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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も地磯へあおものねらいでジギング・プラッギング釣行へ行ってきました。
予報では弱い向かい風が吹く感じで、結構良さそうな気配を感じつつの釣行となりましたが、果たしてどんな展開に?
激流・ベタ凪で難しいコンディション
今回のポイントはそこまで険しい場所ではなく、駐車場から25分ほどで釣り座へ到着。
海の様子を見てみると潮は動いていそうですが、風は追い風気味の弱風、完全なベタ凪。
これまでこの地で中~大型青物狙いをやってきて良かった日は程よく海が荒れている日ばかりで、凪の状態ではいい思い出がほとんどありません。
向かい風の予報だったのに風向きが違うし・・・。
見た感じ磯際にマイクロベイトの姿がチラホラありますが、イワシやキビナゴ・アジなどのある程度サイズのあるベイトは全然いませんね(-_-;)
先発はシマノの別注ヒラマサ130F。
以前購入してちょくちょく使ってはいますが、何となくラピードの方が使う機会が多かったです。
別注ヒラマサの方が水を弾くようなアクションが出しやすく、飛距離はやや伸びますね。
ベタ凪で青物の警戒心が高い可能性があるので、遠投して沖目から狙っていきます。
凪でアクションをつけやすいのは良いんですが、右から左に潮がカッ飛んでいて、キャストする角度に応じてリーリングの具合を調整しないとルアーが上手く動きません。
かけあがりの斜面の周辺は若干スローダウンし、細かいダイブの割合を多くしたり、色々工夫しながら探っていくと「ボシュッ」と幸先良くバイト。
残念ながら食いが浅くてフッキングせず、針に当たる感触は無かったのでそのまま誘い続けると追い食いしてきました。
しかし追い食いもショートバイトで掛からず・・・。
やはりマイクロベイトパターンは厄介ですなぁ。
とりあえず釣り開始すぐに魚の反応が出て「今日もそれなりに色々釣れるかな?」と思ったんですが、その後は完全ノーバイトタイムが到来。
プラグ以外にジグを使ってボトム付近まで探ったりしましたが、アタリすらありません。
釣り開始2時間くらい全然ダメな時間を過ごし、帰ろうかと思った頃にかなり沖合でヒラマサっぽい大型青物がボイル!
見た感じ10kg前後以上ありそうな個体が何匹もボイルしていてルアーさえ届けば釣れそうですが、残念ながら全く近づく気配無し。
数分ほど青物が湧く姿を遠くに眺めつつ、チャンスタイムは終了・・・。
キビナゴ回遊!シンキングペンシルで青物・ショアレッド連発
その後しばらくチャンスタイムが来ることを夢見てキャストを続けていると、これまでマイクロベイトしかいなかった磯際に7~8cmほどの若干マシなサイズのキビナゴの群れが入ってきました。
風向きも変わって少し向かい風気味になり、潮も落ち着いた状態で良い具合に流れています。
何となく釣れそうな気配が高まってきて、もう少し粘ることに。
相変わらずトッププラグを中心に投げ続けていると、ここに来てようやくバイト!
