10月11日更新部 初秋の地磯で想定外の大型回遊魚が乱舞!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は恒例の地磯青物釣行へ行ってきました。

釣行するのは、ロックフィッシュ狙いで何度が足を運んだことがある磯。
地形的にヒラマサなどが釣れる可能性も高そうに思えたので、青物狙いとしては初めての調査となりました。
朝マズメが終わるくらいの時間から釣りを開始しましたが果たしてどんな展開に?

駐車スペースから見えた激しいボイル!正体は・・・

今回は青物狙いとしては初のポイントなので、果たして魚が釣れるかどうかは不明です。
イサキやショゴの釣果は出ているので、回遊魚自体は狙えるはず・・・。

駐車スペースからかなり歩くポイントなんですが、車を停めて海の方を見てみると、自分が行きたい方向で飛沫が上がっているような・・・。
目を凝らしてよく見てみると、間違いなく青物がボイルしています!

かなり遠方なので魚のサイズなどは分かりませんが、これだけ離れた場所から飛沫が見えるということは・・・・

すぐにバッグに荷物を詰め込み、険しい斜面を進みます。

予報よりも少し強めの風が吹いていたおかげで、汗はそれほどかかずに無事ポイントへ入れました。

釣り座につくと海は静かな状態でしたが、駐車スペースで見えたのは確かに青物のボイル・・・。
ササっと準備を行いました。

先発は困った時の定番、バレットダイブ170で。
重心移動で遠投性も良く、アクションのキレ・安定性のバランスが良くてお気に入りです。

風は横寄りですが、岬状のポイントなので、角度を工夫すれば風に乗せて遠投できます。

釣りを開始すると、カタクチイワシらしき7~8cm位のベイトフィッシュと小さめのダツが結構いますね。
潮はあまり流れていませんが、風で海面がバチャバチャしていて、釣れそうな気配はあります。

釣り開始から数投はこれといった反応が無かったんですが、しばらくすると突然少し沖合で海面が爆発!!

ヒラマサ降臨かな?っと思ったんですが、様子が違います。

最初のボイルの後、丸々と肥えた砲弾型の魚体が水面を跳ねる・・・。
完全にマグロです(笑)

サイズは15kg~20kgくらいか?

マグロが跳ねた場所は40m付近なので、ルアーが十分届きます。
これはついにやってきた地磯マグロのチャンスなのか?

今回はヒラマサタックルだし、キャッチできる可能性は十分にあります。

すぐにルアーを回収し、マグロが跳ねた方向へロングキャスト。

丁寧にジャークしてルアーを操作すると、ダイビングからの浮上中に「モワン」という波紋が!!

完全に魚がが反応したのが見えたので、少し強めにルアーを弾き、スプラッシュで誘いを掛けます。

すると、次の浮上のタイミングで水面が炸裂。
そのままラインが引き込まれていったので、巻き合わせでフッキング!

無事マグロがヒットし、ドラグが滑ります。
「ついにマグロがキター!」と思いつつ、しっかりとファイトポジションを確保。

それほど根が険しくない場所なので、これは絶対にキャッチしてやろうと気合が入りますが、次の瞬間「フッ」とテンションが抜けました・・・。
痛恨過ぎるフックアウトでしたね。

フッキングを入れてダッシュが始まってから、2秒くらいのファイトで終了となりました・・・。

掛かった位置が悪くて身切れしたのか分かりませんが、初のショアマグロは悔しい結果に。

再びマグロの跳ね&一瞬のフィーバータイム到来!

その後はこれといった反応が無く、唯一釣れたのは1キロくらいのショゴが1匹のみ。
抜きあげてフックが外れたので、そのまま写真は撮らずにリリースしました。

潮はあまり動いていないものの、常に6m~7mくらいの風が吹いていて、良い具合に波気立っていて釣れそうな気配はあるんですが・・・。

マグロのバラシから2時間ほどはこれといったチャンスもありませんでした。

時々休憩を挟みつつ、ルアーをローテーションしながら釣りを続けます。

ダイペンばかり投げるのも飽きてきたので、ルアーをライザーベイト015Pに変えました。

ただ巻きで楽に操作できるし、ちょっとおもしろそうなので先日買ってみたルアーです。

ライザーベイトで水面をパチャパチャやっていると、しばらくしてかなり沖の方で突然2匹のマグロが跳ねました。
いきなりだったので少し驚きましたが、それとほぼ同時に、岸近くにいたベイトが一目散に水面をピョンピョン飛んで逃走開始!!

