こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はエコギアから発売されているアジ職人アジマスト2インチ・2.4インチの特徴や使用感を詳しくインプレしていきます。
アジマストはアジング用ワームとして非常にベーシックなストレート・ピンテール型のワーム。
一見すると、特に特徴が無いように見えるかもしれませんが、実際に使ってみると非常にバランスが良くてかなり使いやすいんですね！
忖度なしにインプレしていくので、アジング用ワーム選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 渓流釣りやタナゴ釣り～ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
アジマストのスペック
- 素材：一般的なワーム素材
- サイズ：2インチ、2.4インチ
アジマストはサイズ展開が2種類あり、2インチと2.4インチになります。
どちらも極端な使用感ではないのでオールラウンドに使えますが、10cm台中盤程度までのアジがメインの時など、魚のサイズが小さめの時は2インチの方が無難に使いやすいですね。
エコギアらしい基本に忠実なワームです。
アジマストを「サクッと」インプレ！
アジマストを詳しく解説する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。
- 飛距離：平均～やや優秀
- 耐久性：やや優秀
- アクション：ボディの水押し+テールの柔らかな動きによるアピールと食わせのバランスが非常に良い！
- 使い方：ただ巻き・リフトフォール・ドリフトなど何でも
- リグ：ジグヘッドリグ・キャロなど何でも
- 適したシチュエーション：アジング対応のライトゲーム用ワームとして非常にベーシック。状況判断の1投目にもおすすめ！
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
アジング用ワームとして非常に汎用性が高く、アジマストを基準にしてみて、そこからワームをローテーションするような使い方もおすすめ！
飛距離
アジマストの飛距離ですが、シンプルなピンテールワームなので空気抵抗はそれほど大きくなく、平均～やや優秀なくらいの投げやすさがあります。
アジマストはボディが細すぎず、程よいボリュームが確保されているのが良いところ。
これにより、空中でクネクネと曲がり過ぎないですし、自重も軽すぎないことでちょうど扱いやすいんですね。
カッ飛びとまではいきませんが、一般的な漁港内を中心としたライトゲームであれば、必要な遠投性能はしっかり確保できます。
耐久性
ワームの耐久性に関してですが、アジマストはエコギアアクアのような超ソフトなマテリアルではなく、一般的な素材が採用されています。
ダイワの月下美人シリーズのような優れた伸縮性は無いんですが、素材自体には程よいコシ・粘りがあり、持ちは悪くありません。
決してワームが硬いわけではないんですが、ゴムのような粘りのあるマテリアルなんですね。
1度ジグヘッドにセットして徐々にズレやすくなってきたとしても、刺しなおしである程度の対応が可能です。
釣れる魚のサイズや扱い方にもよりますが、アジ狙いであれば1本で10匹くらいは普通に釣れますね！
一般的な素材のワームとしては、比較的持ちは良い印象です。
アジマストのアクション・使い方
ただ巻き
アジマストはただ巻きで使用すると、テールが水流を受けてチラチラと動いて魚に対して繊細にアピールしてくれます。
水面に小魚系のベイトが見えているような時は、水面直下を少し速めのリトリーブで探るのもおすすめ。
テールの付け根付近は球体が連結しているような形状をしていて、水流を受けた時のアクションレスポンスに優れている印象があります。
なお、ただ巻きやリフトフォールなど、アクションを与えた時に程よい具合で操作感が分かりやすいのもこのワームの良さになります。
パッと見ではボディが丸いように感じますが、微妙に偏平した形状になっています。
この偏平したボディにより、ボディの背面が程よく潮を受けてくれるんですよね。
軽いジグヘッドを使った時でも操作感が軽くなりすぎず、程よい抵抗感と水押しによるアピールを確保しているのがアジマストの良さの1つです。
リフトフォール・シェイク
