しそうなイサキが釣れましたね。
そんなこんなでイサキを4本キープし、今回は終了することに。
イサキは下処理を済ませてから2晩ほど置き、身を落ち着かせてから食べました。
先日釣れたイサキは2晩寝かせていざ実食🐟
— まるなか (@marunakafish) May 25, 2023
食べる前から分かる脂のノリと身質に旬を感じますね!😋
完全体はまだまだ脂乗るので、これでも中の上くらいかな?
静岡で船から釣ってたイサキと違いすぎる笑 pic.twitter.com/0CRfqbS5A4
下処理の段階でだいたい想像は付きますが、捌くとこんな感じ。
脂の乗り・身質ともに良くて非常に美味しかったですね。
もっと脂がのるヤバい個体も居ますが、これくらいでも十分。
食べている餌のためか、静岡のイサキとは脂の乗り具合が全然違うんですよね。
船で沖に出ないと大きいイサキは釣れない魚でしたし、ここまで脂はのってないです。
今回の初物イサキは刺身・一夜干し・唐揚げで美味しくいただきました。
これが岸から、それもルアーで釣れてしまうんだからたまりません。
ヒラスズキやハタ狙いの外道でイサキを釣ることが多いですが、1回スーパーライトショアジギングで狙ったら中々楽しかったです。
これからイサキはチャンスが続くので、美味しい食材として重宝します★
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
- リール:ダイワ 23ソルティガ 5000-XH
- ライン:DUEL TX8 2号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC10号
- ルアー:シマノ エクスセンスサイレントアサシン120F、アイマ サスケ120裂波
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