11月14日更新分 秋のロックショアでメーカークラスのヒラマサ!10kgオーバー出現も

記事内に広告を含みます

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は磯へ青物狙いへ行ってきました。

ここの所連日爆風続きでヒラスズキがメインになっていましたが、若干風が弱くなりそうだったので青物を狙ってみます。

全体的な傾向として、最近はベイトの接岸状況が良くない感じがしますが、果たしてどうかな・・・。

今回はどんな釣行になったのか?

小規模なマイワシの群れに着く青物

今回は干潮からの上げ潮を狙ってみることにしました。

時間的には昼過ぎからのんびり釣っていきます。

磯を歩いてポイントに着くと、久しぶりに穏やかな海。

潮はそこそこ流れていそうな雰囲気があり、上げ潮に乗って魚が接岸してきてくれれば良いんですが。

サワラの気配があれば優先的に狙いますが、何となく釣れそうも無いのでジグでショゴなどを狙おうかな。

先発は撃投ジグストライクの85gをチョイス。

ボトムまで着底させるのにカウント30ほど、表の潮は通っていますが、底潮はあまり動いていないかな・・・。

水面付近にベイトの気配はあまりなく、岸際にマイクロベイトが若干居るだけ。

釣り開始30分くらいは全くアタリが無く、ちょっとヤバそうな気配・・・。

いつ状況が変わるか分からないので、とりあえずキャストは続けます。

少し沈下速度を抑えてスローに探る方が良さそうだったので、ジグを平べったいZEAKEのRサーディンロングの80gにチェンジ。

ロングジャークとスロー気味のワンピッチを主体に誘いを掛け、時々速めの巻きで変化を出していきます。

相変わらず微妙な状況が続いていたんですが、ジグをシャクり続けていると足元に10cm位のマイワシの群れを発見★

このマイワシに青物がついていることが多いので、ちょっと集中して探っていきます。

ボトムから10mくらい上の中層をスローなワンピッチでジグを躍らせ、その後少しスローにただ巻き・・・。

すると、ただ巻き中に「ズン」というアタリがあり、合わせを入れるとヒット!

かなりかけあがりが急で根ズレする可能性が高いポイントなので一気に寄せますが、重たい感じなのでブリ系か?

とりあえずフルパワーでリールを巻いてきますが、途中でかなり強めの抵抗。

ここでドラグを出すとラインブレイクするので、4kg半ほどにセットしてあったドラグを締めこんで応戦。

何とか反撃されることなく寄せることに成功しましたが、この抵抗感はブリじゃないな・・・。

ブリだったらドラグはほとんど出さずにキャッチできるはずなので、ヒラマサでしょう。

後は至近距離の足場から伸びた岩のオーバーハングが難所。

しかしここでもたつくと負けるのが確定しているので、ロッドには間違いなく過負荷になっていますが一気に寄せます。

少しリーダーが擦れる感触がありましたが無事クリアし、ズリ上げてキャッチ成功!

ヒラマサ

正体はやっぱりヒラマサでしたね★

重さを測ると7.3kgでしたが、スレンダーで長い個体だったので長さは90後半1m級。
もう少し肥えていれば、8kg~9kgクラスでしたね。

先日キャッチしたワラサも8kgクラスでしたが、やはりヒラマサは引きの次元が全く違いますな。

ブリは重たいだけなので、慣れてしまえばPEの1号~1.5号ほどでもキャッチできますが、ヒラマサは根に入ろうと疾走しますからね。

弱る前にリリースし、少し休憩して釣りを再開。

忘れた頃に10kgオーバーのヒラマサがヒット!

とりあえず1本良いサイズのヒラマサは釣れたし、結構満足しました。

しばらくジグをシャクったもののこれといった反応が続かず「無」の時間が過ぎ、疲れたのでプラグにチェンジ。

表層付近にベイトの気配はありませんが、可能性はゼロではないのでラピードをチョイス。

ゆったりめのスローな誘いを中心に探り続けていると、忘れた頃に「ボコン」と強烈バイト。

しかしルアーを弾かれてしまってフックアップせず。

小型のイワシを追っていてショートバイト気味になったのが原因か?

トップの可能性を感じることができたので、ここからはラピードやポップクイーン、フィードポッパーなどのトッププラグをローテーションしながら釣りを続けたものの、完全ノーバイト・・・。

やはり魚が居ても単独な感じで、まとまった群れは居ないみたいですね。

そのまま休憩したりしながら時間が過ぎていき、少し夕マズメの気配が出てきました。

すると、岸沿いに8cm~10cm位の小型のアジっぽい群れが。

沖では鳥が飛び始め、これは気配がありますね~。

ベイトが小さいので、ルアーをトッププラグからモンスターショット110にチェンジ。

結構横風が吹いてきたので、高比重なモンスターショットをロングキャストして水面直下を探ってみます。

風を使ってドリフト気味に流し込み、スローなただ巻きでテロテロとスイムさせつつ、時々巻き速度を一瞬速くしたり、逆に遅くしたりして最小限の変化で誘いを掛けます。

しばらく全くアタリが無くて「これはダメか?」と思い始めた時、スローなただ巻き中に「ゴッ」というひったくり系バイト!