アジマストはロッドアクションを与える使い方にももちろん対応できます。
指でつまんでみると、こんな感じで程よいハリがあります。
偏平していて程よい硬さのあるボディがロッドアクションに対してしっかりと水を押しつつ、細身のテールが滑らかに・繊細に動くことで、食わせ能力を発揮します。
吸い込みやすさも安定しており、硬いだけ・柔らかいだけのワームではなくバランスが良いです。
ただ巻きの時と同様、操作感も良い具合に分かりやすく、かなり使いやすく設計されているワームですね！
なお、ロッドアクションはラインスラッグを出し気味にして移動距離を抑えたシェイクのような感じでヘコヘコ誘っても良いですし、少しラインを強めに弾き、逃げ惑う小魚系ベイトを演出するような誘い方にも対応。
小型のキビナゴを追うアジに対し、タングステン素材のジグヘッドをセットして速めのロッドアクションで水面下をスイミングさせるパターンで連発でした！
ドリフト
アジマストはドリフトで使うこともできます。
細身のストレートワームと比較すると、滞空時間が少し長く稼ぎやすく、真下にストンと落ちにくいんですね。
ですので、潮に乗せてカーブフォール気味にジワジワ落とし込んで低活性な魚を食わせたり、使い方は様々です。
軽比重ジグヘッドをアジマストに合わせ、水面直下をドリフトさせてアジが連発でした。
汎用性が高く、様々な状況に対応できますよ！
適したシチュエーション
アジマストはオールラウンドに使えるワームなので、使うシチュエーションは特に選びません。
とりあえず釣り場についての1投目に投げてみたり、アジ以外にもメバルやセイゴも良く釣れます。
サイズの使い分け
2インチ
2インチのアジマストですが、狙うアジのサイズとしては10cm台中盤くらいからと、一般的な漁港内のアジングを広くカバーできます。
また、ボディが短い分操作感はダイレクトになり、ジグヘッドの重さを活かした使い方が得意ですね。
少し深い場所までキッチリ沈めて探りたい時や、少しキレのあるアクションを重視したい時にも2インチはおすすめ！
2.4インチ
一方で2.4インチですが、2.4インチもそこまで大きいワームではないので、汎用性は十分あります。
私としては、アジのサイズが10cm台後半以上の時や、ワームの浮力を活かして浅いレンジをスローに漂わせたい時、魚影が少し薄い時にシルエットによる集魚効果で効率よくアタリを引き出したい時などにおすすめです。
ベーシックなのはどちらかといえば2インチですが、2.4インチの長さが活きる場面もあるので、あくまでも状況による使い分けが大切ですね。
おすすめカラー
カラーは正直言って好みで選べば問題ありませんが、私が好きなものを選抜しておきます。
細かく揃えるとキリがないですし、私の場合はこの3色程度があれば、大半の状況はカバーしてしまいますね。
艶シラス
艶シラスは若干パールっぽい色合い+ラメのカラー。
強すぎず弱すぎない存在感があり、澄潮～濁り潮まで使うことができ、オールラウンドに対応できるのでかなりお気に入りのカラーですね！
クリア シルバーFlk
次に紹介するのはベーシックなクリア系のシルバーラメですね。
デイ・ナイトともに使えますが、澄潮の状況やシラスなどの小魚系のベイトが見える時に使う機会が特に多いです。
クリア+シルバーラメはライトゲームの鉄板です！
アミエビ
アミエビはオレンジ系のカラーで、主に黄色～オレンジ系の常夜灯周りやアミ・プランクトンパターンで使うことが多いです。
最近増えてきているLED系の常夜灯周りでは使う機会は少なめですが、白系の常夜灯周りでも全く問題なく魚は釣れますね！
まとめ！
今回はエコギアのアジ職人アジマストのインプレをしました。
- 若干偏平したボディによる水押し・抵抗感と繊細なテールのバランスが非常に良い
- 誘い方問わずにオールラウンドに使え、汎用性に優れたワーム
- 2インチは魚のサイズが小さい時や、ダイレクトな操作感を重視したい時に
- 2.4インチは滞空時間を活かしてフワフワと漂わせるように誘ったり、シルエットによるアピールを出したい時に
要点をまとめるとこんな感じで、アジング用ワームとしてベーシックに使いやすですね。
入手のしやすさも安定していますし、アジング初心者～上級者の方まで誰にでも使いやすいおすすめワーム！
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