こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も地磯へ行ってきました。
いつも通り朝マズメが終わるくらいの時間にポイントに入り、青物メインに釣っていきます。
予報では若干風が残る感じなので、運が良ければヒラスズキも狙えるかな。
果たして今回はどんな釣行になったのか?
激流+横風の展開
とりあえず狙いのポイントに山を越えて入りましたが、向かい風の予報とは違って強めの横風・・・。
かなり釣りにくそうな気配が濃厚ですが、海の状況は明らかに激流。
ガンガン潮が流れていて波気立っていますし、所々洗濯機のように渦を巻いています。
潮が動いていないよりはマシですが、ここまで激流だとどうなのかな・・・。
まずはヒラマサ狙いと行きたいところですが、風向きが悪すぎてプラグを使うのは難しそう。
ここの所良いサイズのスマガツオが良く釣れるポイントでもあるので、まずはメタル系ルアーでカツオやイサキなどを狙ってみることに。
青物狙い用のPEライン4号タックルにバイトビーンズ50gをセットして釣ってみます。
横風が強い時は、ただ巻き系のブレードジグやヘビーシンキングペンシルが便利ですね。
とりあえず表層~中層をメインに探ってみますが、普段よく見かけるマイクロベイトの姿がありません。
おまけに激流の潮はかなり不安定で、15分~20分おきくらいに流れる方向がコロコロ変わる、よくわからない展開・・・。
こういう変な状況は長くは続かないはずなので、潮が落ち着いた時が勝負になりそうな予感がしますね。
案の定激流が続いた時間は全くアタリすらなく、ボトムを引いてもイサキやカサゴなども釣れませんでした。
潮が緩んで6kgオーバーのワラサ
1時間ほどは全く潮が落ち着きませんでしたが、休憩しながらルアーを投げていると徐々に潮が緩く・安定するようになりましたね。
横風はかなり強い状況が続いているので、そのままバイトビーンズで青物五目狙いです。
何となく潮が釣れそうな感じになってきたことを感じつつ、沖の潮目付近を高速巻きで探ると「ガツン」とリールを巻く手が止まるアタリ方。
すかさず合わせを入れるとそこそこ重量感があり、カツオ類ではなさそう。
すぐにファイト体制を整えてゴリ巻きしますが、大して引かないのでヒラマサじゃないな。
重たい感じの引きでだいたい正体は分かりましたが、上がってきたのはやっぱりワラサ。
重さを測ると6.5kg、長さは80後半~90くらいか。
とりあえず今日もボウズ逃れには成功しましたが、最近は青物狙いで釣行するたびに7kg台までのワラサが何匹か釣れてます。
弱る前にすぐリリースし、次を狙います。
その後も潮が落ち着いた状況が続きましたが、風向きが変わって向かい風に。
こうなればプラグが使いやすくなるので、バイトビーンズからラピード160にチェンジ。
しばらくするとようやくベイトフィッシュが接岸してきたのか、少し沖合でボイル発生。
ボイルのあった付近にラピードを通すと1投目から反応があってヒットしましたが、釣れてくるのは相変わらずワラサ。
結局4kg前後~5kg後半までのワラサを3本追加しましたが、本命のヒラマサが釣れる気配は無し・・・。
日が高くなるにつれてウネリが出てくるようになったので、青物狙いをやめてヒラスズキにスイッチします。
少ないサラシを狙って5kgオーバーの良型ヒラスズキ!
予想外のうねりが出てきたものの、ヒラスズキ狙いには弱めな感じ。
それでも丁寧に探れば釣れる可能性はありそうなので、付近をランガンしてみます。
足場が高い場所が多めなので、しっかり水を掴んで引きやすいロウディー130Fをチョイス。
リップレスミノーとしてはかなりレンジが入り、ロッドと水面の距離が長くなるポイントでも引きやすいです。
サラシが出る場所を見て周りますが、青物狙いのポイントとは違って流れが全然利いていません・・・。
ヒラスズキゲームではサラシ狙いが基本になるんですが、単にサラシが出ているだけでは狙って釣れないんですよね。
そこで重要になってくるのが流れというわけで、流れ+サラシが複合するポイントをしっかり狙えるようになると、かなり高確率で・無駄なキャストはせずにヒラスズキが釣れるようになります。
流れが利くポイントを優先的に、ショボくても良いのでサラシが絡むスポットを探していきますが、中々見つからず。
当然魚の反応も無くて「ちょっとこれはダメかな?」と思い始めた時、超薄いサラシですが、流れの筋ができているスポットを発見。
一見するとダメそうですが、何となくここは居そうな気がしたのでしっかりと立ち位置を決めてロウディーをキャスト・・・。
良い感じに潮を掴む感触が穂先に伝わり、リールは糸フケを取る程度でドリフト気味に怪しい流れの筋へルアーを流し込みます。
ドリフトさせて丁寧に流れにミノーを入れた矢先「ドンッ」と良いバイト。
すかさず合わせを入れると、中々パワーのある重量感!
