さてさて、今回はDUELのライトゲーム用ヘビーシンキングミノーをインプレッション。
ハードコアLGヘビーミノーの使用感やアクションの特徴などを解説。
LGヘビーミノーはメッキやカマス等、回遊魚を狙ったライトゲームに使い易く、アピール力が高いセッティングという印象がある。
高活性な魚をテンポよく探ったり、広範囲から魚の居場所を探し出す時に使い易いはず。
ライトゲーム用ミノーを選ぶ時の参考になったら嬉しく思う。
ハードコアLGヘビーミノーのスペック・カラーラインナップ
LGヘビーミノーのスペックやカラーについて、簡単にまとめておこう。
- 全長:50mm
- 重量:6g
- フック:#12
全長50mmというライトゲームでは一般的なサイズだが、ボディ自体にボリュームがあるのでワンランク大き目の存在感がある。
カラーはナチュラル系~ハイアピール系まで満遍なく揃っている。
DUEL ハードコアLGヘビーミノーを「サクッと」インプレッション
LGヘビーミノーの使用感や特徴を簡単に紹介。
- 飛距離:固定重心ながらよく飛ぶ
- アクション:かなりアピール力が高めでブリブリ泳ぐ
- レンジ:大体50cm前後~丁寧に探れば2m程度までは余裕
- 使い方:ストップ&ゴーやトゥイッチなど、変化を与えた方が食わせやすい傾向アリ
- ターゲット:メッキやカマス等、回遊魚向き
私が実際にLGヘビーミノーを使ったインプレッションはこんな感じかな。
飛距離
LGヘビーミノーはしっかりとウェイトが入っており、キャスタビリティーは良好。
固定重心ながらよく飛ぶ
LGヘビーミノーはボディのボリュームもあり、6g程度の重量がある。
一般的なライトゲーム用のミノーの中では比較的重量級の分類になり、実際にキャストしてみても良く飛ぶ。
足場が高い場所や遠投が必要な場面でも使い易く、特に魚が沖の少し深い場所に沈んでいる時に実績が良く出ている。
ただし固定重心のミノーなので、向かい風が強く吹くと飛行姿勢が若干乱れやすくなる。状況によっては、メタルジグやバイブレーションの方が使い易い場面はある。
LGヘビーミノーのアクション
LGヘビーミノーのアクション・動きの特徴について紹介していこう。
強めのウォブンロール
LGヘビーミノーはリップがしっかりと水を受けるように設計されており、リトリーブを開始するとブリブリと強めのアクションで動く。
食わせのミノーというよりは、ハイアピールで広範囲をサーチするのに適したアクションの質。
引き抵抗はしっかりとあり、穂先にルアーの泳ぎを感じ取りやすい。
重量の割には低速リトリーブでもしっかり泳ぐので、レンジキープはしやすいと感じる。
イレギュラーなヒラウチ
6gの重量があるLGヘビーミノーなので、トゥイッチングでバシバシルアーを飛ばすには若干硬めのロッドが必要になる。
ロッドアクションを与えた時の動きとしては、ヒラを打ちながら左右にイレギュラーにダートする。
ダート幅はそこまで大きくないが、しっかり水を受ける設計になっているのでアピール力は高い印象だ。
メバリングロッドなどの柔らかめのロッドで使う時は、トゥイッチよりもストップアンドゴーの方が操作が楽にできておすすめかな。
フォールアクション
LGヘビーミノーのフォールアクションは、クルクルと回転しつつのスパイラル系。
水平姿勢で落ちていくミノーではないので、フォールで食わせるよりも巻きとイレギュラーな緩急を意識した方が良いかな。
私の場合はテンションフォールをメインに使い、フォール姿勢ができるだけ安定するように注意して使うようにしている。
アクションの立ち上がりは良好
LGヘビーミノーは固定重心のミノーなので、アクションの立ち上がりは非常に早い。
重心移動式のミノーのように「ウェイトボールが入る間」が存在しない為、リーリングを開始すればすぐにアクションを開始する。
ただ巻きはもちろん、緩急をつけた使い方にもキビキビと反応するので、自在な誘いが可能だね。
レンジ
