こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はゴーフィッシュから発売されているチヌ対応ポッパー、CPSW64(チャグポップSW64)の特徴や使い方を詳しくインプレ。
チャグポップSWは見た目こそシンプルで可愛らしいポッパーですが、使い心地は非常に良いですね！
ポッパーとして必要な要素をバランスよく備えていて、アクションも中々好みです。
忖度なしにインプレしていくので、チヌ用ポッパー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 渓流釣りやタナゴ釣り～ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
チャグポップSW64のスペック
- 全長：64mm
- 重量：8g
- フック：#8
ゴーフィッシュのチャグポップSW64(CPSW64)ですが、もとはスミスのバス用ポッパーのチャグポップ64のフック・カラーカスタムバージョンになります。
なお、チャグポップSW64には「スマッシュW」というモデルもあり、こちらはタングステンウェイトを追加したモデル。
重量は0.4gアップの8.4gと、塩分濃度が高い場所などにおすすめです。
私は流入河川周りや内湾の小磯・ビーチなどで通常モデルを使用しています。
生産数が少ないルアーなので、入手は少し難しいことがあります。
チャグポップSW64を「サクッと」インプレ！
チャグポップSW64の使用感について、まずは簡単にまとめておきます。
- 飛距離：比較的優秀
- 浮き姿勢：ベーシックな斜め浮き
- アクション：ロッドアクションの強さによってポップ音を使い分けできる
- 使い方：ワンテンポのポッピング・ドッグウォーク・ダイビングなど
- 適したシチュエーションなど：やや浮力が強いので、河川周りなどの塩分濃度が低めな場所向け
ざっくりインプレするとこんな感じですね。
見た目はシンプルで可愛らしいポッパーなんですが、様々な誘い方に対してしっかり答えてくれる使いやすさが光ります。
飛距離
チャグポップSW64の飛距離ですが、PEライン0.8号+7フィート中盤のチニング用タックルでキャストすると、無風時でだいたい40mほどの飛距離ですね。
投げやすさ・遠投性能としては比較的優秀な分類で、カッ飛びとまではいかないものの、遠浅なフィールドやウェーディングゲームなどでも特に問題なく扱えます。
ウェイト位置はこんな感じで、ボディの後方に球状ウェイトを配置。
シンプルな内部構造ですが、飛行姿勢は比較的安定していて、投げやすさは悪くありません。
全体的にスミスのルアーは派手さは無いものの、使いやすいものが多くて私は好きですね！
浮き姿勢
チャグポップSW64の浮き姿勢ですが、典型的な斜め浮き。
真水に浮かべてみるとこんな具合で、スタンダードな浮き姿勢です。
海水域で使うと、やや浮力が高くなります。
チャグポップSW64のアクション・使い方
ワンテンポのポッピング
チャグポップSW64の使い方ですが、1つめはシンプルなワンアクション→ショートポーズの繰り返しになります。
ロッドアクションの強弱で音質が変化し、
- 軽めの操作：甘いサウンドで比較的ナチュラル
- 少し強めに操作：「パコン」「コポン」というような捕食音に近いやや強めのサウンド
こんな感じになります。
チヌの警戒心が高い時や、ピンスポットをネチネチ狙う時は甘めのサウンドで。
一方、リアクションバイトを狙いたい時など、魚を引っ張り上げるパワーを重視したり、魚を興奮させたい時は、捕食音系のサウンドで誘い出すのが私の好みですね！
なお、チャグポップはカップ形状に少し特徴があります。
ラインアイからヘッド下に掛けて盛り上がった形をしているんですね。
この形状はアクションを与えた時のスプラッシュの飛び方に影響を与えているようで、一般的なポッパーよりも前方に強く飛沫を飛ばせます。
特に、少しロッドアクションを強くして捕食音系のサウンドを発生させた際にスプラッシュも強くなり、魚を興奮させる作用が強くなるような印象ですね。
よく考えて作られているポッパーですよ！
捕食音系のサウンドで探りを入れ、年無しサイズの良型チヌをキャッチ。
スプラッシュとサウンドでチヌは興奮したようで、2匹のチヌがポッパーを奪い合う感じで食ってきましたね。
ドッグウォーク
チャグポップSWはドッグウォークアクションも得意なポッパーですね。
連続で軽いロッドアクションを与えて操作すると、ピョコピョコと軽くヘッドを水面下にダイブさせるような動きを見せつつ、首を振って誘うことが可能。
メインとしてはワンテンポのポッピングを使うことが多いですが、よりピンポイントでネチネチ誘いたい時や、スプラッシュさせるとチヌが嫌がる場面で使いやすいアクションですね！
内湾のビーチをチャグポップを使ってランガン。
見えチヌが居たのでドッグウォークで誘うと1発でヒット。
サイズは大きくありませんが、非常に綺麗な個体でしたね！
ダイビング
オールラウンドに使えるチャグポップSWは、ダイビングアクションで誘うことも可能。
優しめのジャークやリーリングで水面直下に沈めて使うと、ユラユラとややゆったりめのピッチでテールスイングをしながらスイムします。
使用頻度としては高くありませんが、ポッピングやドッグウォークだと魚の捕食スイッチが入らない際のスパイス的な感じで時々使います。
適したシチュエーションなど
チャグポップSWは、ボリューム感・アクションの質など、チヌ用ポッパーとして汎用性が高くてかなり使いやすいですね。
やや浮力が強めなので、基本的には河川周りや内湾など、それほど塩分濃度が高くない場所で使い勝手が良いと感じます。
また、足場もそれほど高くない釣り場の方が安定してアクションを与えやすいですね。
人が多くて人的プレッシャーが高くなっている居着きのチヌを狙う際は、チャグポップよりも小さめな50mmクラスの小さなポッパーを使うこともあります。
しかし、かなり難しい状況を除けば、トップチヌ初心者の方にも比較的使いやすくておすすめできる存在ですね！
内湾のスレたチヌを近距離戦で狙う時は、ライトゲーム用の50mmクラスの小さなポッパーが強かったりします。
沢山ルアーを揃える必要はないですが、釣果を安定させるためには最小限の使い分け・ローテーションは必要になってきます。
▼チヌ用の使いやすいポッパーを探している方は【チヌ用おすすめポッパー・選び方の基本徹底解説】を参考にどうぞ。
実際に管理人が使い比べて魚を釣り、使いやすいものをそれぞれの特徴と合わせて紹介します
まとめ！
今回はゴーフィッシュのチャグポップSW64のインプレをしました。
- スミスのチャグポップのソルト対応バージョン
- 汎用性が高く、様々な誘い方にしっかり対応できる
- 浮力がやや高めなので、汽水域や内湾の釣り場向き
- ロッドアクションの強弱でポッピング音を調整できる
- オールラウンドに使えるが、ハイプレッシャーでスレた居着きのチヌを狙う時は一口サイズのポッパーにローテーションするのがおすすめ
要点をまとめるとこんな感じ。
見た目はシンプルなポッパーですが、チヌやセイゴ～フッコ狙いなどに使いやすいおすすめアイテムですよ！
年無しサイズの大型チヌの実績もあり、使いやすいです。
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