かなり鋭く走ったので一瞬青物かと思いましたが、すぐにピタッと止まったのでヒラスズキですね。
重さ的に良型なのは間違いないですが、手前の岩にPEラインがズリズリとスレてる・・・。
しかし、ラインを緩めてどうにかなる位置関係ではなかったので、ラインの残存強度を信じて一気にゴリ巻き。
結構ヤバくてブレイクしてもおかしくない感触でしたが、しっかり耐えてくれました。
その後も何度か突込み・エラ洗いをして抵抗してきましたが、無事磯際に寄せてズリ上げ。
よしよし、良いサイズのヒラスズキをキャッチしました。
重さを測ると5.3kg、長さは82~83くらいかな。
5kg越えてくればヒラスズキとしては十分良型でしょう★
ロッドは先日購入して中々の活躍を見せているオールウェイクのモンスターフィネス109ですが、まだまだ全然余裕がありますね。
期待通りの味付けのロッドになっていて、これは良い買い物をしました。
ベイト接岸で大型イサキラッシュ!
とりあえず良いサイズのヒラスズキが1本釣れて満足できたので、一度青物ポイントに戻って少し休憩することに。
水を飲んだりして少しまったりした時間を過ごしていましたが、磯際を見ると8~9cm位のベイトフィッシュの姿が。
潮はかなり緩んでほとんど流れていませんが、風波で良い感じに荒れているのでチャンスはありそう。
時々来るウネリで若干サラシも出ているし、岸際にロウディーをキャスト。
いったんレンジを入れてからドリフトさせて海中を漂わせてみると、1投目からバイト。
ギュンギュン引く鋭い突込みを見せますが、重量感は無いので正体はアイツかな。
予想通り、イサキが釣れました。
どうやらイサキがベイトフィッシュについて接岸してきたらしく、その後も入れ食いモード。
イサキのサイズはかなり良く、40~45cm位の個体が多数。
最近釣れるイサキは何故か腹回りが赤茶色っぽい個体が多くて何となくリリースしていましたが、かなり肥えている個体も混じるのでキープしてみることに。
今はイサキの旬じゃないし、何となくサビたヤマメのように思えていたんですが、魚屋時代の先輩社員に聞いたところ、この赤っぽい肥えたイサキはかなり脂があるとのこと。
今まで何となく見た目(色)で判断してリリースしてたのがもったいなかったな・・・。
あとで下処理をしてみると聞いた通りで、腹から脂の塊が出てきました。
その後もイサキはポンポン釣れ、ダメージがあった個体と見た目的に良さそうな個体をキープしました★
そして、ミノーでは届かない場所に良いサラシが出ていたので、60gのジグを遠投してサラシの際をスロージャークすると「ドンッ」と強烈なバイト。
合わせを入れるとこれまたパワーのある引き込みでヒラスズキかと思ったんですが、何か違うような・・・。
青物とは引きが違いますが、かなり強いパワーでロッドがブチ曲がります。
ラインを出すと根ズレする急斜面があるのでゴリ巻きで対応し、あがってきたのは初物。
でっかいイスズミでした(笑)
まさか60gのジグで釣れるとは思っていませんでしたね。
結局ジグを投げてその後はこれといった釣果が出ず、再びロウディーに戻してサラシを狙うと
イサキに混じってヒラスズキも1本追加。
今回はブレード系ジグ・トップで青物も釣れたし、大型のヒラスズキやイサキ・予想外のイスズミも釣れて五目釣りができましたね。
美味しいスマガツオとヒラマサは周ってきませんでしたが、これはこれで楽しかったです。
タックルについて
現在ヒラスズキタックルに使っているのがDUELのtx8ですが、今回もフジツボ付きの岩に思いっきりスレたものの、やはり切れませんでした。
何度かこのような「これはヤバいな・無理かな」という状況に遭遇していますが、これまで一度もラインブレイクしていません。
私はこれまで各社PEラインを使い比べてきましたが、擦れに対しては間違いなく強いラインだと思います。
ヒラスズキゲーム用のメインラインとして、しばらくリピートしていきます。
比較的柔らかいPEラインになりますが、摩耗に強いものを探している方は一度試してみると良いかも。
また近日中に詳しいインプレをしますね。
使用タックル1
- ロッド:メジャークラフト クロスライド5G 1002MH
- リール:ダイワ 22カルディアSW 8000H
- ライン:アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター4号 + バリバス オーシャンレコードショックリーダー90LB
- ルアー:マリア ラピードF160、ジャッカル バイトビーンズ50gなど
使用タックル2
- ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
- リール:シマノ 22ステラ4000XG
- ライン:DUEL TX8 2号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC10号
- ルアー:ジャンプライス ロウディー130F