すかさず合わせを入れて全力のやり取りを開始。

さっきヒットしたヒラマサよりも明らかに重く、締め気味にしておいたドラグがズルズル滑る。

ロッドはショゴやサワラ・ブリ・5kgくらいまでのヒラマサなどを考慮したクロスライド5GのMHなので、既にロッドはグリップから曲がり込んでいます。

しかしここでブレイクは避けたいので、ドラグを更に締めて応戦。

ショートポンピングで全力で巻取り、反転させずに何とかかけあがりをクリアして寄せることに成功。

この重量感は10kgくらいありそうですが、どうやって取り込もうか・・・。

潮位が上がってきており、手前の張り出した岩礁が先ほどよりも厄介な位置になっている。

何とかあと数メートルの距離まで寄せることに成功し、魚体を確認。

上がってきたのは完全にメーターオーバーのヒラマサで、10kg超えていそうな良いサイズ!!

最後の張り出した岩をクリアしようと立ち位置を少し調整してやり取りした時、最後の反攻。

至近距離で真下に突っ込まれ、ロッドの曲がり角度がヤバい状態に。

「これ以上曲げると折れる」と頭が判断し、リールを巻き込めませんでした。

このままヒラマサに反転されてしまい、ドラグが一気に引き出されて「プツッ」とラインブレイクでテンションが抜けました・・・。

ロッドは無事でしたが、釣りをしていてここまで悔しい思いをしたのは久しぶりです。

反省・タックル追加の必要性

ちなみに、家に帰ってからドラグの状態をチェックしましたが、手元でまっすぐに引っ張った状態で7kg弱掛かっていました。

ロッドを曲げた状態だとおそらく7kg中盤~8kgほどのドラグテンションになっていたと思うので、MHクラスのショアジギングでは明らかに負荷の掛け過ぎですね。

ロッドをチラッと見ながらやり取りしていましたが、もはやバットに余力は無くて中々危険なレベルで曲がっていました。
まして軽さ重視のシャキッとしたクロスライド5Gなので、少し怖さがありましたね。

これくらい負荷を掛けても良型ヒラマサに一度反転されてしまうと止まらないし、これからの時期はヒラマサ用のH~XHクラスのロッドは揃えないとダメだなぁ。

堤防や開けた磯で使うなら今のロッドでも全く問題なくて非常に気に入っていますが、ハタ等を狙うような荒根のポイントだと、ロッドが限界まで曲がってしまってどうしようもないです・・・。

今回はかなり悔しいラストになってしまいましたが、得られたものも大きかったですね。

  • 渋い状況下におけるシンキングペンシルの有効性
  • PE3号ほどあれば、適切にやり取りすれば根周りで10kgクラスのヒラマサをヒットさせても寄せることは十分できる強度はある
  • 体を上手に使ってやり取りすればそれほど疲れずに、スムーズに寄せられる。むしろジグをシャクり続ける方が疲れる(笑)
  • もう少し強い負荷に耐えられるロッドは必須

モンスターショットはロストしてしまいましたが、ヘビーシンキングペンシルはうまく使えばかなり強い武器になる予感がしています。

トッププラグやジグでは食わないマイクロベイトパターンや低活性時には良いんじゃないですかね。

ロッド選びは結構悩んでいて、私の場合は使用頻度が非常に高く、ステンレスのガイドだと毎回洗ってもすぐにエポキシとの隙間が錆びてしまうんですよね・・・。

なので、次に買うメインとして使うヘビーロッドの候補はチタンフレームのロッドですね。

この手の釣りをある程度のレベルで習得できるまで、かなり酷使する予定なので。

最初に候補にしていた、ロッドコムのストレイトショアやゼナックのミュートスは生産が全く追い付かずにいつ買えるか分からない状況なので、シマノのコルトスナイパーリミテッドが狙い目かな。

問題点としては、XHのオールラウンドモデルがラインナップに無く、プラッギング・ジギングスペシャルになってしまうんですよね。

これからは徐々にプラグの使用頻度が高まると思うので、プラッギングスペシャルで良いような気もしますが。

一方、リールはツインパワーSWの14000PGで決まりですね。
セルテートでSWでも良いですが。

現在使用中のストラディックSW+3号のセッティングでも超険しいポイントでなければ対応できますが、今は狙うのを避けている激浅+激流の岩礁帯エリアなどもあるので、5号以上のラインが巻けるリールは必要ですね。

今回はそんな感じで、良いサイズのヒラマサを1本キャッチできましたが、更に大型を痛恨の取り込み時のラインブレイクで逃すという悔しい展開になりました。

地元静岡中部ではできなかった、大型魚との力いっぱいのガチンコファイトは楽しすぎますね!

地元だとメータークラスのシーバスや座布団ヒラメ・ブリ・オオニベなどが大型魚になりますが、キャッチするのに全力のやり取りの必要はなかったので、今はかなり新鮮な気持ちで釣りができています。
ショアジギングの外道でキハダマグロを2回ほど掛けた思い出がありますが、その時はリールが壊れるくらいの勢いでドラグが出ましたけど(笑)

もっと鍛錬を積んで精進せねば。

使用タックル

  • ロッド:メジャークラフト クロスライド5G 1002MH
  • リール:シマノ 21ストラディックSW 6000HG
  • ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドクロス X8 3号 + サンライン ブラックストリームプラズマ 18号
  • ルアー:オーナー 撃投ジグストライク85g、ZEAKE Rサーディンロング80g、DUEL ハードコアモンスターショット110など

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です