ゴーフィッシュ ヒラフィード128GP(フィードシャロープラス)を徹底インプレッション!

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ヒラフィード128GP フィードシャロープラス インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はゴーフィッシュから発売されているヒラフィード128GPの特徴や使い方のコツを詳しくインプレしていきます。

ヒラフィードは、タックルハウスから発売されているフィードシャロープラスというルアーのオリジナルカラーバージョン・フックレス仕様になります。

その名の通り磯のヒラスズキゲームなどで活躍するミノーで、特に水深が浅いスポットをジックリ・丁寧に探るのが非常に得意。
ですので、磯以外にも河口やサーフなどでも十分使えるルアーですよ!

忖度なしにインプレしていくので、ミノー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住
  • 現在は魚釣りで生計を立てています
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

ヒラフィード128GP(フィードシャロープラス)のスペック

ヒラフィード128GP
  • 種類:フローティング
  • 全長:128mm
  • 重量:21g
  • フック:#4(フィードシャロープラスのみ。ヒラフィードはフック別売り)

ヒラフィード128GPは13cmクラスの比重を抑えたフローティングミノー。
中~大場所や磯などを狙う時のベーシックなスペックを持つシャローランナーですね。

磯のヒラスズキゲームにて活躍してもらっています。

ヒラフィード128GP(フィードシャロープラス)を「サクッと」インプレ!

ヒラフィード ヒラスズキ 釣果

詳しい使用感を解説する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:平均
  • レンジ:50cm位まで
  • アクション:ワイドなローリングアクション。ゆったりめのピッチでスイミング
  • 使い方:ただ巻き・ドリフト・ジャークなど
  • 適したシチュエーションなど:水面直下を狙いたい時のシーバスやヒラスズキなど

ざっくりインプレするとこんな感じですね。

シャロー攻略用のミノーの中ではレンジが入りにくく、水面直下を丁寧に攻めたい時におすすめ!

深い場所を狙ったり、サラシが厚い状況の時は、もう少しレンジが入るミノーにローテーションして対応することが多いです。

飛距離

マグネット式重心移動システム

ヒラフィード128GPにはマグネット式の重心移動システムを搭載しています。

ヒラフィード 重心移動システム

ウェイトボールは3つ、固定力は強くないので、フルキャストしなくても移動させることができます。

飛距離

実際に私がヒラフィードを10フィート後半のシーバスロッド+PEライン1.5号のタックルでキャストすると、無風時でだいたい50m台後半の飛距離。

無風時の飛びとしては、よく飛ぶとさせるシマノのサイレントアサシンシリーズなどと比較してやや劣るくらいで、そこまで大きな差はありません。

しかし、横風や向かい風が吹くと、若干飛行姿勢が不安定になりやすく、少しだけ失速しやすい印象ですね。

レンジ

ヒラフィードの良さはそのレンジにあると感じます。

一般的なフローティングのシャローランナーは1m前後まで入るものが多いんですが、ヒラフィードの場合はそれよりも浅く、ロッドを下げて使っても50cm入るかどうかくらいです。

潮を当てた時に下に入ろうとする力がかなり弱く、水平気味の姿勢をキープする能力に長けています。

ですので、水面直下ギリギリ~40cm・50cm位までのレンジを探るのが得意なミノーとして考えておいてください。

ヒラフィードのアクション・使い方

ウェイトの入れ方のコツ・使い分け

これは、ドリフトで使う時に効果を発揮するちょっとしたテクニック・コツになります。

ヒラフィードは3つの球状ウェイトを利用したマグネット式の重心移動になっています。

一番後方のウェイトボールが中々良い仕事をしてくれるので、中級者以上の方はこのウェイトの動きを利用して使い方を工夫してみてください。

ロッドティップを下げ過ぎない状態で軽く穂先を「チョン」と煽ると、一番後方のウェイトが外れ、リアに移動させることができるんですね。

これによって浮き姿勢が尻下がり気味になり、ショートバイトへの対応力が変化します。

全てのウェイトを前方で固定した方が水平に近い状態をキープするので、魚に対してシルエットを大きく見せる点では有利です。

しかし、食いが悪い時など、ルアーをかすめるようにバイトしてくるだけの場合、少し尻下がりになった方がフックを吸い込ませやすく、ショートバイトを絡めとりやすいように感じました。

