こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はガチな磯ではなく、エントリーが容易な港に隣接した小磯周辺を久しぶりに調査してみます。
本来ならこれからのシーズンはそれほど険しい所へ行かなくてもブリやヒラマサが釣れるはずなので、接岸状況チェックですね!
近況が全く分からない中での釣行だったので少し不安もありましたが、果たしてどんな展開に?
ベイトフィッシュの気配濃厚!
ポイントに到着したのは、朝マズメのチャンスタイムが終わるかどうか位の時間帯。
駐車場から釣り座までは数分ほどなので、ガチな磯よりも超楽ですね。
海面を見ると細かいザワザワがあり、釣りの準備をしていると目の前でボイル!
もしや、これは入れ食いモードなんじゃないの?
ボイルした魚はそれほど大きくなさそうだったので、先発はラピード130。
朝のチャンスタイムなので、若干速めのピッチで誘いを掛けてみます。
時々単発のボイルが起こり、ルアーをしっかり通して「これはいただき!」と思ったんですが、完全無視される・・・。
ブリやヒラマサなら間違いなくチェイスくらいはありそうなのに、何度かチャンスが合ったものの反応すらしない。
そこで、モンスターショット110やクリスタルペンシル120などを入れてみましたが、クリスタルペンシルで一度ショートバイトがあったのみ。
どうやらこれはかなりシビアなボイルっぽいですなぁ。
しばらくすると私から数メートルほどの地点でボイルが発生し、岩場にベイトが打ち上げられました。
ベイトは4~5cmほどのカタクチイワシで、これはかなり小さいサイズだ。
おまけにボイルしているのはカツオ系の気配が濃厚で、マイクロベイトパターンになると厄介な相手。
まだ朝マズメの時間ギリギリなので、何とか釣るチャンスはあるはず。
そこで、シルエットを落とすことを優先してジグにチェンジ。
釣り場に持ってきたジグで一番シルエットが小さいジガロマッシブの60gをチョイス。
沖に遠投して中~高速巻きメインで、見切らせないことを前提に探ってみます。
表層付近を通しても反応が無く、一枚下のレンジに居る魚を狙うことにしましたが、ボトムからジグを少し速めに巻きあげるとバイトあり!
合わせを入れると結構良い重量感でしたが、数秒後にフックアウト・・・。
バラシはしましたが、このパターンで何とか行けそうな予感。
同じような感じで探りを入れるとまたすぐにバイトがありましたが、何やら違う引き。
ギュンギュン引く感触は無く、重たいです。
懐かしい感触なので、すぐに正体はだいたい分かりましたね。
まぁまぁサイズのオオモンハタでした。
ベイトを意識していたためか、結構上のレンジで速めの誘いにガッツリ食ってきましたね。
すぐにリリースして釣りを再開します。
激しいナブラ発生!!
オオモンハタを釣ってからしばらくすると、魚の活性が上昇して大規模なナブラが発生。
あちこちで水面が沸騰していますが、跳ねているのは丸っこい魚影。
完全にカツオのシルエットが見えたので、これで犯人は確定できましたね。
表層を探ると無視されてしまうので、一枚下に居る魚に誘いを掛けてみると「ガツン」と良いアタリ!
重量感はそれほど無いですが、中々のスピードで疾走します。
1kg半くらいのヒラソウダをキャッチ。
結構肥えていて美味しそうなのでキープします。
その後もナブラは継続的に発生するんですが、簡単には食わない感じで、しつこく下のレンジを狙い続けているとそのうち釣れるパターン。
次にヒットしたのは先ほどよりも重量感がありますが、引き自体は疾走系の似た感触。
2kg弱くらいのかなり丸々したスマガツオをキャッチ。
これは脂が乗っていてめちゃ美味いやつなのでしっかりキープ。
その後スマガツオをメインに数匹カツオをキャッチし、車の中にスーパーライトショアジギングタックルがあったことを思い出したので一度車に戻ることに。
スーパーライトショアジギングでフィーバーモード!
移住してからスーパーライトショアジギングをほとんどやらなくなっていましたが、車にタックルを積んであったのは運が良かったですね★
マイクロベイトに着くカツオ類には小型のルアーが鉄板なので、20gのジグで探ってみます。
選んだのはTGベイトの20g。
同じように少し沈めて細かいシェイク気味のロッドアクションを入れつつリトリーブすると、沖合で「ゴンッ」とバイト。
合わせを入れると、先ほどよりも強い重量感がありますが、引きが少し違うような・・・。
スーパーライトショアジギングタックルなのでドラグは結構出ますが、何がヒットしたのか。
しばらくやりとりしていると沖でジャンプする魚影を確認。
後はゆっくり寄せてズリ上げてキャッチ成功。
釣れたのはちょっと予想外のシイラ。
65くらいとまずまずな型。
ナブラの感じではシイラは見えなかったけど、カツオに混じっていたのかな?
その後、足場から20mくらいの場所にボイルが接近してきたのでプラグにチェンジ。
まさにイワシのシルエットなシュガペン70を使います。
少し速めのただ巻きをメインに、時々ロッドアクションを入れて水面を滑らせます。
単発のボイルが起こる中、シュガペンをスイムさせていると「ドッカーン」と明らかにメーターオーバーのシイラが体を全て水面に出して猛烈バイト(笑)
しかし、派手に出過ぎてルアーを弾かれたのでフッキングせず。
スーパーライトショアジギングタックルで掛けるとめんどくさいことになるので、ある意味釣れなくてよかったかな。
その後は魚の距離が少し遠くなった感じなので、またジグに戻して釣りを再開。
潮が結構効いていてTGベイトだとパタパタ感が強く感じたので、オーナーの投次郎20gにチェンジしてスマガツオ・ヒラソウダをバシバシ釣りました。
さすがに20gの小さなジグをしっかり操作すれば半分入れ食いみたいな感じになり、もう持ち帰り分は確保できていたのでノータッチでリリースしました。
サイズは全て1kg以上あり、スーパーライトショアジギングタックルだとドラグがガンガン出されることもあって楽しかったですね。
そして持ち帰った魚は捌いて刺身に。
期待していたスマガツオはやはり脂が乗っていて
これが不味いわけありませんよね。
上品な脂で身質も最高、美味しかったです。
刺身で食べきれない分は煮付けにしましたが、これもまた美味い。
釣れるサイズも2kg弱くらいまでと、家で裁くには大きすぎずでちょうど良かった。
かなり久しぶりにスーパーライトショアジギングをやりましたが、タックルが繊細過ぎてちょっと違和感がありましたね(笑)
最近はどんどんヘビータックルがメインになってきていましたが、たまにはこういう緩い場所での釣りも良いものです。
使用タックル1
- ロッド:メジャークラフト クロスライド5G 1002MH
- リール:シマノ 21ストラディックSW 6000HG
- ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドクロス X8 3号 + サンライン ブラックストリームプラズマ 18号
- ルアー:マリア ラピードF130、パームス ジガロマッシブ60gなど
使用タックル
- ロッド:Gクラフト セブンセンスTR ミッドウォーターリミテッドMWLS-922-TR
- リール:ダイワ 19セルテート LT3000-CXH
- ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドクロス X8 0.8号 + シーガーグランドマックス4号
- ルアー:オーナー 投次郎20g、ダイワ TGベイト20gなど
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