スミス メバペンJrとメバペンメバル(オリジナルサイズ)の使い分けと考え方を紹介!

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スミス メバペンJr メバペンメバル 使い分け

こんにちは、まるなかです。

さてさて、今回はメバリングにおすすめなトップウォータープラグの1つ、スミスのメバペンについて。

 

「メバペンにはメバペンjrと一回り大きいメバペンメバル(オリジナルサイズ)があるが、どちらを使ったら良いのか?」

という質問を受けたので、この機会に私なりの考え方を紹介。

 

基本的な浮き姿勢やアクションなどの特性は似ているメバペンJrとオリジナル。

両者の使用感の特徴やメバルの習性などに着目しつつ解説していくので、購入時の参考になったら嬉しく思う。



メバペンJrとメバペンメバルのスペック的な違い

まずはメバペンJrとメバペンメバルのスペック的な違いについて、簡単にまとめておこう。

メバペンメバル メバペンJr 違い

上がメバペンJrで下がメバペンメバル。

両者を比べてみると、2周りくらいオリジナルサイズのメバペンの方が大きい。

 

実際のスペック的な違いについては、

  • Jr:全長39mm、重量2g
  • オリジナル:全長45mm、重量3g

 

こんな感じで差がある。

オールラウンドに使うならメバペンメバルがおすすめ

メバペン 釣果 メバル

メバルのトップウォーターゲームでオールラウンドに使うことを考えるなら、私のおすすめは断然オリジナルサイズのメバペンメバルかな。

理由はいくつかあるが、メバペンに適した使い方(後で紹介)やキャスタビリティを考慮すると、圧倒的に使い易いのは大き目のメバペンメバル。

 

両方を使い比べると分かるが、メバペンメバルはトッププラグの中では比較的浮力が小さく設定されており、よく飛んで水掴みが良い。

なので沖目のポイントを攻略したり、ピンスポットにルアーを入れるのも比較的楽にできるはず。

 

また、ボディが程よく大きいので、潮や風の流れに対して粘りがあって使い易い。

とりあえず1本で色んな状況で使える汎用性が欲しい方・初めてのメバリング用トッププラグとしておすすめなのは、「メバペンメバル」だね。

 

とりあえず初めての1本としてはメバペンメバルの方がおすすめだが、状況による使い分けについてもう少し詳しく紹介していこう。

ドリフト・動かさない釣り方にはオリジナルサイズから使う

メバペンは浮力が低くて水面に張り付くように浮く特性を持っている。

この特性を活かす使い方の1つがドリフトになり、メバペンJrもオリジナルのメバペンメバルもスレたメバルに対してネチネチと誘いを掛ける使い方が効果的。

 

このようなドリフトや長めのポーズを駆使した使い方をするのであれば、個人的に使い易いのはオリジナルサイズのメバペンメバル。

シルエットの存在感・水押しによるナチュラルなアピール力

ドリフトやポーズを駆使したメバルのトップウォーターゲームにおいて重要だと感じているのが、いかにしてメバルに「自然な形でルアーを見つけてもらうのか?」ということ。

 

基本的にルアーを必要以上に動かさない釣り方では、ルアーを操作してメバルにルアーを見つけされるのはNG。

難易度が高いスレたメバルほど、必要以上に動くルアーは見切ってくる可能性が高い。

 

こういう時は、程々に大きさのあるルアーの方がシルエットの存在感や、波や風で自然に生み出される微波動によるアピール力が高い。

だからルアーを動かさなくても、勝手にメバルがルアーを見つけてくれる可能性が高くなるってわけだ。

 

個人的にルアーを必要以上に動かさない釣り方ではあまり小さいものは使わず、程よい存在感があるメバペンメバルを先発に使うことが多い。

放置系の釣りは多少サイズがアバウトでもメバルは食う

ドリフトなどの水面放置系の釣り方をすると、多少ベイトとサイズ感が違っていてもメバルは問題なく食ってくる可能性が結構高いもの。

 

メバルが水面に浮いているプラグを発見した際、水面の波や光によって存在がぼやけるためなのか分からないが、かなり強めのプレッシャーが掛かっていなければバイト位は引き出せることが多い。

 

だからいきなり小粒のメバペンJrを使うのではなく、楽に遠投ができてシルエットによるアピール力も大きい「オリジナルサイズのメバペンメバル」から使うようにしている。

メバペンJrを選ぶ場面

一方でメバペンJrがおすすめな場面もあるが、それはどんな時か?