沈下速度が比較的速めなLGヘビーミノー。カウントダウンを上手く使うことで、表層~中層までを広く探れる。
探り方次第で2m前後までは余裕で入る
メッキを狙う時など、高速引きを使えば水面から30~50cm前後のレンジを引くことが出来る。
一方、カウントダウンでじっくりとルアーを沈め込み、スローリトリーブや小刻みなストップアンドゴーを使えば「1m以深のレンジ」も楽に探れる。
私の場合は大体2m+α位までの水深まで入れてしまうが、それより深くなってくるとメタル系のルアーや重ためのジグヘッドにチェンジする。
一般的なスローシンキングミノーでは探り切れないレンジを楽に探れるので、魚が沈んだ場面での使い勝手は良好。
逆に浅い場所をスローに引く時や、ドリフト気味に使いたい時は使い勝手が悪いので、適切にルアーを使い分けるようにする。
LGヘビーミノーの使い方
LGヘビーミノーの使い方について、いくつかのパターンを紹介しておこう。
ストップアンドゴー
LGヘビーミノーはアピール力が高い分、ただ巻きだけだとアクションが単調になりがち。
なので基本的には食わせの間を与える為、緩急をつけて使った方が魚のバイトは増えやすい印象がある。
LGヘビーミノーは引き抵抗が比較的大きいミノーなので、ストップアンドゴーを使うと疲れにくくて楽に操作できる。
私の場合は
- カウントダウンで任意のレンジまで沈め込む
- ハンドルを2回転~5回転くらい巻き、ミノーを泳がせる
- 一瞬ポーズを入れ、再びリーリング
リールの巻き速度はその時によって変わるが、魚の活性が高そうなら速め。食いが悪い時は、ミノーが泳ぐギリギリの速さが基準。
ポーズ中にラインをフリーにしてしまうとミノーがクルクル回りやすいので、ラインが弛みすぎないようにしている。
トゥイッチング
ストップアンドゴーよりもアピール力は高くなるが、柔らかいライトゲームロッドだとロッドの反発力が弱くてやりにくいかもしれない。
おすすめは柔らかめのエギングロッドやシーバスロッド、バスロッドなど。
LGミノーのハイアピールな特性を活かすため、私の場合は比較的速めのテンポで2回~4回くらいの連続トゥイッチ&フォールをする事が多い。
もう少しスローに誘いたい時・狭いスポットを探りたい時はDコンタクトなどを使うことが多く、ミノーのアクションの質によって使い分けているぞ。
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LGヘビーミノーが適したターゲット
最後に、LGヘビーミノーが適しているターゲットについて簡単に紹介。
メッキやカマス狙いにおすすめ
LGヘビーミノーの飛距離やハイアピールな特性などを考慮すると、おすすめなのはメッキやカマスといった回遊魚狙いのライトゲーム。
特に、朝夕マズメの回遊性が高くて高活性な時間帯はハイアピール系のミノーが効果を発揮しやすく、実際に釣果も良く出ている。
ただしミノーのボリュームが若干大きめなので、小型のメッキが多い時はチェイスしてくるもののフックアップしにくい事がある。
10cm台後半位までのメッキが多い時は、ワンサイズ小さめの45mm程度までのミノーを使った方が効率よく釣果が伸ばせることも多い。
メバルには少し強すぎる
一方でメバリングに使うミノーとしては、個人的な印象としてはアピール力が高すぎて使い難い。
スレていないフィールドや大場所狙いの時は良いかもしれないが、港湾部や人的プレッシャーが掛かっている場所、ナイトゲームの場合などはナチュラルなミノーの方が使いやすいと感じる。
私の場合はメバリングにLGヘビーミノーを使うことは無く、回遊魚用という位置づけだ。
DUELのハードコアLGヘビーミノーのインプレッションはこんな感じで、しっかり泳ぐハイアピール系のヘビーシンキングミノー。
回遊魚狙いのライトゲームにおすすめなので、良かったら参考にして欲しい。
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