11月27日更新分 地磯ヒラマサプラッギングでメーター・10kgオーバーキャッチ

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は程よく海が荒れる予報なので、当然磯ヒラマサ狙いですね!
向かい風のエリアは少し荒れ過ぎて厳しそうなので、若干風を回避できる場所をチョイスしました。

ケガした指はサポーターもいらない状態まで回復したので、ヒラマサとのやり取りもかなり楽になってきてます!

果たして今回はどんな釣行になったのか?

ラフコンディションに期待の展開

険しい山を越えて狙いの磯へ到着しましたが、ギリギリヒラスズキができそうなくらいの波がありますね。

慣れていない方にはおすすめしないラフコンディションですが、セットの波の大きさやパターンをしっかり確認してから足場を決めます。
当然、大きなセットの波が来ても安全が確保できる位置で釣りをします。

時々荒れ気味の磯やテトラ帯でギリギリまで前に出て釣りをしたり、魚を掛けても取り込みができないような場所で釣りをしている方が居ますが、タックルの破損や事故の原因になりますから、絶対に無理をするのはダメですからね。

しっかりと立ち位置を決めてから、準備を済ませて釣りを開始します。

そこそこ荒れているので、先発はジャクソンのプラウラー190をチョイス。

今年はマイクロベイトパターンが多いんですが、荒れているのでルアーのサイズは多少大きめでも食ってくるはずです。

サラシが出ている磯際から丁寧に、広角で探っていきます。
潮は右から左に向かっていい感じに流れていて、釣れそうな気配が超濃厚!

こういう時は数投以内に反応が出ることも良くありますが、20投くらい投げても反応なし。

沖の方に鳥も少し飛んでいたし、絶対にチャンスはあるはずです。

休憩などはせず、プラウラーが飛び出しすぎないように軽めのロッドアクションで丁寧に潮に絡ませながら探り続けると、前触れなく水面が小爆発。

針掛かりしませんでしたが、そのままアクションを与えるとすぐに追い食いがあり、2回目のバイトで穂先が絞り込まれました!

巻き合わせを入れて無事フックアップしましたが、根が険しい場所なので一気に寄せます。

下へとガンガン突っ込む感触があるので、これは本命ですね!
荒れ気味で風が強くてやり取りが少しやりにくいですが、ショートポンピングで完全に制御してやり取りできました。

あとはタイミングを見てズリ上げてキャッチ成功です。

ヒラマサ

4kgクラスのヒラマサをキャッチしました。
やっぱりヒラマサの引きは最高に楽しいです。

群れが入ってきているかもしれないので、すぐにリリースして釣りを再開します。

やや潮が緩んだ瞬間に強烈なバイト!

その後は期待に反して連続ヒットとはいかず、小さめなワラサっぽいチェイスが出るだけです。

時間が経つにつれて少し潮が緩み始め、波も弱くなってきました。

見た感じベイトフィッシュは7cm前後のキビナゴっぽいので、これだと見切られるな・・・。
それほど遠投しなくても釣れるので、ルアーを替えます。

ルアーはララペン165Fにローテーションし、少し食わせを意識します。

時々イレギュラーに水面を滑るくらいの入力で、ポンポンと水面を跳ねてしまわないように注意して動かします。

ララペンに替えてから15分くらいが過ぎたでしょうか。
磯際のサラシの境界付近にララペンが入った時、「ズバン」という素早い豪快なバイトが!

かなりの勢いでラインが引き込まれたのですかさずフッキングを入れると、ドラグがジジジッと滑ります。

これは完全に良いサイズのヒラマサですね。

ドラグは2m弱くらい滑りましたが、すぐに体制を整えてロッドを起こし、フルパワーのやり取りを開始します。
慣れていないうちはここで負荷を掛けきれずに魚に主導権を持っていかれてラインブレイクが多かったですが、毎日ヒラマサを釣ってきた経験でやり取りは上達。

フッキング後に少しドラグが滑っただけで、後は一切反転されることなく、寄せることに成功しました。

見えてきたのはかなり大きな魚体ですが、荒れ気味なのでランディングが困難です。
後ろに同じくらいの大きさのヒラマサがついてきているのが見えました。

ランディングしやすい場所であれば、寄せてきた勢いでそのままズリ上げてしまうのが楽ですが、無理な時は強引にはやりません。

ラインをしっかりと巻きこんで魚の胸鰭までを水面上に出し、空気を吸わせて大人しくなるのを待ちます。

ヒラマサが少し落ち着き、波のタイミングも確認してランディングしやすい場所へと誘導し、ズリ上げました。

ヒラマサ メーターオーバー 10kg

やりましたね、これは良いサイズ!

