こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は久しぶりに激流エリアの様子見へ。
指を怪我してから、激流エリアでの高負荷のファイトには少し不安があったので、激流エリアは避けていたんですが、かなり回復してほぼ不自由なく釣りができるようになりました。
ですので、今回はガッツリと青物とのやり取りをするのがテーマでもあります。
激流エリアはルアーのコントロールも難しく、ヒットしてからのやり取りもかなりギリギリになることが多いですが、果たしてどんな釣行になったのか?
潮はやや緩めの状況
まだ潮が本格的に効き始める前のタイミングでポイントに入ったので、流れは緩い状況。
とはいっても、普通に川のような感じで、流れは目視できる状態ですが。
状況が全く分からず、魚の有無も不明ですが、先発はララペン165Fで。
タックルは流れに対応するため、PE5号の強い方で。
ララペンはオートマチックに水面を滑るような動きが入ってくれるので、波・流れがあまりない状況でも青物に対して効果的に誘いを掛けることができます。
流れは緩いので、このポイントの中でも流れが一番良く効くスポットに対し、ダウンで入れていきます。
餌を求めている青物はかなりの激流でも問題なく突っ込んできますし、流れている場所の方がルアーで騙しやすいですから。
適当に35mくらい軽くキャストし、ミノーをドリフトさせるような感じで、流れに乗せながら操作していきます。
上手くやらないとアクションが上手く与えられないので、この釣りは少し慣れが必要です。
ドリフト気味に流しつつ、かつコントロールを失わない状態をキープしながら誘ってみると、数投目でいきなり水面炸裂!
幸先良いヒットで一気にテンションを掛けてやり取りしますが、抵抗感はほとんどありません。
モガモガする感じの引きなので、ヒラマサではないですね。
それでも流れに乗られると厄介なので、ショートポンピングで一気に距離を詰めてそのままズリ上げでキャッチしました。
予想通り、ヒットしたのは最近増えてきているワラサでした。
まだ流れが本格化する前の状態でヒットしたので、今日はもしかして良い感じ?
すぐにリリースして次を狙いましょう。
すぐに釣りを再開すると、流れの芯の浮きの方でダツっぽい細長い魚がピョンピョン跳ねて何かを追っている様子。
見た感じ、ベイトフィッシュは小さなキビナゴかカタクチイワシのようです。
通常時はマイクロベイトパターンになって厄介ですが、今日はやや向かい風よりの横風が10m以上吹いているので、良い具合に波気立っています。
こういう時は、波にルアーを紛れ込ませてしまうことで、ベイトのサイズよりも大きなルアーで問題なく釣れる可能性が高くなります。
ルアーはそのままララペン165Fを使い、バランスを崩しすぎない程度の優しいアクションで流れに当てながら操作していきます。
マイクロサイズながらベイトフィッシュもいるし、タイミングさえ合えばヒラマサがやってくるはず・・・。
ワラサを釣ってから30分くらいが経過した時、流心付近で細かく操作していたララペン165に突然猛烈なバイト!
しかしフッキングせず、ルアーはそのまま水面に浮かんでいます。
フッキング動作は入れていないので、そのままドリフト気味にチョコチョコ動かすと、数秒後に再び水面炸裂!
今度は2匹の魚が同時に反応したように見えましたが、ラインが引き込まれて行って無事1匹がヒット。
流れの芯で食わせたので、ちょっと強引に寄せて流れから魚を引きはがします。
ドラグは一切出さずに誘導することに成功しましたが、さっきよりも強い抵抗感です。
この感触はヒラマサの予感がしますが、反転されて流れの方に入られるとラインブレイクのリスクが高くなるので、間髪入れずに一気に寄せてキャッチ。
そこまで大きくないですが、3kgそこそこ、70クラスのヒラマサをキャッチしました。
やっぱりヒラマサの引きは最高です★
ブリとヒラマサは見た目こそ似ていますが、ヒットして2秒くらいやり取りをすれば、ブリとヒラマサの違いはすぐに分かるくらいの差があります。
一気に激流に!
ワラサ・ヒラマサが釣れてそこそこ満足しましたが、ヒラマサが釣れてから数分ほどが経過すると、一気に激流になってきました。
ガンガン潮が流れ、風波とぶつかってザバザバのコンディションに。
ルアーのコントロールが更に難しくなりましたが、こういう時は良いサイズが出るんだよな・・・。
ララペンだと少し水面を飛びすぎてしまうので、ここでルアーを替えます。
こういう荒れ気味+潮の流れが強い時に使いやすいダイビングペンシルの1つが、ダイワのラフライドヒラマサチューンです。
サイズは160を使います。
ラフライドヒラマサチューンは、比較的ダイビングしやすい特性があり、ボディ表面のデコボコが潮を逃がすのか、潮を強く当てても操作感が重たくなりにくく、楽に動かせるんです。
かなりの激流なので、ラフライドでも雑に使うとポンポンと飛んでしまうので、あくまでも丁寧に扱います。
流れを利用することで、狭いスポットで誘いを掛け続けてみたり、釣り方を工夫して探りを入れます。
結構釣れそうな気配があるものの、しばらく反応はありませんでした。
しかし、こういう時は必ず魚が差してくるタイミングがあるはずなので、休憩などはせずに釣り続けるのが鉄則。
すると、ラフライドに替えてから30分くらいが経過した時、またしても流心で豪快なバイト!
今度は一発でラインが引き込まれていき、フッキングを入れると中々の重量感です。
強い流れも加わってロッドがバットから曲がり込みますが、絶対に主導権は渡しません。
ハンドル半回転~1回転の超ショートポンピングで確実に魚を寄せ、ドラグは一切出されずに激流地帯をクリア。
見えてきたのは平たい魚影です★
サイズアップしたヒラマサでしたね。
5kgに少し欠けるくらい、80そこそこかな。
以前だったら、このサイズのヒラマサを激流エリアでヒットさせたらドラグを出されたりしていましたが、かなり狙い通りに制御できるようになりましたね。
何事も経験が大切ということですな。
状況に合わせてラフライドヒラマサチューンに替えたのも正解、激流の芯で食わせられたので嬉しい1本です。
ヒラマサも2本釣れたし、もうだいぶ満足してきましたが、まだ良さそうな状況が続くので釣りを続けることにしました。
その後はすぐに3kgくらいの可愛いワラサのヒットがありましたが、抜き上げでバラシでした。
まだ魚が居る状態なので、そのままラフライドヒラマサチューンで流れの効くスポットを中心に探っていくと、流れの芯から少し外れた若干反転流になっているスポットで「バコン」とバイト。
フッキングを入れると重量感はそこそこありますが、鋭い突込みはありません。
一気に距離を詰めて寄せてくると、魚はそこそこサイズがあります。
サイズアップしたワラサをキャッチしました。
この時期にしては結構肥えていて、5kg少し欠けるくらいかな。
もう十分釣れたし、今回はこれにて撤収することにしました。
まだこれからの時間が夕方のチャンスタイムになりそうだったので、続けていればまだ釣れた可能性は高いと思いますが、これだけ遊んでもらえれば満足過ぎます。
これから水温低下とともにヒラマサ・ブリともにサイズが上がってくると思うので、今後が楽しみです!
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/4
- リール:ダイワ 22セルテートSW14000-XH
- ライン
- メインライン:シマノ オシア8 5号
- スペーサー:バリバス キャスティングPE SMP 10号
- リーダー:サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 100LB
- ルアー:ジャンプライズ ララペン165F、ダイワ ラフライドヒラマサチューン160Fなど