「これは絶対に何か居るな」と思った矢先、射程圏内でマグロが全身を水面に出してボイル!

これは再び大チャンス到来とばかりに、ライザーベイトをキャスト。
ライザーベイトならこの状況にもマッチしているはずです。

軽くロッドアクションを入れてイレギュラーに動きを乱しながら誘いを掛けると、すぐに豪快なバイト!
しかし、フッキングに至らず。

すぐに投げ返して探りを入れると、今度は少し控えめなバイトがあり、穂先が絞り込まれてフッキング成功。

追い合わせを入れてやり取りしますが、マグロにしては引きが弱い。
おかしいなと思いつつやり取りすると、「ピヨヨ~ン」と魚が大ジャンプ。

ヒットしたのはマグロではなく、シイラでした。

しかし、シイラながら掛かった魚はかなり大きく、ヒラマサ用にセットしてある8.5kgのドラグが「チリチリッ」と少し出されました。

ガッツリをフッキングしているのは確認できたので、ランディングポジションにゆっくり誘導してズリ上げてキャッチ。

シイラ

釣れたのはデコッパチの立派な大型シイラでしたね。
15cmのライザーベイトが小さく見えます。

試しに重さを計ってみると、12.7kgでした。
オフショア含め、10kgオーバーのシイラを釣ったのは初めてかもしれません。
サイズは130cmくらいかな。

シイラとはいえ、このサイズになると結構引きが強いです。
PE5号タックルなのでドラグが軽く滑る程度で余裕でしたが、PE1.5号~2号程度のライトタックルで掛けていたら、結構ラインを出されたと思います。

ちなみに、このシイラをランディングポジションに誘導する際、後ろに5~6kgくらいのヒラマサがシイラに混じってついて来ていました(笑)
どうやら、マグロ・シイラ・ヒラマサが入り混じっていたようです。

そして、その後釣りを再開したものの、時合いは一瞬で終わったらしく、平和な海となりました・・・。
祭りはそう長くは続きませんよね、活性が上がったのは1分程度だったでしょうか。

シイラを釣り上げてから1時間半くらい粘って釣りを続けたんですが、ヒラマサかブリ(ワラサ)っぽいチェイスが2回ほどありましたが、活性が上がりきらない為か、しっかりとフックを吸い込まないバイトで掛からず・・・。

結局今回の釣行はこんな感じで、初めての青物調査に訪れた磯はまさかのマグロヒットに始まり、ポテンシャルを感じることはできました。
まだ1回の釣行なのでどんな場所なのかは分かりませんが、また通って色々癖や傾向を見てみないと何とも言えませんね。

マグロが接岸していたのは偶然かもしれないし、もしかしたら案外高い確率でやってくる場所かもしれないし・・・。
またタイミングを見て、今回のポイントにも行ってみます!

最初のマグロがヒットしたのがバレットダイブ170。
DUELのルアーはコスパが良く、基本に忠実なルアーが多くて使いやすくてお気に入りですね。
次にチャンスが来たら、今度は釣り上げたいです。

でっかいシイラがヒットしたのがライザーベイト015P。
マグロも混じってボイルしていたので、運が良ければ掛けられたと思います。
ライザーベイトシリーズは高比重でよく飛び、簡単操作で探れるのが良いですね!

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/4
  • リール:ダイワ 22セルテートSW14000-XH
  • ライン:シマノ オシア8 5号+サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 130LB
  • ルアー:DUEL ハードコア バレットダイブ170、ジャッカル ライザーベイト015P

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