さてさて、前回の南伊豆メッキ釣行の後半戦を。
港や磯・サーフでメッキがそれなりに釣れ、とりあえず最低限満足したのでここでポイントを移動。
やってきたのはメッキやハゼ釣りで有名な青野川!
真昼間のデイゲームですが、今年の感じならメッキの魚影が結構濃いので何とかなるだろうと。
果たしてメッキ釣りの聖地、青野川釣行はどんな結果に?
▼青野川釣り場解説
上げ潮の青野川メッキ釣行
ちょうど青野川についたのは上げ潮が効いてくる時間帯。
とりあえずどんな場所にメッキが着いているのか分からないので、まずは7gのDUOテトラジグでボトムの地形把握から・・・。
所々にゴミや根が点在しているのか、ちょっと根掛かりが怖い感じだ(-_-;)
沖合いから岸沿いまで大雑把にボトムを叩き、大体の地形変化は把握。
狙い目はちょっと掘れた流心付近と、手前の駆け上がりかなぁ。
後は目立ちやすい橋脚周りや小規模な流れ込みなんかもあるけど、分かりやすい場所のメッキはスレていることも多いので見極めが重要になってきそうだ。
ボトムの変化に良型メッキが!
地形の把握がザックリと済んだところで、オールラウンドに使えるDコンパクトをチョイス。
とりあえず分かりやすい変化を中心に打っていくが、やはりそう簡単に魚の反応は返ってこない。
極小サイズのオニカマスの幼魚やコトヒキはチェイスしてくるんだけどな・・・・。
しばらく探りを入れた所でメッキの反応はない。なので狙いをボトム付近の変化にチェンジし、カウントダウンをしっかり入れてミノーを深めのレンジに入れていく。
メタルジグを使って発見していた岸近くの駆け上がりの斜面を歩きながら、かつ丁寧に探っていくと5分くらい経過したところでメッキの猛チェイス!!
サイズは全て20cm以上ある感じの群れで、数匹のメッキがルアーの周囲をギランギランやっている( ̄ー ̄)
1投目では食わせきれなかったが、すぐに同じ場所に投げてちょっとレンジを深めに入れるとヒット!
流石青野川のメッキ、他の場所よりもサイズが大きくてめっちゃ引くね~。
ドラグをチリチリ出されながら、楽しい引きを堪能してキャッチ成功。
よしよし、幸先はまずまずこの時期釣れるメッキとしては十分なサイズをゲットですね★
メッキはスレ気味・反応が続きにくい
まだ近くにメッキの群れが居るはずなんだけど、やはりプレッシャーが掛かっている為か後が続かない。
どうやら大きい群れが形成されているわけではなく、数匹単位の小さめの群れで行動しているのか?
ボトムの変化をランガンで探る
メッキの群れが小さい時は一か所で粘っても効率が悪すぎる。
なので釣りのテンポをちょっと上げ、どんどん歩いて移動しつつボトムの変化を探っていくことに。
どうやらメッキが着いている場所には法則があるらしく、パターンを掴むと1キャスト目でガツンとバイトが出る( ̄ー ̄)
釣れてくるサイズは小さくても20cm位あり、大き目は25cmクラスだ。
時間的なものもあると思うが、メッキは全く浮いておらずカウントダウン+トゥイッチ後のフォールがキモらしい。
ただしレンジが合えば割とシンプルに食ってくるので、パターンさえわかればこちらのものだ。
その後も1か所でメッキが連発することは無いが、良いスポットに入ると1~2匹程のペースでメッキが良く釣れた。
沖合に潮がぶつかるスポットを発見
しばらくはそんな感じでメッキを広範囲から拾っていく展開が続いた。
しかし、ちょっと時間が経過すると沖合に川の流れと海から差して来る潮がぶつかっているスポットを見つける。
一か所だけ表層を流れるゴミの流れかたが変わっており、波の立ち方もおかしい。
こういう場所の下にメッキが溜まるんだよな~と思いつつ、ミノーをしっかり沈めていくと・・・・。
ゴツンと強烈なバイトがあり、そのままドラグがジージー出る。
なんか大きいのが食ってきたなぁと思いつつ、障害物はそれほどないので落ち着いてやりとり。結構重量感のある引きだが、時間を掛けて上がってきたのはシーバス。
引きの感じからしてすぐに正体は分かったんだけど、サイズは70cm程あるので意外と大きめだ。手元にタモがあるので、落ち着いてランディングすれば全く問題ない。
フックの掛かり方が嫌な感じだが、エラ洗いさせないように注意しつつ取り込みを・・・・・。
と思った矢先、後一歩の所でフックアウト。
まぁシーバスなんで、バラしても問題なしということで。
メッキ+セイゴの群れが集結!
どうやら狙いは有っていたらしく、メッキではなかったものの狙ったスポットで1投目にシーバスが食ってきた。
まだいい感じに流れがぶつかっているので、再び同じ場所にDコンパクトをキャスト。
すると、ボトム付近の深い場所でガツガツと連続でバイトが!!
食いが少し浅くてフッキングに持ち込めなかったが、水面下の様子を見るとミノーの後方にメッキとセイゴが超沢山。
ざっとみただけでも20匹以上はチェイスしてきている感じで、かなり濃い群れだ。
すぐにキャストしなおし、ゆっくり目のトゥイッチ&フォールで探るとすぐに釣れた。
マルセイゴ・ヒラセイゴ・メッキが完全に1つの群れになっており、その後もミノーを入れると狂ったように反応してくる(笑)
メッキのサイズは相変わらずまずまず良く、10cm台後半が時々混ざるもののほとんどが20cmクラス~それ以上大き目。
普段静岡で釣っているメッキよりも明らかにサイズが良いので楽しいな★
その後も30分くらいずっと入れ食いが続き、何匹釣ったのか分からない状況である。
沈んだメッキはメタルジグで
それでもずっと釣り続けているとメッキの反応が悪くなってきて、徐々に釣れなくなってきた・・・・・。
潮位の関係からか、潮がぶつかっている場所も消えてきてチャンスタイムはほぼ終わりかなぁ。
再びランガンを再開したが、微妙に魚のポジションが沖合にズレたためか反応が明らかに少ない。
こういう時はメタルジグに変え、沖合のボトムスレスレをスロージャーク&ただ巻きで。
しばらく反応が無い状態が続いたが、丁寧に釣り続けているとモゾっとバイト。
かなり微妙な小さいバイトだったが、メタルジグでメッキをキャッチ。
その後もこのパターンでメッキを数匹追加し、ちょっと場所を大きく変えてみた。
移動後はDコンパクトで再びメッキの反応が出たが、ラストに本日最大がヒット。
結局こんな感じで、青野川のメッキ釣行は非常に楽しめましたね!!
良型のシーバスがヒットしたり、かなりデカいメッキとセイゴの群れにも遭遇した。やはり、フィールドのポテンシャルは静岡とは違うことを実感。
まだまだこれからサイズも大きくなってくると思うので、時間を見つけて釣行したいですね。
使用タックル
- ロッド:ティクト アイスキューブ フルレングスボロン IC-610TFLB-ONE-T2
- リール:ダイワ 19バリスティックLT2500SS-CXH
- ライン:よつあみ リアルデシテックスWX8 0.4号、サンライン NEWブラックストリーム 1.75号
- ルアー:スミス Dコンパクト、DUO テトラジグ7gなど
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