釣り上げた時はメータークラスだと思ったんですが、家に帰ってからロッドにメジャーを当ててみると、このヒラマサはメーター10は普通に越えていることが分かりました。
ロッドのエンドに口の先端を合わせると、尻尾の先はバットガイドのラッピングのすぐ手前までありましたね。
若干スリムな体型でしたが、長さから見て11kgは越えていると思います。

少しドラグは出されてしまいましたが、最初の若干の突込み以外はしっかりと頭の向きを制御するやり取りができ、ラフコンディションでも確実に取り込めたので非常に満足の1本でした!

波が来ない場所で少し蘇生してからリリースしました。

ラストに更なる大型が・・・

その後、波が少しザバザバしてきたので、安定性を重視してルアーをまた変えることにしました。

次に使うのはラッシュダイブの160ですね。

ラッシュダイブは、若干荒れたコンディションに強いタイプのオールラウンダー。
巻きで使うこともできるので、風が強くてロッドアクションが困難な時にも対応しやすいんです。

ラッシュダイブに替えてリーリングの誘いを主体に探ってみると、しばらくして水面が炸裂!

フッキングを入れるとあまり引きは強くないので、ファイトポジションは作らずに脇でロッドを挟んだままグリグリ巻いて抜き上げ。

ワラサ

釣れたのはワラサでした。
3kgそこそこ位の型です。

ワラサが釣れたことで何となく気配を察しましたが、ここからはしばらくワラサの小さな群れが接岸し、キャストするたびにちょっかいを出してきました。
ヒラマサが釣れる可能性もあるので少し釣ってみましたが、ワラサを3匹で連続キャッチでしたね。

ワラサの群れは10分くらい目の前に居続けましたが、しばらくするとどこかへ消えました。

そして徐々に風・波が高くなってきたので、再びルアーを替えます。

アクションの安定感を重視し、ダイワのラフライドヒラマサチューン160Fを使います。

やや深くダイブして高い安定性のあるスイミングを見せるので、荒れた時や激流エリア攻略でかなり役立ちます。

ライドヒラマサチューンに替え、アクションは同じようにリーリングメインで釣っていきます。
できるだけ穂先を水面に近づけ、緩急をつけたストップアンドゴーでスイム。
入力の時だけロッドをチョコッと動かしますが、それ以外は完全にリーリングで動かします。

ライドヒラマサチューンに替えてから20分くらいが経過したでしょうか。

ルアーが足元まで寄ってきたんですが足元にサラシが出ていて潮も効いているので、至近距離を丁寧に引いていると、まさかのピックアップ寸前で水面が大爆発!
足場から3mくらいの超至近距離のヒットだったので、これは完全に想定外。

ヒットした時に魚体が見えましたが、明らかにデカいヒラマサでした。
ロッドを頑張って起こして体制を整えようとしましたが、近距離過ぎて足元の根にラインがスタック。

引きはがそうとしますがドラグが止まらず、そのままPE10号のスペーサーがブレイク・・・。

さっき釣れた10kgオーバーのヒラマサよりも明らかに大きく、凄まじいパワーでした。
もう少し沖の方でヒットしていれば結果は変わったかもしれませんが、反転してからの突込みを抑えきれませんでしたね。

のされることはなかったんですが、リールを巻き始めるところまでいきませんでした。
めちゃ悔しかったですね。

結局今回はこんな感じで、メーター10を超える10kgオーバーのヒラマサをキャッチすることができましたが、更なる大型を足元ヒットで逃すという、悔しさもある釣行になりましたね。

怪我で一時中断しましたが、秋からは毎日のようにヒラマサを釣ってきてやり取りはかなり素早くなりましたが、まだまだ甘さがありますな。
まだヒラマサシーズンは続くので、年末の地元への帰省まではヒラマサとのやり取りを楽しみたいと思います。

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/4
  • リール:ダイワ 22セルテートSW14000-XH
  • ライン
    • メインライン:シマノ オシア8 5号
    • スペーサー:バリバス キャスティングPE SMP 10号
    • リーダー:サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 100LB
  • ルアー:ジャンプライズ ララペン165F、パームス ラッシュダイブ160、ダイワ ラフライドヒラマサチューン160Fなど

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