ですので、食いが悪いと感じた時や、掛かりが浅い時はウェイトの入れ方に注意して操作してみてください。

ヒラフィード ヒラスズキ

一番バラシ難いのが、フロントフックがカンヌキを貫通するパターン。
この掛かり方になれば、まずフックアウトすることはありません。

まるなか

ルアーを必要以上に動かさないドリフトでは、ルアーの浮き姿勢のちょっとした変化でフッキング率や掛かり方が変わるよ!

ただ巻き

ヒラフィードの使い方ですが、ただ巻きで使用するとローリングアクションでスイミングします。

ローリング幅は比較的大きく、ゆったりとしたピッチで動くのが特徴的ですね。

フラットサイドな形状をしているので、ローリングした時のフラッシングによる明滅は強くなっています。

しかし、波動自体は派手ではないので、食わせ能力を意識したミノーになっていますね。

特に、デッドスローで巻いた時のヨタヨタしたローリングアクションは非常に良い感じで、潮のヨレや障害物周りを攻める時はデッドスローの巻きとポーズを組み合わせるような使い方もおすすめ!

ドリフト

初心者の方はシンプルなただ巻きやポーズを組み合わせる使い方だけでもOKですが、慣れてきたら風や潮の流れを利用するドリフトも超おすすめです。

先ほど紹介したようにウェイトの入れ方を工夫し、その時の状況にあった流し方をするのが釣果アップにつながります。

ヒラフィードをドリフトで使う場合は

  1. 風や流れを計算し、狙うスポットに流れる位置にルアーをキャスト
  2. ロッド操作またはリーリングでウェイトを入れて水面直下に潜らせる(ウェイトは全部入れる or 2つだけ入れる)
  3. ルアーを流し込む。基本はルアーが動かないくらいの状態でOK
  4. 狙いのスポットに入ったらテンションを少し強めに掛け、ヨタヨタとローリングさせて一点で留める

こんな感じのパターンをよく使います。

流し込む際はあまりルアーを泳がせることは意識せず、フワフワと漂わせるのが私の基本スタイル。

ヒラフィードは使用するフックや塩分濃度によってスローフローティングになったり、サスペンド気味の超スローシンキングになる特徴があります。

もともとレンジが深く入らないミノーなので、ドリフトで使用する時は少し重ためのフックを使い、サスペンド~スローシンキングに調整するのが私の好み。

そうすることで、少し荒れた状況下でもミノーのコントロールを失いにくくなりますし、フッキング率も安定しやすいと感じます。

ヒラフィード ヒラスズキ

ヒラフィードを水面直下に入れてジワジワ流し込み、払い出す潮が利くスポットで留めると「ドンッ」と良いアタリで良型ヒラスズキをキャッチ。

ジャーク

私の場合は食わせのミノーイングがほぼ100%なのでほとんど使いませんが、ロッドアクションを入れてもヒラフィードは中々良い動きを見せてくれます。

ロッド操作時の抵抗感は軽く、左右にキレのあるダートを見せながらフラッシングを発生。

ただ巻きやドリフトで食わない時の最終手段だったり、青物狙いにおすすめですね。

適したシチュエーション

ヒラフィードは水面直下を狙うのが得意なミノーになります。

私がヒラフィード(フィードシャロープラス)をよく使う場面としては

  • 凪~やや荒れくらいで、そこまでサラシが濃くない・波のパワーが強くない時
  • 手前が浅くなっている磯やゴロタ場・サーフ・テトラ帯・河口など
  • 水面に岩がボコボコ出ている場所のポケット狙い
  • 水面付近にベイトフィッシュが見える・魚がボイルしている

