バスデイ ログズを徹底インプレ・使い方のコツ解説!

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バスデイ ログズ インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はバスデイから発売されているソルト用ミノー、ログズの特徴や使い方などを詳しくインプレ。

ログズはキレの良さとナチュラルな波動をバランスさせたシャロー用ミノーで、これが中々良い感じ!

私は磯のヒラスズキ狙いにて使用していますが、厳寒期の厳しいシーズンにも関わらず、安定した魚の反応を得ることができましたね!
基本性能がキッチリ備わっている、バスディらしいミノーですな。

忖度なしにインプレしていくので、ミノー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住
  • 現在は魚釣りで生計を立てています
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

ログズのスペック・ラインナップ

ログズ124F/S

  • 全長:124mm
  • 重量:22.5g・24.4g
  • フック:#5

ログズ124は小さい方のモデル。

12cmクラスのミノーなので、漁港内~サーフ・磯まで、汎用性が高くなっています。
私が使用しているのはログズ124のシンキングモデルですね。

ログズ140F/S

  • 全長:404mm
  • 重量:29.5g・31g
  • フック:#4

ログズ140は30gクラスのミノーになります。

主に外洋に面したサーフや磯など、大場所狙い向きのサイズ感。
中型青物狙いにも使いやすいモデルですね!

ログズを「サクッと」インプレ!

ヒラスズキ ログズ

ログズの使用感を詳しく解説する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:良好!
  • レンジ:50cm前後~1m弱くらいまで
  • アクション:非常にキレのいいローリングアクション。立ち上がり抜群!
  • 使い方:ただ巻き・可変リトリーブ・ドリフト・ジャークなど
  • 気になる点:ウェイトを入れる時にルアーが少し飛んでしまうことがある
  • 適したシチュエーションなど:リップレスミノーだとアクションのキレが出ないが、波動自体は強くしたくない時におすすめ!

ログズを簡単にインプレするとこんな感じですね。

リップ付きミノーらしいアクションのキレを確保しつつ、波動自体はマイルドで魚に警戒心を与えにくい仕上がり。

活性が低いシーバスやヒラスズキなど、気難しい魚を丁寧に狙う時にかなり強い武器になりますよ!

飛距離

重心移動システムでカッ飛び!

ログズは重心移動システムを搭載したシャローランナー。

TSL(トーションスプリングロックシステム)という重心移動システムを採用していて、内部のタングステンウェイトが前後に動きます(TSLの解説はこちら)。

キャスト時の抵抗感は軽く、向かい風が10m以上吹き付ける状況下でもスムーズに振り抜けるバランス感があります。

また、キャスト時のウェイトの乗せやすさ・空中での飛行姿勢の安定性も文句なしで、「スカッ」という軽快な振り抜き感とともに、綺麗にキャストすることが可能。

私の場合は2号のPEラインを使って険しい磯でヒラスズキを狙うことが多いですが、ピンスポットへの投げ込みやすさも十分。
飛距離や投げやすさにおいては全く文句なしのミノーですよ!

実際の飛距離

実際に私が10フィート後半のシーバスロッド+PEライン1.5号のセッティングでログズ124Fをキャストすると、無風時でだいたい60m台前半、65m弱ほどの飛距離ですね。

