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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は最近ちょくちょくやっているゴロタ場のヒラスズキ調査へ行ってみることに。
磯の方が水深が深くて色んな攻め方ができますが、気分転換や引き出しを増やすためにも、色んなタイプの釣り場で経験を積むのは大切ですからね。
ここ最近は全体的にヒラスズキの魚影が薄くなりがちで少し厳しくなる予感はしていましたが、果たしてどんな展開に?
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1か所目のゴロタは良さそうな気配も
とりあえず1か所目のゴロタは、衛星画像を見た感じでは有望そうなスポットはかなりピンの1つになりそうな感じ。
駐車場からそれほど遠くないポイントなのが幸いですね。
10分くらい山を歩いて狙いの場所にたどり着きました。
風速は横寄りの向かい風が7~8mくらい。
うねりが全くないので、ヒラスズキ狙いとしてはサラシは薄め。
何とか釣れそうな感じもするので、狙いのスポットまで歩いていきます。
ゴロタ場の中に大きめの岩や岩盤が絡むスポットなんですが、見た感じはある程度潮の流れに変化が出ていてサラシも周囲より少し濃く出ていますね。
状況が良い時なら、1投目から釣れそうな気配がします。
狙いたい流れの変化は20mくらいしか離れていないし、ルアーは何を使おうかな。
普段なら12~14cmクラスのミノーを選ぶところですが、先日インプレ依頼を受けていたサイレントアサシン99SPを使います。
私の場合は魚の活性が低めの時であっても、大きめのミノーの存在感をできるだけ消して使って対応することが多いですが、それが苦手な方にはサイズが小さいミノーも選択肢の1つとしてはありかなって感じで考えていますね。
サラシもベストな状況よりは全然薄いし、コンパクトシルエットの99SPのドリフトを試してみます。
まずは適当に魚が釣れそうもないスポットで使用感や癖をチェックしてから、狙いの流れの変化にキャスト。
見た感じでヒラスズキがつきそうなスポットは読めているので、数投以内に食ってくるはずですが・・・。
しかし、1投・2投・3投と、少しずつ角度を変えて流れを丁寧に攻めてもバイト無し。
やはり予感は的中し、最近の良くない流れがこのポイントにも当てはまるのかな。
しかし、どう見ても1匹くらいは釣れそうなスポットなので、5分ほど水を飲んだりして少し場所を休ませてから再び探りを入れてみます。
先ほどよりも1キャストに時間をかなり掛け、超丁寧に流れにミノーを乗せてヨタヨタさせていると、「ゴッ」と鋭いバイト。
巻き合わせを入れると無事ヒットし、沖でエラ洗い。
それほどサイズは大きくないですが、結構重量感があって丸々した個体です。
ファーストヒットなのでバラさないように少し丁寧にやり取りをし、ズリ上げて無事キャッチ。

コンディション抜群なヒラスズキでしたね。
初めての場所で釣れたので嬉しい1本。
普段であれば、この1つのスポットから2・3本くらいは釣れても全くおかしくない感じがしましたが、やはり状況は良くないようでその後は無反応。
この周辺のちょっと期待できそうなピンスポットも打ってみたものの、ヒラスズキのバイト・チェイスはゼロ。
もう1か所見ておきたい場所があるので、見切りをつけて移動します。
魚影薄く単発の拾い釣り
次にやってきたのもゴロタ場ですね。
最初のポイントよりも狙えるスポットは多そうですが、やはりサラシは薄めです。

ゴロタ場はツルツルしている石だと歩くのが超危険なんですが、ここはザラザラした石が多いので、移動はかなり楽で安全。
釣れそうもない期待薄のスポットはスルーし、どんどん歩いて沖にシモリがある場所へ着きました。
若干のサラシと地形変化が絡むスポットにサイレントアサシン99SPをキャストし、一旦レンジを入れて留め続けると「ツン」と弱いバイト。
巻き合わせ気味にフッキングを入れると、ヒットしたのはいつものチヌ。
しかし、一瞬フックアップしたものの掛かりが浅かったのですぐにバラシ。
ヒラスズキではありませんでしたが、魚が居ることは分かったのはとりあえず収穫。
その後はしばらくアタリが無い場所が続きましたが、岬状に張り出た良い感じのスポットにたどり着きました。
潮が当るのでサラシも少し濃くなっていて、若干風が強くなってきたので釣れそうな気配が濃くなってきました。
岸際に良さそうな場所があるのでミノーをピンでキャストし、リールは巻かずにドリフトで潮に馴染ませます。
すると、1投目で鋭いバイトがあり、合わせを入れると無事フックアップ。
結構元気に引きますが、岩の入り方が険しいので一気に寄せて抜き上げ。

大してサイズは無いですが、この個体も太くて良いコンディションでしたね★
2か所目のポイント開拓でも無事釣れて良かった。
その後はチヌのバイトが1回すぐにあったんですが、ショートバイトで掛けられず。
そのまま奥へと進み、それ以上は断崖絶壁の岩盤で行き止まりの場所にたどり着きました。
沖に離れ根があり、そこそこサラシが出ているので風に乗せてミノーを流すと、2投目でヒット。

若干サイズアップしましたが、この個体も丸々と肥えていましたね。
このエリアのヒラスズキは全部こういう感じの魚なのかな?
とりあえず今回はこんな感じで、2か所周って3匹と、数・サイズともに全然ダメでしたが釣れた魚の状態が良かったのが救いでしたね。
ベイトの気配も全然ないし、魚も群れている感じではなく、一級スポットに単発で潜んでいるだけに思えました。
少し前まではあちこちで魚影がそこそこあって2桁釣果も普通に出せていましたが、今の状況だとそれはかなり難しいかな。
うねりが無くてサラシが薄いというのもある程度影響はしていますが、それ以上になぜか魚が抜けてしまっていてそもそも居ないんですよね。
場荒れするようなポイントではないし、魚が釣られてしまって魚影が薄くなっているわけではないと思うんですが・・・。
水温やベイトフィッシュなどの要因が色々重なっているんでしょうけど、これだとかなり厳しくて毎回修行になってしまうので、もう少し魚が差してきてほしいですなぁ。
サイレントアサシン99SPをFに続いて使ってみましたが、サイズの割に操作感はかなり明確ですね。
特に初心者の方など、操作感が分かりやすいコンパクトなミノーを探している方には非常に使いやすいと思います。
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
- リール:ダイワ 23ソルティガ 5000-XH
- ライン:DUEL TX8 2号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC10号
- ルアー:シマノ エクスセンスサイレントアサシン99SP、アイマ サスケ120裂空など
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