こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はよつあみのショックリーダー用ライン、エックスブレイドD-SPECアブソーバーの特徴や使用感について、詳しくインプレしていきます。
D-SPECアブソーバーはナイロン素材のラインですが、ナイロンリーダーとして非常にオーソドックスな使用感になっています。
最近は耐摩耗性を意識したショックリーダーや、しなやかさを重視したものなど、アイテムによって特性は様々です。
このラインは、その中でも比較的癖があまり無く、いい意味で「普通のナイロンリーダー」という印象ですね。
忖度なしにインプレしていくので、ショックリーダー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り～ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- 一年を通じで平均週4ほど、ヒラマサやヒラスズキシーズンはほぼ毎日地磯へ出掛けています
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
D-SPECアブソーバーのラインナップ
- 素材：ナイロン
- 太さ・号数：5号～40号(20LB～140LB)
- 長さ：30m
D-SPECアブソーバーは、中型魚～大型魚狙い対応のリーダー用ラインになります。
シーバスやヒラメ～10kg台程度の青物狙い等に使いやすいところが揃っていますね！
D-SPECアブソーバーを「サクッと」インプレ！
D-SPECアブソーバーの使用感について、まずは簡単にまとめておきます。
- コスパ：比較的優秀
- 色：一般的なクリア
- しなやかさ：ナイロンラインとしては平均的だが、硬さは全く目立たない
- 強度：平均
- 結束性：太号数でも比較的スムーズに結束可能
- 耐摩耗性・耐久性：平均クラス
- 伸び：平均クラス
ざっくりインプレするとこんな感じですね。
これといった際立つ性能はありませんが、逆に言えば安定した使用感で癖が無いナイロンリーダーという印象です。
私が使っているのは80LBと100LBになりますが、マイルドな質感で使いやすいですよ！
コスパ
D-SPECアブソーバーのコスパに関しては、実売価格で1000円前後のことが多いかな。
一見するとかなり安く感じますが、巻き量が30mなので、購入時は少し注意が必要です。
50m巻きのものよりも当然安くなりますが、30m巻きはリーダーを2ヒロや3ヒロ確保して使うと、思ったよりもすぐに無くなるんですよね。
特に私の場合は、根ズレしやすい磯のヒラマサやブリ狙いで使用する機会が多く、消耗が結構激しいので。
これは使い方にもよると思いますが、個人的には少し高くなっても良いので、50m巻きの方が使いやすいと感じます。
一方、初心者の方やお試しで買ってみたい方には、かなり手に取りやすい価格なのは良いと思いますね。
ラインの色
D-SPECアブソーバーの色ですが、一般的なクリアカラーになります。
画像だとよくわからないと思いますが、若干白っぽいようにも感じますね。
ただ、耐摩耗系のかなり白っぽいナイロンリーダーのような色合いではなく、しっかりと透明感はあるので、色付きのラインが苦手な方でも特に気にせず使えます。
私の場合、中～大型魚狙いではラインの色はそれほど気にしていないので、特に不満などはありません。
しなやかさ・硬さ
ナイロンリーダーといっても、アイテムによって仕上げに違いがあり、好みが分かれてくるポイントになります。
今回インプレしているD-SPECアブソーバーは、いわゆる普通の・しなやかなナイロンラインという印象を持っています。
私が使っているのは80LB・100LBですが、ノットの締め込みやキャスト時のガイド抜けなどにおいて、マイルドでちょうど使いやすいバランスに仕上がっています。
やや硬めのナイロンリーダーと比較すると、太号数でもハリ・コシがあまり目立ちません。
使用を続けると吸水して更に柔らかくはなりますが、ナイロンリーダーとして平均的な硬さになっているので、好き嫌いは比較的出にくいかな。
強度
ラインの強度に関しては、ナイロンリーダーとしては平均くらいでしょうか。
バリバスのオーシャンレコードショックリーダーなど、細いものと比較すると、少し太い仕上がりです。
しかし、硬さが目立たないリーダーなので、80LBと100LBを使った限りでは、普段よく使っているサンヨーナイロンのソルトマックスショックリーダーなどと比較しても、特に違和感は感じませんね。
これまでにブリやヒラマサを掛ける中で、変なラインブレイクなどは一度も起こっていません。
結束性
ラインの結束性については、80LB・100LBをPE3号や5号・6号、スペーサー用のPE8号や10号などとFGノットを組んでもスムーズに、しっかりと食い込んでくれますね。
ナイロンラインらしい、フロロカーボンにはないしなやかさ・柔らかさはありますが、コシが無くてすぐに折れ曲がったりはしません。
普段ルアーとの結束は巻き結び+ハーフヒッチをメインにしていますが、ノットを組む時に程よいしっかりとした感触がありつつ、スムーズに締めこめます。
硬めのナイロンラインよりも、締め込み時の抵抗感はやや少なめに思えますね。
耐摩耗性・耐久性
D-SPECアブソーバーの根ズレへの強さですが、ひときわ目立つ強さは感じませんが、特に傷が深く入るような印象もなく、私としては平均クラスに思えます。
やや硬めの耐摩耗系のショックリーダーと比較すると、スレへの強さは「ほんの少し劣るくらいかな？」という感じもしますが、多少根ズレして表面がザラザラになっても、しっかりと耐えてくれた場面も普通にあります。
なお、使用を続けると吸水して少しラインが柔らかくなりますが、硬めのナイロンラインと比較すると、吸水による劣化は少し目立ちにくい傾向を感じますね。
伸び
ラインの伸びやすさに関しては、ナイロンショックリーダーとして平均クラスに感じます。
しなやかさを重視したタイプのナイロンよりもやや粘る感じはしますが、負荷に応じた程よい伸縮性はあり、足場から5mほどの地点でのヒラマサのヒットでもしっかり対応できました。
強引なファイトによるフックの変形や口切れなどをちょうど良い具合に防ぎつつ、伸びすぎないことで、キャスティングのみならずジギングにも十分使えるリーダーです。
狙う魚種や釣り方問わずに使用できる、汎用性が高いラインですよ！
このヒラマサはまさにピックアップ寸前で、目の前で超豪快にバイトしてきましたね。
一気に反転されてかなりギリギリのやり取りになり、少しラインが岩に擦れてザリザリになりましたが、ブレイクせずにキャッチできました。
まとめ！
今回はよつあみのエックスブレイドD-SPECアブソーバーのインプレをしました。
- ややしなやかだが、柔らかすぎずで使いやすい万能型のナイロンリーダー
- コスパは優秀だが、30m巻きなので使い方によっては無くなるのが少し早め
- 直線強度は平均クラス。細いナイロンリーダーよりもワンランク太め
- 強度は平均的。特段の強さは感じないが、簡単にブレイクするようなことは無く、十分信頼して使っている
- ナイロンらしいしなやかさがあり、結束性は比較的優秀。太号数でもノットはキッチリ組める
- 耐摩耗性は平均クラス。フロロカーボンよりも鋭い障害物には弱いが、磯のキャスティングゲームでも問題なく使えている
要点をまとめるとこんな感じですね。
ナイロンリーダーとして非常にバランスが良く、普通に使える癖が無いラインという印象です。
比較的コスパも良いので、初心者の方にも使いやすいおすすめリーダーの1つですよ！
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