メーカーのテストでは平均75mとありますが、やや太めのPEライン1.5号ではそこまで飛ばない感じ。

1号や1.2号など堤防やサーフ用の細いラインで使用すれば、ある程度キャストに慣れている方なら70m前後以上飛ばせると思います。

よく飛ぶことで知られているシマノのサイレントアサシン129Fと比較すると、私の場合はログズの方が5mくらいは飛距離が伸びています。

レンジ

ログズの泳層ですが、使用する場所の足場の高さなどによって変化しますが、ログズ124Fはだいたい50cm前後~1m弱くらいを探るのが得意ですね。

ログズ リップ

ログズのリップはかなりショートで丸っこい形状。

引き抵抗は軽いミノーですが、一般的なリップレスミノーよりも水掴みは良いですね。
ある程度海が荒れていても、一枚下のレンジをしっかり通すことが可能。

払い出す潮に乗せてリーリングをしなくてもある程度海中で踏ん張ってくれ、粘りもまずまず。

水面から一枚下の美味しいレンジを丁寧に探れるミノーですね。

ログズのアクション・使い方

ただ巻き

ログズのアクションですが、ローリングのキレの良さが大きな特徴ですね。

強いウォブリングで強く水を押すのではなく、ヒラヒラと光の明滅を伴うロールで魚に誘いを掛けられます。

アクションの立ち上がりは非常に良く、デッドスローの巻きで使ってもしっかり動きますね!

広い範囲を流す使い方もできますし、私のように磯のピンスポットや流れのヨレなど、「ココ」という場所で確実にミノーを泳がせることができて使いやすいですね!

バスデイ ログズ ボディ形状

やや体高が有るボディはフラッシングが強く、明滅によるアピール力は強いです。

しかし、操作感は比較的軽く、ルアーの波動自体も抑えめ。
キッチリ動きはするものの、大味感は無いミノーになっています。

まるなか

立ち上がりが非常に早い、絶妙なローリングアクションがかなり良い感じ!
キレがありつつ、波動自体は強くないからスレた魚を狙う時にも使いやすいよ!

可変リトリーブ

ただ巻きの応用版になりますが、磯ヒラスズキがメインの私にとっては、多用する使い方の1つになります。

流れのヨレなど、狙うポイントの中でも「魚が居ついている可能性がより高いスポット」が存在している時に効果的ですね。

一番良さそうなスポットの向こう側にルアーをキャストし、一旦はスローリトリーブでミノーを泳がせてきます。

その後、狙いの場所にミノーが入ったら、巻き速度を落としてドリフト気味に漂わせたり、逆に一瞬ハンドルを速く巻き、ローリングのピッチを変化させます。

この動きの変化により、食わせのきっかけを与えるというわけですね。

ログズはアクションレスポンスが非常に良いミノーなので、わずかな巻き速度の変化でもしっかり答えてくれますよ!

ログズ 釣果

水温が低くて魚が低活性な状態でしたが、デッドスローの巻きを中心とした最小限の可変リトリーブで狙い通りのスポットからヒラスズキをキャッチ。

最小限の誘いにもキッチリ反応してくれるミノーなので、狙い通りに操作しやすいですね!

ドリフト

可変リトリーブと並んで多用しているのがドリフト。
払い出す潮の流れを利用してログズを操作します。

基本的な流れとしては、

  1. 着水したら、ロッドを軽く煽る or リールを少し速く巻いてウェイトを前方に入れる
  2. 軽くラインを張ってユラユラとミノーをロールさせながら流し込む
  3. 狙いのスポットに入ったらテンションを調整し、ミノーをとどめる
  4. 食わない時はリールを1瞬少しだけ速く巻き、ミノーを10~20cm位ロールさせながら引っ張る

こんな感じが基本パターン。

ドリフトはコツを掴むまでは何をやっているのか分からない状態になりやすいですが、一度見につけてしまえば非常に強い武器になります。

ログズ ヒラスズキ

ログズは弱い入力やちょっとしたリーリングでもキッチリ反応し、ローリングアクションを発生します。
ドリフトとの相性も非常に良く、シーバスやヒラスズキ狙いにおいて強い武器になりますよ!

ジャーク

私の場合は食わせの釣りがメインなのでほとんど使いませんが、デイゲームのシーバスや青物狙いではジャークも効果的ですね。

ログズにロッドアクションを与えると、左右にキレのあるスライドを見せながらヒラ打ちダートを発生させます。
リップサイズが小さいのでブレーキが掛かりにくく、アクション後は良い具合に左右にスライドしてくれますね。