このような状況下で使い勝手の良さを発揮します。

かなり海が荒れていたり、魚のレンジが低い時は使いにくいこともあるのでローテーションは必要です。

ローテーション・使い分け

シーバス・ヒラスズキ狙いにおいて、ヒラフィード(フィードシャロープラス)と使い分けがしやすいミノーの例を紹介すると、

  • サスケ120裂波:ハイピッチのローリングでスローに探りたい。潮抜けを軽くしたい
  • ログズ124F:遠投性を上げたい。少し下のレンジでミノーをロールさせたい
  • TKLM120:海面がザバザバしていて流されてしまう時

これらは若干特性に違いがあり、比較的ローテーションしやすいと感じます。

サスケ裂波 ヒラスズキ 釣果

サスケ裂波は超定番のリップレスミノーですね。

ヒラフィードよりもヘッドが小さくてアクションはハイピッチで軽快です。
ヒラフィードだと操作感が少し重たい時にもおすすめで、どちらもドリフトやデッドスローの巻きで実績十分。

デッドスローで操作するとローリング、巻き速度を上げるとウォブルが混じります。

ログズ 釣果

バスデイのログズは非常によく飛び、悪条件下でも投げやすいミノー。

このミノーも明滅がハッキリとしたローリングアクションで動くんですが、ヒラフィードよりも少し下にレンジが入ります。
やや荒れ気味な状況など、もう少しだけレンジを入れたい時にもおすすめですよ!

ヒラスズキ 釣果 TKLM

TKLMはヘッドがかなり大きいリップレスミノー。
潮を受ける面積が大きく、水面直下に素早く入れやすくなっています。

少し横方向にミノーが流されやすかったり、シャロー系ミノーが泳がせにくい状況下での安定性・使いやすさが非常に優秀ですね。

▼外洋のシーバスゲームやヒラスズキ用ミノーを探している方は【ヒラスズキ用ミノーのおすすめ・選び方徹底解説】を参考にどうぞ。
全て公平な視点で使い比べて魚を釣り上げ、使いやすいものを特徴と合わせて紹介していきます

フックセッティング

ヒラフィード フックセッティング

ヒラフィード(フィードシャロープラス)のフックセッティングですが、中軸の#4を使うとスローフローティングになります。

だいたいPE1.2号程度までを使用するなら、ベースとして使っているのがオーナーのSTX-45ZNの#4ですね。

サーフやオープン気味の磯などを攻める時に使いやすいフックです。

一方でヒラスズキ狙いなど、PE1.5号~2号クラスのラインを使って強めに負荷を掛ける時はフックをワンランク強くして対応します。

この場合はオーナーのSTX-58の#4を基本に、BKK Fangs63の#4も使っていますね。

これらのフックを使用すると浮力が弱くなり、サスペンド~超スローシンキングになります。

一枚下のレンジでフワフワさせやすくなるので、ドリフトで使う時など、浮力を抑えたい時に使いやすくなります。

また、中軸フックで浮力を抑えたい時はスプリットリングを太軸のものに変えたり、リングをワンサイズ上げるチューニングもおすすめ。

まとめ!

ヒラフィード ヒラスズキ 釣果

今回はゴーフィッシュのヒラフィード128GP(タックルハウス フィードシャロープラス)のインプレをしました。

  • シャローランナーとしてはあまり潜らず、水面直下を攻めるのが得意なミノー
  • 飛距離はそこそこ。風が吹くと少し姿勢が乱れやすいか
  • アクションはゆったりめのワイドなローリング。波動自体はナチュラル
  • ドリフトで使う時はウェイトの入れ方で姿勢の調整が可能
  • 凪~少し荒れ気味の時や、浅い磯やゴロタ狙いにおすすめ

要点をまとめるとこんな感じですね。

魚に警戒心を与えない範囲内でのローリングアクションが特徴的で、狭いエリアを時間を掛けてドリフトで漂わせたりするのが得意!

状況によってもう少し下のレンジに入るミノーと使い分けることで、より効果を発揮しますよ!

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