12月12日更新分 15kgオーバーの大型ヒラマサヒット!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回も青物狙いで地磯へ。

先日小型のヒラマサとワラサが釣れたポイントの近くに、もう1か所有望そうなポイントが有ったことを思い出しました。

ここも夏場にハタゲームのポイント開拓に訪れたシャローエリアの磯。
かなり水深が浅くて大型のハタが着くにはあまり適しておらず、撃沈した想い出が。

その時は小さいカサゴが1匹と、ジグを遠投してイサキが2匹釣れただけでしたね。

しかし、その時届かない距離にカツオ類っぽいナブラが出ていたのを思い出し、根も結構複雑に入っているので時期が来ればヒラマサが釣れるのではないかと。

そんな経緯もあり、今回も青物狙いとしてのポイント開拓になりました。

果たして今回はどんな釣行になったのか?

爆風横風のコンディション

山の滑りやすい斜面を降りてから磯場をひたすら歩いてポイントに到着しました。

以前来た時からかなり時間が経っているし、1度しか来たことが無かったのでルートに迷いつつ、時間がかなりかかりました。

風速12~15mほどのかなり風が強い予報ですが、追い風+波はそれほどないと思われます。

しかし、釣り場に到着してみると、やや向かい風寄りの横風が超強烈に吹き付けている・・・。

波は無いので何とか釣りはできそうですが、帽子が一瞬で飛ばされました。
帽子は諦めたんですが、運よく潮の流れが自分の立ち位置に差し込む方向だったのでルアーを引っ掛けて回収。

非常に風が強く、突風が吹くとまっすぐ歩くのも困難なくらいの状況。

足場が安定している場所を探し、とりあえず準備を開始します。

準備をしている最中、ふと海の方を見ると「ボシュッ」といきなりボイルしている!!

見た感じヒラマサっぽかったですね。

そして1羽のカツオドリが海にダイブする姿も確認。

どうやら私の見立ては間違っていなかったようで、青物狙いのポイントとしては非常に有望そうです。

予報と違う風向きにテンションが下がっていましたが、一気にやる気が出てきました。

見た感じベイトフィッシュは大きくなさそうなので、先発は鉄板のラピード160。

強めに風が吹くとキャストできないくらいの状況なので、風を見ながら釣っていきます。
風の吹き方によっては、快適性重視でラピード190・230にローテーションですね。

ドラグは手元で8.5kgほどにセットし、ロッドを曲げた状態で約10kg前後掛かるように調整。

コンディション的に正面から風を受けるようにキャストするしかできないので、探れる範囲がかなり狭いです。

潮は若干動いていて、幸いなことに風と反対側なのでラインが流されすぎずに済みそう。

立ち位置を少しずつ変え、少しでも広く探れるように意識して釣ります。

爆風+風波で細かく水面がザバザバしているので釣りのしにくさは最高レベルですが、魚にとっては比較的良さそうに思えます。

しばらくキャストを続けるとルアーの後ろに「モワッ」と波紋が見えました。

完全に青物の反応でしたが、見切られましたね・・・・。

幸先良く反応が出て悪くない状況ですが、誘い方を工夫しないと食わないかな。

軽めのダイブを何度か入れて誘いを掛け、そこからリールをグリグリっと巻いて少し速めのスイミングで逃がすアクションをメインにします。

するとまたすぐに反応があり、今度は水面を割ってバイトしましたがフッキングせず・・・。

波のせいでルアーの挙動が不安定になりやすく、弾かれたか。

潮が利き出して中型のヒラマサをキャッチ!

その後は魚が離れてしまったのか、全く反応が無い時間が続きました。

ベイトの気配もないし、鳥も居ないので時合いは一旦終了かなぁ。

しかしここで休むとチャンスを逃すことになるので、ひたすら探り続けます。

1時間半ほど完全無の状況でしたが、潮の流れが少し早くなってきました。

手前にヨレが形成されるようになり、状況が変わるか?

そんな釣れそうな予感を感じていると、突然ラピードに強烈なバイト。

しかし針に触れず、ミスバイトでしたね。

まだチャンスはあるはずなので、落ち着いて風を読んでキャストし、潮に乗せつつ誘うと再びバイト!

