7月9日更新分 ベタ凪の磯でイサキ・ショアレッド・チヌ

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は地磯へイサキ狙いの五目釣りへ行ってきました。

予報ではベタ凪のはずなので、プランとしてはイサキを釣りつつ、ダメならハタの様子を見てみる感じで。
かなり暑くなってきて、地磯の釣りは厳しい時期が到来ですが、果たしてどんな展開に?

小型のイサキがポツポツ・・・

とりあえず狙いのポイントに到着しましたが、予報とは違って横風が若干強め。
風速7~8mほどと、ボトムを取るハタゲームには少し釣りにくい状況ですね。
足場が低い磯なら良いんですが、今日のポイントは少し高めなポイント・・・。

この感じだとハタ狙いは厳しそうかな。

まずはイサキメインの五目釣りをやりたいので、先発はいつものジグで。

いつも通りの撃投ジグ40gで調査開始です。

見た感じ潮はあまり流れていない様子ですが、果たしてどうかなぁ。

出来るだけ風を正面から受けるように立ち位置を調整して1投目。

フリーで落として着底までカウント45ほどと、イサキ以外にも色んな魚が釣りやすい水深です。

このポイントは沖は細かい石、手前は岩盤のかけあがりになっています。

去年の今頃はイサキ以外にもショゴが結構釣れたり、青物の釣果も上がっていましたが今年は去年より1か月以上遅れています。

潮は若干左から右に流れていますが、ベストな状態よりも潮は緩いですね。

この感じだと魚の活性は低そうなので、ややスロー気味のラインスラッグを使ったワンピッチジャークで移動距離を抑え、ボトムから数メートル程度上のレンジでピラピラさせる誘いをメインに釣っていきます。

釣れる時はアカハタなんかもジグで釣れるんですが、30分ほど丁寧に探り続けてもアタリはゼロ・・・。
予感は的中し、状況はかなり厳しいみたいですね。

それでも、波打ち際の至近距離には小さなカタクチイワシっぽいベイトが見えるし、風で細かく波気立っているので完全にノーチャンスではなさそう。

ゆったりめのワンピッチを軸に、時々高速巻きやジャカ巻きで誘いあげたりしながら、諦めずに探っているとようやく「ドッ」という素早いバイト。

合わせを入れると無事ヒットしましたが、重量感はあまりありません。

ゆっくり寄せてくると、釣れたのは30cmチョイ位のやや小さめなイサキ。
食べるには少し小型なので、ノータッチでリリースしました。

このポイントは割と大きいイサキが多い印象があったんですが、今日は違うパターンかな?

スロージャークからの巻き上げによる動きの変化で食ってきたので、そのパターンを継続して探ります。

群れている時は連続でポンポン釣れることも普通ですが、今年は比較的単発で釣れるパターンが目立ちます。
群れの規模が小さいのかな?

ファーストヒットから15分ほどはアタリが無かったんですが、諦めずに釣り続けていると巻き上げ中に再びバイト!
今度もしっかりフッキングしましたが、また軽い感じ。

結構元気に引くのでやり取りは楽しいですが、40オーバーのイサキのような重量感はありません。

口切れしないようにやり取りし、上がってきたのは30cmクラスの小さいイサキでした。
このイサキも食べるには少し小さかったので、ノータッチでリリース。

その後すぐに1回ショートバイトがあったものの掛けられず、このまま粘っても小型のイサキしか釣れそうもないので狙いを変えてみます。

薄いサラシを狙ってマダイ・チヌ

ハタを狙うには風向きが悪いし、ヒラスズキを釣るにはベタ凪だし・・・。
何を釣ろうか迷いましたが、波打ち際に若干ベイトが見えるので、超薄いサラシを丁寧に釣ってみることに。

運が良ければヒラスズキが釣れるかもしれないし、ベイトについている他の魚が釣れる可能性もありそうです。

状況は良くないので、ナチュラル系のミノーじゃないと食いそうもないコンディション。

こういう時に強いミノーの1つが、エヴォルーツですね。

120を使おうか迷いましたが、最近個人的にかなり良い思いをしている99VSPをチョイス。

チャプチャプしている薄っすいサラシの周辺にキャストし、少しだけレンジを入れたらテンションを緩めてドリフト・・・。

このテンションを緩めてドリフトできる点がフローティングミノーには無いメリットになり、より波の力を使ってヨタヨタさせることができるんですね。

微妙な払い出し+沈み岩が絡むスポットにエヴォルーツを流し込み、特に引っ張らずにフワフワさせていると、突然「ズン」とバイト。

合わせを入れると無事ヒットしましたが、重たい感じの引き。
ヒラスズキにしてはスピード感が無いので、犯人はすぐに分かりました。

チヌ エヴォルーツ99VSP

定番のチヌをキャッチ。
条件が良くない中で釣れたので、魚種問わずに嬉しいですね。

すぐにリリースして少しズラしたポイントにエヴォルーツを流し込むと、水面直下を漂うルアーに「ギラン」とバイト!

完全にヒラスズキでしたが、ベタ凪で警戒しているのかショートバイトでフッキングできず・・・。
サイズは60クラスのアベレージでしたね。

このスポットでのヒラスズキのチェイスはこの1回のみで、他の反応もありませんでした。

そこで、少し歩いて斜めに岩盤が落ちていくポイントに到着。
ここも微妙にサラシが出ていて、丁寧にやれば何かしら釣れそうな感じ。

水面直下のところまで大岩が入っているので、サスペンドのミノーだと岩にスタックするリスクが高め。

ここはルアーの浮力を活かしてかわしやすくするため、ノーマルのエヴォルーツ120Fにローテーションします。

フジツボ付きの岩にミノーを取られないように注意しつつ、水面直下にミノーを入れてドリフト気味にヨタヨタ・・・。

すると、数投目に突然鋭いバイトがあり、合わせを入れると中々の突込み。
明らかにヒラスズキの引きではないですが、これは小さいタマンか何かかな?

強引に沈み岩をかわして無事ランディング体制に持ち込めましたが、上がってきたのは赤い魚体。

マダイ

釣れたのはマダイでした。
1.5kgくらいと小さめでしたが、マダイのようなガンガン首を振る引きではなく、かなり元気に疾走する感触で楽しかったです。

この後はセイゴサイズのヒラスズキが1瞬ヒットしたもののすぐにフックアウトしてしまい、なんだかんだで楽しめたので今回はこれにて撤収することに。

そろそろ青物が釣りたくなってきましたが、今年はいつから始まるのかな。
今のところはまだ小サバ以外に春から残っているイナダや小さいヒラマサの気配しかなく、ワカシやショゴの姿は全く見かけません。

去年は5月終わりごろから釣れ始めたので、もう1か月以上遅れてますね。

さすがに7月いっぱいくらいまでに始まってくれないと、夏はハタやチヌ・イサキに癒してもらうしかなくなりそうです・・・。

今回活躍してくれたのがエヴォルーツシリーズ。

攻撃的なデザインのミノーですが、アクションは非常に繊細で食わせ能力が非常に高いです。
シマノのサイレントアサシンなど、ややアピール力が強いミノーだと見切られるような状況でかなり強いですね。
忖度なしに使いやすいです。

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
  • リール:ダイワ 23ソルティガ 5000-XH
  • ライン:DUEL TX8 2号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC10号
  • ルアー:オーナー 撃投ジグ40g、ブレイズアイ エヴォルーツ99VSP・120F

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