メバペンJr

ルアーをしっかり動かして使う時

ドリフトなどの水面放置系の釣り方ではなく、ロッドアクションを与えてルアーを操作し、積極的にメバルにアピールしていく時。

 

こういう時は、ベイトのサイズや波動の強さ・水面の有れ具合などによってルアーのボリュームを調整した方が魚の反応も良くなることが多い。

なので小粒のベイトを偏食していそうな時はメバペンJrを選ぶし、そこまで落とさなくても反応が出そうならオリジナルサイズから使う。

ミスバイトや外掛かりが目立つ時

トップウォータープラグを使ったメバリングをやっているとどうしてもぶつかる壁が、「メバルが水面を割るのに掛からない」パターン。

 

こういう時、オリジナルサイズのメバペンメバルだとルアーが弾かれたり、フッキング出来ても口から離れた所にフッキングしてしまうことがある。

理由はいくつか考えられるが、代表的なものとしては

  • メバルの活性が低く、しっかり口を開いてバイトしていない
  • メバルのサイズが小さく、吸い込みが弱い
  • バイトの勢いが強すぎて弾かれている

 

こういったものが挙げられる。

 

これらを完全に解消するのは結構難しかったりするが、対処法の1つとして「ルアーのボリュームを小さくして、魚の吸い込みを良くする」というのは効果的な手段。

オリジナルサイズのメバペンメバルを使ってみてフッキングが悪いと感じた時、小さめのJrにチェンジするってわけだ。

メバペンで食わないライズもある

メバペン自体はかなり食わせ能力が高いペンシルベイトだが、それだけではライズしているメバルを攻略できない場面も存在している。

シンペンやミノーとのローテーションも視野に入れる

メバリング トップ シンペン 使い分け

確かに水面を割って餌を捕食しているにもかかわらず、水面に浮くルアーを見切ってくる時。

こういう時はシンキングペンシルやミノーなど、水面下に沈むルアーに交換すると1発で食ってくる事もよくある。

 

メバルがライズしているからと言って、「トッププラグが一番効くとは限らない」ということは覚えておいた方が良い。

 

例えば、ブルーブルーのスネコン50S。

ブルーブルースネコン50s メバル 釣果

このルアーを水面下で最低限の誘いを掛けてドリフトさせて使うと、トッププラグを見切る個体を一発でバイトさせることができたり・・・・。

詳しい理由は良く分からないが、独特なS字アクションが特徴のスネコンには非常に助けられている。

 

トップに出ない時は、ナチュラルな誘いができるシンペンやリップレスミノーでフォローを入れるのもかなりおすすめだね。

▼メバリングにおすすめなシンキングペンシル紹介記事はこちら

メバリング シンペン シンキングペンシル おすすめ【実釣比較】メバルにおすすめなシンペンはコレ!シンキングペンシル選びの基本と合わせて解説

 

 

スミスメバペンJrとメバペンメバル(オリジナルサイズ)の選び方・使い分けについてはこんな感じ。

基本的には大きい方のオリジナルサイズがおすすめで、メバルのプラッギング初心者の方にも使い易い印象。

 

とりあえずはオリジナルサイズを使ってみて、それでもダメなら小粒なJrの方を使えばOKかなと。

水面炸裂のトップウォーターゲームはかなり面白いが、アクションとポーズのタイミングなどはかなり奥が深くて面白い。

特にスレたメバルを相手にするときは誘い方でかなり魚の反応が変わってくるので、使い方の工夫が重量になって来るね。

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