今度はしっかりフッキングに持ち込むことができましたが、鋭い突込み。

ここで突っ込まれると根に擦れてしまうので、ロッドを起こしてショートポンピングでゴリ巻き。

ドラグは全く出さずに寄せることができましたが、そこまで重量感は無いですね。

上がってきたのは平たい魚体の本命★

ヒラマサ

4.8kgの中型ヒラマサをキャッチしました。
このくらいのサイズなら楽々ですな。

このポイントで釣った初めての青物なので、サイズはともかくかなり嬉しい。

これで波に乗りたいところでしたが、後は続かずに単発でした。

流れが緩むと特大ヒラマサが・・・

その後はまた反応が無い時間が続きましたが、このポイントにはポテンシャルを感じるので移動せずに粘ります。

ヒラマサを釣ってからまた1時間半くらい過ぎたでしょうか。

時間が経つと潮の流れがまた緩くなり、目の前にモワモワとしたかなり大きめのヨレが出現。

ボイルやベイトの気配はないものの、怪しい気配を感じますね。

ヨレの具合をしっかり読み、爆風の中丁寧にキャストしてピンスポットを繰り返し探っていると、

「ドッカーン」と水面が炸裂。

水面に巨大なヒラマサがもんどりうって飛び出してきましたが、明らかにデカい。

反射的にフッキングを入れましたが、その瞬間からドラグがものすごい勢いで出されて全く止まらない。

「ドラグが緩んでいるのか?」と錯覚してしまいそうでしたが、10kg前後に調整済みです。

本来ならショートポンピングで魚の頭をコチラに向けたいところですが、もはやロッドを立ててリールを巻いてもドラグがどんどん出てしまって全く巻けない。

作戦を変更し、少し沖合でテンションをうまく掛けてやり取りし、タイミングを見て一気に勝負に出ることに。

ドラグがかなり出されたものの、沖はそれなりに水深があって根が激しくないスポットだったのが幸い。
問題はかけあがりから手前の複雑な岩礁帯。

この感触は、これまで味わってきた10kg前後までのヒラマサとは明らかに桁違いの重量感とパワー。

何とかヒラマサの疾走は止まったので、ここからはショートポンピングでどんどん寄せます。

運も良かったんでしょうけど、ドラグを滑らせつつも寄せることに成功し、あと10mくらいか・・・。

興奮マックスの状態でしたが、落ち着いて立ち位置を移動つつ距離を詰めると、見えた魚体は15kg~20kgくらいあるか?
長さは120cm以上は楽にある感じで、これは文句なしの大型ヒラマサ。

しかし、途中からそれほど抵抗を見せなかったのでまだ油断はできません。

ランディングの場所へと立ち位置を変えつつファイトしていると、予感が的中してヒラマサの抵抗がスタート。

結構至近距離だったので「ヤバい」と思いましたが、ドラグが15m~20mほど一気に引き出され、ロッドを立てて対応したもののリーダーが擦れてブレイク・・・・。

めっちゃ悔しいですが、ヒラマサの疾走を止めることが全くできませんでしたね・・・。

結局、今回はこの敗北にて釣りを終了。

ドラグを10kg前後掛けても全く止まらないこの感じ、ヒラマサゲームの難しさと面白さを知りましたね。

静岡中部で釣りをしていた時は経験を積むうちに味わうことが無くなっていた、悔しさと興奮でいっぱいになりました。

使用しているロッドのカタログ上のスペックはドラグMAX10kgなので、どうやって対応したらいいのか、色々経験を積むしかないですね。

ドラグ10kgほどの設定でフッキングした瞬間から止まらない感じだったし、どうやって有利な状況に持ち込むのか。

ぶっちゃけロッド自体はドラグ12~13kgほど掛けても大丈夫な感じでしたが・・・。
シマノのロッドは全体的にカタログスペックよりもかなり余力があるので、こういう時はハイテンションでやり取りしてしまおうか。

今はまだ答えが全然分からないですが、魚を沢山掛ける中で色々覚えていくしかないかなぁ。

ポテンシャル激ヤバなポイントを発見することができたのは非常に大きな収穫でしたが、大きな悔しさ・無力さを味わう釣行にもなりましたね。

こうなってくると、PE8号~10号+リーダー200LBくらいのタックルが必要なのかな?(笑)
自分の釣りはどんどんヤバい方向に向かいそうな気がする・・・。

ベイトが小さめな時はラピード160・130はやはり強いですね。

結構思い出が詰まったラピード160をロストしてしまったので、3つ追加購入してやりました(笑)

使用タックル

  • ロッド:シマノ 22コルトスナイパーリミテッドS104XH/PS
  • リール:シマノ 20ツインパワーSW14000PG
  • ライン:よつあみ エックスブレイド フルドラグX8 5号+バリバス オーシャンレコードショックリーダー 120LB
  • ルアー:マリア ラピードF160

4 COMMENTS

世田谷

こんばんは
メーター越えヒラマサと限界バトルいいなあ
私が行けるエリアではほぼ期待できないサイズですね
まるなかさんのブログ読んでるとSWタックル揃えたくなるんですよ
でも多分出番無いので私の分まで大型魚釣ってくださいねー

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まるなか

釣れる魚は地域によって決まっちゃってますからね・・・。
静岡に居た時とは使うタックルが違い過ぎて最初は戸惑いましたね。
やたら強いタックルを揃えても使えるシチュエーションが無いと無駄になってしまうので、下手に買わない方が良いですね(笑)

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世田谷

そうなんですよ
私が初心者の頃意味も分からずツインパワーSW5000XG買ってシーバスロッドに付けて妙なタックルバランスでルアーロストさせまくった思い出しかないですね
地元ではシーバス、チヌ、イナダしか釣れないのに
遠征してもメーターヒラマサは夢の世界なのです
釣りを追求し続けるまるなかさんの更新をいつも楽しみにしてます

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まるなか

個人的にはSWの4000や5000番は中途半端な番手なので要らないかなって思っちゃいますね。6000番以上で良さが出てくるかと。
自分は同じような場所で同じ釣りばかりやっているとすぐに飽きてしまうタイプなので、今後も色々やっていきますよ〜!

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