2~3回ほど連続でスライドさせ、ポーズを入れて動かすのが基本パターンかな。

気になる点

ウェイトが入るまでの間

ログズは重心移動システムを採用しているわけですが、シマノのばね式などとは違い、着水後に自分でウェイトを戻す動作が必要になります。

基本的にはスムーズにウェイトが入りますが、磯のような場所で使用した時、足場が高かったり、かなり横風が強く吹いていると、ウェイトの入りが少し遅くなることがあります。

この場合は海面を若干滑ってしまったり、軽く飛んでしまうことが多いですね。
ウェイトが入りにくい時は、ロッドを少し強めに煽ったり、リールを「グリグリッ」と速く巻いて対応します。

使いにくくてストレスが溜まるほどではありませんが、状況によっては少し気になるかも。

フック強度

ログズは3フック仕様のミノー。
特に124を使う時は、状況よってはフック強度がやや足りなくなりやすいです。

磯ヒラスズキや青物狙いの場合は注意が必要ですね。
やや太軸のフックを搭載していますが、ラフにやり取りすると#5では伸びますね。

ログズ フック強度

風速15m前後のかなり荒れたコンディションの中、4kgほどのヒラスズキを掛けて強引にやり取りしたら、フックが変形してバラしました。

負荷を強く掛けて使用するなら、やはり2フック仕様のミノーの方が安心して使うことができます。

適したシチュエーションなど

シーバス・ヒラメ・ヒラスズキ・青物等に

ログズはややナチュラルなローリング系のミノーで、魚種問わずに何でも使えます。

シーバス狙いはもちろんですが、遠浅サーフのヒラメやマゴチ・磯ヒラスズキ・中型青物等にもしっかり対応。

非常に優秀な重心移動システムの効果で、投げやすさは非常に優秀。
港内~外洋に面したサーフや磯・防波堤など、フィールド問わずに使えますね!

やや波動を落としたい時におすすめ

ログズはシャローランナーとしてはそれほど波動は強くなく、操作感も軽めです。

ですので、魚に対して存在感を強く見せつけて食わせるミノーではなく、食わせ能力をやや重視しています。

人的プレッシャーが掛かっていたり、低水温・潮の流れが悪い時など、魚が居ても口を使ってくれないような時、特に使いやすい印象です。

ハイピッチローリング+やや体高が有るボディによる明滅で魚を誘いつつ、波動はマイルドなので見切られにくいのがログズの良さですね!

ローテーション

ログズと他のミノーのローテーションですが、個人的に好きなのがシマノのサイレントアサシン129Fフラッシュブーストのインプレッションはこちら)。

ヒラスズキ サイレントアサシンフラッシュブースト

サイレントアサシンフラッシュブーストも魚種・フィールド問わずに使えるオールマイティーなミノーなんですが、ログズよりもややウォブルが強く、波動・操作感が大きめなんですね。

サイレントアサシンもカッ飛びのミノーなので、悪条件下での使い心地も安定しています。

ログズだと少し存在感が弱い時や、踏ん張りが利かせにくい時のローテーションにおすすめですよ!

▼外洋のシーバスゲームやヒラスズキ用ミノーを探している方は【ヒラスズキ用ミノーのおすすめ・選び方徹底解説】を参考にどうぞ。
全て公平な視点で使い比べて魚を釣り上げ、使いやすいものを特徴と合わせて紹介していきます

まとめ!

ログズ ヒラスズキ

今回はバスデイのログズのインプレをしました。

  • TSL重心移動システムでカッ飛び!
  • だいたい50cm前後~1m弱くらいまでのレンジを引きやすい
  • 非常にキレのいいローリングアクションは立ち上がり抜群!
  • 巻きの釣り・ドリフトの釣り両方に対応
  • シーバス・ヒラスズキ・ヒラメ・青物狙いなどオールラウンド
  • 状況によっては、ウェイトが入るまでの間に滑ったり水面を軽く飛ぶことがある
  • 3フック仕様なので、強引なやり取りをするとフックが伸びる可能性あり

要点をまとめるとこんな感じですね。

絶妙なローリングアクションはレスポンスが良く、自在に操作して食わせることが可能なミノーになってますよ!

これは中々良い感じのミノーで、気に入って使ってます★

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