しかしまたしてもショートバイトでフッキングに持ち込めず・・・。
キビナゴの群れはずっと足元に見えていますが、1度トップに反応が出ただけで再び無の時間に。
「そろそろ時間も来たし、帰ろうかな?」と思いつつ、青物タックルを片付けました。
しかしベイトの存在がやはり気になったので、ヒラスズキ用のライトタックルにヘビーシンキングペンシルを結んで少し下のレンジを狙ってみる。
何となくいつものモンスターショットではなく、ややマイルドなスイミングを見せるフォールトリックをチョイス。
少し沈めてから軽めのトゥイッチで誘い上げ、再びフォール・・・。
この繰り返しで探ってみると、シンペンに変えて1投目のフォール中に「ズン」と重たいバイト。
予想外の展開に少し焦りましたが、すかさずフッキングを入れると悪くない重量感。
かなり根が厳しい角度にキャストしたので、ロッドを起こしてゴリ巻き。
最初はイサキかと思いましたが、イサキにしては重たすぎるし、結構鋭い突込みを見せますね。
根をクリアするまでは引きを楽しむことはできない場所なので一気に寄せ、無事危険地帯はクリア。
上がってきたのは・・・
3kgジャストのマダイをキャッチ。
長さは60チョイくらいかな。
今回は完全撃沈の予感がかなり濃厚だったので、この1本は嬉しかったですね。
地面がへこんでいる場所で撮影したので、魚体が少し変な感じになってしまいましたね(笑)
狙って釣った魚とは言えませんが、何となく選んだシンキングペンシルで起死回生の1本が釣れて一安心。
「もしかしてまだチャンスがあるんじゃね?」ということでフォールトリックをキャストし続けていると、ルアー回収中青物がチェイス。
見た感じ狙いのヒラマサではなくブリ系青物でしたが、キビナゴに群れにつられてようやく接岸してきたのか?
チェイスの感じは少しルアーを軽快した感じで距離を保つ追い方だったので、スローに誘うのは逆効果かも。
そこで、見切られないように高速巻きによるスキッピングで沖目から広範囲を探ってみることに。
しばらくすると潮目にベイトの塊らしき「モヤモヤ」が出てきたので、その向こう側にキャスト・・・。
ルアーを回収するくらいのスピードで水面をピョコピョコ飛ばしてくると、完璧すぎるタイミングで「ドカン」と水面が割れました。
合わせを入れると無事ヒットし、小さくはない青物の重量感。
PE2号のヒラスズキタックルですが、途中に大きめの沈み岩があるのでドラグは出せません。
ショートポンピングで一気に寄せますが、引き的にヒラマサではないですね。
無事ヒットしてから一度も反転されることなく磯際まで寄せましたが、やはり釣れたのはワラサ。
魚が群れていたらしく、釣れた魚の後ろには5~6匹ほどの魚影を確認。
ヒットした魚よりも2周りくらい大きい個体も居ましたね。
後はタイミングを見て磯にズリ上げてキャッチ成功。
重さを計測すると5.8kg、長さは80チョイくらいかな。
ワラサ(ブリ)は重たいだけでそこまで疾走する魚ではないので、やり取りのコツさえ覚えてしまえば割と簡単に寄せられます。
ドラグを出すのは逆効果で、険しい場所でこそギリギリまでテンションを掛けてとにかくリールを巻き、魚の頭を自分側に向けるようにやり取りしないとダメです。
ヒラマサだとそうはいかず、かなり気合を入れてやらないと負けますが・・・。
新しいロッドの曲がり心地を見るにはちょうどいい魚になりましたが、まだまだ全然余力はありましたね。
この個体で6kgクラスということは、足元までついてきた大きめの個体は9kg前後ありそうでした。
今回はかなり渋い感じで苦戦の青物釣行になりましたが、ラストにシンペンで2本魚が釣れて良かったです。
最近は5~7kg台、80~90cmクラスのワラサにやたら好かれていますが、ヒラマサが全く釣れません・・・。
沖でボイルしたのはヒラマサっぽかったけど。
ちょっと大きくエリアを変えて調査しないとダメかなぁ。
ヒラマサのあの暴力的な引きを味わいたいですね。
何となく勘でシンキングペンシルを選びましたが、綺麗にパターンにハマりましたね(笑)
そのまま帰らずに悪あがきして良かったです。
使用タックル1
- ロッド:メジャークラフト クロスライド5G 1002MH
- リール:ダイワ 22カルディアSW 8000H
- ライン:アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター4号 + バリバス オーシャンレコードショックリーダー90LB
- ルアー:シマノ 別注ヒラマサ130Fなど
使用タックル2
- ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
- リール:シマノ 22ステラ4000XG
- ライン:DUEL TX8 2号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC10号
- ルアー:ジャッカル ビッグバッカーフォールトリックなど